もっと知りたいガウディ

目で楽しみたくて。
入江正之
「もっと知りたい ガウディ」
スペインの建築家ガウディの生涯と作品を紹介する本。
年代順に紹介しているので、ガウディってこういうの!とすぐ思い浮かぶような曲線が多用された感じの(グエイ公園やカザ・ミラなど)はわりと後期のものだということが分かりました。
でも、それ以外にも若い頃の作品(カザ・ビゼンスやグエイ邸など)もみんな独特の色使いとか細部まで手を抜かず作り込まれている感じは共通しているかもしれません。また、そういうのとは別に、色使いのシンプルなの(アストルガの司教館やカサ・デ・ロス・ボティネスなど)も心惹かれるものがありました。
今回は、写真を中心に見ようと思っていたので、文章はなんとなく…という感じで読んでいたのですが、自分の生まれ育った場所にあるなじみ深い植物などを、それを見たことのない人にも感じてほしいというような思いであるとか、建築に対する安定性とデザイン性のバランスというようなことであるとか、建築に自然のものをどう取り入れるかということの結果が、作品にどう表れているのか…というようなことを、ガウディが書き残したメモやガウディと親交のあった人々の証言だとかから感じられました。
スペインで、その空気のなかでそれぞれの建築物の前に立ったり、そのなかに身を置いたら、こうして写真で見ているのとはまた違う感じ方ができるのかもしれない…と思ったりもします。
« 名所・旧跡の解剖図鑑 | トップページ | FIVE »
「本」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
« 名所・旧跡の解剖図鑑 | トップページ | FIVE »








コメント