100分de名著「ピノッキオの冒険」
2020年4月の課題。
100分de名著
「ピノッキオの冒険」
解説:和田忠彦
NHK-Eテレ「100分de名著」のテキスト。
ディズニー映画の「ピノキオ」もよくは知らない(子どもの頃、絵本は読んだかも?)くらいな知識のなか、残酷な場面や展開もある原作の「ピノッキオの冒険」は、なかなか刺激的なお話で、そこが子どもには人気で、作者のコッローディの思いもよらないところでファシズムの流れにも乗ってしまった…というのが興味深いところ。
このお話の書かれた時代、イタリア統一前後の歴史的背景、近代化に進む動きなども分かるうえ、大人が読んでも味わい深さや考えさせられる部分があるのも面白かったです。
番組では「分かったぞ!(中略)ぼくは働くのに向いてない!」のところ、朗読の伊藤沙莉さんが上手過ぎてつい笑いそうになりました…。
ディズニー映画の「ピノキオ」もよくは知らない(子どもの頃、絵本は読んだかも?)くらいな知識のなか、残酷な場面や展開もある原作の「ピノッキオの冒険」は、なかなか刺激的なお話で、そこが子どもには人気で、作者のコッローディの思いもよらないところでファシズムの流れにも乗ってしまった…というのが興味深いところ。
このお話の書かれた時代、イタリア統一前後の歴史的背景、近代化に進む動きなども分かるうえ、大人が読んでも味わい深さや考えさせられる部分があるのも面白かったです。
番組では「分かったぞ!(中略)ぼくは働くのに向いてない!」のところ、朗読の伊藤沙莉さんが上手過ぎてつい笑いそうになりました…。
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