古武道コンサート「愛を奏でる」in東京オペラシティ
今年も古武道の秋がやってまいりました♪
古武道コンサート「愛を奏でる」
2012年9月25日(火)19:00開演
東京オペラシティ コンサートホールにて
[演奏曲]
翼
TANGO-J
River of Dreams
アメイジング・グレイス※道山さんソロ
荒城の月※古川さんソロ
リゴレット※妹尾さんソロ
ハンガリー狂詩曲第2番
マンドリン協奏曲
ブラームス/交響曲第3番第3楽章
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番第2-3楽章
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百花繚乱
燃える秋
見上げてごらん夜の星を
風と共に去りぬ
海の上のピアニスト
ニュー・シネマ・パラダイス
タイタニック
地平を航る風に
リベルタンゴ
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イツクシミ※古武道ver.
七夕に浅草公会堂以来、2ヶ月半ぶりに古武道コンサートへ。
…まあその間に、サイトウキネンのオペラやスペシャルコンサートで古川さんの姿を拝見し、「伝統芸能の今」の小淵沢での公演で道山さんを拝見し、NHKの番組で道山さんと妹尾さんの演奏をお聴きし、…と色々とイベントはあったのですけどね。
この東京公演が、今年の古武道コンサートツアー初日でした。
今までのコンサートとちょっと違うのが、今回は映画音楽をとくにたくさん取り上げて演奏しているところ。クラシックの曲でも、映画のなかで印象的に使われている曲が選ばれたりしていました。
コンサートでオリジナル曲をたくさん聴きたい!というのもあるのですが、映画は個人的に大好きなジャンルでもあるので、合間に映画のお話をされるのを聞きながら演奏もお聴きすると、自分のなかにあるイメージが広がっていく感じもして、もちろん古武道らしい心地良い音色を存分に堪能して、本当に素敵で楽しく幸せな時間を過ごさせてもらいました。個人的には、「ニュー・シネマ・パラダイス」がとても素敵だったなあというのと、あとは何度も見ている「タイタニック」のテーマは大きな海が広がるような感覚や切なさが蘇るようだったのが印象に残りました。
それから今回はたまたま妹尾さん側の端っこの席だったので、ラフマニノフのピアノ協奏曲や、妹尾さんがソロで弾いた「リゴレット」(ヴェルディ作の歌劇曲をリストがピアノ用に編曲したもの)とか、妹尾さんの手元をついつい見つめている時間がとても多かったです。
道山さんのソロは「アメイジング・グレイス」。何度となく聴いているのですが、何度聴いても、いつ聴いても本当に素敵です。どうしたらこんな素敵な音色が生まれるんだろうなあと、感動しつつもなんだか打ちのめされる感じかもしれません。
そして古川さんのソロは「荒城の月」。そういえばこの曲を古川さんがおひとりで演奏されるのを聴くのは私としては初めてだったかも。渋く情熱的でドキドキで…本当に素敵でした。
トークでも、古川さんや妹尾さんががとても饒舌に映画や映画音楽について語っていたり、広報担当(?)の道山さんによって年末恒例のコンサートについてのお知らせがあったり、まあ色々なことがありましたが、演奏以外にもこういう和む時間が古武道のコンサートに行く楽しみのひとつだったりします。演奏はもちろん大好きですが、ふんわりした感じでお話される妹尾さんや道山さんの雰囲気と、ちょっと辛口な古川さんのツッコミのバランスが絶妙すぎる感じですね…(苦笑)。
さて、ツアーへの参加は残念ながらこの東京公演のみなのですが、それ以外に、八ヶ岳高原音楽堂でのコンサート「アキオト」があり、私のなかでは今年の秋いちばんのイベントになる予定。その前の週は河口湖畔のホールで道山さん×SINSKEさんのコンサートも行われるし…ということで、楽しみな秋の幕開けです。
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