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2017年1月

2017年1月31日 (火)

1月の観たい映画その後

今年もすでに1か月が終わろうしています。
というわけで…今月もいつもの月と同様に、映画館で観た作品を中心にまとめます。
なお、作品名からこのブログ内の感想記事へリンクしています。


今月映画館で観た作品

本能寺ホテル

沈黙-サイレンス-


以上2作品が今月映画館で観た作品でした。
どちらも、公開されたら観に行こうと決めていたものだったので、早めに見に出かけることができて良かったです。
もっと映画を観に出かける時間は取れたはず…とは思いますが、鑑賞数としても、観に行った作品の内容的にも、まあまあの滑り出し…といったところでしょうか。
あと、映画館以外での映画鑑賞ですが、テレビではジブリとか色々な作品が放送されていましたが、なかなか見る機会がありませんでした。
そして、今度観に行くお芝居の予習として友人から借りた「俺たち賞金稼ぎ団」という映画(と舞台)のDVDを見ました。普段自分からはチョイスする機会のない作品でしたが、なかなか楽しめたし、お芝居を観に行くにあたって、モチベーションも上げることができて良かったです。
さて、まずまずの滑り出しで今年最初の1か月を終えることができました。今年の映画鑑賞、楽しんでいこうと思います。

2017年1月30日 (月)

おんな城主直虎:4

おとわ、次郎法師に。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第4回:女子にこそあれ次郎法師

人質の身から解放され井伊谷へ戻ってきたおとわに待っていたのは、得度、そして龍潭寺での修行の日々でした…。
南渓和尚は、井伊の跡取りにつける幼名・次郎の名をとわにつけ、あえて在家ではなく寺での修行をさせることにします。それは、駿府でとわは女子(おなご)のなりをしていても井伊を継ぐべき人物だと感じたから。
しかし、少々型破りではあるものの姫として育てられていたとわに寺での生活は厳しく、道を逸れそうにもなりましたが、鶴丸の助言で「大きくなったら僧として亀之丞の竜宮小僧になる」という道を見つけ、修行に励むように。
そして、とわの父である直盛にも変化が。今川の権威をかさに着て謀反の疑いで討たれた直満の領地を手に入れようとしていた小野を親の敵と付け狙う人物から守り、引き換えに領地の半分を諦めさせる手に出ました。抗弁をする小野に刀を抜いて迫る直盛。でもそこで命を取ることはしない直盛の小心さや優しさ。それはそれで直盛の良い部分ではありますが…戦国の世を生き抜いていかないといけないというと、これがどうなることか…。
そんななか、駿府で合った瀬名姫から、義元の子・龍王丸の妻となることが決まったという手紙が。
…そんなわけで次回は「亀之丞帰る」。いよいよ、役者さんが大人に入れ替わります。今までの子役さんたちも素敵でしたが、これからまたますます楽しみになります。

2017年1月29日 (日)

映画「沈黙-サイレンス-」

Chinmokumovie

2017年、映画館で観る2作目はこちら。

映画「沈黙-サイレンス-」

島原の乱後の日本。
かつての恩師・フェレイラが棄教したとの知らせに、ロドリゴたちふたりの若い司祭が密か日本へ渡ってきた…というところから始まるお話。
原作を読んでいて、この先何が起こるのか知っているのですが、それでもなんというか…、あまりにも辛く哀しく、救いがない物語だ…と思います。
自分のなかに確固たる宗教を持たない私にはよく分からないのですが、信仰をもつ人にとっては、棄教すること、崇拝しているものを足で踏みつける行為、それはすべて、自分というもののすべて、もしくはその一部が無くなってしまうような大変なことなんだろうなあと思います。それを、国が禁止したから…という理由で「転ぶ(棄教する)」ことを強要されるのはどんなにか辛いことだろう…と思います。
それとは別に、日本人の宗教観を「自然のものにしか神を見出せない」と触れている場面があるのですが、日本人としては、それの何が悪いのかわからないなあという気持ちはあります。とはいえ、その日本人らしい宗教観とキリスト教が結びついたとき、それは多分キリスト教とは別の何かなんだ…というのは、それはそうだろうなあと思うし、キリスト教を信じる人々にとってはそれは許しがたいことなんだろうなあと思います。
原作の小説を読んでいるときも、この映画を観ているときも、日本人は、というか幕府は、なぜこんなにも苛烈な弾圧をおこない、しかもフェレイラやロドリゴなどパードレを転ばすことに執拗に拘ったのはなぜだろう…と考えていました。
私はこれは、刀や弓や鉄砲を使うわけではないけれど、外からやってきたキリスト教というものに対する「戦」だったんだろうな…と思います。パードレは敵対する軍勢の大将のようなもの。そういう心のよりどころとなるなるような人を攻略し、下の者の意志をくじき、この先正しく教え導く人を奪っていく…。精神的なきつさで、滅ぼしたい人たちを内から崩していく…、恐ろしい「戦」ではないかと。
キリスト教を布教しようとしていた国にも、宗教を使って日本を思い通りにしようという思惑がなかったとは言えないと思うので、お互い様なのかもしれさせんが…。
現在、世界中で宗教的な問題が根にある争いがたくさん起こっています。それを思うとき、宗教や信仰って人が幸せになるためにあるはずなのに、いつの時代も争いを起こすもとなんだなあ…とやるせない気持ちになりますが、そういうたくさんのことを考える凄い作品に触れることができたのは、幸せなことだと思います。

2017年1月28日 (土)

沈黙(小説)

Chinmoku

映画を観に行く前に。

遠藤周作
「沈黙」

かつての恩師フェレイラが日本で拷問を受けた末に棄教したと知ったロドリゴたち若い司祭が日本へ。そこで知った日本でのキリスト教、そしてフェレイラ、さらにロドリゴたちのたどった道とは…というお話。
日本の信徒たちを救いたいという思い、しかし、自分の存在が彼らの命を脅かし、自分の桔梗によって命が助かるという究極の選択を迫られる状況。そして死や苦痛への恐怖。
そんななかで、信仰、神の存在について考え苦しみ抜いた末にロドリゴがたどり着いた結論。他の人にとって正しいかどうかよりは、本人にとってそれが腑に落ちるものなのどうかが、いちばん大事なことだと思います。
神や仏は、自分の外のどこかにいるのではなく、自分のなかにいるものなのかもしれません。
日本でのこの時代のキリスト教の布教が上手く行かなかったのは、島国ゆえに外からくるものへの興味とともに不安や恐怖もあったせいなのかなあとか、言葉の齟齬に加えて日本人やその文化が、新しくやってきた文化を自分の文化に取り込むことに長けていたせいもあったのかなあと考えたりしました。
映画が公開になるということで、久しぶりに読んだこのお話。暗くて辛くて哀しいけど心に残るものだったという記憶くらいしかなかったので、ある意味新鮮に、そして以前読んだ時よりは確実にズシンとくるものを感じることができました。

2017年1月27日 (金)

映画「本能寺ホテル」

Honnoujihotel

2017年、映画館で観る1作目はこちら。

映画「本能寺ホテル」

恋人の父親に会うため京都へやってきた繭子は、偶然見つけたホテルに宿泊することに。そのホテルの名前は「本能寺ホテル」。しかし、エレベーターの扉が開くとそこは、なぜか1582年、本能寺の変前日の本能寺だった…というお話。
突然戦国時代にタイムスリップしてしまう繭子はもちろんびっくりしたり混乱したりしますが、戦国時代の人々から見ても、自分たちの常識では推し量れないような行動を取るうえに神出鬼没な繭子の存在は、なかなか刺激的というか混乱のもとというか…(苦笑)。
信長がもし、なんらかの理由で、明智光秀が自分の首を取るために本能寺を攻めることを知っていたら、どうなっていたんだろう…というのは、ちょっと気になるところです。もしかしたら、本能寺を脱出し難を逃れて信長が天下統一を成し遂げていたかもしれないし、そうでないかもしれないし…、色々考えてしまいます。
それはともかくとしても、この映画で信長を演じていた堤真一さんのかっこ良さといったら!そして濱田岳さん演じる森蘭丸の信長を怖いと思いながらも慕う様子とか、たくさん心を惹かれる場面がありました。
タイムスリップで起こる混乱をコメディとして描かれている作品ではありながら、ぐっとくる場面がたくさんあって、観終った時に元気になれるだったなあと思います。

2017年1月26日 (木)

東山魁夷記念館「習作 東京十二景」

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久しぶりに、千葉県市川市にある東山魁夷記念館へ。
この外観…やっぱり素敵です。

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今回観にいったのはこちら。
「東山魁夷  習作 東京十二景 -彌生会とその時代-」
会期 2016年12月10日(土)-2017年1月29日(日)

東山魁夷さんが参加していたグループ展「彌生会」に出品された魁夷さんはもちろんたくさんの画家の方たちの作品や、魁夷さんと画廊の方との交流が分かる資料などの展示。
魁夷さん好きな私としては、作品をたくさん観たいなら長野市の東山魁夷館、外観や資料の豊富さなどを楽しむならこちらの東山魁夷記念館、という感じでしょうか。

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お昼をミュージアムカフェでいただきました。
お天気が良い日だったので、お庭も少しだけ散歩しました。

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行きは最寄りの駅からバスを使いましたが、帰りはバスの時間までだいぶ待つことになりそうだったので、駅まで歩いてみました。
魁夷さんの作品が大好きになったのでなければ、魁夷さんの暮らしたこの町を訪れ、人々の暮らしが身近に感じられる場所を歩くこともなかったのかもしれません。なんだかとても不思議な感じですが、すこし冷たい空気のなかを歩くのはとても気持ちがよかったです。

2017年1月25日 (水)

古武道新年会vol3

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今年も行ってきました♪

古武道新年会Vol.3
2017年1月21日(土)18:00より
世田谷パブリックシアターにて


春の海
旅立つ春
メトロポリタン~僕らの交差点
空に咲く花
(以下3曲ソロ曲)
 文楽 より ※古
 男はつらいよのテーマ ※武
 寒月 より ※道
蒼茫
グラドゥス・アド・パルナッスム博士
ハンガリー狂詩曲
----------------------
(以下3曲、withTAKUYA)
 SUSHI SUITE より
 一心
 百花繚乱
(以下3曲、with尾崎亜美&小原礼)
 オリビアを聴きながら
 夏の幻影(シーン)
 Smile
ラプソディー・イン・ブルー
----------------------
天使のウィンク(withTAKUYA&尾崎亜美&小原礼)
そして僕らの旅は続く


今年も、年明け初めてのコンサートは古武道で。
前半はソロを含む古武道3人でのステージ。どの曲も、古武道らしさ、ソロ曲は3人の個性と魅力が感じられるものばかり。
今年、古武道はデビュー10周年。私が古武道を聴くようになったのはその翌年ですが、あっという間の9年間でした。舌をかみそうな名前の「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」とか…古武道を聴くようにならなかったら今も知らなかったような曲にも出会えたり、たくさんの本当に素敵な音楽に出会えたことが本当に幸せだなあとあらためて思います。
古川さんがソロで演奏した黛敏郎さんの「文楽」からの抜粋。文楽(人形浄瑠璃)で演奏される三味線の音色や旋律を模してして作られた曲だそう。同じ弦楽器だけど全く違うジャンルに属するチェロと三味線。同じ音楽だけど演劇の一部として演奏されてきた古典音楽と現代音楽。異なるものがある一点で交わり合った不思議を感じる曲です。
妹尾さんが「この曲を」と言って演奏し始めてなぜか客席がざわつくお約束(苦笑)。でも、妹尾さんのピアノのきらきらした音色。やっぱり素敵です。
道山さんの演奏する様子、音色、…素直にそれに感動しつつも、やっぱりそこに使われている奏法が色々と気になってしまうのは、いま、今まで以上に尺八を真剣に頑張らないといけない時期だから…でしょうか。
後半は、太鼓奏者のTAKUYAさん、シンガーソングライターの尾崎亜美さん(と小原礼さん)それぞれとの共演で3曲ずつ。TAKUYAさんの太鼓のソロ演奏や、太鼓との共演でこんなに凄いことになるなんて!と心を揺さぶられた古武道のオリジナル曲。どれも本当に凄かったです。尾崎亜美さんのことは、中学生の頃に合唱部に入っていて、コンクールの練習をしていない時期には色々なポップスなども歌いました。そのなかに「オリビアを聴きながら」があって、そのとき、尾崎亜美さんという名前を知った気がします。そんな方の歌声を生で聴く機会が訪れたこと、それが大好きな古武道のコンサートだったこと。なんだか不思議なことですね…。
アンコール1曲目はゲストの3人との共演で松田聖子さんの「天使のウィンク」。この曲に太鼓もこんなになじむ…というかすごく効果的に聴こえるのも凄いなあと新たな発見が沢山ありました。
古武道3人で、そしてゲストの方を交えてのお話もみんな楽しくて、たくさん笑いました。お正月らしくとても楽しい時間が過ごせて幸せでした。
デビュー10周年の記念の年を、ファンである私も楽しみたいと思います。

2017年1月24日 (火)

スタイルズ荘の怪事件

Sutairuzusounokaijiken

ポアロ初登場作。

アガサ・クリスティー
「スタイルズ荘の怪事件」

戦地で怪我を負い療養期間中のヘイスティングズは、旧友に誘われイギリスの片田舎にあるスタイルズ荘に滞在することに。そこで屋敷の女主人が毒殺される事件に遭遇し、親友でベルギーから亡命してきたばかりのポアロに調査を依頼する…というお話。
これがポアロシリーズの最初の作品。
ヘイスティングズの視点で語られると、すごく疑わしい人物や、もしかしたらこの人が?というちょっと疑わしい人物や、あまり疑わしくない人物が、彼のなかで度々入れ替わるうえに一見謎だなあと(彼の目には)思われるポアロの言動が相まって翻弄されます。
法廷ものらしい部分もあり、いくつもの要素が楽しめる作品でした。

2017年1月23日 (月)

おんな城主直虎:3

おとわ、今川の城へ。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第3回:おとわ危機一髪

前回、自ら髪を切り「尼になる」と言い出したとわ。
しかし今川からは、井伊の家督を継ぐ者をなくす目的で、とわを人質に寄越すよう命じてきました。
龍潭寺の南渓和尚は、なんとかとわが人質になることを阻止しようと今川の軍師・太原雪斎に接触し、尼でも人質でも家督を継がないのは一緒だから…と働きかけるものの、とわは今川の治める駿府に到着。
一度は人質としてこのまま暮らすことになってしまうのか…という展開ではありましたが、かつて今川に人質として差し出され駿府にいる佐名(南渓和尚の妹)から、今川義元の母・寿桂尼へその嘆願は取り次がれ、とわの諦めない性格が功を奏し、義元の子・龍王丸に蹴鞠で勝利(?)し、寿桂尼と雪斎の助言もあり、人質の身から解放されることに。
とわの頑張る姿よりは、私は佐名のことが印象に残りました。
とわと初めて会ったときの様子からすれば、とわの身を救うために協力してくれるんだろうか…と心配になりましたが、結局は、佐名の働きかけがとわの身を救ったわけで。
生まれ育った井伊谷の井伊家のためなのか、幼いとわのことが内心では不憫だったのか、自分のような思いを他の者にさせたくなかったのか、とわが人質としてとどまることによって、帰りたい気持ちもあるけれど帰れない井伊谷のことを思いだす人々(たとえば兄の南渓和尚など)と今後頻繁に顔を合わせるくらいなら、今のうちにとわのことを救ってしまおうと思ったのか…、このやるせない境遇の女性の内面には様々な思いが渦巻いているように思いました。
一方井伊谷では小野政直の子・鶴丸が井伊のご隠居に連れ去られる事件も起きていましたが…鶴丸は持ち前の賢さを発揮。その言葉に膝を打ち鶴丸の弟も連れ去りに行こうと立ち上がりかけたご隠居様。笑っている場合ではありませんが、つい…笑いが…(苦笑)。
さて次回は、出家し修行の身となったとわの奮闘。楽しみなような怖いような。

2017年1月22日 (日)

ハーゲンダッツラムレーズン

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ハーゲンダッツにも色々な味がありますが…この時期はやっぱりこれ。
期間限定、ラムレーズンです。
アルコール分1.6%とのことで、お子さんやアルコールに弱い方には注意の必要な部分もありますが、それだけに、好きな者にはたまらない風味が。
1年中あってもいいなとも思いますが期間が限られているのがまた特別でいいのかもしれません。

2017年1月21日 (土)

雪見だいふくおしるこ味

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お正月休みに、おやつとして。
雪見だいふくのおしるこ味。
おしるこ…つまりあずきの餡と、おもち。
日本人であれば、好きか嫌いかはともかくとしても、まったく意外性のない組み合わせではありますが、あらためて、良いものだなあと思います。
最近知ったのですが、小豆などの豆に砂糖で甘くする料理は海外にはあまりないので、海外から訪れる方たちには、珍しく、また違和感をもって映ることが多いそうです。日本人が海外へ出かけたときにもあるような、文化の違いを発見して面白さを感じる海外の方もいらっしゃるのかなあという想像をしています。食べるものは人間が生きていくうえで欠かせないもの。だからこそ、そういうものがたくさんありそうです。

2017年1月20日 (金)

アヒルと鴨のコインロッカー

Ahirutokamonocoinlocker

伊坂さん作品デビュー作から順読み5作目。

伊坂幸太郎
「アヒルと鴨のコインロッカー」

大学入学を控え、あるアパートに引っ越してきて風変わりな隣人・河崎と出会った椎名は、彼から「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけられる…というところから始まるお話、でもこれは、ある別のお話の終わりだった…というお話。
河崎の言動の所々にに見える、風変わりだったりどうしてそんなことに拘るんだろう?と思うようなところが、終盤になるにつれ謎が解けていく、そんな伏線の散りばめ方と鮮やかな回収ぶりはさすがです。そして河崎の正体や椎名の知らなかったあるお話のなかで語られる友情や登場人物に起こる事件への恐怖などで物語を読ませる力もさすがです。
ここまで、デビュー作から5作品を順番に読んできたわけですが、細かいパートに分けて様々な登場人物の視点で物語を構成していたり、また、他の作品と少しずつリンクしているところは、誰もが主人公であったり脇役であったりしながら世の中ができているところが共通しているのですが、物語を展開しながらこういう構成にもしている…というところ、これが伊坂さんの本当に凄いところだと思います。次は「チルドレン」を読む予定。楽しみです。

2017年1月19日 (木)

永い言い訳(小説)

Nagaiiiwakenovel

映画を観てから。

西川美和
「永い言い訳」

バス事故で妻の夏子を亡くした作家の津村啓こと衣笠幸夫と、同じく妻のゆきを亡くしたトラック運転手の大宮陽一とその子どもである真平と灯。事故後に交流の始まった彼らと、その周りの人々の視点で綴られる物語。
家族を突然亡くし、以前とは変わってしまった生活に対する喪失感や後悔や困惑、そしてストレス。そういった様々な感情をひしひしと感じます。幸夫の内面に渦巻く感情に取り込まれたような感じで読み進んだせいか、ずいぶん終盤になって、幸夫が初めて泣けたとき、私も一緒に初めて泣きました。
幸夫の独白や日記の形で語られる内面と、周りの人が見て感じる幸夫像には大きなギャップのある部分も多いのですが、他者との間で完全に理解されたりしたりというのはなかなか難しいという至極当然のことをあらためて考えさせられます。だからこそ、少しでも分かり合おうとすることや、分かり合えたなと思うことの喜びがあるとは思うのですが、時折、そのプロセスが面倒だと思ってしまったり投げ出したくなったり、扉を閉ざしたいとも思う瞬間もあるものなのかもしれません。
色々な人物の視点と心情でひとつの物語が多面的に見られるこういう構成、すごく好きな感じでした。西川美和さんの監督作品は今までに「ゆれる」と「ディア・ドクター」を見たことがあったのですが、小説を読むのは初めてでした。文章だとこういう感じなんだなあと分かったのが興味深く、今度機会があれば、「ゆれる」を読んでみようと思います。

2017年1月18日 (水)

ワンパンマン⑫

Wanpanman12

ONE/村田雄介
「ワンパンマン」第12巻

前巻から引き続き、街に大勢の怪人出現でヒーローたち総出で戦闘&サイタマは格闘技大会出場中、というところ。
次々怪人を倒すジェノスの前に登場したあの怪人。こちらの動きを敏感に察知し捕まりそうで捕まらないあの感じ…まさにゴキ◯リ!ゾーッとします…。ほかにも、仲間を敵に奪われながらも踏ん張っていたフブキの頑張りにぐっとくる展開も。
それはそうと、強すぎるがゆえに主人公なのに出番の少ないサイタマ。この先、少しは出番が増えることを期待したいです。
番外編では、キングの命を狙う人々がキングの何気ない言動に誤解に次ぐ誤解を抱いていく様子が可笑しくて面白かったです。
近々アニメ第2期も放送される予定があるそうで、そちらもこれから楽しみなところ。

2017年1月17日 (火)

けんえん。③

Kenen3

風越洞×壱村仁
「けんえん。」第3巻

静岡の猿の妖怪・マシラと信州の霊犬・ハヤテのお話、第3弾。
絵柄のかわいらしさや、ハヤテと旬の松茸(の化け物)の出会いなど少し楽しい部分はありつつも、全体的にはやっぱりちょっと重い話の続く展開。マシラたちのもとを訪れた別の群れのボス・キョウヨウが持ってきた緋色の反物のくだりはずいぶん残酷で、また、サトリと露(つゆ)の過去のお話もあまりにやるせない結末です。
なんというか、こう…人間と猿の両方が憎み合ったりしないでいられる展開になって行って欲しいとは思うのですが、なかなか難しいのかもしれないなあとも思います。何はともあれこの先の展開が気になるところです。

2017年1月16日 (月)

おんな城主直虎

行き別れたふたりのそれぞれ。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第2回:崖っぷちの姫

父親が謀反の疑いをかけられ死に自らも今川から命を狙われる亀之丞が井伊谷を出奔。もともと身体があまり丈夫でないせいでハラハラするところもありましたが、なんとか信州にたどり着けて本当によかったです。
そして一方、井伊谷には、今後は井伊側の窓口は小野にし、とわの許嫁を小野の子・鶴丸にするようにという手紙が今川から届きます。
この縁組を行わずにすむ方法はないものか…と悩むとわ。それでもなかなかその「答え」にたどり着かず、この後のことを知っていながら見ているとちょっとだけもどかしい気持ちにある部分も…(苦笑)。
そして、とわが選んだのは髪を切り尼になるという方法。
とはいえ、どうもそれで「それなら仕方ないですね」と今川が言ってくれたわけでもなさそうな模様。次回も気になります。

2017年1月15日 (日)

Fifth anniverSary iiiii

Dozansinskefifthanniversary_2

早いもので、もう5年。

藤原道山×SINSKE
「Fifth anniverSary iiiii」
 01 BOLERO~尺八とマリンバのための~/ラヴェル
 02 展覧会の絵~尺八とマリンバのための~/ムソルグスキー
 03 Jupiter~尺八と6本撥によるマリンバのための~/ホルスト
 04 誰も寝てはならぬ~歌劇「トゥーランドット」より/プッチーニ
 05 さくらさくら~尺八とマリンバのための~/日本古謡
 06 サマータイム~歌劇「ポギーとベス」より/ガーシュウィン
 07 夏の想い出/中田喜直
 08 荒城の月~尺八とマリンバのための~/滝廉太郎
 09 Baciami Ancora~最後のキスを~
 10 月夜浮遊
 11 聖月夜
 12-13 組曲「風神×雷神」Concert Ver.
    第一章「風神」
    第二章「雷神」
 14 星月夜

道山さん×SINSKEさんの、ツアーが始まって5周年記念のベストアルバム。
…というだけあって、どの曲もこのデュオといえば!な曲ばかり。それでも、好きすぎるあまりに、あの曲も入れてほしかった、それからあの曲も…と思ってしまいます(苦笑)。
クラシックや童謡のカバーからオリジナルまで本当に幅広く、どれを聴いてもおふたりの演奏の素晴らしさや音楽の素敵さを感じることができ、あらためて、こんな素敵なものに出会えたことの喜びを感じます。
アルバムのタイトルに、おふたりのイニシャルであるFとSだけ大文字になっているとか、バースデーケーキにろうそくが5本立っているイメージでiが5個付いているとか、遊び心が感じられるところが楽しくていいなあと思います。
これからも、たくさん素敵な演奏を聴く機会があるといいなあと思います。
 

2017年1月14日 (土)

FIVE

Five_2

もう5枚目。

藤原道山×SINSKE
「FIVE」
 01 交響曲第5番「運命」より~尺八とマリンバのための~/ベートーヴェン
 02 ハンガリー舞曲第5番~尺八とマリンバのための~/ブラームス
 03 ブラジル風バッハ第5番/ヴィラ=ロボス
 04 五木の子守歌/日本民謡
 05 TAKE FIVE
 06-10 映画「スターウォーズ」より/J.ウィリアムズ
    スター・ウォーズのテーマ
    ダースベイダーのテーマ
    レイア姫のテーマ
    酒屋のバンド
    勝利と栄光のファンファーレ
 11 華~天翔ける龍の如く~
 12 桜舞空染

昨年の道山さん×SINSKEさんのコンサートツアーに合わせて発売になったアルバム、第5弾。
コンサートでの演奏曲とも重なりますが、ツアー5周年なので「5」がテーマの選曲。ベートーヴェンの交響曲第5番やブラームスのハンガリー舞曲第5番、五木の子守歌やTAKE FIVEは、どれも有名な曲だったり、曲名までは知らなくても耳になじんだ曲という感じではありましたが、ブラジル風バッハは…その曲の存在を初めて知りました。コンサートやこのCDで何度も何度も聴くうち、この曲もずいぶん耳になじんで素敵な曲だなあと思えるようになってきました。
そして、このアルバムには前のツアーで演奏されていたスターウォーズの曲がまとめて収録されています。私は映画はまあまあ観る方ですが、この作品は全く観たことがないので、もちろん曲だけは知っているという曲もありましたが、それも含めて知らなかった曲や聴いたことはあってもこの作品に使われているとは知らなかった曲なども知ることができて、この作品の音楽的な魅力を知ることができて良かったです。私のお気に入りは「レイア姫のテーマ」です。
また、以前コンサートで聴いてなんて素敵なんだろう!と思っていた「桜舞空染」がCDでも聴けるようになったのも嬉しいところ。
これからもたくさん聴いて、どの曲もますます自分の大事なお気に入りの曲になっていけばいいなあと思います。

2017年1月13日 (金)

もっと知りたいガウディ

Mottoshiritaigaudhi

目で楽しみたくて。

入江正之
「もっと知りたい ガウディ」

スペインの建築家ガウディの生涯と作品を紹介する本。
年代順に紹介しているので、ガウディってこういうの!とすぐ思い浮かぶような曲線が多用された感じの(グエイ公園やカザ・ミラなど)はわりと後期のものだということが分かりました。
でも、それ以外にも若い頃の作品(カザ・ビゼンスやグエイ邸など)もみんな独特の色使いとか細部まで手を抜かず作り込まれている感じは共通しているかもしれません。また、そういうのとは別に、色使いのシンプルなの(アストルガの司教館やカサ・デ・ロス・ボティネスなど)も心惹かれるものがありました。
今回は、写真を中心に見ようと思っていたので、文章はなんとなく…という感じで読んでいたのですが、自分の生まれ育った場所にあるなじみ深い植物などを、それを見たことのない人にも感じてほしいというような思いであるとか、建築に対する安定性とデザイン性のバランスというようなことであるとか、建築に自然のものをどう取り入れるかということの結果が、作品にどう表れているのか…というようなことを、ガウディが書き残したメモやガウディと親交のあった人々の証言だとかから感じられました。
スペインで、その空気のなかでそれぞれの建築物の前に立ったり、そのなかに身を置いたら、こうして写真で見ているのとはまた違う感じ方ができるのかもしれない…と思ったりもします。

2017年1月12日 (木)

名所・旧跡の解剖図鑑

Meishokyusekinokaibouzukan

名所旧跡を訪れる旅をしたくなる本!

スタジオワーク
「名所・旧跡の解剖図鑑」

日本全国の名所・旧跡の建物やその場所について詳しく解説され、よく知ることができる本。
興味深いと思ったのは、神社やお寺や霊場などでは建物の立地条件やその構造などに、神聖なものに触れる過程を大事にしたり、現世とあの世ということに対する考え方や願いが現れていることが多いというところでした。茶室や庭園にも仏教の考えが取り入れられていることが多いので、同じことが言えるのかもしれません。
神社やお寺やお城の構造で、「こういうのは〇〇式」というような基本的なところも一度読んだだけでは覚えきれないようなたくさんの情報が盛り込まれているので、ここに紹介された場所を訪れるときに持って行ったら確認しながら見られてすごく勉強になりそうです。
個人的には、青森県の恐山や盛美館、山形県の銀山温泉、福島県の会津さざえ堂などを、この本を読んだ時点ではすごく気になっていて、何日間か自由になる時間があってお金も余裕があったら、青森から南下しながら全部回るのも良いなあ…という、旅の妄想をしばし楽しみました(苦笑)。

2017年1月11日 (水)

羊と鋼の森

Hitsujitohaganenomori

2016年本屋大賞。

宮下奈都
「羊と鋼の森」

高校2年生の秋、ピアノの調律に魅せられた主人公が調律師を目指すことを決め、成長していくお話。
題名だけでは、ピアノが関係するお話だとはパッと分からないのですが、読んでみるとなるほどなあと思います。調律師という職業の方がいることはなんとなく知っていましたが、ピアノの調律という作業が、ピアノのどこをどんなふうに触ってするものなのかも詳しくは知らなかったし、そもそも音程が狂ってるのを直すんだろうくらいにしか認識していなかったので、すごく奥が深いんだなあとびっくりさせられました。
主人公が調律師として歩む道のりのなかに、中学を卒業するまで暮らした森のなかの家での想い出がふと顔をのぞかせる、そのバランスや絡み具合が絶妙なのと、どんな場面も、空気の澄んだ秋の森のなかにいるような不思議な雰囲気が感じられたのが良かったです。

2017年1月10日 (火)

初もうで

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お正月休みの間に、初もうでに行ってきました。
いつもの諏訪大社上社本宮へ。
すごく混雑するなか出かけるのが苦手で、年が明けて早いうちに行くことはここ最近なかったので、参道に屋台があったりお詣りの人がそれなりにたくさんいるときに出かけるのは、もう本当に記憶にないくらい久しぶりのことでした。
静かな雰囲気ももちろん好きですが、こういう賑やかなのもお正月らしくて良いですね。

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昨年は御柱祭の年でしたが、里曳き前に御柱屋敷に見に行ったとき以来の御柱との再会。山を下って神様になっていました。
お守りとおみくじも手に入れました。
お守りは、例年通りの交通安全のお守りのほか、今年は夏に大事な試験を受ける予定があるので、学生時代ぶりくらいに学業成就のお守りも。袋に「登龍」と書かれていますが、鯉が龍門とよばれる急流を昇ると龍になるといわれ、目的を達成するための難関のことを「登龍門」と言うのだそう。来年の初もうででは良いご報告をしてお礼が言えるように頑張りたいと思います。
おみくじは、中吉でした。昨年・一昨年と2年連続であまり良いことが書かれておらず、何とも言えない気持ちになりましたが、今年はなんと、悪いことがひとつも書かれていないということにびっくりしてしまいました。気休めに過ぎないかもしれませんが、良いことが書かれていた方が、やっぱり気分も良いものです。

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おまけ。
初もうでのついでにこちらも少しだけ。
上社本宮のすぐ近くにある法華寺です。
こちらは、織田信長が明智光秀を足蹴にした現場(本能寺の変の遠因となった)といわれる場所です。昨年の大河ドラマ「真田丸」でも、信濃を訪れた信長に会いに行った真田親子がその場面を見た…という形で描かれていました。
この頃、武田家を攻め滅ぼした織田家によって、武田家が篤く信仰したという理由で諏訪大社は焼き払われていたそうです。戦国時代には、自分の住む土地を治める人が戦によって入れ替わることは仕方のないことだったかもしれませんが、地元の信仰の中心ともいえる場所にこういう行いをするというのはあまり良い気持ちはしないですね…。現代でも、自分の信じるものが絶対で、それ以外のものは排除する…というような考えによって世界中で争いが絶えないことを思うと…やっぱり良くないことだとしか思えません。
また、こちらのお寺には、浅野家遺臣による吉良邸討ち入りで亡くなった吉良上野介義央の孫・義周のお墓もあります。あの討ち入り事件後、義周は諏訪高島藩へのお預けとなりました。18歳から21歳で亡くなるまでの3年間を高島城内で過ごしたそうですが、もともと身体があまり丈夫ではなく最後の数か月は寝たきりの状態だったようです。討ち入り事件のとき刀傷を負ったことも良くなかったのかもしれません。義周にとって諏訪の地は、ただただ寒くて、外に出ることもできなくて、いい思い出などあるはずもない場所だったのかな…と思うとちょっと複雑な思いにもなりますね…。

お正月らしい気分を味わいつつも、歴史上の様々な出来事に思いをはせる初もうでとなりました。

2017年1月 9日 (月)

おんな城主直虎:1

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第1回:井伊谷の少女

遠江にある井伊谷(いいのや)で井伊家の当主・井伊直盛の娘として生まれた、とわ。
のちにおんな城主・直虎となる彼女の生涯を描くのが今年の大河ドラマ。
直虎役は柴咲コウさんですが、初回から第4回くらいまでは子ども時代を子役さんたちが演じるようなので、本格的に登場するのはまだ先になりそうです。
とわ、亀乃丞(直盛の叔父・直満の子)、鶴丸(井伊家家老・小野政直の子)。幼なじみとして育った3人の間に、とわと亀乃丞が許嫁になることが決まり、自分に自信のない亀乃丞の複雑な思い、さらにその後、亀乃丞の父・直満が今川に対する謀反の疑いで討ち取られるという出来事が起こるなか、自分の父がそれに関わっていそうだと察した鶴丸の葛藤。単なる子ども時代の微笑ましい光景だけではない、引きつけられるものがあってこの先が気になるところです。
正直なところ…「井伊」ときいて思い浮かぶのは井伊直弼くらいなのですが、その井伊直弼まで脈々と続く井伊家のルーツに近い部分のお話だと思えば、そして、大河ドラマやそのほかのドラマや映画などで取り上げられることの多い戦国時代をまた違う視点で見ることができると思えば、面白そうだなあと思います。

2017年1月 8日 (日)

すしそばてんぷら

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美味しそうなタイトルだったので(苦笑)。

藤野千夜
「すしそばてんぷら」

お天気お姉さんの寿々が、江戸時代を彷彿とさせる場所を訪れたり、美味しいものを食べたり、一緒に暮らすおばあちゃんとあちこち出かけたり…という日々を描くお話。
寿々の過去の恋愛のお話が出てきたり、恋愛に発展しそうなのかなあという要素が出てきたり、そういう展開はありつつも、どちらかというと、寿々が周りの人たちと楽しい時間を過ごすような出来事が、寿々の仕事にも繋がっていく…という部分が色々と書かれている気がしました。そして新しい物好きなおばあちゃんは、どんどん新しいことも覚えちゃうし作るごはんやおやつがみんな美味しそうだし…素敵すぎます。
それから…色々な事柄が、まだ続きがあるよ…と思わせるようなところで終わっていたので、もしかしたら続きがいつか読めるのかもしれない…と淡い期待をしてしまいますが、どんなもんでしょう。

2017年1月 7日 (土)

七つ屋志のぶの宝石匣③

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赤い石の行方、未だ分からず…。

二ノ宮知子
「七つ屋志のぶの宝石匣」第3巻

質屋さんが舞台の宝石にまつわるお話第3弾。
今回も志のぶの宝石を見る確かな目(そこには第六感的なものも含まれるようですが・苦笑)で顕定や新しくできたカフェのオーナーなど、色々な人が助かるという展開に。
それにしてもバクシン王(志のぶたちの質屋と同じ商店街に進出した買取店)は、全体的に感じ悪すぎて、その後の顛末にはあまり同情できません…。
そんな事件が色々ありつつ、顕定の探す幸運の赤い石のことを知っていそうな人が現れた!と思ったものの、なかなかそう簡単には行かない模様。顕定は、顕定が志のぶの家にやってきたのと同じ日に志のぶの祖父が手に入れたというレッドベリル(これも赤い石)を、これは自分の探すものではない、と思っているのですが、本当にそうなのかなあ…と思うところもあります。あまりこの件はこの巻では進展がなかったのですが…この先どうなっていくのか、気になるところです。

2017年1月 6日 (金)

ガイコツ書店員本田さん②

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第2弾。

本田
「ガイコツ書店員本田さん」第2巻

現役書店員さんによるエッセイ漫画第2弾。
この巻から新しく登場したケンドウさんと魔術師係長がものすごく気になる。あと取次さんも気になって仕方がありません。ペストマスク係長も好きかも。相変わらず魅力的なキャラクターいっぱいです。
この方のエッセイ漫画は、仕事山積みで大変!とか、こんなお客さんが来てびっくり!というところはいっぱい描かれていても、そこに嫌な感じの誰かの悪口が含まれないので、面白く気持ちよく読めるところが良いなあと思います。
そして、お仕事漫画という面では、全く別の仕事をしている自分に置き換えてみても、色々考えさせられるところがあるなあと感じました。

2017年1月 5日 (木)

ヲタクに恋は難しい③

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第3弾。

ふじた
「ヲタクに恋は難しい」第3巻

ヲタクな人々による恋のお話、第3弾。付き合い始めたけどあまりにも変化のない関係を進展させようと、宏嵩は成海を「普通のデート」に誘い、さらにヲタク的な言葉使っちゃダメなルールを設けることに。…無理でしょう。当然、会話無くなっちゃうでしょう(苦笑)。それでも少しだけ進展した…のかもしれません。
あと…、本屋さんで思いがけず色々買ってしまって早く帰って読みたい気持ちなんかはすごくわかるなあという感じ。私の場合とくに漫画でよく起こります…。宏嵩と成海、樺倉と花の4人の二組のカップルも相変わらず面白いのですが、この巻で俄然気になりはじめたのは宏嵩の弟の尚哉でしょうか…。次の巻も楽しみです。

2017年1月 4日 (水)

昭和元禄落語心中(完結)

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ついに完結。

雲田はるこ
「昭和元禄落語心中」

空っぽの寄席、ひとりきりで舞台に上がった八雲。そこに現れた先代助六の幽霊…そして上がる火の手…。それにしても古い建物っていちど火がつくとあっという間に焼けちゃうものなんでしょうねえ…。
そしてそんな大変な出来事を経て、縁側で八雲と小夏と信之助が今までにない良い雰囲気だなあと思っていたら、突然…あんなことに…。びっくりしすぎてなかなか話についていけなくて、八雲が見ている長い夢であってほしいと思ったし、もっと与太郎や小夏や信之助の側にいて皮肉を言いながらも見守ってて欲しかったなあという気持ちはありつつも、こうして次の世代、そのまた次の世代へと八雲の芸と名前が受け継がれて、色々な人が関わり合っていく…ということが、こういう形で八雲が表舞台から去ることで描かれているのかもしれない…と思いました。
落語が様々な世相の変化のなかで盛衰を繰り返しながら受け継がれていく長い長い物語に浸ることができて良かったです。

2017年1月 3日 (火)

ドラマまとめ2016年10月‐12月分

火曜夜9時・フジテレビ系
「メディカルチーム レディ・ダヴィンチの診断」
吉田羊さん演じる外科医をはじめとする7人の女性医師たちが、原因不明の症状で苦しむ患者の病を解明する…というお話。症状や患者の生活環境などをヒントに何の病気かを探るところは推理ものっぽい雰囲気でした。

火曜夜10時・TBS系
「逃げるは恥だが役に立つ」
新垣結衣さんと星野源さんが「家事に給料を支払う」という形の契約結婚をし、そこから恋愛に発展するのか…というお話。ふたりがお互いにドキドキしたりソワソワしたり、自分や相手の言動に一喜一憂したり…すごくもどかしく、むず痒く、きゅんとさせられて、うわあ~と思いながら毎回見るのが楽しみでした。ふたりの周囲の人々の恋愛やそれ以外の人間関係の模様も見るのが楽しかったです。

水曜夜9時・テレビ朝日系
「相棒season15」
前シーズンから引き続き、反町隆史さん演じる冠城亘が相棒。今回は警察官として採用されての再登場。確かに…警察官ではない身分で事件捜査の現場にいると、色々不自然なことも感じたのでこの形が良いのかも…。次クールまで続くのと、元日スペシャルや劇場版の公開もあるので、これからも楽しみです。

水曜夜10時・日本テレビ系
「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」
ファッション誌の編集者に憧れる河野悦子が、自分でも気づいていない才能を見出され、校閲部で働く…というお話。主人公の悦子の頑張り屋さんでなんでもズバズバ言うところがスカッとしてときにホロリとさせられる楽しいお話でした。

木曜夜9時・テレビ朝日系
「ドクターX~外科医・大門未知子~」
米倉涼子さん演じるフリーの凄腕外科医・大門未知子が、大学病院の派閥争いや経営上の利益などに一切構わず、どんな困難な手術にも挑んでいくお話。
「私失敗しないので」と実際に言うのは、たいていの場合とても難しいことではありますが、そう言えるくらいの自信、そう言えるほどの準備、そういうものを目指したいなあという気持ちになります。

金曜夜11時15分・テレビ朝日系
「家政夫のミタゾノ」
松岡昌宏さん演じる家政夫・ミタゾノが派遣された家のなかの秘密を暴く…というお話。秘密を暴かれた家族は色々なものを失い不幸になったように見えるのですが、それから本当の幸せになれるきっかけをつかんでいくというところが見どころ。所々に織り込まれる家事の裏技も興味深かったです。


おまけ①
日曜夜8時・NHK総合ほか
大河ドラマ「真田丸」
真田信繁(幸村)の生い立ちから活躍までを描く物語。
1年間同じドラマを見続けるというのは、観るだけでも実は結構大変なことではありますが、現代人にも通じる何かを感じさせながらも現代人とは違う哲学のもとで生きているということも感じられて、たくさん登場する戦国の世を生きた人々が魅力的に描かれて、いつもワクワクしていました。とても楽しい1年間でした。

おまけ②
土曜夕方5時30分・NHK Eテレ
「クラシカロイド」
モーツァルトやベートーヴェンなど“クラシカロイド”と名乗るキャラクターが“ムジーク(音楽)”を奏でると巨大なロボットや星などが出現する不思議な現象が起こる…というお話。クラシックの名の知れた作曲家の名を名乗るキャラクターがたくさん出てきて、クラシックの名曲がロックテイストにアレンジされた曲がたくさん使われたり、ものすごく突飛ながら楽しめる内容。まだ続くみたいなので楽しみです。

2017年1月 2日 (月)

1月の観たい映画

新しい年が始まりました。
というわけで今月もいつもの月と同様に、今月公開のものを中心に、個人的に気になっている作品をまとめます。なお、なかでもとくに気になっているものには星印を付けています(★>☆)。


今月公開

14日 本能寺ホテル★
21日 ザ・コンサルタント
    沈黙-サイレンス-★
28日 恋妻家宮本☆
    破門 ふたりのヤクビョーガミ

今月公開以外

    海賊とよばれた男☆
    疾風ロンド
    湯を沸かすほどの熱い愛☆


以上が今月気になっている作品です。
ぜひ観たい!と思う作品から、まあタイミングが合えば観たいなあと思うものまで色々ですが、年の初めから、良い作品と良い出会いができれば嬉しいです。

ごく私的なイベントメモ(2017年分)

「イベントメモ」についての説明
この記事は、私がこれから出かける、もしくは購入する予定のものなどをまとめたメモです。2013年中は追加・変更があれば随時加筆修正し、日時を修正していきます。
個人的な備忘録的(もしくはまとめ的)性格の記事であるため、コメント、トラックバックとも基本的に受け付けておりません。コメント、トラックバックは各記事もしくは関連のある記事へお願いいたします。※ただし、コメントにつきましては、投稿できそうな記事がないときや、コメントを投稿するのにこの記事がいちばんふさわしいと思われるとき(何月何日の○○のイベントに私も参加します、など)のみ書き込みをお願いいたします。ここまでに記した内容にそぐわないと判断したコメントにはお返事いたしません。
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更新記録
2016.12.31 記事作成、11件登録
2017.01.02 記事公開
2017.04.30 8件追加、9件リンク追加、1件変更、1件削除

★1月21日(土)18:00
古武道新年会 vol.3
世田谷パブリックシアター(東京)

★(2016年)12月10日(土)~1月29日(日)
東山魁夷「習作 十二景」-彌生会とその時代
東山魁夷記念館(千葉)

★2月9日(木)~3月28日(火)
東山魁夷館平成28年度第Ⅵ期常設展示「芸術の世界に年齢はない」
東山魁夷館(長野)

★2月18日(土)13:00
俺たち賞金稼ぎ団
THEATRE1010(東京)

★2月28日(火)13:30
藤原道山「風雅竹縜」
浜離宮朝日ホール(東京)

★2月3日(金)-3月26日(日)
江戸の絶景 雪月花
太田記念美術館(東京)

★2月22日(水)-5月22日(月)
草間彌生 わが永遠の魂
国立新美術館(東京)

★3月8日(水)~6月5日(月)
国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業
ミュシャ展
国立新美術館(東京)

★3月10日(金)18:30
古武道 10th Anniversaryコンサート
館内ホール(横浜)

◇3月30日(木)~5月30日(火)
東山魁夷館改修前特別展
東山魁夷永遠の風景-館蔵本制作一挙公開-
東山魁夷館(長野)

◇4月3日(月)-2018年3月31日(土)
ガレのジャポニスム展
北澤美術館(諏訪)
(1月24日(火)-4月24日(月)北澤コレクション名品展 春)

◇4月18日(火)~7月2日(日)
ボイマンス美術館所蔵
ブリューゲル「バベルの塔」展
東京都美術館(東京)

◆4月26日(水)13:00
ハムレット
東京芸術劇場プレイハウス(東京)

◆5月17日(水)14:00
ハムレット
松本市民芸術館主ホール(松本)

◆6月7日(水)13:30
藤原道山×SINSKE「四季-春夏秋冬-」
浜離宮朝日ホール(東京)

◇7月14日(金)19:00
藤原道山×SINSKE「四季-春夏秋冬-」
熱田区文化小劇場(愛知・名古屋)

◆7月29日(土)15:30
青島広志の「バレエ音楽ってステキ!」
Bunkamuraオーチャードホール(東京)

◆8月5日(土)18:00
軽井沢夏の宵の狂言
軽井沢大賀ホール(軽井沢)

◇11月26日(日)15:30
古武道 10th 十年祭ツアーファイナル
東京国際フォーラム ホールC

2017年1月 1日 (日)

新年のご挨拶

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2017年が始まりました。
あらためまして、みなさま、あけましておめでとうございます。
昨年も、このブログにお付き合いいただきましてありがとうございました。
今年も、引き続きよろしくお願いします。
昨年末は、年末年始の連休に入る前になんとか年賀状を書き投函することができ、連休に入ってからは、のんびりと過ごしながらも、大掃除に向けてあちこち片づけをしたりしながら過ごしていました。
年越しそばは、今回、ネット上で偶然見つけたそばに七味唐辛子をかけて食べる方法を試してみました。そばつゆに少し振ってみても美味しかったです。
今年は、仕事面ではあまり変化はなさそうですが、今までと同様に頑張ろうと思います。
それ以外では、自分の好きなコンサートやお芝居、映画や美術館に出かけるのは相変わらずだとは思いますが、数年前から続けている尺八に関しては、今年の夏に向けて、今まで以上に頑張らなければいけない大きな山が控えています。詳しくは今は書きませんが、しかるべく時が来たら、その時には良いご報告をしたいなあと思います。
最後になりましたが、いつもこの気まぐれなブログにお付き合いいただいているみなさんにとって、今年が少しでもいい年になりますよう、願っています。

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