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2019年9月27日 (金)

松方コレクション展

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モネを日本に持ってきた人の思いとは。

松方コレクション展
2019年6月11日(火)-9月23日(月・祝)
国立西洋美術館にて

1916-27年ごろのロンドンやパリで、第一次世界大戦の特需を背景に、美術品を買い集めた松方幸次郎(1866-1950)。
そのコレクションは、モネ、ゴーガン、ゴッホ、ロダンなどの近代の作品から中世の板絵やタペストリーまで3000点以上。
日本の人々のために美術館をつくりたい。
その夢は、不景気、火災、戦争、敗戦という様々な出来事のなかで一旦は潰え、戦後、フランスからの寄贈返還という形を経て、国立西洋美術館の誕生によって実現しました。
開館60年を記念し、時代の荒波に奔走され続けた松方コレクションの100年に及ぶ公開の奇跡を辿る展覧会。

国立西洋美術館にはこの数年の間に何度か訪れる機会がありました。
それは、特別展示を観るためではありましたが、それと一緒に常設展示スペースを訪れて、モネやクールベの絵やロダンの彫刻を見るのも楽しみで、そのなかで「松方コレクション」という名前を知っても、それについて詳しいことを調べたりする機会を持つことは今までありませんでした。
そんななか、この展覧会を知り、原田マハさんの「美しき愚かものたちのタブロー」を読み、こういう人たちの尽力によって、いま、たくさんの素晴らしい作品を日本で目にすることができる…という事実を知ることができました。

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国立西洋美術館にはこの数年の間に何度か訪れる機会がありました。
それは、特別展示を観るためではありましたが、それと一緒に常設展示スペースを訪れて、モネやクールベの絵やロダンの彫刻を見るのも楽しみで、そのなかで「松方コレクション」という名前を知っても、それについて詳しいことを調べたりする機会を持つことは今までありませんでした。
そんななか、この展覧会を知り、原田マハさんの「美しき愚かものたちのタブロー」を読み、こういう人たちの尽力によって、いま、たくさんの素晴らしい作品を日本で目にすることができる…という事実を知ることができました。

私にとって、この国立西洋美術館でクールベの「波」に出会ったことは、本当に印象深い出来事でした。
クールベはフランスの内陸地域に生まれ育ち、海辺の地域に滞在した際に、それまで未知の存在だった海と出会ったのだそう。
私も海なし県の生まれなので、海というものに対する驚きや憧れを想像したときに共感できるものがあって、そういう思いを抱くことができる作品・画家にに出会えた、その喜びも、約100年ほど前の松方幸次郎さんの熱意と、戦後に彼の思いを引き継いだ人々の熱意があってこそだった、と思うと感謝の気持ちでいっぱいになります。

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これはモネの「睡蓮、柳の反映」。戦後のフランスからの寄贈返還の際、損傷の激しさによってリストから外され、その後行方不明となっていた作品。2016年に発見され、日本に戻ってきて、この展覧会に向けて修復作業が行われていました。
展示室の外で映像で展示されていたのは、上半分が失われた実際の作品を、損傷する前の写真とAI技術でデジタル的に復元したもの。
展示室では、残っている下半分のみを修復した状態の作品が展示されていましたが、その姿は、松方幸次郎さん自身や、そのコレクションがたどった大変な道のりを現しているようで、つい「よく帰ってきたね」と声をかけたい気持ちになりました。

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