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おしらせ

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2021年3月

2021年3月31日 (水)

3月の観たい映画その後

今日で3月も終わり。
ということでいつもの月と同様に、映画館で観た作品を中心にまとめを…と言いたいところですが。
今月、映画館・DVD・テレビいずれも映画を見る機会がありませんでした。
今月は、前半は県内の感染状況まではかなり落ち着いていて、映画も含め出かけようかなあと思っていたところ、後半に入って集団感染が起こった地域が出てきたり、自分の住む地域でも少しずつ感染者の方が増え始めたりして、なかなか出かけづらい状況になってしまいました。
3月~4月は人の移動や会食の機会の増える時期ということで、少し前から、長野県からも注意を呼びかけていましたが…、それが今後どうなるのか気になるところではあります。
1都3県で延長されていた緊急事態宣言が解除されました。また、先月末で解除された大阪など関西では変異株に感染している方が増え、厳しい状況になってきているのが気になるところですが、とにかく1日も早く様々な難しい状況が改善することを願うばかりです。

2021年3月26日 (金)

初恋の世界⑨

Hatsukoinosekai9

すれ違いからの展開。

西炯子
「初恋の世界」第9巻

断っても訪ねてくるお見合い相手に困惑する薫と、幼い頃に自分を邪魔者扱いした親戚が突然訪ねてきて揉める小鳥遊。
そんなトラブルでぎくしゃくし始めるふたりの仲…。結婚観や人生観を、当人同士が納得していても周りの心無い言葉で追い詰められる感じ、読んでて辛かったです。
しかし、薫の一言で小鳥遊の表情が変化したところでぐっときました…。
そして、他の3人は、超派手な結婚式を挙げる予定の黒岩嬢のほかは、大浦氏(修子)もよっさん(香織)もなんとも不穏な感じ。
これからどうなるのか…。

2021年3月25日 (木)

七つ屋志のぶの宝石匣⑬

Nanatsuyashinobunohousekibako13

志のぶ、宝石の街へ。

二ノ宮知子
「七つ屋志のぶの宝石匣」第13巻

宝石の街・甲府を訪れた志のぶ・顕定・鷹臣。
美味しいものと宝石にキャッキャしつつ、志のぶと顕定をからかって遊ぶ鷹臣…というほのぼのから一転、顕定の叔父・義実を知る人物が登場…。
晴子の足取りはかなり分かってきましたが、北上家の人々がどうなったのははまだ見えないようです…。
顕定の父が別荘を調べたとき、本当は何かあったんじゃないか…、だからこそ北上家の人々は姿を消したのではないか…とか、いろいろ気になるところがありました。
菖蒲(乃和兄)の周辺の人たちもかなり物語に登場してきましたが…、お話はどう展開していくのか気になるところ。

2021年3月23日 (火)

後宮の烏⑤

Koukyunokarasu5

第5弾。

白川紺子
「後宮の烏」第5巻

夜伽をしない妃・烏妃のお話、第5弾。
各地の伝承に隠された真実や、そこから烏の阪神のありかを探す展開は好きな感じでした。
とはいえ、結界を破って外に出て烏の半身を探す、そのときが近づくということは、寿雪が後宮に別れを告げるときも近づくということで…。
寿雪が烏から解放されて、なおかつ後宮で出会った人たちと別れなくてすむ、そんな方法はないものか…と思いながら読んでいたのですが、そんな甘い考えが吹き飛ぶような苛酷な展開が終盤に待っていました。
“兄と妹”に関する不吉な占を見ると、もっと辛いことが起こってしまうのではないかと…。
続きが気になる反面、読むのが怖い気もします。

2021年3月19日 (金)

トンボ鉛筆8900ペンケースBOOK

Tombowenpitsu8900pencasebook

ペンケース付き。

「トンボ鉛筆8900 ペンケースBOOK」

トンボ鉛筆の歴史と商品ラインナップを紹介する本。ペンケース付き。
最近は鉛筆はあまり使う機会が少ないのですが、懐かしさとともに久しぶりに使ってみたいという気持ちになります。
個人的には、トンボ鉛筆の商品では消しゴム・のりなど“書く”以外の文房具の方がよくお世話になっているなあという感じ。
ペンケースは、今までペンとそれ以外の文房具をあまり整理せず入れるタイプのペンケースを使っていましたが、スペースが2つに分かれていることで自然に分類・整理でき、同じ量なのにすっきり持ち歩けるようになったのが良かったです。

2021年3月17日 (水)

詩歌川百景①

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次の舞台は、川。

吉田秋生
「詩歌川(うたがわ)百景」第1巻

美しい川の流れる小さな温泉町で暮らす人々のお話。
「海街diary」にも少し出てきたあの町が舞台で、海の次は川と温泉なんだなあ…なんてことを思いつつ。
温泉旅館で働く飯田和樹の複雑な生い立ちの他にも、色々な訳ありの人々のそれぞれの人生や暮らしが織りなす物語。
まだ冒頭ということもあり、これからどういう展開になるのか分からないところも多いのですが、続きが楽しみです。
詩歌川(うたがわ)や、不帰橋(かえらずのはし)、帷子(かたびら)岳といった地名、崇徳院の「瀬をはやみ…」の歌碑のエピソードなど、心惹かれる要素があるのも楽しみなところ。

2021年3月16日 (火)

クールドジ男子③

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第3弾。

那多ここね
「クールドジ男子」第3巻

クールだけどドジな男子4人…だったのに1人増えて5人になった第3弾。
みんな相変わらずのドジ&のほほん具合が楽しいです。
そんななかで、仕事で頑張ってたり、人の気持ちに向き合う姿があったりするの、素敵でした。

2021年3月12日 (金)

平安あや解き草子⑤

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シリーズ5作目。

小田菜摘
「平安あや解き草子 その姫、後宮にて宿敵を知る」

平安の後宮が舞台のミステリー、第5弾。
大晦日から新年にかけて大忙しの宮中で、前の巻から登場した入道の女宮(嵩那の叔母)による、天皇の位を自らの系統に取り戻そうという策略が再び主人公の伊子(かのこ)を悩ませることに…。
この辺り、血の繋がりなどが複雑なので、家系図とか欲しいかもしれません…。
恋と、尚侍としてのやりがいの間で揺れる伊子の行く末も気になりますが、若い世代にも強かなライバル(?)も現れたり…まだまだ油断のならない展開もありそうです。

2021年3月11日 (木)

平安あや解き草子④

Heianayatokizoshi4_20210302090201

第4弾。

小田菜摘
「平安あや解き草子 その女人達、ひとかたならず」

平安の後宮が舞台のミステリー、第4弾。
五節舞の舞姫たちが人手不足の後宮に勤めることを期待する尚侍・伊子(かのこ)。
それにしてもやっぱりこの後宮に集まってくる女性たち…みんな個性的で魅力的です。
帝に思いを寄せられる伊子の、かつて恋人だった嵩那との恋の行方は、入道の女宮(嵩那の叔母)という強烈なキャラクターの登場によって大きく動くことに…。
伊子の父・顕充の娘思いで強いところについ目頭が熱くなったり、伊子へのひたむきな思いを抱く帝のこの先を思ったり、なかなか心の慌ただしい巻でした。
続きも楽しみです。

2021年3月 5日 (金)

クールドジ男子①

Cooldojidanshi1

クールだけどドジ。

那多ここね
「クールドジ男子」第1巻

ドジだけどクールな男子4人の日々のお話。
ドジしちゃったときのリアクションがそれぞれみんな違うのが面白く、そんな彼らの周りの人たちのドジを心配しつつ愛でる感じも好きです。
それぞれのお話がちょっとだけ繋がって、最後に全部一緒のお話になるみたいな感じの展開。
ここで終わっても全然違和感はないと思うのですが、まだ続いているらしく、どういう展開になるのか気になるところです。

2021年3月 4日 (木)

死との約束

Shitonoyakusoku

ポアロシリーズ16作目。
ドラマを見る前に。

アガサ・クリスティー
「死との約束」

男女の「彼女を殺してしまわなきゃ」という囁きを偶然耳にしてしまったポアロは、やかてひとりの女性の死の真相を調べることになる…というお話。
いわくありげな人々が登場する第一部と、ポアロがその人々と対面し、ある人物の死の真相にたどり着く第二部の二部構成。
終盤、ポアロがどの人も犯人でありそうな雰囲気で話を進めていくのがドキドキさせられ、最後に真犯人が明らかになると、あぁあれは伏線だったのか…と思いいたる部分があり。
そういう目で第一部をもう一度読み直すとまた違って見える部分があるのも面白かったです。

第3弾となる萬斎さん×三谷さんのポアロシリーズを見るのが楽しみです。

2021年3月 2日 (火)

100分de名著「黒い皮膚・白い仮面」

Kuroihihusiroikamen 

2021年2月の課題。

NHK-Eテレ「100分de名著」
フランツ・ファノン「黒い皮膚・白い仮面」
解説:小野正嗣

マルティニークも、マルティニーク文学っていうジャンルがあることも、そしてファノンという人も、この本も、このテキストを読むまで知らなかったなか、これを読み始めたところで、東京五輪関係で“女性蔑視発言問題”が起こり、差別について考えることが増えました。
目の前で起こったことについて、それは“ノン”だと言うことに肌の色は関係ない。だけど、みんなが“ノン”だと言うわけでもない難しさもあるな…とも思います。
でもそれでも、立場の違う人のことを知ろうとしたり問い続けていく人間でいるの、大変だけど必要なことなんだろうな、と。

ファノンがフランス人の子どもから「二グロ、怖い」と言われたときのエピソードが紹介され、その子どものお母さんが「子どもにはあなたが私たちと同じくらい開けているとは分からない」と詫びる部分について、テキストで「黒人だけど、私たちと同じくらい教養を身につけている」というのも実は差別ではないか…という風に結びつけている部分、番組の放送では、伊集院さんと小野さんの言葉のやりとりでテキストと同じ流れが再現されているところ、しかもそこに「子どもには分からないかもしれないけど大人には分かるんだというプライドの現れ」という伊集院さんの視点も入りつつ…というところが、おふたりの会話の上手さが見えて、テキストで読むのとはまた違う面白さがありました。

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