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2018年3月23日 (金)

罪の声

Tsuminokoe

「罪」に利用された「声」。

塩田武士
「罪の声」

約30年前に世間を騒がせた未解決事件を調べることになった新聞記者の阿久津。
そして自身の切実な問題としてやはり事件について調べることになった曽根俊也。
時代背景や事件の概要など、グリコ・森永事件そのものという感じなので、読んでいくうちに現実と物語の境目がどんどん曖昧になって、事実がひとつひとつ浮かび上がるごとにゾクゾクして、子どもの頃、まだそういう事件の報道に興味があまりなかったので、この事件のことで知っているのは、キツネ目の男の似顔絵や、青酸入り菓子を店頭に置いた男の映像、「どくいり たべたら しぬで」というメモの文面くらい。それだけでも持ち悪さや怖さが印象に残っていましたが、あらためて大人になってこの事件のことを思うとき、 いま、自分自身の子どもではありませんが、小学校低学年や未就学児の甥っ子たちのことを考え、その子たちが間違って毒物入りのお菓子を口にしてしまったらという恐怖はもちろん、ここに登場する子どもたちのような、将来にも心の傷となったり、まともな人生を送れないような環境に追いやったりするようなことを、周囲の大人がこの年頃の子どもたちにするということの酷さが胸に迫ってきて、現実としては、未解決のまま時効を迎え真犯人の姿は見えませんが、この物語で語られたような犯人の言い分であろうと、それ以外のどんな言い分であろうと、絶対に許せないし本当に気持ちの悪い事件だとしか言いようがありません。

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