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2017年5月 6日 (土)

憲法と君たち

Kenpoutokimitachi

憲法記念日(5月3日)に読みました。

佐藤功(解説:木村草太)
「憲法と君たち」

憲法制定に深く関わった憲法学者である著者の佐藤功さんが、憲法がなぜ必要なのか、誰のためのものなのか、ということを今から60年前の子どもたちに向けて書いた本。
子どもに語りかける内容なので、学校生活や家庭での子どもの役割を例に引きながら説明しているところが多いです。また、60年くらい前に書かれたものなので、ヨーロッパからアメリカに渡った人々が先住民の人々から土地や生活を奪う形で国をつくったことを肯定するような表現であったり、いくつか気になるところはありますが、そういった部分には注釈がつけられています。
普段の生活のなかで憲法を身近に感じることはあまり多くはありません。あることが当たり前すぎて、憲法の存在やその改正が自分の生活にどう関係あるのかを想像するのは難しいのですが、それでも、ひとりひとりがよく考えないと、気がついたときには取り返しのつかないところに自分の国が向かっているということになりかねない気もします。
終盤の章には、この本が書かれた頃にあった「押しつけ憲法論→改憲」という主張への危機感が強く滲んでいて、現在の政治の動きとも気持ち悪いくらい一致しているところが恐ろしく感じました。
もしいま憲法改正をするならば、この本が書かれた頃の改憲派の押しつけ憲法論はもう古いというか、それで70年間やってきてそれが当たり前になっているのに今更それはないでしょうというか、そんなことを本気で言い出す人もいないでしょうと思うのですが、逆に、その時間の経過や世界情勢の変化とともに生まれた現状との齟齬を解消した方が良いという考え方を持つ人がいてもおかしくはないという気がします。とはいえ、民主主義は多数決で物事を決めますが、自分たち(改憲を目指す人)の数が多いからと言って充分な議論をせずに数で押し切るのだけはやめてほしいなあと、そんな展開にはなってほしくないなあと心から願っています。
日本国憲法施行から70年、関連するニュースにも接する機会もあるなかでこの本を読み、色々考えさせられました。

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