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2016年8月20日 (土)

北澤美術館

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春くらいからずっと行こうと思っていた北澤美術館に、お盆休みに出かけてきました。
地元民なのになにもそんな混みそうなときに…という感じはありましたが(苦笑)。
現在の展示、ひとつめはガレの作品を中心に、花をモチーフにした作品を集めた「ガレの花園」。ガレの故郷は園芸が盛んな土地だったそうです。そしてガレも花を愛し、自分の家の庭では2500種とか3000種とか言われる、とにかくたくさんの植物を栽培し、作品の創作の糧にもしていて、そのなかにはキクやアジサイなど日本から渡った花もあったのだとか。そう知ると少し身近にガレを感じられる気がします。
展示では、ガレ作品とともに、ガレとは同郷でライバルでもあったドーム兄弟の作品も多く展示されていました。立体感のある作品などインパクトの強い作品も多いガレに対し、ドーム兄弟には可憐に草花を描いた作品が多く、どちらもそれぞれに魅力的で心惹かれるものがあります。とくにそれを感じたのは、ガレとドーム兄弟のそれぞれが青あざみをモチーフにした2点の「青あざみ文花瓶」(作品名同じ)。花や葉っぱや茎などを柔らかい質感と淡い色合いで表現したドーム兄弟の作品と、触ったら怪我をしそうな刺々した様子をシルエットのように表現したガレの作品。モチーフが同じだと、その違いがはっきり分かって興味深かったです。
そして、ふたつめ。ガラス工芸の技法のひとつであるパート・ド・ヴェールという方法を用いた作品の展示。これは、型に色ガラスの粉を詰めて焼き上げる方法。古くは古代エジプトで用いられた技法で、いったんは途絶えたものをフランス人彫刻家が再現に成功、以来多くの作家がこの技法で作品を生み出したのだそう。ただ、この技法を用いた作家の人々は、その技法は秘密にして作品の表現方法を競ったので、作品を見ることはできても、その製造方法は謎に包まれているのだとか。きっと、粉を詰めるときの方法や熱のかけ方など、作家それぞれが試行錯誤して自分の表現したいものを追い求めたんだろうなあ…と思わされます。
みっつめ。これは2階の日本画の展示室。今年度のテーマは「日本画の巨匠 文化勲章受章作家展」。こちらの美術館には私の好きな東山魁夷さんの作品もいくつか所蔵されていますが、今回は「濤声(唐招提寺御影堂障壁画)※リトグラフ」「月明」「月涼し」を見ることができました。どれも、夏の暑さをしばし忘れることができる青や緑が印象的な作品。とくに、「濤声」は、最近、唐招提寺の障壁画をすべて収録した小画集を見たばかりで、やっぱり生で見たいなあという思いをますます強くしました。
久しぶりに訪れた北澤美術館を堪能することができて良かったです。

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