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2015年8月19日 (水)

軽井沢夏の狂言

Karuizawa201508164 Karuizawa201508163_2

今年も夏恒例のイベントへ行ってきました。


軽井沢夏の狂言
2015年8月16日(日)14:00より
軽井沢大賀ホールにて

解説:高野和憲
狂言「苞山伏(つとやまぶし)」
 使いの者:石田幸雄/山人:飯田豪/山伏:深田博治
狂言「隠狸(かくしだぬき)」
 太郎冠者:野村万作/主:高野和憲
狂言「鈍太郎(どんたろう)」
 鈍太郎:野村萬斎/下京の妻:内藤連/上京の女:中村修一


ここの公演では最近数回、解説は萬斎さんがされていたのですが、今年は高野さんがお話してくださいました。狂言を観るときの約束事、たくさん観て慣れてしまうと普通のことになってしまいますが、あらためて説明を聞くと、また興味深いものもあるなあという感じ。「鈍太郎」に出てくる大の月と小の月、上の十五日という部分の解説で、ちょっと「うん?」というところがあり後から訂正するハプニングもありましたけど…(苦笑)。
最初は「苞山伏」。山仕事をしていた山人が昼寝をしているすきに、持ってきたお昼ごはんを誰かに食べられてしまい、後からきて同じく昼寝をしていた山伏と用事があって通りかかった人、どちらが犯人だろう…というお話。もちろん観ている私たちは犯人が分かっていますが、それだけに3人のやり取りが可笑しくて堪らない曲。
続いて「隠狸」。太郎冠者が狸を捕るのが得意らしいと知った主人が、お客を招いて狸汁を振舞おうと考えたものの、狸を捕ることを主人に隠す太郎冠者。ならばと市場で狸を買ってくるように命じた主人と、昨日捕まえた狸を主人に黙って市場で売ってしまおうと考えた太郎冠者が市場で鉢合わせして起こるあれこれのお話。小道具として使われる太郎冠者の持つ(そして主人から必死に隠そうとする)狸のぬいぐるみが可愛くてついつい目を奪われ、酒を飲ませて白状させようとする主人とついついそれに乗ってしまいそうな太郎冠者の攻防が可笑しく楽しいです。
休憩をはさみ最後は「鈍太郎」。3年ぶりに西国から都へ帰ってきた鈍太郎。しかし妻と女は音信のなかった鈍太郎が帰ってきたことを二人は信じず、帰る場所がなくなって出家を思い立った鈍太郎を妻と女が後になって引き留めようとする…というお話。妻と女、二人に「戻ってほしければ~~しろ」という大きい態度の鈍太郎、二人に作らせた手車に乗ってご機嫌な鈍太郎…、当事者(妻と女)だったら結構苦々しいだろうなあとは思いますが、はたから見ているぶんには可笑しくて楽しいですね。「鈍太郎」は今までに、亡くなった万之介さん、その後は万作さん、と何度か見たことがありましたが、萬斎さんの鈍太郎は初めて。演じる方によってそのキャラクターへの感じ方が変わるのを、あらためて感じました。
大賀ホールはとても音響が素晴らしくて、能や狂言に出てくる足踏みで舞台の床を踏み鳴らすときの音もとても心地よく響くので、「隠狸」のようなたくさん舞の出てくる曲はすごく観るのが楽しみな感じです。

Karuizawa201508161 Karuizawa201508162

おまけ。今回、ホールの近くでお祭りが行われるということだったので、周辺の道路や駐車場の状況が心配だったので、佐久平駅に車を置いて電車で軽井沢へ向かいました。
行きはJR小海線としなの鉄道、帰りは新幹線。ホールの目の前に大きな駐車場があるので車で行くのも便利ですが、行きも帰りも軽井沢への出入りで必ず渋滞のなかを走るのでそのぶん時間がかかります。電車を使えばそういう時間のロスがなく、運転で疲れる時間が減るのでとても良いなあと思いました。
なにより、普段乗るのとは違う電車に乗ることも出来てちょっとした旅行気分も味わえるのが良かったです。来年もぜひそうしようと思います。

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