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2012年9月13日 (木)

神様のカルテ2&3

Kamisamanokarute2_2 Kamisamanokarute3
ずいぶん前に読んだものの続編を読みました。

夏川草介
「神様のカルテ2」
「神様のカルテ3」

舞台は信州・松本。365日24時間診療を看板に掲げる病院の内科医・栗原一止が主人公の物語。
「2」は、東京の病院に勤務していた大学時代の同級生・新藤辰也と一緒に働くことになり、学生時代から変わってしまったかのような彼の振る舞いに戸惑うのですが…というお話。一止の一人称で物語は進むので、病院から受け持ちの患者のことで呼び出しがかかっても病院へ来ないとか、そういう態度や自分の知っている彼とのギャップに困惑したりするのを読むと、辰也に対して「どうしちゃったんだか…」と一緒にイライラする感じ。そんななかで、辰也が抱える問題の大きさや深刻さがひしひしと迫るように感じ、お医者さんというのは普段とてもありがたい存在ですが、そのひとりひとりが心や大事な存在をもつ人間なんだなという、ごくごく当たり前のことをあらためて感じました。
「3」では、内科に新しく赴任してきた女性医師・小幡奈美が、とても仕事ができるという最初の印象から、しばしば患者に対して問題のある対応をする…というのが分かり、様々なトラブルが起こり、「2」に引き続き、何なんだこの人は…?という感じで読んでいると、実は痛々しいほどの覚悟をもって医師として働いていることが分かってきて、ここまで、一止のことをとても一生懸命で良いお医者さんだなぁと思いながら読んでいて、それは変わらないながら、もっと別の見方もできるんだなというのに気付かされました。

相変わらず、夏目漱石を敬愛するあまり時代がかった一止の言葉遣いとか、一止が奥さんのハルと住む「御嶽荘」の、なんだか時間が止まったように感じられる空気とか、そんななかでも少しずつ人の心が動いているところにドキドキしたり心地よさを感じて、切なさや悲しさ、もどかしさを感じさせられるエピソードもたくさんありましたが、全体的にとても楽しく読むことができました。

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