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2018年5月 4日 (金)

春の雪(再読)

Harunoyuki

一作目。

三島由紀夫
豊饒の海(一)「春の雪」

時は大正初期。明治維新で功を成した松枝侯爵家の嫡男・清顕と、平安時代から帝に仕える朝倉伯爵家の令嬢・聡子の、ままならぬ恋の物語。
清顕の、生まれ持った性質なのか、年齢ゆえか、自分をどんどん苦しいところに追い込んでからでなければ喜びを得られないような…、本当厄介。
とはいえ、両親から聡子と宮家との縁談についてあんな風に聞かれたとき、この年頃のこういう性格の人が素直な気持ちを言葉にするだろうかというと、難しいかも。そういうところで、清顕の両親は息子のことをちっとも分かっていないんだなあと思うと、それも不幸で歯痒く、このような不幸な結末にならなかった道もあったのじゃないか…と思うのですが、主人公にとってはこれが望んだ結末だったのかもしれません…。
三島文学に触れると、いつも、語彙の豊富さや美しさにいつも満たされるけど、この作品は特にそう感じます。そして、本当に久しぶりに再読して、これは個人的な好みではありますが、漢字表記とかな表記の選択、句読点を打つ場所、そういう部分で違和感を覚えるところがほとんどないことに今更ながら気がついて、この文章すごく好きだ!と初読のときよりもますますその魅力に気づく部分があって良かったです。
今年は、11月25日の三島由紀夫さんの命日にむけて、このシリーズを読んでいこうという計画。初読からだいぶ時間が経ち、それぞれの作品にどんな感想を持つのか、自分のことながら楽しみです。

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