映画『県庁おもてなし課』
2013年、映画館で観る8作目はこちら。
映画『県庁おもてなし課』
観光促進を目的に“おもてなし課”を設立した高知県庁。しかし若手職員・掛水をはじめとして、何から始めるべきかわからず戸惑うメンバーたちは、観光特使を依頼した地元出身の作家・吉門喬介からお役所気質を駄目出しされ、柔軟な民間感覚を補うべくアドバイスどおり、他部署のアルバイト職員・多紀をスカウトし、さらに、その昔、奇抜な観光プランを提案しながらも県庁を追われた元職員・清遠をアドバイザーに迎えることになり…。
最近大好きでよく読んでいる有川浩さんの原作ということで、だいぶ前から気になっていて、そこへ原作を読んでやっぱり映画も早く観に行こう!とワクワクしながら行ってきました。小説を読んでいて、ここにあるエピソード全部実写で見たい!と思いましたが、まあそれは無理なわけで(苦笑)。でも、映画にしかないエピソードもあったりしつつ、それも、ああこういうのもありかも、と思いながらニンマリしたりきゅんとしたり、でした。とくに駐輪場で掛水くんと多紀ちゃんの自転車が並んでて…っていう場面とか、かなり好きです。
原作を読んだ上で見ると、ああ…ここ結構端折ってるから展開が分かりづらいかも?とか、原作のままの方がここの場面はうまくまとまってるかも?とか思うところも所々はありましたが、映像の強みとして、高知の売り出すべき自然の素晴らしさをたくさん感じられたのが、とても良かったと思います。
そして…映画は高知のお話ですが、長野県民である自分の経験として、他県からお友だちが来て一緒にドライブしているときに、なんでもない山間の道を走っていても、緑の深さやきれいな空気に感動してくれたり、また、長野県を訪れたときにこういうところが良かった!とかを話してくれる人がいたりして、そういう小さなことに逆にこちらが感動をもらうことがあるなあ、ということをあらためて考えることができました。
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