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2018年1月23日 (火)

東山魁夷展

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コンサートを聴きに行くついでに行ってきました。

東京富士美術館
「東山魁夷展 -長野県信濃美術館東山魁夷館所蔵品による」
2018年1月2日(火)-3月4日(日)

長野市にある、長野県信濃美術館東山魁夷館の所蔵品を中心とした展覧会。
魁夷さんの作品を大好きになって、東山魁夷館には年に6回、展示替えの度に訪れていましたが、昨年6月から改修工事のため休館しています。というわけで、あの、ずっと親しんできた作品の数々を再び目にできる機会ということで、出かけてきました。
休館になる前、所蔵の本制作を一挙に展示するという企画があって、その時に目にした作品ばかりではありますが、なんだか久しぶりということもあって、しかも今回はスケッチや習作などもたくさん展示されており、そのなかには私が大好きな作品もたくさんあるので、ものすごくもりだくさんで贅沢に感じられました。
横浜生まれで神戸育ち、ご自宅は千葉県市川市にある魁夷さんの、代表作や貴重なスケッチや下図などがなぜ、長野県の県立美術館に多く所蔵されているのか。それは、80歳を超えて、お子さんやお弟子さんのいらっしゃらなかった魁夷さんは、美校時代に信州の山を旅した時の自らを風景画家への道に導いたという思いから、ご自身の所蔵される作品の行く末を長野県に託すことを決められ、それを受けて開館したのが東山魁夷館でした。その美術館から見える花岡山霊園には、魁夷さんのお墓があります。
今まで目にしてきた東山魁夷館の、ものすごく広いわけではない展示室で目にしてきた貴重な作品の数々、そして、たとえば「道」の制作過程のスケッチや下図など貴重な資料ともいうべき展示品に見入るたくさんの人々の姿を目にするとき…、自分の住む県にそんな凄いものがたくさんあるということが、本当に素晴らしく贅沢なことだったんだなあとあらためて思いました。そして、そんな貴重なものを長野県に託してくださった魁夷さん・すみさんご夫妻には、感謝の言葉しかありません。
さて…、どのくらいの期間なのかはっきりしませんが、東山魁夷館で魁夷さんの作品を目にする機会はしばらくない予定で、そこは少し残念というか寂しいところではありますが、こういう時だからこそ、他の美術館の所蔵品である作品を観に行く機会を作ったりできたらいいなあと思います。
今年は魁夷さん生誕110年ということで、国立新美術館でも大々的な回顧展が行われるようで、そちらでは、なかなか普段目にする機会のない、唐招提寺の御影堂障壁画の再現展示なども行われるらしく、今から楽しみです。

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