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2017年7月

2017年7月31日 (月)

7月の観たい映画その後

今年も7月が終わり。
ということで今月もいつもの月と同様に、今月映画館で観た作品を中心にまとめを…と言いたいところですが。
今月は映画館へ一度も足を運ぶことができませんでした。
尺八の試験を受けたり、他にも遠出することもあったりバタバタしてはいましたが、映画を観には行けるだろうと思っていましたが、結局時間があまり取れなかったうえに、給料日前に金欠状態に陥り、そういう状況を圧してまでも観に出かけようという気持ちになれる作品がなかった…ともいえるかもしれません。
テレビで放送されたものを観たりDVDを借りてくるということもなく、とにかく映画から物理的にも心理的にも遠ざかっていた1か月だった気がします。
8月はもう少し映画に触れる機会があるといいなと思います。

おんな城主直虎:30

井伊、最大の危機へ。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第30回:潰されざる者

前回亡くなった寿桂尼が仕掛けた“罠”が動き出した今回。
まず…井伊のもとで気賀を治める方久に、氏真は井伊を今川の直轄領にするための策に手助けをするよう持ち掛けます。井伊に、というか直虎に恩義を感じながらも、自分がどう動いても結局井伊は潰される…と思い悩みつつもそれを受け入れるつもりだった方久。
そして、今川の懐に飛び込むことで井伊が生き残るための策を講じてきた政次は、自分の与り知らぬところで事が動いていることに気づき、龍雲党の頭とともに方久を追及し、今川が経済的に追い詰めることで井伊を潰そうとしていることを突き止めますが…、すでに井伊には今川から関口が遣わされ、かつて農民たちが井伊を飛び越えて今川に願い出た徳政令を実行することを求める下知を伝えていました…。
こんなこと言ってはアレですが…徳政令のことなんてもう遠い過去のことに思えるのですが、それを持ち出してくるとは、今川(というか寿桂尼)も意地が悪いと思いつつも、そういうものでも利用して、信用できない(事実井伊はすでに徳川と手を結んでいるのですが)国衆を大事な場所から排除するという徹底ぶり。その徹底ぶりがまた、今川の危機的状況を物語っているという気もしないでもありません。
井伊を存続させるため、虎松の後見として当主となった直虎。そして、表立ってはそんな直虎を今川と結託して引きずりおろそうとしているように見せかけつつ、ある時期からは直虎にとっていちばん信頼のおける相談相手で仲間であった政次ですが、こんな状況でも、といかこんな状況だからこそ、その、井伊の家中にありながら今川の手の者という立ち位置を崩すことができない政次自身と直虎。
ふたりが「徳川を攻撃するふりをして関口を討ち、その首を徳川に差しだして徳川につく」という策で一致したところに、徳政令実施の下知を知った領民たちが「自分たちはもう徳政令を望んでいない」と関口のところを訪れて願い出るという行動をとり…その混乱を聞き駆けつけた直虎に刀を突きつけつつも、「俺を信じろ、おとわ」という政次。ここぞというところで直虎でも次郎でも殿でもなく“おとわ”と呼ぶ政次。次回、大変なことが待っていそうで見るのが怖いような感じ。
史実としてどうなったのか調べたりするのは簡単ですが、もやっとさせたまま次回を見ようと思います。

2017年7月29日 (土)

直虎から直政へin江戸東京博物館

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今年の大河ドラマにちなんだ特別展を観てきました。

2017年NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」特別展
「戦国!井伊直虎から直政へ」
江戸東京博物館にて
2017年7月4日(火)-8月6日(日)

今年の大河ドラマ「おんな城主直虎」にちなんで、井伊家の成り立ち、井伊家を取り巻く今川・徳川・武田などに触れつつ、家康の信頼を得て彦根藩初代藩主となった井伊直政と、その直政を養育したとされる直虎とその周辺についてくわしく触れる展示。
音声ガイドのナレーションはドラマで龍潭寺の南渓和尚を演じる小林薫さん。ということでウキウキしながら借りて、そちらも楽しく聞きながら展示を見ました。
この特別展が開催されている会期中は、直虎が様々な問題を家臣や領民と協力して乗り越えながら井伊家の領地である井伊谷を治めるべく奮闘しているところ。今川から様々な難癖をつけられながらもその危機を辛くも乗り切り、先代当主であった直親の遺した子・虎松(のちの直政)を守った直虎の代があればこそ、その後幕末まで彦根を治める井伊家に繋がった…と思うと、凄いことだなあと思います。
この特別展の目玉は、唯一確認されている直虎直筆と思われる花押入りの書状。その書状を書くに至る経緯もドラマでは描かれていくわけですが、想像するだけでも辛いことです。
また、ドラマではまだ描かれていない(というか直虎が表舞台から去ったのちのことをどれくらい描く予定なのかわかりませんが)、成長した直政が家康と出会いその信頼を勝ち得ていくところを想像して、胸が熱くなりました。

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展示室内はほとんど写真撮影禁止でしたが、一部、撮影できるエリアがありました。
その展示品のひとつがこちら。直政の父・直親が、今川の手から逃れるため過ごしていた信濃から戻る途中にとう留した地で寄進したという「青葉の笛」。このほかに、直親の木像などがありました。
また、井伊の赤備えには家康が武田家の家臣を井伊の家臣にしたところにあると知り、そういえば、昨年の大河ドラマ「真田丸」の主人公である真田も赤備えでしたが、もともとは武田の家臣でした。天下統一への道のりのなか、滅びていった家もたくさんあるわけですが、実は、その末裔や家臣は有力な勢力に身を寄せて生き残っていった…というところを色々考えさせられるなあとも思いました。

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おまけ。久しぶりに江戸東京博物館に行くということで、特別展を観る前に常設展示もひとまわりしてきました。写真は浅草十二階こと凌雲閣、それから鹿鳴館・ニコライ堂の動く模型。
凌雲閣は、今年読んだ江戸川乱歩さんの「押絵と旅する男」の舞台のひとつとして登場して、読みながら、そういえば江戸東京博物館にかなり大きな模型があるのを前に行ったとき見たな…と思ったので、久しぶりに見ることができて良かったです。

今ハマっている大河ドラマに関する特別展を観るのが目的でしたが、他にも自分にとって楽しいものが色々あって良かったです。

2017年7月28日 (金)

ヲタクに恋は難しい④

Otakunikoiwamuzukashii4

第4弾。

ふじた
「ヲタクに恋は難しい」第4巻

ヲタクな人々の恋のお話第4弾。
今回は成海&宏嵩より表紙が物語るように、先輩カップル樺倉&小柳がメイン。ふたりの高校時代のきゅんとするエピソードがたくさんでした。そして…宏嵩の弟・尚哉がついに光(こう)が女の子だって気づいた…と思われる展開。これでも気づいてなかったらどうしよう?とちょっと心配になりますが、続きがすごく気になるところです。

2017年7月27日 (木)

ゴルフ場殺人事件

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ポアロシリーズ②

アガサ・クリスティー
「ゴルフ場殺人事件」

南米の富豪のルノーから助けを求める手紙を受け取り、フランスに駆けつけたポアロとヘイスティングズ。しかしルノーはすでに殺されており、事件の捜査に協力することになったポアロの前にパリ警視庁の名刑事ジローが登場し、二人は事件の真相をめぐり火花を散らす…というお話。
捜査する二人の考えていそうなことが、ヘイスティングズにはさっぱり分からなくても読んでいるこちらには何となく分かるのはクリスティ以降の作品を色々読んだり見たりしている現代の私たちだからかもしれないとも思いました。
しかし、きっとポアロが真相にたどりつく…と思いつつも二転三転する展開にちょっとハラハラさせられたりするのもまた楽しいところ。そして…ヘイスティングスの恋の行方、そして恋ゆえに起こってしまう失態も見どころ(苦笑)。

2017年7月26日 (水)

いちまいの絵

Ichimainoe

絵と画家と…。

原田マハ
「いちまいの絵
生きているうちに見るべき名画」

元キュレーターである原田マハさんによる、二十六枚の名画とその画家、美術史についての解説。ですが、解説とはいうものの…、絵画や画家、そして絵画に向き合うマハさん自身を主人公にした、二十六の物語を読んだような印象もありました。
三浦しをんさんの書評を読むと、その本にすごく興味を惹かれて自分も読んでみたいと思うのと同じく、マハさんが絵画について書かれた文章を読むと、その画家や絵を自分ももっと知りたくなります。
私の大好きな東山魁夷さんの「道」も取り上げられていましたが、この章で語られる魁夷さんの歩んだ道については、魁夷さんご自身の著書やそのほかのものを読んで知っていることばかりなのに、マハさんの文章で書かれたそれは、清々しく静かななかに秘められた直向きな情熱を感じさせる魁夷さんの作品そのもののようで胸が熱くなりました。
画家も作品もよく知っているものから、なんとなく見聞きしたことはあるけど…というものやこの本を読んで初めて知ったものもありますが、とても興味を惹かれたものがいくつかあり、これからの絵画鑑賞に生かせそうな部分を見つけられて良かったです。

2017年7月25日 (火)

試験

今月、尺八の試験を受けました。
お稽古に通うようになって数年になりますが、その間ずっとお世話になってきた先生には、試験を受けることになってからの1年余り、これまで以上にさらにお世話になって準備してきました。
そのおかげで無事に、しかも思った以上に良い成績で合格することができました。
試験の準備のなかで、とても苦手意識のあるものや、苦手意識ゆえに今まであまりちゃんとやってこなかったようなものにも取り組まなければならなかったので、すごく不安な部分もありましたが、そういう部分に取り組むいい機会になったとも言えるかもしれません。
試験が終わって、色々な緊張から解放されたなあという気分もありますが、まだまだ色々な意味でスタートラインに立っただけという感じもあります。
とても軽い気持ちで尺八を始めたので、試験を受けて資格を取るようになるとは思ってもみませんでしたが、これからも自分のペースで、自分のできることをやりながら進んでいこうと思います。

2017年7月24日 (月)

おんな城主直虎:29

主に、女性たちのドラマ。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第29回:女たちの挽歌

井伊は武田と今川の戦を防ぐべく、徳川に上杉と結んで武田の動きを封じてもらおうと試みる直虎。しかし…徳川には武田からも今川攻めで手を組もうという誘いがきて、ここで上杉と手を組むことはできないという結果に。
そして、徳川は井伊との同盟の証に虎松の母・しのを人質として差し出すことを要求。今川への手前、表立って人質と称することができないため、松下常慶の実家である松下家へ嫁ぐという形をとることに。
しのは、嫁いだばかりの頃と比べるとものすごく強くたくましく頼もしい存在になりましたね。忘れていたわけではありませんが…直親が命を落としたのは今川を見限り徳川と手を組もうと動いていたのが原因だったわけで。再び起こったその動きに大きな役割を果たすとすれば、確かにそれは夫の遺志を受け継ぐことにもなるし、成長した虎松が家康の信頼を勝ち得ていく将来が待っていることを思うと、ここはかなり大きなポイントかもしれません。
今川に忠誠を誓いながら、来たる戦に向けて徳川とも手を結ぶことになった井伊。しかし…その思惑を見抜いていた亡き寿桂尼の仕掛けた罠が動き出す模様で…気になるところです。

2017年7月23日 (日)

そこをなんとか⑬

Sokowonantoka13

三角関係(?)に変化が。

麻生みこと
「そこをなんとか」第13巻

前の巻で赤星がとうとう楽子に告白…からのこの巻。
途中から楽子が赤星の言動にときめいているせいか、読んでるこちらも、これでいいかも~とつい思い始めている感じはありますが…、楽子に赤星とのことを相談されてからの東海林の様子を見ると…まだ何かありそうで気になるところです。
そんななかでも、自分より稼ぐ妻と離婚したい友人の相談に乗ったり、横領事件の弁護に奔走したり、同棲カップルの相談に乗ったり、赤星のお母さんからの無茶振りでストーカーまがいのクレーマー対応など、色々頑張る楽子の姿も描かれます。
のんびり進展する(かもしれない)楽子と赤星の意に反して周りの行動が早すぎな気もしますが…どうなることやら。

2017年7月22日 (土)

恋と呼ぶには気持ち悪い③

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第3弾。

もぐす
「恋と呼ぶには気持ち悪い」第3巻

女子高生の一花に片思いするイケメンサラリーマンの亮のお話、第3弾。
冒頭、亮の同僚の女子社員のみなさんによる女子トークで亮の彼女(?)に対する、知らないが故のものすごい妄想と誤解が展開するところが面白くて楽しかったです。
気持ち悪いと言いつつも、明らかに亮にほだされてる感のある一花ですが…、修学旅行をきっかけに同級生の多丸くんは距離を詰められるのか…、新しく登場した亮の同期の松島さんがこの先どうお話に関わってくるのか…、新たにいろいろ気になるところが出てきてこの先が楽しみです。

2017年7月21日 (金)

グラスホッパー

Glasshopper

伊坂さん作品デビュー作から順読み7作目。

伊坂幸太郎
「グラスホッパー」

元教師で亡き妻の復讐を目論む鈴木。
自殺専門の殺し屋の鯨。
ナイフ使いの殺し屋の蟬。
「押し屋」と呼ばれる殺し屋の存在をきっかけに、三人の人生が交錯するお話。
三人それぞれのエピソードが代わる代わる登場しながら少しずつお話が進むもどかしさに、ついついページをめくる手が止まらなくなる感じや、バラバラのピースが少しずつ重なりつつ、序盤~中盤で何気なく提示される伏線が終盤どんどん回収されていく感じ。
伊坂さんの初期作品らしさ全開でした。こういうのホント好き!とウキウキしつつ読むのが不穏で非合法な殺し屋業界のお話ってなんとも言えない感じですね。

順読み、次は「死神の精度」です。伊坂さんの作品のなかではいちばん何度も読んでる作品なので目新しさはありませんが、前に読んだときに感じたのとは違う感じ方のところがあるかもしれないのが今から楽しみです。

2017年7月20日 (木)

名古屋ごはん

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コンサートを聴きに出かけた名古屋で。
今回、前の週末まで色々とバタバタすることがあり(それについてはまたあらためて)、どこかへ観光に行くとかそういう予定を全く立てる時間もなかったのですが、でも、2年ぶりの名古屋ということで、なにか名古屋らしさのある時間を過ごそう!ということで、急きょ考えたのが、名古屋らしい食べ物を色々食べる、ということ。
そんなわけで。
まず、名古屋について最初の食事に、ひつまぶしを選びました。
理由は、今までに食べたことがなかったから。
金曜日でしたが、約1時間くらいの待ち時間でした。これだけ待ってご飯を食べるということ自体、初めてだったかもしれません。席に就いて、まずビールをいただきました。こちらのお店は最高気温が高くなるとビールがお安くなるサービスをされているそうです。

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注文前にお聞きしたところ、普通サイズ(上ひつまぶし)がうなぎ一匹分でご飯が軽く3膳分に対し、ミニサイズ(ミニひつまぶし)はうなぎ1/2匹でご飯は軽く2膳分とのことでした。普通サイズが食べきれないと申し訳ないなあということで、今回はミニサイズを注文して見ました。

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この、ご飯とうなぎの盛られたおひつの感じ…ミニでも十分なボリュームという感じ…。

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まず、ご飯とうなぎを軽く混ぜ混ぜしたものをそのままいただきます。
うなぎももちろん美味しいですが…タレが染みたご飯…これだけでも十分なごちそうです。

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次は薬味(ねぎ・大葉・わさび・のり)を乗せて混ぜて。
薬味の歯触りや風味で味と食感が変化するの、とても良いです。

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最後は、薬味のほかに、温かいお出汁をかけてサラサラと。
薬味とお出汁はおかわり自由なので、薬味の量を変えたりして変化をつければ、普通サイズのうなぎとご飯の量でももしかしたら食べきれたかもしれない、と思いました。
今度機会があったら、お腹を減らして挑戦してみようと思います。
ひつまぶし初体験、大変美味しゅうございました♪

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さて…夜ごはんですが、昼間のうちに買っておいた矢場とんのロースカツサンド&一番搾り名古屋づくり&おつまみ用のみそカツをホテルの部屋でいただきました。お風呂上りにテレビ見ながら…。こういうダラ~としたのものんびりできて良かったです。

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おまけ①
おみやげも名古屋っぽいものを色々買いました。
きしめん(のパイ)、(おつまみ用の)みそカツ、小倉トースト(味のコロコロワッフル)、手羽先(味のおせんべい)。心惹かれるものは他にもありましたが、お財布とバッグの余力を考えて、このくらいにしておこうか…という感じで(苦笑)。

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おまけ②
名古屋らしいかどうかは分かりませんが、ひつまぶしの後、抹茶パフェをいただきました。
このなかに使われている抹茶ゼリー、もちもち・ぷるぷるで美味でした。

食で名古屋を楽しめて良かったです。

2017年7月19日 (水)

藤原道山×SINSKE「四季」in熱田

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久しぶりの名古屋へ。


藤原道山×SINSKE「四季-春夏秋冬-」
~尺八とマリンバによる世界最小オーケストラ~
2017年7月14日(金)19:00より
熱田文化小劇場にて


組曲「風神×雷神」コンサートバージョン
ハンガリー舞曲第5番
さくらさくら
協奏曲「四季」第1番「春」
組曲「春夏秋冬」より「春」
組曲「春夏秋冬」より「夏」
サマータイム~歌劇「ポギーとべス」より
協奏曲「四季」第2番「夏」
和マンボNO.5
-----------------------
Over The Rainbow
秋桜
協奏曲「四季」第3番「秋」
組曲「春夏秋冬」より「秋」
組曲「春夏秋冬」より「冬」
協奏曲「四季」第4番「冬」
ブエノスアイレスの冬
東風
BOLERO
-----------------------
早春賦


道山さんとSINSKEさんのコンサートがツアーになってから行くようになった熱田でのコンサート。昨年はどうしても都合がつかず出かけられなかったので、2年ぶりに、熱田で聴く道山さん×SINSKEさん。
今年のツアーはビバルディの協奏曲「四季」とオリジナル曲の組曲「春夏秋冬」をメインに春~夏~秋~冬と音楽で季節を巡る曲目。最後、アンコールが「早春賦」でまた春になって季節がひと巡りするところがまた、ニクい選曲だなあと思います。
とにかく、このお二人の演奏と音色を聴き続け慣れ親しんでいることでの安心感と、ずっと同じではなく新しさや進化が感じられる嬉しい緊張感。
今回もたくさんの楽しい瞬間が積み重ねられた時間を過ごすことができてとても幸せでした。

2017年7月18日 (火)

ピーターラビットの絵本⑧

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ピーターラビットの絵本、その⑧


べアトリクス・ポター
22「アプリイ・ダプリイのわらべうた」
23「セシリ・パセリのわらべうた」

⑦に引き続き。
まず、ひとつめ(22作目)。タイトルになっている茶色いねずみのアプリイ・ダプリイが“誰かさん”の家の戸棚から色々拝借する内容のものから始まって、うさぎ、はりねずみ、はつかねずみ、もぐら、ぶた、てんじくねずみ、それぞれの登場するわらべうたの本。このパターンは初めてだったので「?」って感じではありましたが、アプリイ・ダプリイが大好きなパイを持って走るところとか、はつかねずみが素敵な靴の中のはつかねずみの親子とか、可愛くて癒されました。
そして、ふたつめ(23作目)。やどやのおかみさんのうさぎセシリ・パセリが訪ねてくるだんなさんたちにビールを作ってあげてたんだけど…という内容のものから始まる、がちょうやぶた、ねこ、いぬ、ねずみが登場する短いお話の集められた本。ぶたさんの登場回数そしてバリエーションが多いのはなぜでしょう…。畑仕事の道具を持ったねずみさんたちの絵が最高に可愛かったです。
今回はわらべうたの本2冊でしたが、このタイプの本の出版を、作者であるポターは初期の頃から望んでいたものの、出版社から認められなかったのだそう。しかしその出版社が経営難に陥ったとき、このわらべうたの本を出版したことで会社が救われたのだとか。この出版社がポターの本を出版し続け世の中に広く知られるようになったからこそ、経営難になったときに切り札としてポターの本が使えたという見方も出来るかもしれません。

さて、24冊セットのシリーズなので、残すところあと1冊となりました。

2017年7月17日 (月)

おんな城主直虎:28

寿桂尼、最後の仕事。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第28回:死の帳面

今回は、前回、気賀を井伊に預けてほしいと願い出るため、方久と気賀の町衆・中村屋が駿府で氏真と対面しているさなか、甲斐で武田信玄の嫡男・義信(氏真の妹の夫)が自害した知らせが届き、方久たちが退出したところまで時間を巻き戻し、今川の動きを中心に描く回。途中、無事に気賀を手に入れ、堀川城が完成し、その城代を方久に任せる…という井伊サイドのお話も入りますが、メインは今川。
信義の自害を受け、氏真は信義に嫁いだ妹・鈴を駿府へ返してほしい、という書状を書きます。そして…その書状を届ける使者は、氏真の祖母である寿桂尼。心臓を悪くし、一度は危篤にも陥った身で、武田そして北条を自ら訪ね、鈴を取り戻し武田との争いにも一応の収束を見ることになりますが…、一方、当主であるはずの氏真は出る幕もなく、自分は無能だと政から背を向け遊びにふけることに(そんな自棄っぱちのところを狙って井伊は気賀を手に入れた訳ですが)。
誰もが、もう長い命ではないだろう寿桂尼が亡くなったら今川はどうなってしまうのか…と思うでしょう…。井伊も例外ではなく、政次は、「そろそろ戦の準備を」と直虎に促します。それは、いずれ戦を仕掛けてくるであろう武田と、今川側として戦うためではなく、今川から寝返って今川と戦うための準備。
そんな折、直虎に寿桂尼から呼び出しの書状が。おんな城主・直虎とおんな大名・寿桂尼のこれが最後になるであろう対面。過去を振り返り、井伊と今川の様々なやり取りが思い返される感動的な場面、かと思いきや。
今回のタイトル「死の帳面」の意味が分かったところで、その、胸に迫るものはざざーっと音を立てて引いていきました…。寿桂尼によるゆかりの者たちとの対面によってつくられた「帳面」をもとに、粛清の嵐が吹き荒れることになった駿府。直虎…というか井伊にもその手が伸びようとしていますが、井伊にはどんな手でくるのか…気になるところです。
そして、今川は上杉と手を結び武田を包囲することに。それを知って、徳川が武田と手を組むのをやめれば良いのでは、と考えた直虎。そして、徳川に届いた井伊からの書状。
いよいよ戦の始まる空気が濃くなってきて…今川、武田、徳川の動きが気になるところです…。




2017年7月16日 (日)

非正規レジスタンス

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シリーズ8作目。

石田衣良
「非正規レジスタンス-池袋ウエストゲートパークⅧ」

表題作は、池袋のトラブルシューターであるマコトが日雇いで働く人たちの窮状を救うべく派遣会社と闘うお話。ちょっと体調を崩したりけがをしたりして働けなくなったら、夜寝る場所にも食べるものにも困るようになる日雇い派遣の若者たち。マコトが出会った登場人物が「自分はホームレスじゃない」と自分からは支援施設や生活保護に頼ろうとしない様子に、定住する家がないならそれは「ホームレス」だし、その制度を利用して困った状況から抜け出せるならなんでも利用するべきなのに…と歯がゆさを覚えました。
表題作と、池袋の街でゴミ拾いする人とマコトが知り合うことから始まる「池袋クリンナップス」はお話の構成がそっくりで、今までも、ああこのお話に似たのが前にもあったなあと思うことはたまにありましたが、1冊の本のなかに似たものが収録されているケースは珍しい気がしました。
まだ“リベンジポルノ”という言葉が広く使われるようになるずっと前に書かれた「定年ブルドッグ」は、元カレからの脅迫に遭う少女から依頼されたマコトと組むことになった大垣が強すぎて頼もしく、今回の依頼者にかける言葉にもぐっとくるものがありました。このシリーズはわりと、若者が巻き込まれたトラブルを若者のなかで解決するパターンが多い気がしますが、大垣のような言葉や行動は、そこそこの年齢や人生経験の人だからこそという感じがして、こういうのもいいなあと思いました。
「千川フォールアウトマザー」に出てくるシングルマザーの人の窮状は、このお話のなかでは、マコトはもちろんですがマコトのお母さんの自分の経験を踏まえてアドバイスが冴えていて、なんとか良い方向に進んでいきますが、普段ニュースで目にするような痛ましい話に繋がることもあるので、色々考えさせられるものがありました。

2017年7月15日 (土)

ドラマまとめ2017年4月~6月②金-日

春からのドラマのまとめ、前半に続き、金曜から日曜。


金曜深夜(0:12)・テレビ東京系
「孤独のグルメSeason6」
松重豊さん演じる輸入雑貨商・井之頭五郎が、営業で訪れた街で、今の自分の気分に合うお店を探して歩き、立ち寄ったお店でたくさんの美味しいものを食す、というお話。6シーズン目ということですが、私自身はこのドラマは知っていたのですが見るのは初めて。夜中にこんなにおいしいものばかりの登場する映像は胃がおかしくなりそうだなあと思いつつも、おじさんがひたすらごはんを食べているだけなのに楽しくて、美味しいものは人を幸せにするなあとあらためて感じました。

土曜8:15・NHK総合
「4号警備」
民間警備会社で身辺警護をする「4号警備」でコンビを組むことになった窪田正孝さんと北村一輝さん演じるふたりが、身辺警護と、依頼者の抱える問題と、そして自分たち自身の抱える問題と向き合っていくお話。家庭問題や大切な人を失った過去。シリアスな展開も多いなかでふたりのちょっとかみ合わない感じが面白かったり、反発し合いながらも同僚として思いあう感じがすごく好きでした。

土曜8:15・NHK総合
「ブシメシ!」
幕末の江戸を舞台に、瀬戸康史さん演じる武士が、国許に残している妻に持たされた料理指南の本を手に、周囲で起こるトラブルを料理で解決していく…というお話。トラブルがどんなふうに解決されていくかも気になりつつ、草刈正雄さん演じる主人公の武士が仕えるお殿様が変装して町中に現れてはトラブル解決の依頼をしていったり…でもそれに主人公以外の人々はなかなか気づいていなかったり…、そういう時代劇っぽいところも楽しくて良かったです。

日曜9時・TBS系
「小さな巨人」
長谷川博己さんと岡田将生さんや安田顕さん演じる刑事たちが反発したり協力したりしながら、担当する事件やその事件の裏にあるらしい過去の大きな事件について、香川照之さん演じる捜査一課長に迫っていく…というお話。味方と思われた人が実は敵、そして敵だと思っていた人が実は…という展開が繰り返され、緊張感と混乱とで毎回引きつけられました。とくに、捜査一課長の背負う過去の秘密が明らかになった最終回、それまでの非情とも思われる言葉や行動に意味があった…ということも分かって何とも言えない気持ちになりました。舞台が銀行から警察になった「半沢直樹」的なお話という感じで、お話の展開にも似通ったところがたくさんあった気がします。

日曜10:30・日本テレビ系
「フランケンシュタインの恋」
山のなかで暮らしていた綾野剛さん演じる“怪物”がラジオで聞いていた人間の世界と接触し、恋をするお話。人間とは似て非なるものである存在と人間との関わり方の難しさが、なんともせつなくやるせないのに、温かさや希望も感じられるラスト。色々なことを考えさせられるお話でした。


以上がこの春からのドラマのまとめでした。
いつもよりもすごく刑事もの・警察もののドラマが多かったような気がしました。
そこに、同じ俳優さんが全く別の役柄で登場していたりするのは楽しかったり、また、同じ役職(捜査一課長や刑事部長など)でも描かれによって全く別の印象になって興味深かったです。



おまけ。

日曜8:15ほか・NHK総合ほか
大河ドラマ「おんな城主直虎」
初恋の相手で元許嫁だった直親が遺した子・虎松と井伊谷を守るため、井伊家当主として奮闘する直虎。この3ヶ月くらいの展開としては、領主として領内の人々を豊かにすることに心を砕き、今川との関係にも苦心しながらも、家臣や領民たちとひとつになっていくところがすごく清々しい感じ。当主として名乗りをあげた直虎と、それを認めない立場で対立することになった今川からのお目付け役でもある小野政次。対立しながらも直虎(というか幼馴染のとわ)に厳しいことを言うことで守ろうとしているところに胸を打たれるものがあり、その真意を直虎が理解してからの、大事なことを相談し合う感じもすごく好きです。これから井伊家はまた難しい局面を迎えるようで…またハラハラさせられそうです。


この夏も、ドラマで楽しめたら良いなと思います♪

2017年7月14日 (金)

ドラマまとめ2017年4月~6月①月-木

7月からのドラマがもうとっくに始まっていますが…いちおう春のドラマをまとめておきます。
まずは前半、月曜から木曜まで。


月曜9時・フジテレビ系
「貴族探偵」
武井咲さん演じる新米探偵・高徳愛香が、相葉雅紀さん演じる“貴族探偵”と毎回起こる事件をめぐって推理対決をするお話。とはいえ、貴族探偵の方は自分では推理せず、執事とか運転手兼ボディーガードとかメイドとかいったお付きの人たちが事件現場を調べて推理するわけですが…。なんというか、色々ツッコミどころの多い設定で、そうかこれはこういうコメディと思って見ればいいんだな!というテンションが自分のなかで出来上がった中盤から、井川遥さん演じる探偵・喜多見切子(愛香の師匠)と貴族探偵の間に隠された真実に迫る展開になって、毎回毎回が不穏な空気に包まれ…最終回にはその謎が明らかになり、すっきりしました。実のところ、大きな期待をして見始めた訳ではなかったのですが、予想よりも毎回楽しめました。

火曜9時・フジテレビ系
「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」
元公安刑事、元自衛官、元捜査一課刑事、元ハッカー、元爆発物処理班。全く異なる経歴、そしてそれぞれに脛に傷持つメンバーが集められ立ち上げられた特捜班が、与えられた任務に立ち向かうお話。メインは西島秀俊さん演じる元公安刑事の田丸、小栗旬さん演じる元自衛官の稲見。このふたりが過去に関わった事件や人と関係のある事案だったなあという感じ。こういう、表に出てくることと本当に起こっていることは違うんですよ~というお話は、ある時期たくさん読んだことがあるので、変な話、慣れ親しんだ雰囲気でもあって、不穏な空気のものながらお話に入り込むのは難しくなく、毎回のアクションだったりよからぬことをたくらむ人たちとの対決だったりを楽しむことができました。

水曜9時・テレビ朝日系
「警視庁捜査一課9係」
風変わりながら独特な着眼点で数々の事件を解決する係長・加納倫太郎率いる9係のメンバーが活躍するお話。今シーズンは係長は別の仕事のため別部署に行っている…という設定でしたが、放送開始を前に、係長を演じてきた渡瀬恒彦さんが亡くなられてしまいました…。係長は留守という設定で、闘病されていた渡瀬さんが戻ってくるまで繋ぐ予定だったのかなあと思うのですが、これは、シリーズを続けるのは難しそうだなあという気がします。渡瀬さんは、サスペンスドラマ好きな母の影響でそういうものを見て育った私にとって「おみやさん」や「タクシードライバーの推理日記」など、たくさんのサスペンスドラマでその姿を目にするかっこよく素敵な俳優さんでした。もう見られないのが本当に残念です…。

木曜8時・テレビ朝日系
「警視庁捜査一課長」
内藤剛志さん演じる警視庁捜査一課長が様々な事件の解決に挑むお話。斉藤由貴さんや金田明夫さん演じる部下たちがそれぞれの得意分野で活躍していくのが楽しく、またこのシーズンで一課長の運転手役として加わった田中圭さんが運転手なので捜査には加われないはずですが勝手に捜査(?)していくところもあったり、事件の捜査にあたる人々の真っ直ぐなところとともに、合間に挟まれるお約束の部分、ほんの少し心の和む場面なども楽しめました。

木曜9時・テレビ朝日系
「緊急取調室」
取り調べのプロが集まった緊急取調室(通称キントリ)を舞台に様々な事件の関係者への取り調べによって事件を解決に導いていくお話。天海祐希さんがかっこよく、でんでんさんと小日向文世さんと大杉漣さん演じる百戦錬磨で一筋縄ではいかないキントリメンバーも、上司からの圧力にも屈しない田中哲司さん演じる管理官も、事件関係者や被疑者との取調室での緊張感あるやり取りも、みんな魅力的で毎回見るのが本当に楽しかったです。今回は第2シーズンでしたが、これからもずっと続いてほしいドラマです。

木曜10時・フジテレビ系
「人は見た目が100パーセント」
桐谷美玲さん・水川あさみさん・ブルゾンちえみさん演じる研究員の3人が会社が合併したことをきっかけに、突然丸の内の職場に勤めることになって、メイクやファッションなどを研究し女子力UPを目指す…というお話。どんな格好でいようと大丈夫な容姿に恵まれた女優さんたちがこれを演じるのってどうなの…とドラマを見る前は色々疑問に思っていたところもありますが、実際に見てみるとそういう部分はとりあえず横に置いておいて…3人が一生懸命な様子が面白く楽しめました。

木曜深夜(11:59)・日本テレビ系
「恋がヘタでも生きてます」
携帯ゲームをつくる会社を舞台に、恋愛に奥手だったり、恋愛で辛い過去を持っていたり、決まった恋人は作らないと決めていたり、婚約者に浮気されてしまったり、様々な“恋がヘタ”な人々の恋愛のお話。主人公とその相手、というだけではなくその周りの人たちの恋愛もそれぞれに気になるところがいっぱいあって毎回飽きませんでした。


前半は以上です。後半に続きます。

2017年7月13日 (木)

水出しコーヒー

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以前ある漫画を読んでいたときに、水出しコーヒーを手軽に作る方法を知りました。
夏になったらやってみようと思っていたので、早速。
使うのはお茶を淹れたり出汁をとったりするのに使う不織布のパック。
そのパックに挽いてあるコーヒー豆をつめたものを水を入れたポットに投入して好みの濃さになるまで常温または冷蔵庫に置いておくだけ。
水とコーヒー豆の配分や置く時間などは人それぞれ好みがあると思いますが、私の場合は、水450~500㏄に対しコーヒー豆が18gくらい、冷蔵庫に3~4時間くらい。
お湯ではなく水でゆっくり抽出することによって、コーヒーの風味をちゃんと味わえるのに苦みがあまり強くないのが良いところ。コーヒーの香りや味は好きだけど、あまり苦すぎるのは好きじゃない私にとっては、とても合っている淹れ方だなあと思います。

 

2017年7月12日 (水)

ヨーグルト×パイナップルリング

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ヨーグルトとドライフルーツの組み合わせ。
今回はこんなものを。
コスタリカ産の完熟パイナップルを輪切りにして乾燥させてつくられたものをヨーグルトに入れました。
丸一日もしくは二日くらい漬けておいて食べました。
これはすごくよかったです。
自然な甘みだけでヨーグルトまでこんなに甘味がつくんだなあという感じ。
いちど、つい長く漬け過ぎて3日間漬けたものを食べましたが、スプーンで簡単に切れるくらい柔らかくなって、パイナップルのエキスがたくさんヨーグルトに沁み込んで、すごく美味しくなっていました。
これはまたやってみようと思います。

 

2017年7月11日 (火)

盲目的な恋と友情

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表紙に惹かれて。

辻村深月
「盲目的な恋と友情」

タカラジェンヌの母をもちながら自分の美貌に無頓着で恋も知らなかった一瀬蘭花が、所属する大学のオーケストラに指揮者として迎えられた茂実星近と出会い、彼との恋や彼の裏切りと転落、そして衝撃の結末を迎えるお話「恋」。そして、蘭花の友人・留利絵の目線からその歳月を見つめたお話「友情」の2部構成。
茂実が自業自得な理由とはいえ将来を絶たれ、恋人である蘭花に執着し依存する、また蘭花の方も茂実と離れたいけど離れられなくて葛藤するのは、まあ酷い話だけどなんとなく分かる気がするお話だなあと思いました。
ですが…留利絵の言動には、過去の出来事が原因で背負った劣等感から周囲の言動を常にネガティブに捉え、自分に自信がないのに、自分は正しい、自分を誰かに特別に扱ってほしい、特別な存在として選んでほしいという願望、独占欲と執着心がもの凄すぎて、それゆえに訪れるラスト…。なんともいえない恐怖を味わいました。

2017年7月10日 (月)

おんな城主直虎:27

気賀を手にするために。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第27回:気賀を我が手に

方久の「気賀を井伊が預かればいい」という提案に加え、気賀の町衆からも「気賀を井伊が預かってほしい」と申し出があり、気賀を井伊の手に収めるべく動き出した直虎。
井伊のお目付け役である関口に取り入り、駿府で今川の当主・氏真に願い出ようとした矢先…武田家の嫡男・義信(氏真の妹の夫)が自害した知らせが届き、それどころではなくなるという事態に。一旦は頓挫しかけたこの計画ですが、気賀を治めることになると思われていた大沢に既存の城の修繕や徳川から城を取り返す戦もあり多忙であることを利用し、関口・大沢とも協力し、氏真から「気賀を井伊に預ける」という許しを得ることに成功。そして城の普請は、龍雲丸が請け負い、浜名湖の上に城が造られることに。
ここに至るまでに、許しを得る相手・氏真の欲しがっていたものを直虎を通じて方久に知らせたり、武田家との同盟決裂が決定的となり政から背を向けた氏真の様子を見て、再び気賀のことを願い出るタイミングを知らせた政次、表だって動いたのは方久でしたが、政次の働き、なかなかでした。
また、龍雲丸が、直虎に語った、幼い頃に家族を城で失ってからずっと流れ流れて生きてきたその過去。そしてそんな龍雲丸が根を下ろすと決めた気賀。気賀という地名を、私はこのドラマを見ていて初めて知りましたが、なんだか急にとても身近で親しみを覚える地名になっています。
さて…、気賀問題がひと段落というところで、次回は同盟関係が決定的に決裂した今川と武田の問題へ。

2017年7月 9日 (日)

あの会社はこうして潰れた

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タイトルに惹かれて。

帝国データバンク情報部 藤森徹
「あの会社はこうして潰れた」

様々な会社の倒産までを追ったリアルな企業ドキュメンタリー。
その倒産が報じられたのを見聞きしたようなものもあれば、この本で初めてその存在を知った企業もあったりしもしましたが、それぞれに本当に起こった出来事なんだなという生々しさを感じて、池井戸潤さんの小説に出てくるみたいな話!とつい思ったものの、池井戸潤さんが銀行マンだった経験上色んな企業のことをリアルに描くことができる、という方が正しいのかもしれません。
思いがけず、自分の住む地域の会社の倒産の裏側が語られたページに遭遇して、しかも前の勤め先とその会社が近所で…、あの会社倒産したんだなあとか、そこに至るまでにそんなことがあったんだなあということを知った…なんてこともありました。
会社の倒産で影響を受けるのは、その経営者や従業員や取引先や同業者、出資している企業や個人など様々な人がいますが、その損失を最小限にするために…倒産の兆候を知りたいと思うのは当然のことかもしれませんが、倒産する側もそういうことはなかなか表に見せないでしょうし難しいものかもしれません。そんななか、著者が取材のなかで知った、手形の割引業者が手形の数字の記入方法や収入印紙の貼り方や判子の押し方で倒産の予兆を感じる…という話がすごいなと思いました。そんな些細なことで…という気もしますが、そういうところが逆に大事なのかも…とも感じました。

2017年7月 8日 (土)

「もの」で読む入門シェイクスピア

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テーマに惹かれて。

松岡和子
「「もの」で読む入門シェイクスピア」

シェイクスピア作品全訳を手掛けた松岡和子さんによる、シェイクスピア作品に登場する「もの」とそれぞれのお話について紹介するエッセイ集。
それぞれのお話のあらすじや登場人物についても紹介されているので、作品について知らなくても大体理解はできるところではありますが、読んだり観たりする機会が何度もあった作品…私にとっては「ハムレット」や「マクベス」では、目にしたり耳にしたことのある台詞や場面を思い浮かべながら読むことができるので、とくに理解の度合いが深まる気がし、次に観たり読んだりするときには今までにない触れ方ができそうだなあと思いました。また、作品名を知っていても読んだり観たりしたことのないものに、これから触れてみようというきっかけにしたいなあとも思いました。

2017年7月 7日 (金)

orange⑥

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“未来”のお話。

高野苺
「orange」第6巻

翔を失ったあとの5人の、須和が主人公のお話。
須和が翔や菜穂のことを思いながら「俺はズルいやつだ」と言ったり思ったりすればするほど、須和の菜穂や翔を思う気持ちが心に沁みて、泣けてきます。
私の中では、翔が事故(自殺)で死なないよう菜穂や須和たちが奔走するお話は、手紙を出した5人の「手紙が届いてこうなってたらいいな」という想像のなかの世界なんだろう…と感じていたので、そちらの世界がこの先どう展開するのか…すごく気になるところです。

2017年7月 6日 (木)

メゾン・ド・パイロット①

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タイムスリップもの。

トリヤス
「メゾン・ド・パイロット」第1巻

第一次世界大戦中のヨーロッパで活躍したエースパイロットたちが、なぜか現代の日本の宇都宮にタイムスリップしてきた…というお話。
この時代の飛行機乗りというと、どうしても「紅の豚」を思い出てしまうところ。そして、タイムスリップしてくるタイミングが…「サムライせんせい」に近い気もしてしまうところ。
見た目が似ている登場人物がいて混乱しがちなところもありますが…、タイムスリップゆえのパイロットたちの言動の面白さのほか、タイムスリップがどうして起こったのかが分かってくるのかも気になるので続きが出たらまた読んでみようと思います。

2017年7月 5日 (水)

「ガレのジャポニスム」展in北澤美術館

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久しぶりの訪問。


創設35周年記念
「ガレのジャポニスム」展
北澤美術館にて
2017年4月3日(月)-2018年3月31日(土)

ジャポニスム…それは日本の開国をきっかけに海を渡った日本の浮世絵や焼きものなどがヨーロッパにもたらした日本ブーム。その色遣いや構図はその後のヨーロッパの芸術に大きな影響を与えたといわれています。
今年度の北澤美術館の展示は、たくさんある所蔵品のそんな日本美術の影響を受けた「ジャポニスム」関連の作品をたくさん観ることができる内容。
ガレの作品には花や草木などの植物やトンボやバッタなどの昆虫をモチーフにしたものが印象的。こういうものに焦点をあてるところが、日本の美術にも通じるものがある気がします。これが日本人の文化らしいところではありますが、個人的には、ヨーロッパの人が誰もこういう美的センスを持っていなかったわけではないだろうけれど、日本の美術に触れることで、自分のなかにある、何気ない身近なものを素敵だなあと思う部分に気づいた人がいた、という感じなのかなあ…と思うところがあります。
昨年訪れたときの展示は、どちらかというとドーム兄弟の作品が多かったので、ガレ作品を久しぶりにたくさん観て、すごく堪能できたなあという満足感に充たされました。
また、今回はボランティアガイドの方の説明とともに展示を観て回る機会があり、北澤美術館のいちばんの目玉である「ひとよ茸ランプ」が世界的に貴重といわれる理由、ガレが用いた工法についての詳しい説明など、たくさんの興味深いお話をお聞きすることができて、ますます作品を観るのが楽しくなる充実の時間を過ごすことができました。
また、2階の日本が展示室では大好きな東山魁夷さんの「夕べ」「白夜」「磯」を観ることができました。昨年訪問したときにも観ることができなかった「晩鐘」にはまたまた出会えなかったのですが、またの機会を楽しみにしようと思います。

2017年7月 4日 (火)

ブリューゲル「バベルの塔」展in東京都美術館

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上野にて。

ブリューゲル「バベルの塔」展
東京都美術館にて
2017年4月18日(火)-7月2日(日)

天に届く建設しようとしたものの神の怒りを買い言語をバラバラにされた人々は散り散りになり、塔は完成しなかった…。旧約聖書に登場するこの塔を描いたオランダの画家、ピーテル・ブリューゲル1世の「バベルの塔」を観に行ってきました。
ブリューゲルと、ブリューゲルが影響を受けたヒエロニムス・ボスによる油彩画などをたくさん観た、最後の最後に現れた「バベルの塔」は、想像したよりも小さな作品に感じましたが、そのサイズゆえに、その緻密さが際立つようでびっくりさせられました。
奇想天外な生きものがたくさん描かれた版画など…お目当ての「バベルの塔」以外にも印象的な作品がたくさんあり、不思議な世界に迷い込んだような、なかなか刺激的な時間になりました。

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おまけ。
東京タワーと通天閣を手前に置き、その大きさを比較したパネル。
東京タワーはともかく、なぜ通天閣?と思ったのですが、東京のあと大阪でも「バベルの塔」展が行われるから…だったのでしょうか。
大阪会場は中之島の国立国際美術館、会期は7月18日(火)-10月15日(日)です。
グッズ売り場で見かけたTシャツ、普段こういうものはあまり買わないのですが、このデザインは好きだなあと思い、つい(苦笑)。着るのが楽しみです♪

2017年7月 3日 (月)

おんな城主直虎:26

気賀の城をめぐる攻防はじまる。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第26回:誰がために城はある

売った材木を取り返し、今川にかけられた疑いの晴れた直虎。
しかし…、その材木が気賀に運び込まれたことで事態は急変。
その材木で気賀に今川配下の城が造られることが分かったのです…。
商人たちも、反発する者とで城ができたときのことを考え、武家と接近しようとするとで真っ二つに割れてしまいます。
今の時代も、民間企業があれこれ知恵を絞って開発して利益を上げたものに、政府や行政が新しい税金をかけようとする…なんてこともよく起こりますが…、いつの時代も税金を徴収する側の考えることは一緒なんですね…。
そんななか、気賀で龍雲党を立ち上げ上手いことやっていた龍雲丸は、生い立ちに「城」に対する拭い去ることのできない過去を持ち、直虎の働きかけによって「城はあってもいいのではないか」という意見で商人たちがまとまるなか、気賀で龍雲党を立ち上げた龍雲丸は、生い立ちに「城」に対する拭い去ることのできない過去を持ち、一党を率いて気賀を出ていく決意を固めます。
が、しかし。その顛末を聞いた方久は、気賀の城を治めることになると思われる大沢氏の代わりに、井伊がその座に収まればいいのでは、と提案。
さて…本当にそれが可能なのか。次回が気になるところです。

2017年7月 2日 (日)

尺八セミナーin目白2017

今年も参加してきました。

尺八/藤原道山セミナー
2017年6月18日(土)目白にて
第一部「島唄」13:00~14:00
第二部「竹」14:30~16:00

前半の「島唄」では、音程の正確さや、音が小さくなりがちな音のとき、なるべく大きな音を出すためのコツなどについて詳しく説明がありました。なんというか…よく知られている曲ほど、音程を正確に取れていないと、聴く人にも演奏する自分も違和感があるなあと思います。以前、「音程を正確にするためには、よく知っている曲を吹いて練習するといいよ」とある先生からアドバイスをいただいたことがありました。こういった親しみやすい曲を吹くということは、お稽古で勉強する曲やその練習から少し離れて楽しむという面もありますが、実は、離れつつも本筋の勉強にも生きるものなのかもしれません。
後半は尺八二重奏曲「竹」。強弱記号などたくさんの書き込みをされた楽譜を資料としていただきました。楽譜を追ってその通りの音を出すぞ!というところに一生懸命になってしまって、まだまだそこまで気が回らないことが多いなあと、そこまで気を使って演奏できるまでもっと努力しないとなあと思いました。また、合奏をするとき、自分のパートだけではなく相手方のパートのことも聴いたり、掛け合いのような感じになっているところや、どちらが聴かせどころなのか…ということを気にすることも大事…というところ、ちょうど、近々受ける試験のために二重奏曲も練習していて、あらためて勉強になりました。また、そういう合奏で大事なところを意識して吹くためには、自分のパートを自信を持って吹けないといけないし、相手方のパートの動きもよく知るためにはそちらも吹いてみたり…、とにかくたくさん練習しないといけないなあと思いました。
色々と、分かっていながらできていないことなど勉強になったりこれからに生かせそうなことがあったのはもちろんですが、たくさんの人たちと一緒に尺八を一生懸命吹き、お話をお聞きする時間、とても楽しく充実していました。

2017年7月 1日 (土)

7月の観たい映画

今日から2017年も後半に入りました。
というわけで、今月もいつもの月と同様に、今月公開のものを中心に、個人的に気になっているものをまとめます。
なお、そのなかでもとくに気になっているものには星印をつけています(★>☆)。


今月公開

  1日 忍びの国
      パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊
  8日 メアリと魔女の花
 28日 君の膵臓をたべたい☆

今月公開以外

      ジーサンズはじめての強盗☆


以上が今月気になっている作品です。
何というか…自分で作ったリストながら、ものすごーく観たい!というものを見つけるのが難しいリストになってしまいました。「パイレーツ~」は2作目から4作目まで映画館で観ているので今回も観たいなあという気持ちはありつつも、自分の気持ちとしては3作目のときに綺麗に区切りがついたという気持ちがあるせいか、絶対観たい!とまで思えない感じが…(苦笑)。
予告を見て、本屋さんでよく見かけるあの本ってこういうお話なんだ…と知ったのは「君の膵臓をたべたい」。このリストのなかでは、いちばん気になっている作品かもしれません。
暑さで体調を崩しやすく、また、出かけるのが億劫な季節にもなってきましたが、ひとつでも多く映画館で観る作品があれば良いなあと思います。



 

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