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おしらせ

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文化・芸術

2019年7月 5日 (金)

東京都美術館「クリムト」展

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待望、過去最大級の。

クリムト展
2019年4月23日(火)-7月10日(水)
東京都美術館にて

19世紀末のウィーンを代表する画家のひとり、グスタフ・クリムト(1862-1918)の初期の作品から「黄金様式」時代の作品、女性像や風景画など幅広く紹介する展覧会。
数年前、美術関係の本で「接吻」を目にしたときから、クリムトは気になる画家だったので、今回の展覧会を観るのを楽しみにしていました。
クリムトの作品といってすぐに思い浮かべる「接吻」や「ユディト」など、金色を使った作品を目の当たりにできたことはもちろん、たくさんの肖像画や風景画に、ものすごい色彩感覚が現れているということを強く感じましたが、風景画のところの解説で、「休暇中は肖像画などは描かず風景画ばかり描いた」とあって、休暇中でも絵を描くことはやめないんだな…と何ともいえない思いがしました。
そして、壁画「ベートーヴェン・フリーズ」の再現されたスペースは、本当に圧倒されて、何度も何度もグルグルと見て回りました。借りたイヤホンガイドでベートーヴェンの第九を聴きながら観るのも、作品の素晴らしさにさらに浸ることができて良かったです。
クリムトの、本当にたくさんの作品を目にし、今まで思い描いていた以上の様々な面を知ることができました。

2019年6月28日 (金)

北澤美術館「バラに捧ぐ アールヌーヴォーのガラス」展

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こちらも久しぶりに。

北澤美術館
「バラに捧ぐ アールヌーヴォーのガラス」展
2019年4月4日(木)-2020年3月10日(火)

バラをテーマにした作品を中心に、四季の彩りを映すガラス工芸の展覧会。
北澤美術館には度々訪れていて、ここに収蔵されているガラスの作品はよく見ているし好きなのですが、自分のなかで印象的なモチーフは「バラ」ではなかったので、少し意外なテーマだなあと思いながら出かけたのですが…展示室に入って早々、薔薇のつぼみを印象的に使ったガレの作品を目にして、ああそうだった、ガレにはこれがあった…!と思いました。
そして、ガレとドーム兄弟では同じくバラをモチーフにしたとしても、かなり違う捉え方になっているのは凄く興味深くて楽しいところで、ラリックの一輪の薔薇の蓋物とか、今まで自分のなかでちゃんと意識したことのなかった作品にも目が留まったのも良かったです。
それから、日本画の展示室ではコレクションのなかから夏らしい作品がたくさん展示されていました。私のいちばんのお目当てはもちろん(?)東山魁夷さんの作品でしたが、そしてそれはもちろん素晴らしかったのですが、その他にもたくさんの作品に目が留まって、とくに展示室の入り口の正面に展示されていた土屋禮一さんの「西瓜」は、ゴロリとした質感と赤い色がみずみずしく、ああこういうのはやっぱり夏に見ないとなあ…!と思いました。それから川崎麻児さんの「飛べない鳥の夢」や野村義照さんの「繚乱」など、ストーリーが見える様だったり、構図がシンプルなところが魅力的だったり、素敵な作品をたくさん見られて楽しかったです。

2019年6月27日 (木)

日本・中国絵画展

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久しぶりに。

服部サンリツ美術館
「日本・中国絵画」展
2019年4月12日(金)-6月30日(日)

日本と中国の絵画を、その構図や線、色彩に注目して、用いられた技法や表現方法ごとに紹介する展覧会。
いちばんの注目は、国宝「寒山図」。木の下に立たずむ禅僧・寒山の姿。その飄々とした表情を見つめ、その目線の先に何があるのかな…とふと考え、パッと見ではあまり感じなかったような何とも言えない魅力というか…人を惹きつける力のある絵だなと感じました。
このほかに、秋の山を様々な色を使ってて描かれた尾形乾山の「秋水図」、シンプルななかにストーリー性の感じられる松花堂昭乗の「虻に雀図」や動植物の姿が美しく可愛らしく心惹かれる俵屋宗達(下絵)・本阿弥光悦(書)の「鹿に秋草下絵古今和歌巻」、源氏物語の様々な場面を屏風に散りばめた「源氏物語図屏風」など、心を動かされる絵をいくつも見ることができて良かったです。
また、もうひとつの展示室では「近代絵画展 色彩を観る」が開催されていて、色彩による錯覚、画面の調和や色の魅力などをテーマにした展示をしていました。絵画には色、色彩は必要なものですが、その色の使い方によって、調和の美しさ、一見不調和に見えるものが生み出す効果、様々な色の使い方を見ることができて興味深かったです。

2019年3月29日 (金)

太田記念美術館「小原古邨」展

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念願叶いました。

「小原古邨」展
2019年2月1日(金)-3月24日(日)
太田記念美術館にて

明治末から大正・昭和にかけて活躍した絵師・小原古邨。
鳥や植物など身近な自然を、江戸時代から受け継がれた浮世絵版画の技術を踏まえて描かれた作品の数々を紹介する展覧会。
古邨作品を知ったのは昨年でした。テレビで紹介されていたのは、神奈川県の美術館で開催されていた展覧会で、その美しく可愛らしい作品の数々に心惹かれ、ぜひ観てみたい…!と思いましたが、その機会に恵まれず。
そうこう言っているうちに年は明け、ちょうど、東京へ出かける用事のある時期、東京で観られる機会があると知り、楽しみにしていました。
淡い色あいで草花を描いたものや、月夜と烏をシンプルで冴え冴えとしたコントラストで描いたもの。
とにかく目にする作品それぞれが素敵で、静かに静かに興奮している感じでずっと見ていました。
とても大きな期待を持って出かけた展覧会でしたが、その期待通りというか、それ以上の心にぐっとくるものを感じることができました。

2019年3月28日 (木)

東京都美術館「奇想の系譜」展

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江戸の奇想画家たち。

「奇想の系譜」展
2019年2月9日(土)-4月7日(日)
東京都美術館にて

美術史家・辻惟雄さんによる著書「奇想の系譜」(1970年)。
この著書で取り上げられた画家、岩佐又兵衛・加納山雪・伊藤若冲・曽我蕭白・長澤芦雪・歌川国芳の6人に、白隠慧鶴・鈴木其一の2人を加えた8人の作品を紹介する展覧会。
テレビの美術番組で紹介されているのを見て、若冲作品目当てに出かけたようなものでしたが、今回良かったのは、若冲以外にもたくさんの作品に出会う機会になったこと。
まずいちばん最初に目に飛び込んできたのは、お目当ての若冲。細かく生き生きと描きこまれた動植物、白い象とクジラのダイナミックでどこかユーモラスな姿。やっぱり若冲は見ているだけでワクワクしてきて、楽しいです。
それから、山雪による見事な枝ぶりの梅を描いた豪華な襖絵。白隠の達磨図に添えられた教えの言葉。
そして、其一の作品は大きな作品も小さな作品も精緻な筆遣いや描く対象物の選び方などのセンスにときめくものがありました。
今回初めて知る画家もいたのですが、ドキドキして、ワクワクして、ときめいて、本当に楽しい時間を過ごすことができました。

2019年1月25日 (金)

扇の国、日本

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コンサートを聴きに東京へ出かけたのですが(それについてはまたあらためて)、そのついでと言ってはなんですが、美術館へも行ってきました。

「扇の国、日本」展
サントリー美術館にて
2018年11月28日(水)-2019年1月20日(日)

日本の発明品である“扇”を、扇そのもの、扇が使われる様子が描かれた作品、扇の形が模様やデザインとして使われた作品などを紹介する展覧会。
扇が日本生まれというのも、日本らしいモノではありながら少し以外ではありました。
扇は消耗品でありながら、お寺で屏風に貼るなどして保存されていたりして、そういうところ、今の時代でもきれいな包装紙や商品のパッケージなどを収集する趣味に通じるものがある気がしました。
扇の形を上手く使ったデザインの歌舞伎の役者絵ふうの作品、細かい細工に扇の形を取り入れた工芸品など、心ときめくものがたくさん見られて良かったです。
また、鎖国していた時代に海外との交易の場だった長崎の出島が扇の形をしているという紹介の、日本は、扇が生まれたという意味で「扇の国」でもあり、その時代の日本の形自体からも「扇の国」だった…というところで、この展覧会の名前の意味がものすごく強く胸に響いたところがとても印象的でした。
年が明けてから見た「日曜美術館」の「アートシーン」で知ったので、訪れるのが最終日になってしまいましたが、観に出かけることができて本当に良かったと思える展覧会でした。

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おまけ。
展覧会を堪能した後、ミュージアムカフェでのんびりしてきました。
お麩を使ったあんみつ。お麩がもちもちでフルーツがキラキラで、とても美味しかったです♪

2019年1月 3日 (木)

ごく私的なイベントメモ(2019年分)

「イベントメモ」についての説明 この記事は、私がこれから出かける、もしくは購入する予定のものなどをまとめたメモです。2013年中は追加・変更があれば随時加筆修正し、日時を修正していきます。 個人的な備忘録的(もしくはまとめ的)性格の記事であるため、コメント、トラックバックとも基本的に受け付けておりません。コメント、トラックバックは各記事もしくは関連のある記事へお願いいたします。※ただし、コメントにつきましては、投稿できそうな記事がないときや、コメントを投稿するのにこの記事がいちばんふさわしいと思われるとき(何月何日の○○のイベントに私も参加します、など)のみ書き込みをお願いいたします。ここまでに記した内容にそぐわないと判断したコメントにはお返事いたしません。 すべての記事のコメント・トラックバックにつきましては、記事の内容に関連のないもの、管理人である私がふさわしくないと判断したものについては、その都度削除させて頂きます。 なお、このページにある項目については、日時の頭に付いているマークで項目の分類を行っています。 ◇チケットが取れていないもの、もしくは購入するかどうか決めていないもの。 ◆チケットが取れているもの、もしくは購入することが決まっているもの。 (↑この2つのマークが付いたものは、このページから後日削除されることがあります) ☆すでに出かけたもの、もしくは購入したもの。 ★このブログに感想記事が更新されているもの。タイトルから記事へリンクしています。


更新記録
2019.01.03 記事作成・公開、2件登録

◇2018年12月8日(土)-1月27日(日)
「巡礼への道のり -東山魁夷・平山郁夫-」
市川市東山魁夷記念館(千葉)

◆2019年1月20日(日)16:30
古武道新年会Vol.5
世田谷パブリックシアター(東京)

◆2019年2月3日(日)13:30
SINSKEデビュー15周年記念マリンバコンサート
「Plays AveMaria +」
浜離宮朝日ホール(東京)

◆2019年4月17日(水)13:30
奇跡の人
東京芸術劇場 プレイハウス(東京)

2018年12月30日 (日)

ごく私的なイベントメモ(2018年分)

「イベントメモ」についての説明 この記事は、私がこれから出かける、もしくは購入する予定のものなどをまとめたメモです。2013年中は追加・変更があれば随時加筆修正し、日時を修正していきます。 個人的な備忘録的(もしくはまとめ的)性格の記事であるため、コメント、トラックバックとも基本的に受け付けておりません。コメント、トラックバックは各記事もしくは関連のある記事へお願いいたします。※ただし、コメントにつきましては、投稿できそうな記事がないときや、コメントを投稿するのにこの記事がいちばんふさわしいと思われるとき(何月何日の○○のイベントに私も参加します、など)のみ書き込みをお願いいたします。ここまでに記した内容にそぐわないと判断したコメントにはお返事いたしません。 すべての記事のコメント・トラックバックにつきましては、記事の内容に関連のないもの、管理人である私がふさわしくないと判断したものについては、その都度削除させて頂きます。 なお、このページにある項目については、日時の頭に付いているマークで項目の分類を行っています。 ◇チケットが取れていないもの、もしくは購入するかどうか決めていないもの。 ◆チケットが取れているもの、もしくは購入することが決まっているもの。 (↑この2つのマークが付いたものは、このページから後日削除されることがあります) ☆すでに出かけたもの、もしくは購入したもの。 ★このブログに感想記事が更新されているもの。タイトルから記事へリンクしています。


更新記録
2017.12.31 記事作成、2件登録
2018.01.02 記事公開
2018.12.30 17件登録、19件リンク追加、更新終了



★2018年1月2日(火)-3月4日(日)
「東山魁夷展-長野県信濃美術館東山魁夷館所蔵品による-」
東京富士美術館(東京)

★1月21日(日)16:00
古武道新年会Vol.4~初春の狂詩曲(ラプソディー)~
世田谷パブリックシアター(東京)

★2018年3月3日(日)-7月22日(日)
草間彌生「ALL ABOUT MY LOVE」
松本市美術館(松本)

★3月15日(木)13:30
藤原道山 尺八アンサンブルコンサート「風雅竹韻」
浜離宮朝日ホール(東京)

★2018年5月28日(月)・29日(火)13:00
藤原道山×SINSKE「花-FlowerS-」
~尺八とマリンバによる世界最小オーケストラ~

浜離宮朝日ホール(東京)

★2018年6月21日(木)19:00
藤原道山×SINSKE「花-FlowerS-」
~尺八とマリンバによる世界最小オーケストラ~

名古屋市熱田区文化小劇場(愛知)

★2018年6月19日(火)-9月24日(火・休)
ミケランジェロと理想の身体展
国立西洋美術館(東京)

★2018年7月3日(火)-9月3日(日)
「縄文 1万年の美の鼓動」展
東京国立博物館平成館(東京)

★2018年7月28日(土)-9月9日(日)
「描くこと この地との出会い」展
茅野市美術館(茅野)

★2018年8月4日(土)18:00
軽井沢夏の宵の狂言
軽井沢大賀ホール(軽井沢)

★2018年9月22日(土)13:00
ストラヴィンスキー:兵士の物語
まつもと市民芸術館実験劇場(松本)

★2018年10月24日(水)14:00
藤原道山&シュトイデ弦楽四重奏団
ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(神奈川)

★2018年10月5日(金)-2019年2月3日(日)
「フェルメール」展
上野の森美術館(東京)

★2018年10月24日(水)-12月3日(月)
「生誕110年 東山魁夷」展(東京展) [前期][後期]
新国立美術館(東京)

★2018年10月27日(土)-2019年1月20日(日)
「ムンク-共鳴する魂の叫び」展
東京都美術館(東京)

★2018年11月17日(土)-2019年1月20日(日)
「皇室ゆかりの美術」展
山種美術館(東京)

★2018年12月2日(日)13:00
豊饒の海
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA(東京)

★2018年4月4日(水)-2019年3月31日(日)
「花のジャポニスム」展
北澤美術館(諏訪)

★2018年9月23日(日)-12月16日(日)
「松平不昧」展
サンリツ服部美術館(諏訪)

2018年12月20日 (木)

松平不昧展

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北澤美術館とセットで訪れました(お隣なので)。

松平不昧展
サンリツ服部美術館にて
2018年9月23日(日)-12月16日(日)

幼少のころから親しんだ茶の湯の世界を生かし、藩の財政難を改革した人物として知られる松江藩主・松平不昧。そのゆかりの品々を紹介する展示。
最近、テレビの美術番組で「不昧」という名前とその仕事について見聞きする機会があり、気になっていたところ、この展覧会を知りました。
その時代の藩の財政を立て直しただけではなく、現代でも、その頃の不昧公の政策があったからこそ続いている産業もあるということらしく、それは本当に凄いことだなあと思います。
自分の仕事としてやらなければいけないことが、個人的に興味のあることを突きつめていくことで実現する…、理想的な形だなあ…なんてことを考えさせられもしました。

また、西洋画の展示ルームでは、「憧憬の西洋」という展示を行っていて、様々な画家たちの作品を観ることができましたが、こちらでは、不昧公とは別に、やはりテレビ番組で見てきになっていた藤田嗣治さんの作品を観ることができ、なかなか充実した時間になりました。

2018年12月19日 (水)

花のジャポニスム展

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久しぶりに、ここへ。

花のジャポニスム展
北澤美術館にて
2018年4月4日(水)-2019年3月31日(日)

日本が鎖国を解いたことで、ヨーロッパへ渡った日本の美術工芸品は、印象派やアールヌーヴォーなどに影響を与え、それはジャポニスムと呼ばれるようになりました。そんななか、品物とともにヨーロッパの人々の心を掴んだのは日本の植物で、ガレの庭にもたくさんの日本の草木があったのだそう。今回は、ガレ、ドーム兄弟の作品のなかから、日本の花をテーマにした作品を紹介する展示。
ガレもドーム兄弟も、たくさんの草木などをモチーフにした作品を作っていたなかで、日本から渡ってきたものに目を留めたのはなぜだったんだろう…ということを考えさせられます。今まで身近になかったようなものだから新鮮に映ったのか、もともと、ヨーロッパにあるような種類のものより、日本から渡ってきたようなものの形や色などが好みだったのか、もしくはその両方なのか…。
また、彼らの作品を手にする人々のなかにも、新たなモチーフを扱ったものに新鮮さや魅力を感じり、なにか新しいものを手に取りたいという欲求があったのかもしれない…とも思います。
今回、新収蔵の作品をたくさん観ることができましたが、オレンジや黄色など、今までこちらの美術館で観る機会の多かった作品ではあまり目にしなかったような色合いのものがたくさんあり、新鮮に感じることができました。

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