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2018年12月22日 (土)

手の中の天秤

Tenonakanotenbin

罪と罰、許し許されるということ。

桂望実
「手の中の天秤」

執行猶予つきの判決が出たとき、加害者の反省具合を遺族や被害者がチェックし刑務所に入れるか判断することのできる「執行猶予被害者・遺族預かり制度」が始まって38年後…、その制度の担当係官を経験し、現在は大学講師である井川は、「チャラン」と呼ばれるいい加減な上司・岩崎とともに担当した事件の加害者や被害者・遺族のことを思い出す…というお話。
もちろん、実際にはない制度ですが、もしあったら…加害者側も被害者側も係官の人もみんな精神的にきついだろうなあ…と思います。
死んだ人間が生き返ったり事件の前の状態に戻ることができたときに許し許されるとしたら、 それは絶対に無理で、永遠に許し許される日はこないだろう…と思うのですが、このお話に出てくる被害者側の人たちは、全く許す気のない人もいれば、それぞれの理由で許したり受け入れたりしていきます。それは本当に、人それぞれとしか言いようがないことで。
そして、彼らと接する係官の人たちも、その向き合い方は人それぞれなんだなあ…と思います。
次々にいろんなエピソードが登場して移り変わっていって、ちょっと目まぐるしすぎるんじゃないか…とも思ったのですが、「人それぞれ」を表すには、いろんなエピソードを盛り込む必要があったんだろうなあ…とも思います。

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