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おしらせ

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2017年6月

2017年6月20日 (火)

桜桃忌に

Hashiremerosu

桜桃忌(6月19日)に。

太宰治
「走れメロス」

6月19日は桜桃忌(太宰忌)ということで、にこのなかから「駈込み訴え」と「走れメロス」のみ読みました。
「駈込み訴え」の主人公の愛ゆえの屈折ぶりを散々読んでから「走れメロス」を読むと、びっくりするほど真っ直ぐすぎるメロスとセリヌンティウスの厚い友情に胸が熱くなって仕方がありません。どちらも人の心の真っ直ぐさや強さとともに、脆さや弱さなどをひしひしと感じさせてくれる素晴らしい作品だとあらためて感じることができました。
桜桃忌の由来ですが…、太宰治が愛人とともに入水自殺を図り亡くなったのは6月13日。そしてふたりの遺体が発見されたのは6日後、太宰の誕生日でもある6月19日。死の直前に描いた「桜桃」から、桜桃忌と名付けられることになりました。
今回は当日急に思い立って太宰作品を手に取ったのですが、実際に亡くなった13日から19日まで何か長編を読むというのも面白い試みかも、とふと思いました。来年、覚えていたら挑戦してみようと思います。

2017年6月19日 (月)

おんな城主直虎:24

縁談の意味。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第24回:さよならだけが人生か?

今回のメインは、縁談。
武田家との同盟が崩れた今川は、領地に海のない武田に「塩止め」の制裁を行うとともに、国衆の離反を防ぐため、今川の家臣と国衆との縁談を積極的に進めているところで、井伊には、井伊の家臣である新野家の三女・桜と、今川の重臣である庵原家の助右衛門との縁談が持ち込まれたのでした…。
南渓和尚を通じて本人と対面しその人柄を確かめ安堵した直虎ですが、そうはいっても、井伊側からすれば、人質という性質を持っていることは間違いないことではあります。
そして直虎は、この縁談にヒントを得て、今川と同盟関係にある北条との動きを探るため、自ら縁談を利用することを思いつきます。
また一方、岡崎では松平家の竹千代に織田家から徳姫が嫁ぎます。この時代、まだまだ織田・豊臣と続く天下統一への動きは読めない部分もあった気がしますが、今川から離反し織田と手を結ぶという松平の選んだ道…、この後の歴史に大きな影響があった気がします。
さてそして…、話は井伊が行う材木の商いに戻り。気賀で中村屋にその商いを任せ、買い手がつきそうだといういい流れのなか…、今川との関係が微妙になりそうな流れもありそうで…気になるところです。

2017年6月18日 (日)

おんな城主直虎:23

仏像盗難をめぐる騒動。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第23回:盗賊は二度 仏を盗む

自分の領地で木を盗んだ盗賊を井伊が罰せず囲い込んでいると気づいた加藤が、領内の寺の仏像が盗まれ、その犯人が井伊にいる盗賊ではないか…と言い訪ねてきました。
結局それは、気を盗んだ盗賊を自分の手元に確保し罰したい加藤氏が仕組んだ狂言で、龍雲丸と南渓和尚の働きによって、その狂言を暴いて大事にするようなこともなく収まることになった訳ですが、その前に、加藤氏の訪問を受けた政次が、弟の妻・なつとの連携によって、龍雲丸たち一味が加藤氏に捕まらないよう動いたことも忘れてはなりません。それにしても…、「変な咳をしたら」と合図だったと言うものの、その咳が気になって仕方ないところではあります。
そして、木を伐る仕事が終わったら井伊の家臣になるよう誘う直虎、そして一味の面々がそれに乗り気となり、てっきりこの誘いを受けると思われた龍雲丸でしたが…「武家勤めはできない」と断りの言葉を。一味の人々も今後を色々と思い描いていた様子だったのに、この先どうなるのか…気になるところです。

2017年6月16日 (金)

これは経費で落ちません!②

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第2弾。

青木祐子
「これは経費で落ちません!」2

18000円のシャツ代、コーヒーメーカーをめぐる女の戦い、出張が長すぎる営業部のエース、本当に経費で落ちないシャレにならない事案。
経理部の森若沙名子の周囲での、会社でのお金をめぐる出来事のお話、第2弾。
営業部のエース・山崎の出張が長い理由がちょっと意外。本人にはかわいそうですが、あまりにも今の仕事に向きすぎて…望みは叶いそうもないですね(苦笑)。
それにしても…最後の章に出てきた問題の人は本当に許せない感じ。いくら困った事情があってもこんなことをしたら駄目だし、しかも友情をダシにして何とか助けてもらおう…という考え方が嫌らしいです。
会社で使うお金や物…これくらいなら許されるかなと思ってしまう事は普段の仕事のなかで色々あると思うのですが、それが少しずつエスカレートして行ってしまうと、問題に気付けなくなってしまいそうで怖いなあと改めて思います。

2017年6月15日 (木)

まるまる、フルーツ

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フルーツいっぱい。

おいしい文藝
「まるまる、フルーツ」

あるひとつのテーマに沿ったエッセイを集めた本、おいしい文藝シリーズのフルーツ編。
色々な種類のフルーツの持つ、甘酸っぱさほろ苦さ、色や形の美しさ。フルーツにまつわる身近な人との思い出は、フルーツそのもののようにそれぞれに味わい深く美しく切なく温かく感じられました。
とくに、安野モヨコさんの義理のお父さんとネーブルのお話は電車のなかで読んでいて泣きそうになってすごく困りました。
三浦哲郎さんが同郷の作家・太宰治さんを知ったのが彼が亡くなった時だったお話や、村上春樹さんのプーシキンの短篇小説「その一発」とサクランボのお話など、読書欲を刺激されるものもあって、フルーツ全般が大好きなことと相まって楽しく読むことができました。

2017年6月14日 (水)

傷だらけのカミーユ

Kizudarakenokamiyu

完結編。

ピエール・ルメートル
「傷だらけのカミーユ」

「悲しみのイレーヌ」「その女アレックス」に続く、カミーユが主人公の三部作の完結編。
イレーヌの事件のことを思うと…、恋人ができて良かったねえと思うのもつかの間、その恋人のアンヌが事件に巻き込まれ…傷だらけなのは恋人の方では?と思ってしまうのですが、最終的には確かにカミーユも犯人の策略によってある意味「傷だらけ」にされてしまった…と言えなくもないのかもしれません。
他二作に比べるとエグさとかは多少控えめという気がしましたが、そのなかでも色々なびっくりするようなことが起こったり語られたりしたので、先が気になってどんどん読めてしまいました。
それにしても…本当にこのシリーズってもう終わりなのかなあ、まだ続いてもおかしくない気もする…とも思いますが、それはもしかしたら、私自身がまだこのカミーユたちのお話を読んでいたいと思うから、そう感じるのかもしれません。

2017年6月 6日 (火)

映画「花戦さ」(初日舞台挨拶つき)

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2017年、映画館で観る12作目はこちら。

映画「花戦さ」
※上映後、初日舞台挨拶つき
2017年6月3日(土)13:00より、丸の内TOEI①にて

戦国時代の京都。花を活け市井の人々に花僧として親しまれた六角堂の池坊専好のお話。
信長の前で昇り竜の松を活けたのをきっかけに出会った千利休との交流、そして、権力を手にした秀吉の行動により、利休や身近な人々に訪れた苦境に、刀ではなく花を手に立ち上がる専好。
いいなあと思ったのは、専好が利休の茶室に招かれた場面。専好が自分を覚えていないと分かったあと、それにちょっと傷つきつつも専好の苦しい胸の内を聞き、その心に寄り添うような雰囲気になるところ。その利休の、相手の欲しいもの求めるものを察して接し方を変えていく姿に「おもてなし」の心を感じました。
そんな「もてなす」ということを、秀吉に対してもしていた利休ですが…、秀吉が開いた大掛かりな茶席の日をきっかけに事態は悪化。悪化する前の、茶席での利休と専好のコラボとか、心躍るものがあっただけに、次第に苦境に追い込まれていく利休の様子に胸が痛みましたが…、どちらが悪いというよりは、きっとふたりは相性があまり良くなかったのかなあと思いました。利休は自分の思う美や芸術の道を全うしたかっただけだし、秀吉は権力の座についたからには周りの人を思うように動かしたかっただけ。ただ、相性の悪いふたりの間に厳然たる上下関係があったこと、それが不幸の始まりだったのかもしれません。
こういう理不尽だけどどうしようもないことは、きっと現代よりももっとたくさんあって、それを悲しみながらも仕方ないと諦めていた人もたくさんいたでしょう。だからこそ、「花を以って秀吉公をお諫めする」と思い立った専好が、花を愛するあまり権力や出世に興味を持たなかったからこそ、友や身近な人を失う事態に遭遇したときの悲しみや怒りがどれほどのものだったか…とも思います。
友情、笑い、涙。そして、主人公の専好は花、友人の利休は茶、そして専好が河原で助けた少女・蓮(れん)は絵など、日本の文化もたくさん堪能できる、本当に見どころたくさんの映画でした。

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おまけ。
今回、初日舞台挨拶の行われる上映に出かけてきました。
登壇されたのは、篠原哲雄監督のほか、まず専好役の萬斎さん。そして利休役の佐藤浩市さんに、秀吉役の市川猿之助さん、信長役の中井貴一さん、前田利家役の佐々木蔵之介さん、石田三成役の吉田栄作さん。それから専好の兄弟子・専伯役の山内圭哉さん、同じく弟弟子・専武役の和田正人さん、専好に河原で助けられた少女・蓮(れん)役の森川葵さん。
初日舞台挨拶を観るのはすごく久しぶりでしたが、その久しぶりの機会が大好きな萬斎さんの主演作ということだけでも心躍るのに、映画のなかと同じく超豪華な面々による舞台挨拶。佐藤浩市さんが利休の恰好でコーヒーを飲んでいたとか、撮影現場での面白エピソードが語られたり、…何といっていいのか分からないくらい楽しくて幸せな時間でした。

2017年6月 5日 (月)

おんな城主直虎:22

井伊谷の人々vs気賀の一団。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第22回:虎と龍

前回、気賀で囚われの身となった直虎は、盗賊団の一味の木を伐り倒す技術を見込んで、材木の商いに利用することを思いつきます。が…、当然というべきか、以前井伊と隣の加藤氏の領内の木を盗んだ者たちで、直虎を攫った者たちでもある…と気づいてしまった直虎の家臣の人々。
一団の頭である龍雲丸に盗みはしないという約束を取り付け、家老である政次をはじめとした家臣に認めさせた直虎。しかし…、賭場をつくりそこに領民たちが出入りして農作業をしなくなったり、領民の酒が無くなったり、領内の娘が一団の者と鉢合わせしたり…、トラブルが続出し、やっぱり無謀な試みだったのか…とお互いが諦めかけるなか、直虎の考えた策は、井伊谷の領内の人々と気賀から来た一団が一緒に狩りをしたり食事をしたりする、というもの。お互いに、遠巻きに眺めているのではなく近くで接することによって、得体の知れない恐ろしいもの、とか、自分たちは所詮疑われ認められない存在だ、という思いが変化して歩み寄ることができる…という。そういうことって現代でも、自分の身近なところにもあるなあと思いながら、領民と一団が少し歩み寄れたのが良かったなあと思いました。 さ…そんななか政次の、直虎の領主としてやりたいことを認めつつも、やっぱり危険な目に遭わせたくないとか、困った事態に追い込まれて欲しくない…という思いでリスクを取り除くためにあえて厳しい言動に出るところ。見ていてなんとも切なく愛おしく思えます。こんなに思っていても直虎は、政次が色々うるさく言う…というのを心配して政次がいないところであれこれ相談したり小細工(?)したりするので、自らそういう立場に立つように振舞っているとはいえ…ますます政次が不憫に思えます(苦笑)。

さてそして。井伊の領内に気を盗んだものたちがまた戻ってきている…と感づいたお隣の加藤氏が次回動く模様。一旦まとまった井伊の領内でまた色々もめそうで気になるところです。

2017年6月 4日 (日)

その女アレックス(再読)

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シリーズ3作目を読む前におさらいとして。

ピエール・ルメートル
「その女アレックス」

突然、誘拐・監禁されるアレックス。そして、女性が誘拐されるのを見たという通報を受け捜索を始めた刑事・カミーユ。そのふたりの視点で進むお話。
101ページ目以降について誰にも話してはいけないと帯に書かれているので…語れることは多くないのですが…、このアレックスの事件は、アレックスという女性の壮絶な物語であるのと同時に、シリーズ1作目を読んでからこれを読むと、あの大変な事件を経て、カミーユやルイやアルマンやル・グエンにとっては、ある意味、リハビリというかショック療法のようなものだったんだなと感じました。
個人的には、このカミーユたちのことが好きなので、あのびっくりなラストのその先に、ここには書かれていないどんでん返しがあって欲しいとも思ってしまいます。

2017年6月 3日 (土)

東山魁夷館「東山魁夷 永遠の風景」

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休館前に行ってきました。

「東山魁夷 永遠の風景」
長野県信濃美術館 東山魁夷館にて
2017年3月30日(木)-5月30日(火)

改修のため、5月31日から休館する東山魁夷館、その前の特別展。
所蔵作品のコンディションを維持するために、展示期間はひとつの作品あたり1年に2か月間になっていますが、今回は、所蔵されている本制作(展覧会等に出品するために描かれた作品)すべてを一度に観ることができる展示。
それぞれの作品をじっくり見つつ…、普段はいっぺんに並ぶことがない作品の数々が並んでいる様子、年に6回通うのがここ数年の習慣になっていた者にとっては、それがまた貴重な光景という感じもしました。

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最初に休館を知ったのは昨年末で、最初、しばらく観に行くことができないんだなあという寂しさを感じましたが、魁夷さんの素晴らしい作品に出会うことのできる素敵な場所としてたくさんの人から長く愛される場所であるために、必要なお休みの時間。再びここを訪れる時が来るのを楽しみに待ちたいと思います。

2017年6月 2日 (金)

信濃美術館「花ひらくフランス風景画」

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行ってきました。休館前最後の絵画展。

「花ひらくフランス風景画」
長野県信濃美術館にて
2017年4月15日(土)-6月18日(日)

全面改装のため、10月から休館する信濃美術館。
その前最後の絵画展は、フランスでの風景画の歩みをたどるもの。
風景画が、フランスというか西洋では比較的新しく世に認められたジャンルだというのは、絵画に興味を持つようになってから知って驚いたのですが、風景を描きたいと思う画家の人たちは、宗教画や肖像画の背景として精一杯の主張をしていた…と思うと、その努力がなんだか涙ぐましいなあと思ってしまうのは、私だけでしょうか(苦笑)。
この展覧会は、そんな涙ぐましい時代から、風景画が絵画のジャンルとして認められて行くまでの過程が分かりやすく観られて興味深かったです。
以前はモネぐらいしか分かりませんでしたが、コローやシスレーなども目にしたり興味を持つ機会が増えて、そのきっかけのひとつにこの信濃美術館での絵画との出会いがあった気がします。そんな大切な存在である美術館が、休館明けにどんな姿になるのか…今から楽しみです。

2017年6月 1日 (木)

6月の観たい映画

今日から6月ですね。
ということで、今月もいつもの月と同様に、今月公開のものを中心に、個人的に気になっている作品をまとめます。
なお、なかでもとくに気になっている作品には星印を付けています。


今月公開
  3日 花戦さ★
     シネマ歌舞伎 東海道中膝栗毛<やじきた>
 10日 22年目の告白-私が殺人犯です-☆

今月公開以外
      美しい星★
     家族はつらいよ2☆


以上が今月気になっている作品です。
「花戦さ」は萬斎さんの出演作なので外せません。久しぶりに初日舞台挨拶つき上映に出かける予定なのでそれも楽しみ。
他は、最近映画館にたくさん出かけるようになったので、そこで目にした予告編で気になったものなど。「美しい星」は三島由紀夫さんの小説が原作。タイトルだけ知っていたのですが、予告を見て、こういうお話なのか!と知って、今すごく興味津々です。
ここに挙げたものはそれほど多くないので、全部は無理でもなるべくたくさん観に行って楽しもうと思います。

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