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2019年11月 8日 (金)

車輪の下

Sharinnoshita 

自伝的小説。

ヘルマン・ヘッセ
「車輪の下」

あるいなか町に生まれ育った少年ハンスが神学校をめざす勉強の日々、その後の学校生活のなかで苦悩するお話。
巻末に紹介されているヘッセの少年時代と、主人公であるハンスや彼の級友のハイルナーと重なる部分が興味深かったです。
ハンスにハイルナーのような天才性があったら。
ヘッセのように母の存在とか別の学校に転学する余裕が家にあったら。
ヘッセは、自分を生かしてくれた様々なものがもしなかったらこうなっていた自分としてハンスを見ているのかなと感じました。
呆気ない幕切れに、父や周りの大人たちはもちろん、
もしかしたらハンス自身も「わけがわからな」かったかもしれない…という想像もしてしまいます。
今の時代も、子どもだけじゃなく大人になってからも、周囲の人々と自分、一個人にはどうしようもない社会のあれこれに押し潰されるような不安感もあって、「車輪の下」ってそういう意味か…と思うと心が痛いし辛いです。
そういう辛さがありつつも、以前「シッダールタ」を読んだときにも感じましたが、自然描写など文章が美しくて心惹かれる。それは訳者の高橋健二さんの書く文章・センスと自分と相性がいいってことなんだろうなあ…とも感じ、
またなにか読んでみたいと思いました。

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