曾根崎心中ほか(現代語訳付き)
浄瑠璃の本を読みました。
近松門左衛門(作)/諏訪春雄(訳注)
「曾根崎心中 冥途の飛脚 心中天の網島」
近松門左衛門が書いた浄瑠璃のなかから男女関係を描いた世話浄瑠璃3作品。
現代語訳と原文を、少しずつ代わる代わる読み進めました。
原文は言葉が難しく分からないところも多いのですが、現代語訳が分かりやすく読みやすかったので、なんとなく内容がつかめた感じ。
どのお話も、遊女とその客が恋仲になり、金銭的なこととか、他の客に身請けさせられそうになったり、進退きわまる問題が起こるのですが、結構な割合で、しかも結構唐突に「心中しよう」とか「逃げよう」という展開に。
物語のなかのことなので心動かされる部分はありますが、現実的に考えてしまうと、こんな男の人いやだ!とか、これで死にたくない!とか思ってしまう部分もありますね…(苦笑)。
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