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おしらせ

  • 2007.1.23
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おさんぽクマさん春の庭

  • わーい
    春の陽気に誘われて、クマさんもおさんぽしてみました。

2007年春の訪れ

  • 綿帽子
    2007年、春の風景を集めてみました。

ほんだな

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2021年9月

2021年9月24日 (金)

うちの犬が子ネコ拾いました④

Uchinoinugakonekohiroimashita4

3匹と1人、第4弾。

竜山さゆり
「うちの犬が子ネコ拾いました。」第4巻

大型犬ペリタスと子ネコのキップとマロ、そして主(あるじ)の日々。
みんな“家族”のことが大好きすぎるところに今回もほっこりします。
身動き取れなくなったペリタスの様子に、ある夜、夜中に目が覚めてトイレに行こうと思ったのに肩こりが酷すぎて起き上がれなかった自分の記憶が蘇りました。

2021年9月20日 (月)

鳩の撃退法(小説)

Hatonogekitaihou1 Hatonogekitaihou2

映画の予告編を見て興味を惹かれ。

佐藤正午
「鳩の撃退法」(上下巻)

大量の偽札。
街から姿を消した人々。
そこに関係しているらしい、“あのひと”。
そして図らずも事件に関わってしまった作家で主人公の津田伸一。
あまりにも色々なことが起こり過ぎて、でもこれでまだ半分とは…な上巻。
そしてそこでの急展開で物語の舞台もチェンジ。
偽札騒動、複数の人々の失踪、裏社会の人々。
上巻にある「僕自身を例外として」との文言から、“僕”こと津田が体験したり知りえたこと以外は真相や事実とはほとんど遠い“想像”なんだろう…と思いながら読むものの、津田は自分でも知らないうちに早い段階から様々な出来事の近いところにいたんだなあと言うのが分かってくる…、とはいえ、それもまた津田の想像の産物かもしれず。
最後の真相(?)がパパーッと提示されてスッキリするラストと言えないかもしれないけれど、何とも言えない面白さのあるお話でした。

2021年9月14日 (火)

硝子の塔の殺人

Garashunotounosatsujin

ミステリの詰まった塔。

知念実希人
「硝子の塔の殺人」

北アルプス中腹に建てられたガラス張りの尖塔状の屋敷で起こる“本格ミステリ”的な事件のお話。
お話が展開するたび、あーこれって○○のパターンかも…みたいなのが思い浮かび(○○には色んな言葉が入る)、それが事件の真相にたどり着くヒントでもあり、ミスリードにもなってるのが面白いところ。
そこまでこのジャンルをたくさん読んでるわけではないので、ここに登場する作品名は知ってるけど読んだことないものもあり、読んでみたくなりました。

2021年9月11日 (土)

秘密Season0⑩

Himitsu010

「悪戯」編、完結。

清水玲子
「秘密 Season0
」第10巻

なんとも…胸がつまる結末。
光の、周りの大人に愛情を求める気持ちと生い立ちからくる危うさ、薪と似通った部分。
事件後、薪が光に語ったような未来が来てほしいと思ったのですが…。
壮絶な体験をたくさんしてきながら「第九」での職務に誰よりも厳しく向き合う薪の内面が、同じような性質を持つ光の存在によって、より窺えるような気がした一連の事件とその結末でした。

2021年9月 6日 (月)

七つ屋志のぶの宝石匣⑭

Nanatsuyashinobunohousekibako14

怪しい人物、登場。

二ノ宮知子
「七つ屋志のぶの宝石匣」第14巻

4月は質屋は駆け込み需要で忙しい。というところからスタートのこの巻。
年末年始の悲喜交々もそうでしたが、普段質屋さんに縁がなくあまり知らないので、ほほう…となります。
知らないと言えば、今回出てきたモーニングジュエリーも初めてちゃんと知りました。
そして、人工ダイアの件。芙美子(鷹臣の姉)の結婚話が出てきたとき、
義父になる人が何か知ってそうな感じは前からありましたが、これは「知ってそう」というレベルではないかも…という雰囲気になってきました。
そして、顕定たちが探す“赤い石”じゃないかもしれないけど、顕定が持たされてた“お守り”と関係ありそう?という感じも。
色々と続きが気になるところです。

2021年9月 3日 (金)

100分de名著「戦争は女の顔をしていない」

Sensouwaonnanokaowoshiteinai

2021年8月の課題。

NHK-Eテレ「100分de名著」
アレクシエ―ヴィチ「戦争は女の顔をしていない」
解説:沼野恭子

第2次世界大戦に従軍した女性たちの声を集めた証言文学。
アレクシエ―ヴィチはウクライナ生まれベラルーシ育ち。
政府から反体制とされ欧州各地を転々とした後に2011年に帰国するも、2020年の大統領選に端を発する民主化運動に名を連ねて再び国外での活動を余儀なくされる身。
ベラルーシといえば先日の間のオリンピック中にもひと騒動あったな、自由に物も言えない環境なんだなと、この短い期間で本の中と外両方について思い、生まれた国や時代がその帆の人生に大きく影響するんだな…と感じずにはいられませんでした。

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