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2018年3月

2018年3月31日 (土)

3月の観たい映画その後

今日で3月も終わり。
ということで、今月も映画館で観た作品を中心にまとめを…と言いたいところですが。
今月、映画館に一度も足を運ぶことができませんでした。
色々とバタバタしていたこともありますが、そういうなかでも映画館に行こう!というモチベーションまで自分が持っていかれなかった…というところも大きいかもしれません。
4月は少し落ち着いているといえば落ち着いている…かもしれないので、映画館に行かれればいいなあと思います。

2018年3月30日 (金)

ihana③

Ihana3

付録目当てでまた。

「ihana」2018SPRING&SUMMER

今回の付録は、ポーチ・カードケース・ペンケースの3点セット。
それが目当てで買ったようなものですが、というか、russetが好きすぎてつい買ってしまうのですが(苦笑)、なんとなくページをめくっていて、今回は、なんと欲しい服を見つけてしまいました。
36Pのマキシドレス、この色と柄、とても好きです。普段私が買うものよりは少しお高い。でも、今少し懐が温かいので買ってもいいかも。と思ったのですが、ちょっと調べてみると、いま在庫が無い模様。みんな考えることは一緒なんですね…。ちょっと残念です…。

2018年3月29日 (木)

うっとり、チョコレート

Uttorichocolate

まるごとチョコレート。

おいしい文藝シリーズ
「うっとり、チョコレート」

様々な人たちによる「チョコレート」がテーマのエッセイ・アンソロジー。
最初の森茉莉さんの「三つの嗜好品」と江國香織さんの「よその女」のふたつが、エッセイなのに小説を読んでるみたいな雰囲気があって贅沢な気持ちになりました。
そして、チョコレートだけに、やっぱりバレンタインデーのエピソードが多いなか、伊集院光さんの「「ホワイトデー」の話」が子どもらしい勘違いと好きな女の子へのいじましい気持ちと、この年頃の男女の精神年齢のギャップとか、色々なものが見えて何とも可笑しくて好きでした。
身近なチョコレート菓子を味やパッケージやCMに絡めて紹介してる田沢竜次さんの文章が親しみやすいものがたくさんだったのも、開高健さんや森村桂さんの旅先で出会ったものすごく美味しいチョコレートのエピソードも良かったです。チョコレートは、身近なものもそれ以外も、それぞれに魅力的なんだなあということが感じられました。

2018年3月28日 (水)

三太郎の日

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3月の三太郎の日は、ファミリーマートで色々もらえるクーポンでした。
3日はペットボトルのドリンク、13日は袋入りのお菓子、23日はコーヒー。
クーポンをきっかけに、普段あまり手に取らないものを選ぶのも楽しいところ。
コンビニのコーヒーは、今まで気になりつつも買ったことがなかったので、今回初体験でした。
4月も楽しみです♪

 

2018年3月27日 (火)

サムライせんせい⑤

Samuraisensei5

引き続き以蔵。

黒江S介
「サムライせんせい」第5巻

前の巻から引き続き、以蔵がメインのこの巻。
元の時代での記憶がないせいもあって、武市や龍馬と比べてだいぶ苦しんでるなあという感じで、記憶がなくても無意識で体が動いたり何かを閃いて喋ったりして、周りが戸惑って本人も辛い状況。大変な事故も起こったりして…これからどうなるのか気になります。
そして、もうひとりの謎の男の出番も多くなってきて、色々ヒントは出てきたものの、まだはっきり誰とは明かされていなくて、あの人かなあと思う人はいますが、ちゃんと明かされるのを楽しみにしていようと思います。
そして、次の巻では武市&龍馬が再び活躍するようなので、それも楽しみなところです。

2018年3月25日 (日)

凱旋祝賀パレード

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平昌オリンピックの金メダリスト、小平奈緒さんの凱旋祝賀パレードに出かけてきました。
素晴らしい青空の下、素敵な笑顔と感謝と思いやりに溢れた素晴らしいスピーチ、すべての方向に向かって手を振り、沿道の人たちによく見えるように手に持った金銀二つのメダル。
地元で、地元出身の選手がオリンピックで金メダルを取ったお祝いのパレードが見られるなんて、なかなか巡り合わない機会ですが、その貴重な体験を楽しみつつ、小平奈緒さんの人柄が伺えるとても素敵な時間でした。
また、私がパレードを見た辺りでは、通行する車両や歩行者の安全を守るべく対応されていた市や警察の方々が、そのお仕事のなかで、市役所での出発式やパレードの進行状況や準備のお話などで場を和ませてくださったり、小さい子どもさんもよく見えるように前方にスペースを設けてくださったり、その一つ一つの対応が素晴らしくて、観覧スペース内の人たちの間でも知らない人同士でもちょっとしたスペースで譲り合って少しでも多くの人がよく見えるように気遣ったりする場面もあり、楽しく気持ちよくパレードに参加することができたのも良かったです。

2018年3月24日 (土)

古武道親睦会onCD

昨年秋に参加した、古武道のファンクラブイベントでのミニコンサートを録音したCDが届きました。

その時に書いた記事がこちら。
http://remit.cocolog-nifty.com/indoorkamediary/2017/11/vol9in-150b.html

収録曲は

  琥珀の道
  風の都
  木漏れ日の庭
  Hommage à Chopin
  赤とんぼ

この5曲。
なんというか…やっぱりライブ感が感じられる音色だなあと思うし、その場にいて聴いていたというのもあって、あの、台風が近づいていて雨の降る秋の日の空気も思い出すことができて、あれから少し時間が経って、とても素敵なプレゼントをいただけて、とても嬉しく楽しく聴くことができました。

2018年3月23日 (金)

罪の声

Tsuminokoe

「罪」に利用された「声」。

塩田武士
「罪の声」

約30年前に世間を騒がせた未解決事件を調べることになった新聞記者の阿久津。
そして自身の切実な問題としてやはり事件について調べることになった曽根俊也。
時代背景や事件の概要など、グリコ・森永事件そのものという感じなので、読んでいくうちに現実と物語の境目がどんどん曖昧になって、事実がひとつひとつ浮かび上がるごとにゾクゾクして、子どもの頃、まだそういう事件の報道に興味があまりなかったので、この事件のことで知っているのは、キツネ目の男の似顔絵や、青酸入り菓子を店頭に置いた男の映像、「どくいり たべたら しぬで」というメモの文面くらい。それだけでも持ち悪さや怖さが印象に残っていましたが、あらためて大人になってこの事件のことを思うとき、 いま、自分自身の子どもではありませんが、小学校低学年や未就学児の甥っ子たちのことを考え、その子たちが間違って毒物入りのお菓子を口にしてしまったらという恐怖はもちろん、ここに登場する子どもたちのような、将来にも心の傷となったり、まともな人生を送れないような環境に追いやったりするようなことを、周囲の大人がこの年頃の子どもたちにするということの酷さが胸に迫ってきて、現実としては、未解決のまま時効を迎え真犯人の姿は見えませんが、この物語で語られたような犯人の言い分であろうと、それ以外のどんな言い分であろうと、絶対に許せないし本当に気持ちの悪い事件だとしか言いようがありません。

2018年3月22日 (木)

コレクター 不思議な石の物語

Collectorfushiginaishinomonogatari

石をめぐるお話。

深津十一
「コレクター 不思議な石の物語」

「死人石」の作り方を祖母から託された主人公が、不思議な石を集める林老人と出会い、不思議な体験をするお話。
不思議な石って、不思議な逸話のある貴重な宝石のことかと勝手に思っていましたが、全然違いました(苦笑)。面白かったり綺麗だったりするものばかりでしゃなく、正直ウッっとなるような者もありましたが、確かにどれも不思議な石ばかり。
そんななか、林家に伝わる言い伝えと、耕平が祖母に託された黒い石と、ナオミ先生の思い出に登場するワラシ石に、そんな繋がりがあったとは…という終盤の展開。出来すぎではありますが、びっくりするようなタイミングで色々なことが起こったりするのは、実生活でもたまにあるので、そういうことを不思議なものが登場するお話に仕立て上げたと思えば分かる気もします。

2018年3月21日 (水)

本を守ろうとする猫の話

Honwomamoroutosurunekonohanasi

本と猫のお話。

夏川草介
「本を守ろうとする猫の話」

古書店を営む祖父を亡くした主人公・林太郎が、不思議なトラネコとともに、本にまつわる迷宮に本を救いに行くお話。
星の王子さまのようでもあり、注文の多い料理店のようでもあり、他のファンタジックな小説や映画のようでもあり…、そんな雰囲気のなかに、本を取り巻くいろんな状況のことを盛り込んで描いたお話なのかなあという感じでした。
主人公が学校では影が薄く引きこもり気味なのに、ある状況で力を発揮するところなんかは、いかにもこういう雰囲気の作品っぽいなあとも思います。
基本的にただただ悪い人っていうのがいなくて気持ちよく読み終われた、優しい物語でした。

2018年3月20日 (火)

訃報に接し(内田康夫さん)

「浅見光彦シリーズ」の作者、内田康夫さんが亡くなられました。
母親の影響で、かなり小さなころから2時間ドラマや家にある推理ものの本を読んでいた私にとって、浅見光彦シリーズも、内田康夫さんも、長く親しんできた存在でした。
ご病気をきっかけに執筆をやめるという発表をされたとき、こういう日が近いのかもしれない…とは思いましたが、そう思ってはいてもやっぱり寂しいものです。
あらためて、たくさんの作品で楽しませていただいたことを感謝するとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

2018年3月18日 (日)

平昌パラリンピック

オリンピックの次はパラリンピック。
夏の大会ですが、2016年のリオ大会のときは、パラリンピックもハイライト番組を中心に、いくつかの競技を見ることができて楽しめたので、平昌も色々見られたらなあと思っていましたが、思うわりにはなかなか見る機会が無く、最終日近くになって、スキーのアルペン競技やクロスカントリー競技を見たり、最後に閉会式を見るくらいで終わってしまい、とても残念でした。
スキーのアルペン競技の様子を見ていて、滑走する際のスタイルで種目が分かれているとか、障害の度合いによって決められた係数によってタイムが計算されるとか、恥ずかしながら、初めて知ることもあって興味深かったです。
興味や関心を持って見るには、やっぱり知ることが大切だなあと思います。
冬の競技は、オリンピックもパラリンピックも長野県にゆかりのある選手がたくさんいるので、地元出身とか、練習拠点が地元にあるとか、知ることで身近に感じられたり興味を持って見られる要素が色々あるはず…と思うきっかけになった気がします。

2018年3月17日 (土)

風雅竹韻

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今年も行ってきました。

藤原道山 尺八アンサンブル・コンサート
「風雅竹韻」
2018年3月15日(木)13:30より
浜離宮朝日ホールにて

アメイジング・グレイス
尺八三重奏曲「鏡」
尺八四重奏曲「彩画」
尺八合奏のための〈綾〉
----------------------
鶴の巣籠
尺八(五孔一尺八寸管)のためのエチュード(2010)
竹の群像
-----------------------



今回は、道山さんが演奏される曲は全プログラムのうち、半分くらい。
道山さんの尺八の音色はもちろん、たくさんの若い尺八奏者の方々の音色をたくさん聴くことができて、息の合ったアンサンブルのなかに、それぞれの音色に個性が見えたりするところがとても興味深かったです。
また、鶴の巣籠でステージだけではなくホール全体を使った演出では、音色や息遣いをより身近に感じたり、色々な方向から聴こえて反響する音色が面白く、心地良く感じられました。
今年も聴きに行くことができて良かったです♪

2018年3月16日 (金)

魔王

Maou

伊坂さん作品順読み9作目。

伊坂幸太郎
「魔王」

ある日、自分に特殊な能力が備わっていることに気がついた安藤。世間を賑わせ始めた政治家・犬養に危機感を募らせ、ある行動に出る…というお話(表題作)と、彼の弟の潤也の5年後のお話(呼吸)。
自分にこんな能力があったらどうだろう、最初は面白半分で使ってみるかもしれないけど、きっとだんだん恐ろしくなるだろうなあ…なんてことを考えながら読みました。
このお話、ずいぶん前に読んだのもあってほとんど内容を忘れていたので、主人公たちの前で起こる出来事にドキドキしながら読んみました。
…が、初期の伊坂さん作品を代表するといってもいい、あの超印象的なキャラクターで他作品とリンクしてることを忘れてる自分の記憶力が心配になりましたが、このブログを遡ってみたところ、意外なことに、この「魔王」はその某作品よりも先に読んでいたようです。きっと、主人公の周りにいるちょっとだけ風変わりな人物としてしか認識していなかったので、忘れていたのでしょうね…。
さて、順読みは次で10作目になりますが、今度読むのは「砂漠」。これもまあ…再読ではありますが、ほとんど内容を忘れてしまっているので、思い出しつつ、新鮮な気持ちで読もうと思います。

2018年3月15日 (木)

自分チョコ③

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バレンタインデーのときに、自分用に買ったチョコ、その③.
まずひとつめ、左の写真。メリーチョコの「つわもの揃い」という、各地の戦国武将にゆかりの土地・ゆかりの食材(お酒や果物など)を使ったチョコレートの詰め合わせ。武将がテーマだからか、デザインが渋めなのがかっこいいです。
そしてふたつめ、右の写真。東京・白金のフレンチレストラン監修のチョコレート。これは、昨年初めて買ってみて良かったので今年も。いちばん右にあるオレンジ風味のチョコとレンジピールを組み合わせたものがいちばんお気に入り。

今年の自分チョコはこんなところ。
今年も楽しみました♪

 

2018年3月14日 (水)

自分チョコ②

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バレンタインデーのとき、自分用に買ったチョコレート、その②。
「星の王子さま」アソートチョコレート。「星の王子さま」に登場するものがモチーフになったチョコレートが楽しいです。
このシリーズは、色々なタイプが発売されていて、最初の年は数種類買いましたが、今はいちばん種類の多いこのタイプで楽しむことにしています。

2018年3月13日 (火)

自分チョコ①

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バレンタインデーといえばチョコレートですが、誰かにあげるものよりも自分用に色々選ぶのが毎年の楽しみだったり。
まずひとつめ、左の写真。これはバレンタインデーは関係なく、いつも利用している通販サイトで見つけてだいぶ前に買ったもの。兵庫県のエス コヤマさんというお店のミルクチョコレート。チョコレートのうまみとミルクのコクがあってとても贅沢な感じ。詳しい値段のことは忘れましたが、普段口にするチョコレートとは違うお値段なりの味だった感じ。
ふたつめ、右の写真。ローゼンハイムのトッピングショコラのストロベリーナッツとホワイトベリー。チョコレートにナッツやフリーズドライのフルーツがトッピングされたもの。トッピングされているものの食感が楽しいチョコレート。他にも色々な種類があるみたいなので、次の機会には他も試してみたいです。

②に続きます。

2018年3月11日 (日)

9時から5時まで⑭

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終わりへ向けての展開。

相原実貴
「9時から5時まで」第14巻

潤子への清宮の、ちょっと回りくどい焦れったい告白。自分にはこの人しかいないっていう存在がなかったら、それほど好きじゃなくてもぐらっとくるかもしれないなあとも思います。
そして…まあこういうことになるだろうなあという想定内の展開になった潤子。こうなるとこのお話もそろそろ終わりが見えてきたなあという感じのなか、もっとこじれるのかと思ったアーサー×モモエが案外あっさり丸く収まって、潤子と星川もお寺の方(主におばあさま問題)のカタがつくのも時間の問題。
そんななか、残すところはユキ×寧々のみ。ここにも潤子がややこしいところに絡んだりしていますが…、どういう結末になるのか楽しみなところです。

2018年3月10日 (土)

能面女子の花子さん③

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第3弾。

織田涼
「能面女子の花子さん」第3巻

能面女子とその仲間たち(?)、第3弾。
夏休みの花子さん、けんちゃんやさぶちゃんや香穂ちゃんと一緒の旅行、楽しそうです。
そして、花子さんの「ふふ」や「あらあら」の字体を他と変えてるところに花子さんのキャラクターが現れていて好きです。
同級生の真田くんや篠田さんにもスポットが当たったエピソードも花子さんが色々な人をよく観察しているところが見られて面白いし、家庭部の部長副部長コンビが同級生たちに比べると花子さんに対してナチュラルに会話してるのとかも好きです。
さぶちゃんの周辺で新たな人物が色々出てくるみたいで、続きが楽しみなところです。

2018年3月 9日 (金)

能面女子の花子さん②

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第2弾。

織田涼
「能面女子の花子さん」第2巻

能面女子花子さんとその仲間たち(?)、第2弾。
ずーっと花子さんに片思いしてるのに気づいてもらえないけんちゃんの不憫さ。
表情の読めないはずの能面から花子さんの気持ちを読み取るさぶちゃんの花子さんに対する執着心。
普通の子かと思いきや実はズレてる香穂ちゃんの可愛さと面白さ。
普通にこだわるあまりエキセントリックな思考になってる般若の面が似合い過ぎなお母さんの魅力。
そして結局、そんな人々の斜め上をいく花子さんがやっぱり面白すぎて素敵です。
次の巻も楽しみです。

2018年3月 8日 (木)

能面女子の花子さん①

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一風変わった女子高生ライフ。

織田涼
「能面女子の花子さん」第1巻

家庭の事情で能面を着けて生活する女子高生・花子さんとその周りの人々のお話。
何でしょう…とにかくシュール(苦笑)。
能面のインパクトに留まらない花子さんの性格の面白さ、花子さん以上に変な人かも?という感じの人もいたりして、目が離せません。
個人的には花子さんのお母さんが(というかお面が)ギャ!!って感じでした。
怖すぎます…(お面が)…(苦笑)。

2018年3月 7日 (水)

たゆえども沈まず

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ずっと読みたかった本。

原田マハ
「たゆたえども沈まず」

1886年、パリ。
浮世絵を売りさばく一人の日本人、林忠正。その助手である加納重吉。二人が出会ったのは老舗画廊の支配人であるテオ、そしてその兄で売れない画家のフィンセント。
世間の人々がフィンセントの絵を理解できるようになるまで生きるには、フィンセントも、それを支えていたテオも繊細すぎたのかもしれません。印象派やジャポニスムで、今までにない新しいものへの「窓」が開いて、フィンセントの作品の魅力にたくさんの人が気づくまで、あともう少しだったのに。今私たちが代表作として思い浮かべる作品の数々がその不遇の時代ゆえに生まれたと思うと、なんとも複雑でたまらない気持ちになります。
そして…幼い頃に憧れの存在だった兄の、すさんだ生活や精神状態を見ていられず遠ざけたいと思ったり、次第に自分の家族を養うことに精一杯になったりするなかで、フィンセントの死の遠因を作ってしまったのではないかと苦悩するテオ。辛すぎる展開です…。
世間ではその作品の価値がまだ理解されないフィンセントと、日本の美術工芸品を海外に売りさばいたことを日本で責められ国賊扱いされてしまった林忠正。ふたりには、理解されないけれど自分のなかに表現したいものや確固たる信念を持っているところに共通点があって、テオや重吉には理解できないフィンセントの苦しみを忠正は感じている。こういう描き方、すごく好きだなあと思います。
実のところ、ファン・ゴッホ兄弟と林忠正に交流があったという記録はないし、このお話に出てくる忠正の助手でテオの友人だった重吉は架空の人物です。ですが、こういうことがあったんじゃないかと思わせるような感覚。マハさんのアートがテーマのお話は今までいくつも読んでいますが、昨年上野でゴッホ展で観た作品がたくさん登場したこともあって、様々な情景がリアルに思い浮かべられて、大変胸を打たれました。

2018年3月 6日 (火)

スイーツ刑事

Sweetsdeka

スイーツと殺人事件。

大平しおり
「スイーツ刑事 ウェディングケーキ殺人事件」

和菓子屋の娘の杏子(あだ名はあんこ)は、あるお巡りさんとの出会いをきっかけに警察官に。そして刑事初日、スイーツフェスの会場でウェディングケーキが関わる事件を捜査することになる…というお話。
スイーツ好きの上司・加東慶貴が登場するまで、ずいぶん引っ張るなあ〜という感じはありましたが、地の文も会話もテンポよく進むのでサラッと読みやすかったです。が…、これが子の作家さんの個性だというのならそれもそれまでなのですが、ところどころで、その言葉自体は悪くないけど、その文章であったりお話の流れとかのなかにはめ込んだときに、これって伝えたいことがちゃんと伝えられているのかな?と思う部分がいくつかあって、引っかかりました。
読みやすかったわりに、事件は被害者の周りに因縁のある人物が多すぎて、ドロドロしていたなあという印象。メインの2人はもちろん、上司や先輩がそれぞれに面白いキャラクターなので、シリーズになったらまた読みたいなあと思います。

2018年3月 4日 (日)

青列車の秘密

Aoresshanohimitsu

ポアロシリーズ⑤

アガサ・クリスティー
「青列車の秘密」

豪華列車“ブルー・トレイン”走行中に強盗殺人事件が発生。警察が被害者の夫に容疑をかけるなか、この列車に偶然の乗り合わせていた名探偵ポアロのたどり着いた真犯人とは…というお話。
あとから思えば真犯人にたどり着くためのヒントはちゃんと提示されていたし、なんとなくそこに引っ掛かりを感じてたのにサラッと流したり全然違う人を疑ったりしてしまってたなあ、と思いました。
オリエント急行のときもそうですが、このシリーズでのワトソン的役割のヘイスティングズは電車の事件のときには登場しないんですね。そういうところでシリーズのなかで変化をつけたり、旅=非日常をしているのかなあなんてことも感じます。

2018年3月 3日 (土)

PRIDE(池袋ウエストゲートパークⅩ)

Iwgp10pride

シリーズ10作目。

表題作は、ワンボックスカーでの集団レイプを繰り返す広域指名手配犯“B13号”をマコトとタカシが追い詰めようと奔走するお話。あまりにも辛すぎるし、犯人たちの証拠を残さないための用意周到さが気持ち悪くて仕方ない。この他、携帯電話の便利さゆえのリスクや、自転車が加害者の交通事故や、地下アイドルが巻き込まれるトラブルなど、時代をよく表したテーマを描くところはやっぱりこのシリーズならでは。決して強者ではない人が自分よりも弱い存在から搾取したり傷つけたりするところも、嫌なことではありますが、この時代の一面なのかなあとも思います。
さて、第Ⅰ期はこれでラストになりますが、番外編も続けて読んでいこうと思います。

2018年3月 2日 (金)

平昌オリンピック

先月、4年に一度の冬のオリンピックが行われていました。
舞台は韓国、平昌(ピョンチャン)。
毎回のことですが、始まってしまうとやっぱりたくさん見るし、感動します。
競技の行われている時間が微妙で、平日の昼間に仕事をしているとなかなかリアルタイムでは見られなかったのですが、お休みの日の昼間や仕事から帰ってきて見られるものは見たり、それ以外にもほぼ毎日、夜に放送されていたダイジェストで競技の様子を見ていました。
前回のソチオリンピックのときに面白さに目覚めたスキーやスノーボードの色々な種目を今回はいくつも見ることができたし、だいぶ前からもっとじっくり見たいなあと思っていたカーリングは、今回、男女そろっての出場だったこともあり、試合の様子を見る機会が多く理解が深まったのが良かったです。
そして、スピードスケートは夜の試合が多かったので、注目していた試合をほとんどリアルタイムで見ることができました。地元から金メダリストが生まれたり、世界一のチームワークを目にすることができたり、本当に感動しました。
あらためて、オリンピックは「こんなすごいこと、私には絶対できない」という、美しいものやかっこいいものが集まっているなあと感じ、メダルを取った選手にもそうでなかった選手にも、日本人選手にもそれ以外のたくさんの国々の選手にも、たくさん心を動かされる瞬間をいただきました。
冬のオリンピックは、次は北京(中国)ですが、2年後には東京で夏のオリンピックがあります。開会式や閉会式を見る機会もあったのですが、東京ではどんな感じになるんだろう…という思いもふと胸をよぎる瞬間がありました。楽しみのような不安のような…複雑なところもありますが、まずなにより、アスリートファーストが優先される大会になるよう、願うばかりです。

2018年3月 1日 (木)

3月の観たい映画

今日から3月。
ということで、今月もいつもの月と同様に、今月公開の作品を中心に、個人的に気になっている作品をまとめます。
なお、そのなかでもとくに気になっている作品には星印を付けています(★>☆)。

今月公開

 1日 15時17分、パリ行き☆
     シェイプ・オブ・ウォーター
10日 北の桜守★

今月公開以外

     空海-KU-KAI-美しき王妃の謎☆

以上が今月気になっている作品です。
★をつけたの「北の桜守」は吉永小百合さん主演の作品「北の零年」「北のカナリアたち」に続く、北の三部作最終章。とはいえ、とくに続きものというわけではなく、監督さんもそれぞれ違うのですが、映画館に足繁く通うようになった最初の頃に公開されたのが「北の零年」で、「北のカナリアたち」も含めて2作品とも映画館で観てきたので、今回もぜひ観たいと思うのと、今回は滝田洋二郎さん監督作品ということで、それも期待しているところです。
今月はピックアップした作品が少なめですが、なるべくたくさんの作品を観に、映画館へ足を運びたいなあと思っています。

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