さよならドビュッシー前奏曲(プレリュード)
最近ハマってるシリーズ。
中山七里
「さよならドビュッシー前奏曲(プレリュード)要介護探偵の事件簿」
「さよならドビュッシー」の前あたりのお話で、脳梗塞で倒れた玄太郎おじいちゃんが遭遇した事件に挑む短編連作。近くにいたらちょっと嫌かもしれないけど、すごくかっこ良く感じられるおじいちゃんが大活躍で、その様子が介護士のみち子さんの目線でわりと飄々と語られるのがまた楽しい感じ。ただ、この後のお話を知っているだけに少し複雑な思いも抱いてしまうのですが…。
そして「さよならドビュッシー」を読んで好きになってしまったピアニストの岬洋介さんは、最後のエピソードに登場。彼は出てこないんだろうな~と思いながら読み始めたので、しっかり登場していて嬉しかった私(苦笑)。
「おやすみラフマニノフ」を読む前にこれをクリアせねば!というつもりで読みはじめましたが、玄太郎おじいちゃんのかっこ良さに岬さんとは別の意味でドキドキさせられて楽しめました。
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