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2016年3月 8日 (火)

テミスの剣(つるぎ)

Temisunotsurugi_3

刑事の鬼と呼ばれる男の事件。

中山七里
「テミスの剣(つるぎ)」

台風の夜に強盗殺人事件が発生し逮捕された男は無実を訴えるも死刑判決が確定し拘置所内で自殺後に真犯人が判明し冤罪が発覚。そして23年後新たな事件が…というお話。
埼玉県警の刑事の鬼・渡瀬警部の若かりし頃と現在の両方が読めて大満足の一冊。自殺した男の両親に会った後、自らの心の中で誓った「もう間違えない」を貫くこと、そしてそれを次世代にも引き継ごうとしている姿、型破りで強引で、良いところばかりではない人ですが、年を経ても青臭い理想を持ち続けているところにとても惹かれます。
そして、他作品とのリンクも見逃せません。部下の古手川が犬養と捜査していた事件「切り裂きジャックの告白」や、高遠寺静判事のその後のお話「静おばあちゃんにおまかせ」はわりと簡単に分かるのですが、冤罪で逮捕された楠木明大の父・辰也が土地を売った製薬会社はおそらく(いえ確実に)「魔女は甦る」と「ヒートアップ」に出てくる研究所を建てた会社でしょう。リンクしている部分に気づかなくても夢中で読める凄い作品ではありますが、中山七里さんの作品を数多く読んでいる身としては、気づけて嬉しいというところです。
この作品のモデルになっているのは、おそらく「袴田事件」かなあと想像しますが、それにしても、冤罪は無実で捕まった人の生き死にに関係なく、その本人はもちろんそれに関わった全ての人がなんらかの傷を負うというのがなんともやるせないです。

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