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2017年7月 2日 (日)

尺八セミナーin目白2017

今年も参加してきました。

尺八/藤原道山セミナー
2017年6月18日(土)目白にて
第一部「島唄」13:00~14:00
第二部「竹」14:30~16:00

前半の「島唄」では、音程の正確さや、音が小さくなりがちな音のとき、なるべく大きな音を出すためのコツなどについて詳しく説明がありました。なんというか…よく知られている曲ほど、音程を正確に取れていないと、聴く人にも演奏する自分も違和感があるなあと思います。以前、「音程を正確にするためには、よく知っている曲を吹いて練習するといいよ」とある先生からアドバイスをいただいたことがありました。こういった親しみやすい曲を吹くということは、お稽古で勉強する曲やその練習から少し離れて楽しむという面もありますが、実は、離れつつも本筋の勉強にも生きるものなのかもしれません。
後半は尺八二重奏曲「竹」。強弱記号などたくさんの書き込みをされた楽譜を資料としていただきました。楽譜を追ってその通りの音を出すぞ!というところに一生懸命になってしまって、まだまだそこまで気が回らないことが多いなあと、そこまで気を使って演奏できるまでもっと努力しないとなあと思いました。また、合奏をするとき、自分のパートだけではなく相手方のパートのことも聴いたり、掛け合いのような感じになっているところや、どちらが聴かせどころなのか…ということを気にすることも大事…というところ、ちょうど、近々受ける試験のために二重奏曲も練習していて、あらためて勉強になりました。また、そういう合奏で大事なところを意識して吹くためには、自分のパートを自信を持って吹けないといけないし、相手方のパートの動きもよく知るためにはそちらも吹いてみたり…、とにかくたくさん練習しないといけないなあと思いました。
色々と、分かっていながらできていないことなど勉強になったりこれからに生かせそうなことがあったのはもちろんですが、たくさんの人たちと一緒に尺八を一生懸命吹き、お話をお聞きする時間、とても楽しく充実していました。

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