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2014年1月23日 (木)

火の粉

Hinoko 買ったきり読めずにいた本。

雫井脩介
「火の粉」

一家三人殺害事件の被告となった男・武内に無罪判決を言い渡した裁判長・梶間は、それから間もなく退官。その後、官舎から移り住んだ新居の隣に武内が引っ越してきて、梶間の家族たちと交流を始めるけれど、同時に梶間家の周囲では不穏な出来事が続くようになる…というお話。
武内という人は、善意の人ではあるけれど、それと同時に、周囲の人との適度な距離の保ち方が下手な、ある意味気の毒な人なのかもしれません。とはいえ、自分の善意が拒絶されたときに見せる豹変ぶりなどは相当恐ろしかったです。
そんなわけで、武内は真っ黒に有罪なのですが、途中の展開で、いや、もしかしたら違うかも…?と思わせるようなミスリードも絶妙というか、武内と関わる登場人物たちの心の揺れも相まって、読む側もハラハラさせられます。
また、女の勘というべきか、梶間の妻・尋恵や嫁・雪見がそれぞれに武内のことを不審に思うのに対し、良いように取りこまれ最後にとんでもないことになるまで気付かない息子・俊郎や、怪しいと思いながらも自分の下した無罪判決に縛られてなかなか行動できない梶間といった男性陣の動きにイライラさせられつつも、このお話ってホラーなのかな?と思わせられるほどの恐ろしさに、この恐ろしさから早く解放されたくて、結末が早く知りたくて、最後の方は一気に読み終えました。
雫井脩介さんの作品は、つい最近、映画も観に行った「犯人に告ぐ」を久しぶりに読み返す機会がありましたが、そのとき、同じ本を読んだ方たちの、「火の粉」の方が面白かったっという感想をいくつか見て気になって手に取った作品でしたが、なかなか面白かったです。

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