刑務官が明かす死刑の話
死刑に立ち会った人のお話。
一之瀬はち
「刑務官が明かす死刑の話」
刑務所のなかのことを刑務官が語るというスタイルのエッセイマンガ。シリーズになっているものらしく、これは死刑について。
数年前に死刑執行される刑場が公開されたり、オウム真理教事件の死刑執行があったり、またそれ以外でも死刑制度の是非だったり、何かの折に考える機会がないわけではありませんが、執行する側、死刑囚に接する側という視点で考えたことはあまりなかったので、興味深く読みました。
今のところ、死刑がなければ国民感情として納得いかない部分も多い気かするのですが、「国際的に死刑は廃止の方向だから」というような、周りに合わせなければ…というような理由ではなく、自然に高まるような流れになるのであればそれもありなのかもしれない…とは思います。
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