2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

おしらせ

  • 2007.1.23
    ページトップとプロフィールページに、トラックバックに関するコメントを追加しました。

おさんぽクマさん春の庭

  • わーい
    春の陽気に誘われて、クマさんもおさんぽしてみました。

2007年春の訪れ

  • 綿帽子
    2007年、春の風景を集めてみました。

ほんだな

無料ブログはココログ

« 2017年3月 | トップページ

2017年4月

2017年4月28日 (金)

カーネリングポテト

Image Image_2

最近、CMで見て気になっていたものを食べてみました。
ケンタッキーのカーネリングポテト。
まず、この形に心惹かれます。
ポテトチップスのものすごく分厚い感じでクリスピーな感じを想像していましたが、いものホクホクした感じがしっかり感じられるタイプのフライドポテトでした。
熱々でホクホクで、ほどよい塩味。また食べたいです。

2017年4月27日 (木)

映画「3月のライオン」前編/後編

Image

2017年、映画館で観る5作目と6作目はこちら。
※前・後編はそれぞれ1作品とカウントしています。

映画「3月のライオン」前編/後編

幼い頃に家族を亡くし、父の友人でプロ棋士の幸田を育ての父として育った桐山零。生きるために将棋を学びプロ棋士となった零が、様々な人々との交流をきっかけに自らの将棋との向き合い方を考えながら成長していくお話。
育ての父を尊敬しつつもどこかで距離を置き、ひとりで生きていこうとしている零は、淡々として大人びているようでどこか不安定。そんななかでの、偶然出会った川本3姉妹との交流、将棋の世界での先輩たちとの交流。そういった周囲との繋がりを断ってこそ強くなれる人もいれば、そういうものを意識したときにこそ粘り強くなれる人もいる、このお話での主人公は後者の人だったのだろうなと思います。
原作のことも将棋のことも実はほとんど知らないのですが、勝負の世界のピリピリした雰囲気、緊張感。そして、人間関係の温かさや厳しさ、一筋縄ではいかない感情など、さまざまなものに心を動かされた作品でした。
ひとつ残念なことがあったとすれば、将棋のルールにあまりにも無知な私でしょうか(苦笑)。もう少し、本当に基本的な知識だけでもあれば、もっと楽しめたのかもしれないとも思います。これをきっかけに、本当に簡単なところだけでも勉強したいなあと思いました。
また、残念ということとは別に、この映画のなかでは全くと言っていいほど内面が描かれていないある登場人物の内面を知りたくて、今まで読むきっかけのなかった原作を読んだら、私の求めるものがそこにあるような気がしていて、今から手を出すのは勇気がいるのですが…、今すごく気になっています。

 

2017年4月26日 (水)

G線上のあなたと私

Gsenjounoatanatowtashi

コンサート、そして。

いくえみ綾
「G線上のあなたと私」

バイオリンのグループレッスンで知り合った3人。発表会に出られなかった北河さんのため、コンサートを計画した也映子と理人。
3人が今まで練習した曲と、3人の家族や友達がたくさん集まった、ささやかで温かく、そして切ないコンサート、本当に素敵でした。
そして…、レッスンに通うのをやめた理人、コンサートを終えて燃え尽きちゃった感のある也映子。この、くっつきそうでくっつかない微妙な距離を保ってきたふたりがどうなるのか気になるところ。次の巻あたりで完結になりそうな気もしますが…。

2017年4月25日 (火)

突然ですが、明日結婚します。⑦

Totsuzendesugaashitakekkonshimasu7

離れ離れになるふたり。

宮園いづみ
「突然ですが、明日結婚します」第7巻

あすかが大きなプロジェクトに参加することになるなか、名波はワシントンへ転勤が決まり…遠距離恋愛がスタート。遠距離になる前、一緒にいられる残りの時間を楽しむふたりは楽しそうな反面、ちょっと寂しさも漂います。
あすかみたいに自分も大きな仕事に関わっていて充実している方が遠距離恋愛は乗り切れるのかもしれないとは思いつつも、そのぶんすれ違いも大きくなりそうな気もします。
このふたりが遠距離恋愛を乗り切れるタイプなのかダメになってしまうタイプなのか…はまだこの巻でははっきり分かりませんでしたが、何も問題が起こらないわけではなさそうなところが垣間見える場面もあったかな。…久しぶりに会えそうな展開で終わったので、そこで色々分かってきそうな感じ。
つい最近まで放送していたドラマでは遠距離恋愛→ハッピーエンドになりましたが…、だいぶお話の展開が違っているので、原作の方はこの後どう決着していくのか気になるところです。

2017年4月24日 (月)

おんな城主直虎:16

人手不足解消の方法とは。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第16回:綿毛の案

井伊家の財政立て直しの策として瀬戸方久は綿花の栽培を直虎に提案。しかし人手不足により、綿花を売るほどたくさん栽培するのは難しく、また、先に定めた、耕す人のいなくなった土地を新たに耕した者にその土地を与え三年間は年貢を免除する、という「三年荒野」の策も思うようには進まないことを知る直虎。人手を集めようと村々を回る直虎はそんななかでとある旅の男と出会い、人は金で買える、と教えられ情報を得るため茶屋へでかけた直虎と直之。そこへ、行き先を告げていなかったはずの政次が現れ、井伊谷へ行けば土地が手に入るという噂を流せばいいと言い残して去っていき、その通りにするとやがて井伊谷にはたくさんの百姓がやってくるのでした…。
幼馴染として信頼していた政次に裏切られたと思う直虎が、政次を頼りたくないと意固地になる様子、そして、直虎に厳しい態度で接するけれど実は直虎のことを(というか幼馴染のとわを)守ろうとしている政次の(でもそれを表に出すことはできない)葛藤。なんという、少女漫画的展開。大河ドラマでこんな…!という否定的な考えの方ももちろんいるのでしょうが、少女漫画で育った(というか今も読んでる・苦笑)私にとっては親しみやすく毎回楽しみです。
さて…、そんな井伊谷とは別に、駿府では寿桂尼が倒れ…大きな動きがありそうな模様。これを知った政次がどう動くのか、そして、井伊谷では直之が手に入れてきた種子島(鉄砲)をめぐる騒動、そして直虎が偶然出会った旅の男がどんな風にこれからの展開に関わってくるのか…気になる部分がたくさんです。

2017年4月23日 (日)

パリと南仏ねこ歩き

Paritonanfutsunekoaruki

スケッチで綴る旅。

池田あき子
「ダヤンのスケッチ紀行
パリと南仏ねこ歩き」

ダヤンシリーズの作家・池田あきこさんによるスケッチ紀行、フランス(パリと南仏)編。
街中の風景をササっとスケッチしているなかに、色使いとか線の感じとか…ものすごいセンスを感じさせられます。旅の様子を描いた漫画も面白いです。
そして、ひとことで南仏といっても、街それぞれに雰囲気が違うんだなあということを、街の雰囲気を描くスケッチや文章から分かります。そういう色々な場所を、車はもちろん電車やバスも使ってどんどん旅を楽しんでいる様子がとても楽しかったです。
旅先でスケッチを楽しむコツを画材ごとに紹介したページも興味深いです。どうしても写真に頼ることが多いですが、ササッとスケッチできたりしたら素敵だなあ…とも思いました。

2017年4月22日 (土)

シッダールタ

Siddhartha

花まつり(4月8日)に。

ヘッセ
「シッダールタ」

“シッダールタ”は仏陀こと釈迦の出家前の名前。
ですがこれは釈迦ではない、ある求道者の悟りへ至るまでをシッダールタの名前を借りて綴られる物語。
ヘッセの作品を読むのは初めてでしたが、独特のリズムや心情や情景の描写と言葉の美しさに引き込まれました。
そして内容的にも、苦行で体を限界まで痛めつけたかと思えば愛欲や金欲に身を浸したり、そんな自分に嫌気がさしてすべてを捨て去って川の渡し守として暮らしたり…、と波乱万丈な人生を送った末に悟りに至るところや、子どもを愛するがゆえに縛り罰してはいないか、など示唆に富んだ言葉にハッとさせられるところなど、とても読みごたえがあって引き込まれました。
悟りがどんなもので、そこへどんな道のりをたどってたどり着くのか…、また悟りに至るのか至らないのか…、それは人間がひとりひとりみんな違うようにみんな違うんだろうなあと、読みながら色々考えさせられました。
また今度、この時期に読んでみようと思います。

2017年4月21日 (金)

映画「夜は短し歩けよ乙女」

Yoruhamijikashiarukeyootomemovie

2017年映画館で観る4作目はこちら。

映画「夜は短し歩けよ乙女」

クラブの後輩である“黒髪の乙女”に一目ぼれをした“先輩”こと私。
彼らがたくさんの人々とともに京都の街を舞台に織りなすファンタジックなお話。
この映画が公開されると知って原作をもう一度読み直しましたが…、それで面白いと思ったり印象に残った場所が本当にたくさんあって、そういう部分を目と耳で楽しむことができて本当に楽しく、ドキドキとワクワクが止まらない幸せな時間でした。
また、原作のストーリー展開や雰囲気がそのままそこにあるだけではなく、春・夏・秋・冬の別々のエピソードをひとつのエピソードのようにまとめあげているところや、おっ!ここはそういう趣向で?とか、こんなことも考えつくんだなあ!というようなびっくりさせてくれるところなど、隅から隅まで本当に楽しみました。



2017年4月20日 (木)

唐人相撲/MANSAIボレロ

Image

狂言はちょっと久々。

2017年4月9日(日)13:00より
「狂言「唐人相撲」/MANSAI「ボレロ」」
世田谷パブリックシアターにて

 狂言「唐人相撲」
  皇帝:野村万作/相撲取り:野村萬斎/通辞:石田幸雄 ほか
 MANSAI「ボレロ」
  野村萬斎
 ポストトーク
  野村萬斎・永井多恵子(世田谷パブリックシアター館長)

さて…今回の公演は世田谷パブリックシアター20周年記念の始まりというおめでたい催し。
まずは狂言、唐人相撲です。
主人公は日本での相撲に飽きて唐へ渡った相撲取り。しかし日本が恋しくなり帰国を思い立ち皇帝に願い出ると、では最後に相撲を取って見せなさいということになり…というお話。皇帝のお付きの人々がたくさん登場する賑やかな行列が楽しく、その人たちが次々に、そして様々な方法で相撲取りに挑むところでは次の展開がいちいち楽しみで面白いところです。
そして休憩をはさんで「ボレロ」へ。
音楽と、舞台上の萬斎さんの動きひとつひとつにぐっと引き込まれて、約20分間があっという間で、いつまでも見ていたいような気分になりました。「ボレロ」を観るのは久しぶりでしたが、またこうして目にする機会があって本当によかったです。
終演後、萬斎さんと館長である永井多恵子さんとのポストトーク。
テーマは主に、今年度の世田谷パブリックシアターが計画している公演やイベントについて。萬斎さんは、芸術にはどこかショックがないととお話されていましたが、そういう、びっくりするようなことやオッ!と思うようなことがあって興味を持つということはあると思うので、なんとなく分かる気がしました。
なんだか、萬斎さんのびっくりするようなことをずっと見続けていますが、今年もまた色々見られそうで、楽しめそうで、ワクワクしています。

2017年4月19日 (水)

ドラマまとめ2017年1~3月②木-日

今年の1~3月に見ていたドラマのまとめ。
後半は木~日曜です。


木曜9時・テレビ朝日系
「就活家族~きっと、うまくいく~」
三浦友和さん演じる大手鉄鋼メーカーの人事部長である父、黒木瞳さん演じる私立中学の国語教師である母、前田敦子さん演じる宝飾メーカーのOLである娘、工藤阿須加さん演じる就職活動に苦戦中の三流大学生の息子。この4人家族がそれぞれに就職活動をすることになってしまう…というお話。
最初の時点では4人のうち3人がなんらかの職に就いている、なのに全員が就職活動へ…。というわけで、ぜったい暗い話だろうなあ、見るの辛そうだなあ…と思いながら見始めて、確かに、それぞれがそれぞれに辛い立場に立たされたり悩みを抱えたり、そして信頼関係が崩れ精神的にも物理的にも家族がバラバラになってしまう…という展開にもなってハラハラさせられて、サブタイトルのように本当に「うまく、いく」のかすごく不安になりましたが、最後には清々しい「うまく、いきそう」な終わり方でホッとしました。

木曜11時55分・日本テレビ系
「増山超能力師事務所」
超能力者によるビジネスが行われている…という架空の日本が舞台の、超能力を持つがゆえに良いことばかりではない経験もしていた人々が、ココリコの田中直樹さん演じる所長のもとに集まり、超能力を使った浮気調査や人探しなどのトラブル解決をしていくお話。色々なタイプの超能力を持った人が集まっているからこそ、トラブル解決の方法のための調査も色々な方法があって面白かったです。オッと思ったのは、話を聞きに行った人に探している人のことを訪ねて、その思い浮かべたものを読み取ってデジカメに念(?)を送って写真にしたところ。そんなことが本当にできたら、メモをとったり似顔絵を描いたりするよりもずっと早くて確実そうですよね…(苦笑)。

金曜8時・テレビ東京ほか
「三匹のおっさん3」
還暦過ぎの仲良し3人組のおっさんたちがそれぞれの得意技(?)を使ってご近所のトラブル解決をしていくお話。なんだかこう…世知辛い世の中のせいか、詐欺とか詐欺っぽい手口とかで、個人情報を集めたり法外なお金を手にしようとする人が登場するエピソードがかなり多かった気がしますが、そんなときも、思いがけず、また、やむにやまれぬ事情によって関わってしまった人には温情熱く、しかし、そういう人の弱みに付け込む人には大変手厳しく…、そんな時代劇的で人情的な展開が今回も楽しかったです。

金曜深夜0時12分・テレビ東京ほか
「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」
遠藤憲一さん、大杉漣さん、田口トモロヲさん、寺島進さん、松重豊さん、光石研さん(※50音順)。6人の俳優さんたちが共同生活をするお話。6人の俳優さんたちはもちろん、仕事仲間として登場する人たちもほとんどの人たちが実名で自分役として登場するところや何気に隅から隅まで豪華キャストなところはすごく贅沢。そしてそこに架空の自主製作映画とか、6人が撮影に出かけるドラマや映画があったり、毎回の最後に6人がとりとめない会話をしているところが面白かったです。

日曜9時・フジテレビ系
「大貧乏」
小雪さん演じるシングルマザーの主人公・ゆず子が、洗濯機の故障で家が水浸しになったうえに会社の倒産で仕事を失い突然無一文に。そんななか、新しい仕事を求めてでかけた同窓会で、伊藤淳史さん演じるゆず子に高校時代から憧れていた弁護士・柿原と再会。会社の倒産の裏に隠された真実を追求していく…というお話。最初は、戻ってくるはずが戻ってこなかった積立金を取り戻したいというお話だったのが、ほのぼのとした家族の場面やコミカルな場面の一方で、倒産の裏に隠されたある大企業の闇…という結構シリアスなお話でもあり、成田凌さん演じる倒産した会社でゆず子と同じく働いていた春木とこの会社との意外な繋がりだったり…、見始める前に想像していたよりもたくさんの要素が詰め込まれ、色々なことを考えさせられる内容だったのは意外でしたが、面白かったです。

おまけ
日曜8時ほか・NHK総合ほか
大河ドラマ「おんな城主直虎」
今年も大河ドラマを見始めました。昨年の「真田丸」から引き続いて戦国時代。のちに彦根藩主となる井伊家の、その前のお話。主人公は女性に生まれながらも城主として井伊家を治めることになった井伊直虎。演じるのは柴咲コウさん。彼女の幼馴染で親戚にあたる亀之丞(のちの井伊直親)を三浦春馬さんが、同じく幼馴染で井伊家に仕える小野家の嫡男・鶴丸(のちの小野政次)を高橋一生さんが演じています。とはいえ…3月末に放送された分までに、直親は色々あって(ものすごく省略)この世を去っています…。だからこそ直虎が城主となったわけですが、ようやく城主としてはスタートラインに立ったというところ。少女時代のとわ、そして次郎法師としての時代を経て、城主としてのこれからが楽しみなところです。

おまけ2
土曜夕方5時30分・NHK-Eテレ
「クラシカロイド」
偉大な作曲家たちの魂を宿したアンドロイド“クラシカロイド”たちが活躍(?)するお話。
昨年10月から放送されていたこのアニメ、3月で放送終了。
音楽は素晴らしいけど、人間的にはたくさんの問題を抱えているクラシカロイドたち。でもそこがまた魅力的だったりもして、ロックやヒップホップなど様々なジャンルの音楽にアレンジされたクラシックの曲も思わず口ずさみたくなったり…、音楽の楽しさもあらためて感じることができました。第2シーズンの放送もすでに決まっているそうなので、楽しみです。


今年が始まって最初の3か月、今回も楽しいドラマにいくつも出会い楽しい時間を過ごすことができました。すでに4月からのドラマの放送が始まっていますが、また楽しめればいいなあと思います。

2017年4月18日 (火)

ドラマまとめ2017年1~3月①月-水

今年の1~3月に見ていたドラマをまとめます。
まずは月~水曜日。


月曜9時・フジテレビ系
「突然ですが、明日結婚します。」
西内まりやさん演じる結婚したい女と山村隆太さん演じる結婚したくない男が、互いに相いれない部分を自覚しながらも惹かれ合い恋に落ちるお話。
原作の漫画を以前から読んでいるので見てみました。原作とは違うお話の展開やキャラクターのイメージの違いなど色々ありながら、これはこれで楽しみました。原作はまだ完結していないので、ドラマの結末とはまた違ったラストがこの先みられるのを楽しみにしています。

火曜9時・フジテレビ系
「嘘の戦争」
草彅剛さん演じる詐欺師・一之瀬浩一(千葉陽一)が、30年前に両親と弟を失い、自らも大きなけがをし嘘をつかざるを得なかった事件に関わる人々に次々と復讐劇を仕掛け、事件の首謀者に迫っていく…というお話。
主人公の浩一が幼い頃に遭遇した事件があまりにも残忍なので、詐欺や私刑はダメなんですよ!という正論はとりあえず横に置いておいて…首謀者や事件に関わった人々に何らかの制裁を受けてほしいという気持ちで、毎回ハラハラしながら見ていました。
詐欺師である浩一と、その正体を暴こうとしたり騙されたりした側が最後には心が通じ合っていたところに、ただただ騙し騙されるだけのお話ではない温かさも感じられました。

火曜10時・TBS系
「カルテット」
あるカラオケボックスで偶然(?)出会った4人の男女がカルテット(弦楽四重奏団)を結成、軽井沢の別荘で暮らしながら活動するうち、それぞれが嘘をついたり隠したりしている事柄が明らかになっていく…というお話。
お互いにお互いの秘密を知り、4人の繋がりが少しずつ強くなっていったなかで発覚する、大変な過去の事実。その4人を演じるのは松たか子さん、満島ひかりさん、松田龍平さん、高橋一生さん。その演技がみんなすばらしく、毎回の放送が生のお芝居を観ているような感覚と映像でしか味わえないような面白さ、両方がたくさん味わえてものすごく贅沢な時間でした。

水曜9時・テレビ朝日系
「相棒Season15」
おなじみの特命係、水谷豊さん演じる杉下右京と、反町隆史さん演じる冠城亘が様々な事件に遭遇し事件の真実を追うお話。冠城さんは4人目の相棒ですが…、元官僚というバックボーンゆえに出てくる展開、右京さんとの掛け合いに時々生まれる緊張感など、そういう雰囲気、嫌いじゃないです。
ただ残念だったのは、この放送中に公開になった劇場版Ⅳを映画館で観逃してしまったことです。今まで相棒関係の映画はすべて映画館で観ていたのに、不覚でした…。DVDが出るのを待ちたいと思います。

水曜10時・日本テレビ系
「東京タラレバ娘」
吉高由里子さんと榮倉奈々さんと大島優子さん演じる高校から仲良しのアラサー3人組が、現実から目を背け「タラレバ」トークに興じていたところ、坂口健太郎さん演じる年下のイケメンから辛口の意見を突きつけられたところから恋、仕事、生き方…様々な歯車が回り始めるお話。
早いうちに…たとえば20代半ばくらいで結婚して子どもを育てて…という人にはあまり分からないであろう、「刺さる」ワードいっぱいでグサグサくる部分が多かったですが、3人の恋模様、仕事など人生の選択にあれこれ思いを巡らせながら見ていました。

今回はとりあえずここまで。
後半へ続きます。

2017年4月17日 (月)

おんな城主直虎:15

直虎の危機に…!

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第15回:おんな城主 対 おんな大名

今川の、政次を虎松の後見にするようにという命令、井伊の頭の上を飛び越え今川に徳政令を願い出た村に徳政令を出すようにという命令。それを退け続けた直虎(とわ)に、今川から申し開きに来るように…という知らせがきて、井伊谷の人々には、同じように今川からの呼び出しを受け出かけて道中で襲われた直親のことが頭をよぎります…。
それでも駿府に向けて出立した直虎。そして…当然のように急襲を受けるのですが、龍潭寺のお坊さんたちと直虎が駿府へ出かけることに反対していたものの追いかけてきた中野直之の働きによって無事駿府にたどり着くことができました。
直虎のやることの邪魔をする存在のように思われた直之。でも、父親から受け継いだ忠誠心ゆえの言動でもあったのでしょう…。
そして、ようやく分かり合えた直之の力を借りて男の恰好で駿府にたどり着いた直虎は、寿桂尼と対面、二つの村に対し徳政令を行わない理由を申し開き、また、二つの村の人々から直虎を領主として認めるという署名も届き、今川(というか寿桂尼)はしばらく直虎が井伊谷を治めるのを見守ることに。
その一方で、一見直虎と対立するような振舞いをすることで、直虎(というか幼馴染のとわ)を矢面に立たせないようにして守ろうとしているらしい政次は、なんだか報われない展開が続いていますね…。
さてそして、次回はいよいよ二つの村の立て直しが動き始める様子。楽しみです。

2017年4月16日 (日)

映画「チアダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」

Chiadan

2017年、映画館で観る3作目はこちら。

映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」

高校に入学し、サッカー部に入部した中学からの同級生を応援しようとチアダンス部に主人公のひかり。しかし生徒から“地獄先生”と恐れられる顧問の早乙女は新入生を前に「チアダンス部は全米制覇を目指す」と宣言する…と言うところから始まるお話。
サブタイトルにもなっているように、福井県の高校のチアリーダー部がアメリカのチアダンスの全米選手権で優勝(しかも全部で5回)した実際の出来事がモデルになっているお話。
感情の行き違いや怪我などを乗り越えながら、仲間との友情を育てていくひかりたち、そんな彼女たちに厳しく接しながらも陰ながら悩みつつも一生懸命だった顧問の早乙女先生。そしてチアダンスに打ち込む姿を見守り支える家族や同級生たち。
全米選手権の最後のステージ上でキラキラ輝く彼女たちの姿とそれを見ている人々の姿。胸が熱くなりました。最初から最後まで、やっぱり青春って良いものだなあと感じさせてくれる、爽やかで素敵な映画でした。

2017年4月15日 (土)

夜は短し歩けよ乙女(再読)

Yoruhamijikashiarukeyootome

映画公開をきっかけに再読。

森見登美彦
「夜は短し歩けよ乙女」

春は先斗町の楽しい夜、夏は古本市の片隅で催される火鍋の会、秋は自由闊達で破茶滅茶な文化祭、冬は風邪の神が街を席巻…。学生時代というものに抱く思いそのもののように、みんなみんな楽しくていつまでもこのお話のなかに留まっていたい…と思いましたが、なんとか戻ってまいりました。
映画の公開がきっかけで再読しようと思い立ちましたが、映画を観に行くかどうかは分からないけど…と思っていました。でも…絶対観に行こうと思います。
最近映画館から足が遠のきがちですが…きっと行けますように!なむなむ!

2017年4月14日 (金)

ビブリア古書堂の事件手帖7(完結)

Biburiakoshodou7

とりあえず完結。

三上延
「ビブリア古書堂の事件手帖7
~栞子さんと果てない舞台~」

今回はシェイクスピア作品の収められた古書がメイン。
海外の古典すぎる作品なので…、作品自体はまあまあ知ってたものの、本の構造や印刷過程や扱われ方といった部分では、自分の想像がなかなか追いつかないところはあったのですが、栞子&大輔vs智恵子vs謎の道具商の男・吉原の心理戦というところに引き込まれました。
途中、智恵子の母が登場したり、智恵子が家を出る原因になった本のことが分かった辺りで栞子の様子が変になったり…、大輔にとってあまり良くない結末も心の片隅をよぎりましたが、智恵子もある意味大輔のことを認めてくれたみたいで、ふたりの仲もさらに進展したようで…、まあめでたしめでたし、というところでしょうか。
今回でいちおうシリーズ完結ということですが、番外編Nやスピンオフなどを発表する予定があるようで、またビブリアシリーズのキャラクターに会えるのが楽しみです。

さて…。
今回は完結編を読むということで、その前に最初から読み直してみました。
ああ、あんなことあったなあと栞子と大輔が出会ってからのことを振り返り、そういえばこのシリーズをきっかけに興味を持って手に取った本がいくつもあったなあとか(たとえば江戸川乱歩とか太宰治とか宮沢賢治とか)、懐かしく楽しく思い出しました。
そして、以前読んだ時にはわりとサラッと読んだ記憶があるのに、今回読んでみたら胸に迫るものを感じるエピソードがいくつもあったり…、再読ならではの楽しみがたくさんありました。
せっかくなので、シリーズ全作をまとめて載せておきます。


Biburiakoshodou1
シリーズ1作目[栞子さんと奇妙な客人たち]
登場する本
 夏目漱石「漱石全集・新書版」(岩波新書)
 小山清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」(新潮文庫)
 ヴィノグラードフ・クジミン「論理学入門」(青木文庫)
 太宰治「晩年」(砂子屋書房)】
漱石全集をきっかけに出会う大輔と栞子。そしてビブリア古書堂をとりまく人々の秘密、そして事件の数々。「落穂拾ひ」をきっかけに出会うせどり屋の志田と小菅奈緒の会話にぐっとくるものがありました。
Biburiakoshodou2
シリーズ2作目[栞子さんと消えない絆]
登場する本
 坂口美千代「クラクラ日記」(文藝春秋)
 アントニイ・バージェス「時計じかけのオレンジ」(ハヤカワ文庫NV)
 福田定一「名言随筆 サラリーマン」(六月社)
 足塚不二雄「UTOPIA 最後の世界大戦」(鶴書房)】
直の妹・結衣の読書感想文や大輔の元彼女の父親の遺した本に隠された真実を栞子が解き明かすなか栞子の母・智恵子の得体の知れない恐ろしさの一端(ここに出てくるお話だけで充分怖いけど先の巻を知ってると本当に一端でしかない)が見えてくる展開。
再読して「時計仕掛けのオレンジ」を読んでみたいと思いながらまだ読んでいないことを思い出しました。
Biburiakoshodou3
シリーズ3作目[栞子さんと繋がりの時]
登場する本
 「王様のみみはロバのみみ」(ポプラ社)
 ロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」(集英社文庫)
 ウスペンスキー「チェブラーシュカとなかまたち」(新読書社)
 宮沢賢治「春と修羅」(關根書房)
この巻からヒトリ書房の井上氏登場。過去に栞子の母・智恵子と何があったかはこの先に出てくるけど栞子が智恵子にそっくりならそっくりなだけ警戒し攻撃的にならずにはいられないのは仕方がないかも。「春と修羅」をめぐる「テナルデイ軍曹」の動きは本一冊に対する執念がちょっと怖いと感じたけど「たんぽぽ娘」に思い入れを持つ人の行動にはやったことは駄目だけど理解はできる気がしました。
Biburiakoshodou4
シリーズ4作目[栞子さんと二つの顔]
登場する本
 江戸川乱歩「孤島の鬼」「少年探偵団」「押絵と旅する男」ほか
この巻は丸ごと江戸川乱歩。これをきっかけに今まで読んだことのなかった乱歩作品をいくつか読みました。そして…母・智恵子の切れ者っぷりと恐ろしさとよくある親子関係とは違うかもしれないけれど栞子に対する並々ならぬ思いが分かるエピソード満載。自分の誘いを栞子に断らせた大輔を見る目…息子を嫁(恋人)に取られた姑って感じ(苦笑)。井上氏が篠川親子を毛嫌いするきっかけの事件が分かったうえに栞子は智恵子と違うと分かってくれて良かった。そして…栞子の鈍さに振り回されてきた大輔が、とうとう、なラスト。
Biburiakoshodou5
シリーズ5作目[栞子さんと繋がりの時]
登場する本
 リチャード・ブローディガン「愛のゆくえ」(新潮文庫)
 「彷書月刊」(弘隆社・彷徨舎)
 手塚治虫「ブラック・ジャック」(秋田書店)
 寺山修司「われに五月を」(作品社)
大輔の告白への返事を保留する栞子。そんなふたりのもとに舞い込む古書に関する幾つかの依頼。そしてその裏にはあの人(智恵子)の存在が…。ブラック・ジャックに関するエピソードの「なぜ結婚する娘に◯◯を買ってやらなかったのか」というくだりにぐっときてしまう。それにここに登場するリュウ(滝野蓮杖の妹)がなかなかかっこよくて素敵。あと短歌や詩にあまり馴染みがなく手に取ったことのない寺山修司作品がちょっと気になる感じ。さてそして…大輔と栞子がいい感じになりつつあるなか…また別の、あの人が、再び。
Biburiakoshodou6
シリーズ6作目[栞子さんと巡るさだめ]
登場する本
 太宰治「走れメロス」「駈込み訴へ」「晩年」ほか
この巻は丸ごと太宰治。初読から再読の間に太宰作品をいくつか読んだのもあり以前より理解しやすい部分が増えた気がするけど、やっぱり太宰ってろくでなし。でも才能と、どこか周りの人たちが放っておけない部分を持っていたんだろうなあと思わせられる。
智恵子の生い立ちを含め、栞子や大輔の祖父母の時代の太宰本をめぐる事件が現在まで影響を及ぼしていて…いたるところで人間関係が繋がっていて複雑すぎるうえに古書や貴重な本の魅力に取りつかれる人々の言動がちょっと気持ち悪いし怖すぎる…。

再読したことで、ああ気になっていながらまだ読んでいなかった!という本を思い出したり、最初に読んだ時とは違う本が気になったり…、また新たな本との出会いが期待できそうです。

2017年4月13日 (木)

ピーターラビットの絵本④

Piterrabbit10 Piterrabbit11 Piterrabbit12

ピーターラビットの絵本、その④

べアトリクス・ポター
ピーターラビットの絵本
10「りすのナトキンのおはなし」
11「あひるのジマイマのおはなし」
12「「ジンジャーとピクルズや」のおはなし」

③に引き続き。
まず、ひとつめ(10作目)。いたずら好きで無礼者のりすナトキンのお話。えさをあつめるために、たくさんのりすさんたちが1匹ぶんのいかだに乗って島に渡る様子がなんとも可愛らしく、島に住むふくろうのブラウンじいさまへのお土産は人間目線だと嬉しいのか嬉しくないのか微妙なものがたまにあってびっくりしつつも面白いです。そして、ナトキンがぶらうんじいさまにいたずらしたり無礼な態度をとる度に、今回こそ痛い目にあうかも…とハラハラした。ほかのりすさんたちはやめさせようとか思わないらしいところに疑問を持ちましたが、集団で餌を集めたりするわりに、りすたちは個人(?)主義なのかも…。
そして、ふたつめ(11作目)。自分の卵を自分で抱いて孵したいあひるのジマイマさんのおはなし。明らかに危険そうなキツネのことを「しんし」と呼んで心を許してるジマイマにハラハラさせられます。そして…キツネの手からはなんとか逃れられたものの…卵が残念なことに。助けにやってきたケップ(番犬)が一緒に来た猟犬さんたちにも卵食べちゃダメってち言っておいてくれたら良かったのに…と思わないでもありませんが、それでも最終的に新しく産んだ卵を自分で抱かせてもらえて良かったです。
さいご、みっつめ(12作目)。黄色いオス猫のジンジャーと猟犬のピクルズのやっている雑貨屋さん。かけ売りでどんどんものを売ってしまった先に待っているものとは…というお話。今までのお話に出てきた色んなキャラクターもたくさん登場するので楽しいですが、お人形さんたちがおまわりさんの人形を連れて歩いていたり、どういう世界観なのかな…とちょっと混乱する部分も(苦笑)。それにしても…、翔けで物を買って請求されないのを良いことにお金を払わないなんて泥棒と一緒ではないですか!とお客さんたちの行動に問題を感じますが、その後にこのふたりの失敗を教訓にしてしたたかなお店が登場するところはなかなか面白かったです。

今回も「ピーターラビットの…」と言いつつピーターラビットの登場しないお話ばかりでしたが、どれも楽しいお話でした。引き続き次も読んでいこうと思います。

2017年4月12日 (水)

東山魁夷をたずねて

Higashiyamakaiiwotazunete

作品と人をたずねて。

東山魁夷/ビジョン企画出版社
「東山魁夷をたずねて」

日本画家・東山魁夷さんの作品や作品と画業に関する文章や写真、魁夷さんの作品に対する様々な方々の文章で構成される本。
上村松篁さんの文章に、魁夷さんの「沼」という作品に描かれたような場所が自分の家の庭にあった、というところに、あ!私もそういう体験あった!と共感。「白樺の丘」という北欧の景色を描いた作品によく似た風景に蓼科を車で走っているとき出会ったことを思い出しました。その場所に行ったことがないのに、言ったことがあるように感じたり、自分の知っている風景と同じだと感じたり…、こういう感覚になるのは、魁夷さんが、目で見たものをそのままということよりも、心で感じたものをそのまま描くということを大事にされていたから、何かの風景を目にしたときに心に生じる何かが似通っているときに、見る側にそういう発見や思いが生まれるのかもしれない…と感じました。

2017年4月11日 (火)

ポケットギャラリー東山魁夷

Pocketgaralyhigashiyamakaii

美術館で購入。

東山魁夷
「日経ポケットギャラリー 東山魁夷」

絵画を手軽なサイズで楽しめるシリーズの魁夷さん編。
作品はもちろん、風景画家としてのあり方や作品それぞれについてなどの魁夷さんの文章も一緒に読めるところが良いです。
奥付を見ると1991年初版。ということで当然のことながら絶筆である「夕星」など晩年近い作品などは収録されていませんが、気軽さと美しさで長く楽しまれている本なんだなあということがよく分かります。

2017年4月10日 (月)

おんな城主直虎:14

直虎の手腕、いかに。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第14回:徳政令の行方

徳政令でふたつの村の借金を棒引きにする代わりに、借金をしている商人・瀬戸保久を家臣の列に加えその村を彼の領地とし、年貢からその借金を返済し新たな商いを生んでいこうと考えた直虎。
しかし家臣たちから反発され、領民たちは今川に徳政令を願い出たり保久を連れ去り人質にしストライキを起こす展開。そしてその裏には今川から直親の子・虎松の後見を命じられて井伊谷に戻ってきた政次が。
最終的には、直虎の思いを領民が理解し和解することはできましたが…なかなか危ない局面でした…。
政次の後見を退け、徳政令を退け、二度も今川の意向を無視した直虎に、ついに今川からの呼び出しが。というわけで次回は、おんな大名…寿桂尼との対決。とはいえその前に、無事駿府にたどり着けるかも気になるところですね…。

2017年4月 9日 (日)

ihana

Ihana

付録が気になっていました。

e-MOOK
「ihana」誕生号

写真中心にざざっと見ました。
ここに登場する女性たち、さり気なくお洒落でかっこよくて、こんなふうになれたらいいなあと思わないでもありませんが、なかなか…(苦笑)。まあ、見て楽しむ感じですね…。
付録のバッグインバッグは、今まで見たことあるラシットの付録もののなかではわりとデザインも作りもちゃんとしてる部類なのでお得感ありました。
ラシットといえば…、このなかでも紹介されてるCUBEは形やデザインが可愛くて気にはなっているものの、普段荷物が多いのでこの小さなバッグをどんな場面でどう活用するか…という問題がクリアできていないがために手を出せずにいます…。

2017年4月 8日 (土)

本屋さんのダイアナ

Honyasannodaiana

ふたりの少女の物語。

柚木麻子
「本屋さんのダイアナ」

小学校の同級生として出会い親友となったダイアナと彩子。お互いを思いやる一方で、相手の境遇を羨んだり劣等感を抱いたりする…、そんなふたりの8歳から22歳までのそれぞれの物語。
怒ったり傷ついたりしながら成長するふたりの姿を見守りながら、今にも泣いてしまいそうなのをこらえているような不思議な気持ちでした。ふたりの主人公の魅力とともに、彼女たちの周りの人たちが魅力的だったり、反面ちょっと嫌な人かと思いきや実は共感できる面のある人だったりするところも良かったです。
22歳のふたりが、とても久しぶりに顔を合わせ言葉を交わした後…、きっと新しい関係が始まるんだろうなあという期待を感じるラストが清々しかったです。

2017年4月 7日 (金)

針がとぶ

Harigatobu

不思議な短編集。

吉田篤弘
「針がとぶ Goodbye Porkpie Hat」

伯母の遺したレコード、ホテルのクロークに一着だけ残されたコート、遊園地の駐車場に現れる猫、ある半島の小さな村の白い家で四方に砕け散る月、…バラバラのようで繋がっていたりする7つのお話。
寝る前のほんのわずかな時間に、一話か二話くらいずつ読み進んで、あ…ここは(この人は)知ってる…と気づくことであったり、ハッとするような言葉に出会えることが楽しみな一冊でした。とくに表題作「針がとぶ」と「パスパルトゥ」のそれぞれ最後の一行がすごく好きでした。物語でありながら、誌的な部分もたくさん感じられました。

2017年4月 6日 (木)

もっと知りたい歌川広重

Mottoshiritaiutagawahiroshige

最近、広重作品を観る機会が多かったので。

内藤正人
「もっと知りたい 歌川広重」

幕末の絵師・歌川広重の生涯と作品を紹介する本。
「東都名所両国之宵月」みたいな、手前の大きく描かれた橋桁越しの景色というような構図に魅力を感じます。色彩という面でいえば、「江戸名所百景 亀戸梅屋舗」の赤い色にも心惹かれます。ふたりの女性が「命」という漢字の足(?)の部分をせっせと削っている「命」という作品のユーモアセンスにはつい笑ってしまいます。
広重が武家出身で若い頃は絵師として修行・活動しながらお役目(火消同心)と兼業していたというところが興味深いです。そして、江戸時代にはほかにもこのような形で絵師をしていた人はいたようで、今で言うなら医師や弁護士で小説家でもある、というような人と近いのかもしれません。
広重の作品に用いられた画法などを分かりやすく解説されていて、その凄さや作品の魅力がよく分かる内容ではありましたが、ただ一つ、解説やコラムで同時代のライバルだった北斎や作品を合作した渓斎栄泉と比較するときに、北斎や栄泉を下げるような書き方が所々あるのは、そういう書き方に頼らなくても、広重の素晴らしさは読み手に充分伝わるはずなのに…と少し残念に感じました。

2017年4月 5日 (水)

まるごと三味線の本

Marugotoshamisennohon_2

これも、試験勉強の一環で、調べ物のために。


田中悠美子/野川美穂子/配川美加
「まるごと三味線の本」

三味線について、楽器の構造やその音楽の歴史と移り変わりなどについてまとめた本。
自分にとってこの本から知りたかったのは、楽器の構造や呼び名、調弦の呼び方などほんの一部ではありましたが、ついでに楽器や三味線の音楽の歴史と変遷についてもひととおりざざっと読みました。
そのなかで印象に残ったのは、こういった楽器やその音楽の世界に対するイメージとして、ずっと昔から種目ごとに区別されあまり交わらないもので、近年は色々なジャンルとも交わるようになった…という風に思っていましたが、実は、ずっと昔には色々な種目に通じた奏者の人がたくさん存在していたのが、次第に特定の種目に特化して修行するようになっていった経緯があって、最近ではまたその境を飛び越えて活躍する人が出てきた…という流れ。私が勝手に抱いていたイメージとは真逆だったのでびっくりしましたが、これを知ると、今のようなジャンル分けにこだわらない活躍をする人がたくさんいるのは、三味線という楽器とその音楽としては、いちばん最初の部分に立ち返っているとも言えるのかもしれないなあ…と考えたりもしました。

2017年4月 4日 (火)

箏と筝曲を知る事典

Kototosoukyokuwoshirujiten_4

試験勉強の一環で、調べ物のために手に取りました。

宮崎まゆみ
「箏と筝曲を知る事典」

箏(こと)と箏曲(そうきょく)の歴史、逸話、音楽理論などについてまとめた本。
主に、お箏の調弦や箏曲やその作曲者についての調べ物のために手に取った本ですが、それはそれとして、一言で箏曲といっても宮廷箏曲(公家)、筑紫箏曲(武家)、当道箏曲(庶民)と時代を経て様々なものが生まれてきたというところ、そして、高倉天皇の寵愛を受け平清盛の怒りを買った小督局の悲劇とか、徳川秀忠が娘・和子の嫁入り道具として作った名箏「山下水」のたどった数奇な運命とか、歴史ものとして興味をそそられる内容がいっぱいで読みごたえのある本でした。

2017年4月 3日 (月)

おんな城主直虎:13

いきなり直面する難局。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第13回:城主はつらいよ

還俗はせずに、虎松の後見として城主・直虎を名乗ることになった次郎(とわ)。
わずかに残った家臣たちの反発や困惑、そして今川の命令によって再び井伊谷にやってきた小野政次と後に井伊谷三人衆とよばれる人々の動きなども気になるなか…、度重なる戦によってできた借財と年貢で二重に苦しむ領内の村の人々が徳政令(借財の棒引)を願い出て、しかも井伊家も村人たちと同じ、瀬戸方久という商人から多大な借財を抱えていることが明らかとなり、あらたな悩みを抱えることになった直虎。
この方久という人物、幼い頃の直虎が出会ったあばら家に住んでいた男。家出した直虎(その頃はとわ)を無事お城へ戻したことで得たお金を元手にした商人となったのでした…。
そんな方久を家臣の列に加え、徳政令を願い出た村を彼の領地とすることで、新たな商いによって生まれた利益と年貢を借財の返済に充てる…というなかなかびっくりな案を考えた直虎。
もちろん反発する家臣たち、そして…、なぜか領主である井伊家を飛び越え、今川に徳政令を願い出るという行動に出て…、またまたあらたな問題が。
この問題がどうなるのかということももちろん気になりますが、政次は本当に井伊を、そして幼馴染のとわ(直虎)のことを見限ってしまったのか、表には見えないなにかを持っているんじゃないか…ということも気になります。

2017年4月 2日 (日)

銀盤騎士⑩

Ginbankishi10

舞台はオリンピックへ。

小川彌生
「銀盤騎士」第10巻

千登勢が病気の事を心に隠していたのが原因ですれ違っていたふたりに良い関係が戻ってきて…、いよいよ舞台はソチへ。
こうやって漫画で描かれているフィギュアスケートを見ていると、動くところが見たいなあとつい思ってしまいます。とくに見たいのは心の「弦楽セレナーデ」とイリヤの「黒い瞳」。試合の場面も心惹かれるものがありますが、バス乗り場で心とカイルが出会って会話するところも良かったし、怪我をした風太に田村先生が話しかけるところも良かったです。オリンピックという大きな舞台だからこそ、そういうところに見える人と人との繋がりと、そこに至るまでの様々な思いが強く感じられる気がします。
さてこの後…、心がフリーでどんな演技をするのか気になるし、試合後、あの一筋縄では行かなそうなお父さんに心が何を話そうとしてるのかも気になるところです。

2017年4月 1日 (土)

4月に観たい映画その後

今日から4月。
ということで今月もいつもの月と同様に、今月公開のものを中心に、個人的に気になっている作品をまとめます。
なお、なかでもとくに気になっている作品には星印を付けています(★>☆)。


今月公開

  1日 乱 4K
  7日 夜は短し歩けよ乙女
 22日 3月のライオン 後編

今月公開以外

      3月のライオン 前編
      チアダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~
      彼らが本気で編むときは、
      ラ・ラ・ランド
      サバイバルファミリー
      相棒-劇場版Ⅳ-首都クライシス 人質は50万人!特命係最後の決断


以上が今月リストアップした作品になります。
「乱 4K」は萬斎さんがまだ10代の頃出演した作品ということで、今までに何度か見る機会がありましたが、映画館で観る機会があれば良いなあという気はしています。
「夜は短し歩けよ乙女」は原作の雰囲気が好きだったので、アニメになってどんな感じなのか…気になっています。
そして今月と今月以外にまたがって挙げているのは「3月のライオン」。前・後編続けて観られる機会があれば良いなあと思います。「チアダン~(略)」は間違いなく、私が好きなタイプのお話なのですごく気になっています。そういう意味では「ラ・ラ・ランド」もミュージカルをお芝居や映画で観るのはすごく好きなので気になっています。
それ以外は…「彼らが本気で編むときは、」「サバイバルファミリー」「相棒劇場版Ⅳ(略)」ですが、映画館で観るのは時期的に厳しいものもありますが、機会があればぜひ観たいところです。
2ヶ月以上映画館に足を運んでいなくて少し情報に疎くなっているのもちょっと残念なところですが…、せめて、ひとつかふたつくらいはこのなかから映画館で観ることができればいいなあと思います。

« 2017年3月 | トップページ