2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

おしらせ

  • 2007.1.23
    ページトップとプロフィールページに、トラックバックに関するコメントを追加しました。

おさんぽクマさん春の庭

  • わーい
    春の陽気に誘われて、クマさんもおさんぽしてみました。

2007年春の訪れ

  • 綿帽子
    2007年、春の風景を集めてみました。

ほんだな

無料ブログはココログ

« 暁の寺(再読) | トップページ | 文豪ナビ三島由紀夫 »

2018年11月24日 (土)

天人五衰(再読)

Tenningosui

お芝居観るための予復習その④

三島由紀夫
豊饒の海(四)「天人五衰」

76歳となった本多繁邦は、旅行で訪れた清水港で働く少年・安永透と出会い、彼を松枝清顕、飯沼勲、ジン・ジャンの生まれ変わりと見て養子に迎えるが…というお話。
透の家庭教師が語った鼠の話が、何気ない世間話のように見せながら後に印象的に蘇ったり、透の誇り高さを打ち砕く慶子の言葉が、ジン・ジャンの名が彼女の口から出た時に、ああこれは長年の友である本多を思っての義憤というよりも、透が、本多が思うような出自であってたまるか、何故なら…という私憤だったのかな…と思ったり、ここまで読んできて感じた様々なものを思い起こしながら読んで、最後の最後に、久々にこの物語に登場した聡子の、清顕に対する思いがけない言葉で、本多だけでなく、読んでいるこちらも驚き、何もない場所に来てしまった…という…、真っ白な世界にポンと放り出されてしまったような感覚。
短期間で集中してシリーズを読み通して、難解でとてもすぐには理解できない部分もたくさんあったものの、様々な人々の人生、感情などが複雑に折り重なって渦巻く海のなかを旅したようでした。

« 暁の寺(再読) | トップページ | 文豪ナビ三島由紀夫 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 天人五衰(再読):

« 暁の寺(再読) | トップページ | 文豪ナビ三島由紀夫 »