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おしらせ

  • 2007.1.23
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おさんぽクマさん春の庭

  • わーい
    春の陽気に誘われて、クマさんもおさんぽしてみました。

2007年春の訪れ

  • 綿帽子
    2007年、春の風景を集めてみました。

ほんだな

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2021年7月

2021年7月27日 (火)

ポアロのクリスマス

Powaronochristmas

シリーズ17作目。

アガサ・クリスティー
「ポアロのクリスマス」

ポアロシリーズ17作目。
富豪で偏屈な老人リー氏の一族が集まった屋敷で起こった、血みどろの殺人事件。その捜査にポアロが協力することになる…というお話。
クリスティーが書いた「親愛なる…」で始まる前書きが心に引っ掛かり、今まで以上に注意深く読んだつもりが、私が思ったのとはちょっと違うところに真犯人がいました。
それが分かってみるといろんな出来事が全く違って見えてきたり、さりげなく描かれていることに重要な意味があったりして、面白くて楽しみました。

2021年7月24日 (土)

作家の食卓

Sakkanoshokutaku

作家と食。

コロナ・ブックス
「作家の食卓」

なんというか…やっぱり、物語を書いたりとかそういう才能のある人っていうのは、グルメかどうかは別にして、独特のこだわりがある人が多いのかもしれないなあと思いました。
きれいなカラー写真とともに紹介されているページも心惹かれましたが、三島由紀夫さんがイカとカニが嫌いな理由や、カニに至っては“蟹”という字も嫌いだったとか、泉鏡花さんがばい菌恐怖症で餡パンを食べるときも自分が摘まんだところすら捨てたとか、そういうちょっとしたことに触れているのも面白かったです。

2021年7月21日 (水)

ものがたりの家

Monogatarinoie

広がる想像。

吉田誠治
「ものがたりの家-吉田誠治美術設定集-」

空想上の家33点が収録された美術設定集。
あの小説、あのマンガ、あのアニメ、あの映画…、そういう“物語”を思い起こしながらページをめくるのが楽しかったです。
「階段堂書店」みたいなどこかにありそうなものから、「竜使いの郵便局」みたいなものまで、本当に色々な建物が登場するのも面白いところ。

2021年7月 8日 (木)

100分de名著「華氏451度」

Kashi451meicho

2021年6月の課題。

100分de名著
レイ・ブラッドベリ「華氏451度」
解説:戸田山和久

Eテレ「100分de名著」のテキスト。
テキストを読む前に「華氏451度」を読んでいるとき、あれ…これって今の世の中のことを言ってるんじゃ?と感じた部分を解説で言葉にしてくれているので、より理解が深まった気がしました。
それにしても、100分(25分×4回)で名著を紐解く(要約して紹介する)番組でこの作品を取り上げるって、なかなか興味深いです。
ただ、手軽に紹介するのが悪いことばかりとはかぎらず、それをきっかけにその名著を手に取ったり、色んなことを考えるきっかけになるから良い面もあるんじゃないかなとも思いました。

2021年7月 7日 (水)

華氏451度

Kashi451

本と読書が禁じられた世界。

レイ・ブラッドベリ
「華氏451度」

本を読んだり持っていることは罪である世界のお話。
「100分de名著」で取り上げると知り、テキストなどを読まずにまず1回、テキストを読み番組を見ながらもう1回読んでみました。
“本”そのものが大事なのではなく、本が書かれる背景にある人の存在や物事、それを想像したり考えたりすることが大事なんだな…というのは、なんとなく理解できたかもしれません。
全体的に、比喩や言葉の使い方がとても好みで、面白く、そして様々な想像力を掻き立てられる作品に出会えて良かったです。

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