第九 歓喜のカンタービレ
続けて音楽の本をもうひとつ。
ネット武蔵野(編)
「第九 歓喜のカンタービレ」
ベートーヴェンの第九に、彼の生い立ちや取り巻く時代背景や現代の音楽家の視点から迫り、日本で第九が年末の風物詩として定着するまでの歴史に触れている本。曲にはもちろんすごく心動かされるのですが、シラーが若い頃に書いたという詩からは、若さゆえの力強さや輝きを感じられるところが好きです。また、付属のDVDは演奏に解説が入っていたり、茂木大輔さんのお話も分かりやすく、親しみやすいものでした。
ちなみに、私にとっての第九の思い出は、中学の音楽の授業のときに先生が歌ってくれたことでしょうか。ずっと大人になってからクラシック音楽に興味を持ったり、映画のなかでベートーヴェンの人生や第九の音楽に触れる機会があって、まだ音楽や映画への興味が薄かった頃のその体験を、ふと思い出すことがあります。
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