戦争は女の顔をしていない
戦争のお話。
小梅けいと(原作:スヴェトラーナ・アレクシエ―ヴィチ/監修:速水螺旋人)
「戦争は女の顔をしていない」第1・2巻
第2次世界大戦に従軍したソ連の女性の証言を集めた“証言文学”のコミカライズ。
原作者のアレクシエ―ヴィチさんは500人以上の人にインタビューしたのだそうですが、その人数でも、まだまだ氷山の一角なんでしょうね…。
生活するなかであたりまえのものさえ手に入らないのに、国のために命を賭けて戦う。何とも言えない気持ちになります。
最前線で従軍していた方のお話、家族を送り出した方のお話、どちらも戦争の辛い面が分かり、どのような場所にいても戦争に人生が左右されていて。
やっぱり戦争なんてやるもんじゃないと思わずにはいられません。
そんなことを思う、終戦の日でした。
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