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石田 衣良: 池袋ウエストゲートパーク
主人公・マコトが、ある出来事をきっかけに、池袋で起こる様々なトラブルを解決するようになるお話。
横山 秀夫: 臨場 (光文社文庫 よ 14-1)
L県警の検視官・倉石義男のキレ者っぷりを堪能できる全8作の短編集。
太田/光∥著: 憲法九条を世界遺産に
発想のユニークさは、憲法九条にも負けません。
奥川/純一∥著: ブラウンダイアリー・春夏秋冬
クマのブラウンがとってもカワイイんです♪癒されます。自然に笑顔になっちゃいます。
奥田/英朗∥著: 町長選挙
トンデモ精神科医第3弾。またまたハチャメチャ、でもチョットいい話♪
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映画の予告編を見て興味を惹かれ。
佐藤正午
「鳩の撃退法」(上下巻)
大量の偽札。
街から姿を消した人々。
そこに関係しているらしい、“あのひと”。
そして図らずも事件に関わってしまった作家で主人公の津田伸一。
あまりにも色々なことが起こり過ぎて、でもこれでまだ半分とは…な上巻。
そしてそこでの急展開で物語の舞台もチェンジ。
偽札騒動、複数の人々の失踪、裏社会の人々。
上巻にある「僕自身を例外として」との文言から、“僕”こと津田が体験したり知りえたこと以外は真相や事実とはほとんど遠い“想像”なんだろう…と思いながら読むものの、津田は自分でも知らないうちに早い段階から様々な出来事の近いところにいたんだなあと言うのが分かってくる…、とはいえ、それもまた津田の想像の産物かもしれず。
最後の真相(?)がパパーッと提示されてスッキリするラストと言えないかもしれないけれど、何とも言えない面白さのあるお話でした。
怪しい人物、登場。
二ノ宮知子
「七つ屋志のぶの宝石匣」第14巻
4月は質屋は駆け込み需要で忙しい。というところからスタートのこの巻。
年末年始の悲喜交々もそうでしたが、普段質屋さんに縁がなくあまり知らないので、ほほう…となります。
知らないと言えば、今回出てきたモーニングジュエリーも初めてちゃんと知りました。
そして、人工ダイアの件。芙美子(鷹臣の姉)の結婚話が出てきたとき、義父になる人が何か知ってそうな感じは前からありましたが、これは「知ってそう」というレベルではないかも…という雰囲気になってきました。
そして、顕定たちが探す“赤い石”じゃないかもしれないけど、顕定が持たされてた“お守り”と関係ありそう?という感じも。
色々と続きが気になるところです。
2021年8月の課題。
NHK-Eテレ「100分de名著」
アレクシエ―ヴィチ「戦争は女の顔をしていない」
解説:沼野恭子
第2次世界大戦に従軍した女性たちの声を集めた証言文学。
アレクシエ―ヴィチはウクライナ生まれベラルーシ育ち。
政府から反体制とされ欧州各地を転々とした後に2011年に帰国するも、2020年の大統領選に端を発する民主化運動に名を連ねて再び国外での活動を余儀なくされる身。
ベラルーシといえば先日の間のオリンピック中にもひと騒動あったな、自由に物も言えない環境なんだなと、この短い期間で本の中と外両方について思い、生まれた国や時代がその帆の人生に大きく影響するんだな…と感じずにはいられませんでした。
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