藤原道山×SINSKE「風の響宴 Vol.2」in八ヶ岳高原音楽堂
昨年10月以来、9か月ぶりの八ヶ岳高原音楽堂へ。
前回は古武道だったけど、今回は道山さん×SINSKEさんなのです♪
藤原道山×SINSKE 尺八とマリンバの夕べ
「風の響宴 Vol.2」
2013年7月28日(日)17:00より
八ヶ岳高原音楽堂にて
武満徹/小さな空
中田喜直/夏の思い出
藤原道山/風の響
SINSKE/風の宴
(以下2曲、道山さんソロ)
中尾都山/鶴の巣籠
藤原道山/空
(以下2曲、SINSKEさんソロ)
SINSKE/Notos
SINSKE/風神雷神
H.アーレン/Over The Rainbow
J.S.バッハ/管弦楽組曲より“ポロネーズ”“バディネリ”
チック・コリア/スペイン
SINSKE/月夜浮遊
藤原道山/華~天翔ける龍の如く~
---------------------------------------
ラヴェル・藤原道山×SINSKE/BOLERO for Duo
私、何を隠そう(隠してませんけど…)八ヶ岳山麓に住んでおります。
というわけで、この公演は、同じ週に風神雷神ツアーの公演があって厳しかろうと行かないわけにはいかない!というわけで。八ヶ岳の裾をぐるっと回って行ってまいりました。
昨年10月の河口湖につづく、風の響宴の第2回目。ということで河口湖のときに初演された「風の響」と「風の宴」が一緒に演奏されたのは、その河口湖ぶり。そんな貴重な機会、そして、2日前に聴いた風神雷神ツアーの東京公演とはがらりと変わった演奏曲で、もうこれでもかっていうくらいに私の聴きたくてたまらない曲や素敵な曲の数々に心を奪われる最高に幸せな時間でした。
また、ステージの後ろはガラス張りで木々や山の緑が見え、音楽堂の外から聞こえる鳥のさえずりがおふたりの演奏に重なって、他では味わえないような雰囲気のコンサートでした。そして、おふたりの衣装もツアーとは雰囲気の違う、高原の音楽堂に相応しく落ち着きや爽やかさなども感じられるものになっていて、とても素敵でした。
他では味わえないといえば、このホールではマイクを使わない生音でのコンサートで、生音での演奏は他でも聴く機会がありましたが、このホールはステージをから降りずに客席の後ろを通って上手と下手を行き来できるつくりになっているので、「ボレロ」のとき、道山さんはステージから客席の後ろを通って一周歩きながら演奏されていて、そういう姿や演奏、そこから生まれる音色を見聴きする機会にはなかなか巡り合えない気もします。
東京では2日間、今年のツアーのために作られたりアレンジされた曲をたくさんお聴きできて新しいレパートリーの魅力をじゅうぶん感じることができました。そして八ヶ岳では、昨年のボレロツアーで定番だったけど今年はあまり演奏されていない曲や昨年の秋冬のコンサートで演奏された曲、そして「スペイン」のように今回新しく披露された曲を楽しむこともできました。この数日間で、生で聴きたいなあと思う曲を本当に沢山聴くことができて、すごく幸せでした。
いまのところ秋深くなるくらいまでは、道山さんもSINSKEさんも生の演奏を聴く機会がない予定なのですが、この数日間に触れた音に、しばらくは心をうきうきさせていられそうな気がします。
« 藤原道山×SINSKE「風神雷神」~尺八とマリンバによる世界最小オーケストラ~in東京 | トップページ | 風立ちぬ »
「音楽」カテゴリの記事
- SINSKE 15周年記念マリンバコンサート「Prays AveMaria+」(2019.02.25)
- 古武道新年会vol.5 初春の狂詩曲(ラプソディー)(2019.01.26)
- ごく私的なイベントメモ(2019年分)(2019.01.03)
- 藤原道山&シュトイデ弦楽四重奏団in横須賀(2018.10.27)
- 藤原道山×SINSKE「花-FlowerS-」in名古屋(2018.06.27)
「ライブ」カテゴリの記事
- SINSKE 15周年記念マリンバコンサート「Prays AveMaria+」(2019.02.25)
- 古武道新年会vol.5 初春の狂詩曲(ラプソディー)(2019.01.26)
- ごく私的なイベントメモ(2019年分)(2019.01.03)
- 藤原道山&シュトイデ弦楽四重奏団in横須賀(2018.10.27)
- 藤原道山×SINSKE「花-FlowerS-」in名古屋(2018.06.27)
この記事へのコメントは終了しました。
« 藤原道山×SINSKE「風神雷神」~尺八とマリンバによる世界最小オーケストラ~in東京 | トップページ | 風立ちぬ »
コメント