2022年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

おしらせ

  • 2007.1.23
    ページトップとプロフィールページに、トラックバックに関するコメントを追加しました。

おさんぽクマさん春の庭

  • わーい
    春の陽気に誘われて、クマさんもおさんぽしてみました。

2007年春の訪れ

  • 綿帽子
    2007年、春の風景を集めてみました。

ほんだな

無料ブログはココログ

« いだてん① | トップページ | 映画「薔薇の名前」onDVD »

2019年1月 7日 (月)

映画「日日是好日」

Nichinichikorekoujitsu

2019年、映画館で観る1作目はこちら。

映画「日日是好日」

主人公の典子は、母親に勧められて、いとこの美智子と一緒に、近所の“武田のおばさん”にお茶を習いに行くことになる…というお話。
お茶のお稽古ってどういうことをするのか全然知識がなくて、この映画のなかで目にして、たしかにこれは何度も何度も繰り返しやらないと覚えられない!と思いました。なんでこんなややこしい作法を…と思わないでもありませんが、そういう「型」がピシッと決まったときの気持ち良さとか、そういうなかに自分なりの余裕とか丸みが出てきたりしたら…、そういうものが自分以外の人の所作から感じられるようになったら…、きっととても面白いだろう、とも感じました。
タイトルの「日日(にちにち)是(これ)好日(好日)」は、毎日がそれぞれに良い日、という単純なことではなく、良いことがあった日もそうでない日も、一生懸命だったのならその日は良い日になる、だからその日その日を大事にしよう、というような意味だそうです。
この映画のなかでも、主人公の典子は、自分のやりたいことが見つからなかったり、大切な人との別れがあったり、辛いこともたくさん経験していくのですが、誰にとってもそういう経験はあって、その辛い最中にはあまり感じられなくても、あの経験も大事なものだったと思うときがきて、そのとき初めて、あれは良い日だったとか、そう思えた今日も良い日だ、となるのかな…と思います。
それが、なんでこんなややこしいことを訳も分からずやってるんだろう…と思うような作法を身につけていくなか、いつの日か、あ!という瞬間が訪れるお茶の世界と通じている…ということを描いているのかな…と思いました。

« いだてん① | トップページ | 映画「薔薇の名前」onDVD »

映画」カテゴリの記事

コメント

映画館に観に行きました。
樹木希林さんの役作りが本当に良かったです。
若い二人が初めて訪ねた時の希林さんは若々しく姿勢も伸びてきれいな感じで、
典子が立派な大人になった時の希林さんは丸くゆるやかな感じにされてました。
茶道を習って、茶道に学ぶという珍しい作品でしたが良かったです。

(大きな画面でよく見ると、「あれ???」という点が季節感とかヘアメイクとかいくつかあってハラハラしたのですが、役者さんたちのの演技は丁寧で良かったと思います)

茶道、いつか経験したいと思っていましたが、近所になさそうなので、茶道DVDとお道具を少し買ったので自分なりにやろうかなと思っています。

ななおさん◆
せっかくコメントをいただいたのに、返信が大変遅くなり申し訳ありません…!
ななおさんもlこの映画観に行かれたんですね。
確かに…樹木希林さんは少しずつ年を重ねて見えるように演じられていましたよね。
私はあまり季節感や色々で可笑しいと思うところにまでは目が届かなかったのですが、茶道の世界の美しさや粋なところを見せてもらえる貴重な機会でした。
私も、あこがれはありつつも実際に始めるまでには至りませんでしたが、七尾さんはお道具を買ったりされたのですね!ぜひお茶の世界を楽しまれてください♪

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画「日日是好日」:

« いだてん① | トップページ | 映画「薔薇の名前」onDVD »