銀行仕置人
最近はまってる銀行もの。
池井戸潤
「銀行仕置人」
500億円もの融資が焦げ付き、その責任を取らされる形で閑職に追いやられた主人公の黒部一石が、自分に責任を押し付けた人々を追い詰めようと、銀行内外であちこち動き回るお話。
融資の焦げ付きとか、その裏にある不正とか、「半沢直樹」シリーズとかぶる部分が多分にありますが、あえてそういうものを読みたくて選んだ作品なので予想通り、満足。
殺人事件が出てきたり、黒部のキャラクターとか、色々な部分が少しずつハードボイルドっぽかったり、バイオレンスな色が付いているところがまたちょっと違う部分として楽しめたかなあという感じでしょうか。
しばらくは、ずっと以前に読んだものも含めて池井戸潤さんの作品を色々読みたい気がしています。
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