善光寺御開帳と長野散策
萬斎さんの狂言を観に出かけた長野。
ちょうど善光寺で御開帳が行われている最中ということで、そちらにも出かけてきました。
善光寺の御本尊は極秘物で、この御開帳でも公開されることはありません。7年に1度の御開帳で公開されているのは御本尊と同じ姿をした身代わりの「前立本尊」。
上の写真、本堂のなかの前立本尊の右手と綱で結ばれた回向柱を触ると仏さまの慈悲を受けることができるといわれているのだとか。
前回の御開帳の時には、偶然にも比較的空いているときに訪れられたので、短時間で内陣参拝、お戒壇巡り、お印頂戴、お数珠頂戴と、充実の内容でお参りすることができたのですが、今回は、お参りのほかにも目的地が色々あったので、回向柱にさわらせていただき、外陣参拝でずっと遠くのほうから前立本尊の姿を拝見しました。
それだけでも、普段それほど信心深いほうでもないのに、なんとなくありがたい気持ちになるのは不思議ですね。
次回の御開帳の時にもお参りに来られるといいなと思います。
善光寺をお参りし、ほかの目的地も無事に訪れて(そちらはまたあらためて)、善光寺界隈をぶらぶらしていました。
この日はとてもお天気に恵まれ暑いくらいだったので、ソフトクリームを。これは門前にあるHEIGOROというカフェの前で販売していたプレミアムソフトクリーム。生クリームというか、もうクリームチーズに近いんじゃないかというくらい濃い味のソフトクリームに、本来ならコーンの部分がラングドシャクッキーでできているという、とても特別感あふれるものでした。ここのカフェ、とある方にミルフィーユが美味しいと教えていただいたので記憶に残っていたお店でした。そのうち、店内にも入ってみようと思います。
1週間前に訪れた松本も桜の時期は終ろうとしていましたが、長野も桜はほぼ終わり。しかし大門交差点のところのしだれ桜はちょうど良い具合に咲いていてとても綺麗でした。
長野駅から善光寺までの道で偶然見つけたマンホールのふた。
ちょっと分かりづらいですが…りんごとりんごの花、でしょうか。
色が付いていないのでちょっと地味ですが、外側にぐるっと並んだりんごが可愛らしいです。なんだか立て続けにマンホールの写真を載せていると、そういう趣味じゃないといっても信じてもらえない気もしますが…、本当に違うんです(苦笑)。
いつも長野市へは車で出かけていますが、今回は善光寺周辺での駐車場事情が不安だったので電車で出かけてみました。普段東京方面に出かけるときに特急電車など利用していますが、いつもとは違う方向に進むだけで見える景色は全く違い、なかなか新鮮でした。上の写真は姨捨駅の辺りから見た善光寺平。手前には棚田も見えてます。
電車を利用したので、ものすごく久しぶりに長野駅へ。
さあ善光寺へ向かおう、と外に出てみて、あまりの変わりようにびっくりし、しばらく動けませんでした。北陸新幹線開業で金沢駅の外観をテレビなどで目にする機会はとても多いのですが、長野駅の生まれ変わりぶりも負けてないと思うのは、以前を知っているせいでしょうか。
今回はそれほど内部をあちこち見る機会がなかったので、今度まだゆっくり時間が取れたらいいなと思います。
« 野村萬斎「狂言を楽しむ会」in北野文芸座 | トップページ | 東山魁夷館平成27年度第Ⅰ期常設展示「唐招提寺への道」 »
「旅行」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
« 野村萬斎「狂言を楽しむ会」in北野文芸座 | トップページ | 東山魁夷館平成27年度第Ⅰ期常設展示「唐招提寺への道」 »
コメント