古武道新年会vol3
今年も行ってきました♪
古武道新年会Vol.3
2017年1月21日(土)18:00より
世田谷パブリックシアターにて
春の海
旅立つ春
メトロポリタン~僕らの交差点
空に咲く花
(以下3曲ソロ曲)
文楽 より ※古
男はつらいよのテーマ ※武
寒月 より ※道
蒼茫
グラドゥス・アド・パルナッスム博士
ハンガリー狂詩曲
----------------------
(以下3曲、withTAKUYA)
SUSHI SUITE より
一心
百花繚乱
(以下3曲、with尾崎亜美&小原礼)
オリビアを聴きながら
夏の幻影(シーン)
Smile
ラプソディー・イン・ブルー
----------------------
天使のウィンク(withTAKUYA&尾崎亜美&小原礼)
そして僕らの旅は続く
今年も、年明け初めてのコンサートは古武道で。
前半はソロを含む古武道3人でのステージ。どの曲も、古武道らしさ、ソロ曲は3人の個性と魅力が感じられるものばかり。
今年、古武道はデビュー10周年。私が古武道を聴くようになったのはその翌年ですが、あっという間の9年間でした。舌をかみそうな名前の「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」とか…古武道を聴くようにならなかったら今も知らなかったような曲にも出会えたり、たくさんの本当に素敵な音楽に出会えたことが本当に幸せだなあとあらためて思います。
古川さんがソロで演奏した黛敏郎さんの「文楽」からの抜粋。文楽(人形浄瑠璃)で演奏される三味線の音色や旋律を模してして作られた曲だそう。同じ弦楽器だけど全く違うジャンルに属するチェロと三味線。同じ音楽だけど演劇の一部として演奏されてきた古典音楽と現代音楽。異なるものがある一点で交わり合った不思議を感じる曲です。
妹尾さんが「この曲を」と言って演奏し始めてなぜか客席がざわつくお約束(苦笑)。でも、妹尾さんのピアノのきらきらした音色。やっぱり素敵です。
道山さんの演奏する様子、音色、…素直にそれに感動しつつも、やっぱりそこに使われている奏法が色々と気になってしまうのは、いま、今まで以上に尺八を真剣に頑張らないといけない時期だから…でしょうか。
後半は、太鼓奏者のTAKUYAさん、シンガーソングライターの尾崎亜美さん(と小原礼さん)それぞれとの共演で3曲ずつ。TAKUYAさんの太鼓のソロ演奏や、太鼓との共演でこんなに凄いことになるなんて!と心を揺さぶられた古武道のオリジナル曲。どれも本当に凄かったです。尾崎亜美さんのことは、中学生の頃に合唱部に入っていて、コンクールの練習をしていない時期には色々なポップスなども歌いました。そのなかに「オリビアを聴きながら」があって、そのとき、尾崎亜美さんという名前を知った気がします。そんな方の歌声を生で聴く機会が訪れたこと、それが大好きな古武道のコンサートだったこと。なんだか不思議なことですね…。
アンコール1曲目はゲストの3人との共演で松田聖子さんの「天使のウィンク」。この曲に太鼓もこんなになじむ…というかすごく効果的に聴こえるのも凄いなあと新たな発見が沢山ありました。
古武道3人で、そしてゲストの方を交えてのお話もみんな楽しくて、たくさん笑いました。お正月らしくとても楽しい時間が過ごせて幸せでした。
デビュー10周年の記念の年を、ファンである私も楽しみたいと思います。
« スタイルズ荘の怪事件 | トップページ | 東山魁夷記念館「習作 東京十二景」 »
「音楽」カテゴリの記事
- SINSKE 15周年記念マリンバコンサート「Prays AveMaria+」(2019.02.25)
- 古武道新年会vol.5 初春の狂詩曲(ラプソディー)(2019.01.26)
- ごく私的なイベントメモ(2019年分)(2019.01.03)
- 藤原道山&シュトイデ弦楽四重奏団in横須賀(2018.10.27)
- 藤原道山×SINSKE「花-FlowerS-」in名古屋(2018.06.27)
「ライブ」カテゴリの記事
- SINSKE 15周年記念マリンバコンサート「Prays AveMaria+」(2019.02.25)
- 古武道新年会vol.5 初春の狂詩曲(ラプソディー)(2019.01.26)
- ごく私的なイベントメモ(2019年分)(2019.01.03)
- 藤原道山&シュトイデ弦楽四重奏団in横須賀(2018.10.27)
- 藤原道山×SINSKE「花-FlowerS-」in名古屋(2018.06.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント