映画

2008年7月20日 (日)

映画『近距離恋愛』

Kinrenことし映画館で観る、48作目はこちら。
ラブコメっぽいものは、ついつい気になってしまいます…。

映画『近距離恋愛』

自分で決めたルールを守り恋愛ゲームを楽しむトム(パトリック・デンプシー)。恋も生き方も堅実で努力家のハンナ(ミシェル・モナハン)。正反対の二人は、大学時代に偶然知り合って以来10年来の親友同士。そんなある日、学芸員のハンナがスコットランドに長期出張し、彼女の不在で、やっとハンナが特別な人だと気がつくトムですが、ハンナは旅先で出会った婚約者を連れてNYに戻ってきて、彼女に筆頭花嫁介添人をお願いされたトムは、彼女を取り戻すチャンス欲しさに引き受けるのですが…。


主人公・トムを演じているパトリック・デンプシーは、つい最近『魔法にかけられて』に出ているのを観たばかりです(レビューはこちら)。そういえば…あの作品で王子さま役だったジェームス・マースデン。彼は『幸せになるための27のドレス』でまた観ましたが…これもブライド・メイド(花嫁介添人)が出てくるお話(レビューはこちら)。なんか不思議な繋がりを感じるのと同時に…ブライド・メイドが結婚式で着るドレスについて、全く同じ台詞が出てきて、あれ?と思いましたが、あれはきっと、結婚式にブライド・メイドがつきものの欧米では普通に交わされている言葉なんでしょうね…。

さて…側に居ることがあまりにも当たり前になっていた友人同士のトムとハンナ。いつでも連絡が取れて、会うことも出来て、付き合いが長いから気心も知れている…。そんな関係があまりにも普通だったからこそ、ハンナが出張に出かけたことで、電話で話すことすらままならなくなり、日々のちょっとした楽しみもハンナと一緒だから楽しかったんだ、と気づくトム。
普段のプレイボーイぶりでアタックしようとした矢先、結婚すると突然報告されてから…、トムが踏んだり蹴ったりな状況になっていくのが、可哀想なんだけれどとても滑稽で可笑しさを、そして大学時代の友人たちがそんなトムの相談に乗ったり盛り上がったりしている様子には、友情とかノリのよさを感じさせられました。

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2008年7月19日 (土)

映画『花より男子ファイナル』

Hanadanことし映画館で観る、47作目はこちら。
原作からファンで、ずっと見てきたドラマの映画化です。

映画『花より男子ファイナル』

つくし(井上真央)の大学卒業を前に司(松本潤)が行った結婚会見が全世界のメディアで報道されたことによって、現代のプリンセスとして注目の的になってしまったつくし。その後結納が行われ、かつて天敵だった司の母・楓(加賀まり子)から道明寺家に嫁ぐものに代々受け継がれてきたティアラ“ビーナスの微笑”が贈られます。推定100億円ともいわれるそのティアラを見て、あまりに違い過ぎる二人の結婚に疑問を感じるつくしでしたが、その夜“ビーナスの微笑”が盗まれてしまい、ふたりはそれを取り戻そうと…。


結婚会見で紹介されたつくしの写真、それがあんまりにも面白すぎて…まずそこで笑ってしまいました。で…それに文句をつけるつくしと司の様子が、言いたいことをぽんぽん言い合いながらも仲良さそうな感じで…微笑ましく感じられます。
しかしその後、ティアラの盗難事件をきっかけにして価値観の違いなどに疑問を抱き、自分たちの力になってくれているはず…のF4に対しても疑心暗鬼になるつくしと、そんなつくしにいらだつ司。盗まれたティアラを追いかけ、世界中を飛び回るなかでのその展開にはハラハラさせられますが…、そんななかで「これは何かあるぞ」と気づかされるヒントのようなものはあちこちに散りばめられていた気もします。

また、司をいらだたせる原因は、つくしに近づく男の存在。それはティアラ盗難事件を追うなかで出会った鏑木(藤木直人)。…藤木さん、私が気になる俳優さんのひとりですが…じつは藤木さんを初めて知った作品が、1995年公開の『花より男子』の花沢類役だったりします。このとき主人公のつくしは内田由紀さん、そして司は谷原章介さんでした。あの当時、まだ自分のなかでは映画館で映画を観るっていう習慣がなかったにも関わらず、大好きな漫画が映画になるというので、映画館まで足を運んだことを覚えています。そのときのパンフレットをまだとってありますが…藤原紀香さんが意地悪グループのひとりとして出演していたりして、今見るとまたあらためてびっくりしてしまったりします。そんなわけで…全く違う役柄で、全く違うシリーズである『花男』に出ている藤木さんを見るのがすごく不思議で…でも、類を演じていたときの繊細なイメージだった藤木さんも好きでしたが、今回演じている鏑木はまさに、大人の男性という感じでほんとにカッコよく…出てくるシーン自体はそんなに多くないんですが、個人的にはすごく印象に残りました。

そしてそして…一時は険悪な雰囲気すら漂ったふたりですが、その後経験することになったとんでもない出来事を経て物語はラストシーンへ向かい、意外な真相も明らかになりますが…なんだか、涙腺を刺激するような展開で、感動してしまいました。つくしと司に起こる、最後のサプライズにも驚いたし…いちばんのラストでは、原作からのファンには嬉しい演出もあって、最後まで楽しませてもらいました。

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2008年7月18日 (金)

映画『クライマーズ・ハイ』

Crimershighことし映画館で観る、46作目はこちら。
色々とありまして…感想書くのが遅くなりました。

映画『クライマーズ・ハイ』

1985年8月12日。群馬県御巣鷹山にJAL123便が墜落、死者520人の大惨事が起こり、前橋にある北関東新聞社では白河社長(山崎努)の鶴の一声により、一匹狼の遊軍記者・悠木和雅(堤真一)が全権デスクに任命され、未曽有の大事故を報道する紙面作り―闘いの日々が幕を開け、さっそく悠木は県警キャップの佐山(堺雅人)らを事故現場へ向かわせます。そんな時、販売部の同僚で無二の親友・安西(高島政宏)がクモ膜下出血で倒れたとの知らせが届き…。

横山秀夫さんの原作小説を読んだのは、もう3年くらい前になるんですが…この映画を観て、そのときの緊張感、迫力をはっきりと思い出しました。
事故が起こり、社会部が一気に慌しくなる様子はすごい迫力でした。それに…かつての大事件をきっかけに出世した世代とその下…中堅どころと、さらにその下の若手…っていう、様々な立場の人たちが一緒にひとつのものをつくっていくという現場での対立だったり結びつきだったり。そんなところでもハラハラさせられつつ、どこか微笑ましく感じるところもあったりしました。
堤さん演じる主人公・悠木の、仕事に対しての熱意だったり、すごく真っ直ぐなところに惹かれて、なんというか、その姿をとても頼もしく感じながら見ました。
で…悠木の同僚にマギーさんや堀部圭亮さんの姿を見て「そういえば前も堤さんと共演してたな…」とふと思い、それもそのはず、同じく堤さんが主演だった『魍魎の匣』の原田眞人監督の作品だったんですね…。

飛行機の墜落という大惨事に直面した、悠木をはじめとする新聞社の面々。険しい山道を登り現場へ向かったのは、堺雅人さん演じる県警キャップの佐山。その…凄まじい現場を見て戻った様子はなんというか…まさに戦場から戻ったという、鬼気迫る様子に引き込まれ、また彼の書いた記事が凄くて…それを皆で読む場面は、その光景を想像するにつけ、涙せずにはいられませんでした。
堤さんはもちろんのこと、最近は『篤姫』の影響で堺さんがかなり気になっている私。将軍家定の飄々とした姿とはがらりと変わった、どこかギラギラしたところがまた素敵だなぁなんて思いました。

そして後半は、尾野真千子さん演じる女性記者・玉置が掴んできたスクープをめぐっての、ハラハラさせられる展開が待っています。原作を読んでいるので先は読めているんですが…動と静を上手く使ってメリハリの効いたつくりになっているせいか、緊張感がたまりませんでした。それに、原作はかなりの長編なので全てを映像化することは不可能でしょうが、悠木が行動するきっかけになる部分のエピソードなんかはしっかり生かされていて、ポイントは確実に押さえているなという印象でした。

それはそうと、この事故が起こったとき私は小学校1年生で、事故のことは覚えていますが詳しいことは分からず、大人になってから当時のことを色々と知ったという感じです。この事故はあんなにたくさんの人が犠牲になったというのに、未だにはっきりとした原因が分かっていないんですよね。突然家族を失った人にとっては、なぜそうなったのか知りたいのが当然なのに、それも叶わないというのは辛いことですよね…。

実際の事件だけに考えさせられることもあり、また、その裏ではきっとこんな人たちも居たんだろうなぁなんてことを思う、そんな作品でした。

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2008年7月 1日 (火)

7月に観たい映画

きょうから7月。2008年も折り返し地点を過ぎ、後半戦の突入。
ってことで、今月公開の映画を中心にまとめてみました。

今月公開
(個人的に注目している作品には星印がついてます。★>☆)

 5日★クライマーズ・ハイ
    ☆純喫茶磯辺
      カメレオン
      火垂るの墓
      スピード・レーサー

12日☆近距離恋愛
      ゲゲゲの鬼太郎
      ホートン 不思議な世界のダレダーレ
      闘茶

19日★崖の上のポニョ
    ☆ジャージの二人
      愛流通センター
      たみおのしあわせ
      百万円と苦虫女
26日☆ドラゴン・キングダム
      カンフーパンダ
      ハプニング         

「クライマーズ・ハイ」は原作を以前読んでいて、作者の横山秀夫さんは好きな作家さんで、しかも堤真一さんと堺雅人さんという、私にとってはかなり気になる俳優さんの競演ということで、観ない訳にはいきません。
また宮崎駿監督の最新作「崖の上のポニョ」。これも絶対観たい。映画館で予告編を見て、なぜだかもう泣きそうになっている私(笑)。
また、ミニシアター系で気になるのは「純喫茶磯辺」「ジャージの二人」。観る機会、あるかなぁ…。今月はちょっと厳しいですが、来月まだ上映されていればチャンスがあるかな?という感じです。

今月公開以外

★花より男子
★つぐない
☆西の魔女が死んだ
☆ミラクル7号
   JUNO
  インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの冒険
  僕の彼女はサイボーグ
   ラスベガスをぶっつぶせ
   DIVE!!
   神様のパズル


なんといっても「花より男子」は観なくては。原作の漫画からファンで、ドラマも見てましたから…。あとは「つぐない」と「ミラクル7号」が気になります。

松本シネマセレクト上映会

5日  4ヶ月、3週間と2日
11日 ファクトリー・ガール
21日 1000の言葉よりも-報道写真家・ジブ・コーレン
     靖国

このなかで是非観たいのは、「4ヶ月、3週間と2日」でしょうか…。あとは、あちこちで騒がれていた「靖国」。何事もなく上映会が行われるといいなぁと思います。


さて、今月も色々な作品と出会いたいと思います。

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2008年6月30日 (月)

6月に観たい映画その後

きょうで6月も終わり。2008年も半分が過ぎたんですね。
というわけで、今月観た映画のまとめを。

今月映画館で観た作品
(作品名から当ブログ内の観想記事へリンクしています)

ザ・マジックアワー
港町・守加護(すかご)を舞台に繰り広げられる騒動。映画の撮影だと思い込む売れない俳優と、彼に芝居だと思わせたい面々、そして彼を伝説の殺し屋だと思いこむ面々…。それぞれの行動がかみ合わないようでかみ合ってしまって展開していくストーリー。
公開前からキャスト&監督が大々的にプロモーションしていて、ハードルを上げるだけ挙げてたので逆に心配になりましたが…、期待通りの出来で大満足でした。

ナルニア国物語第2章:カスピアン王子の角笛
ナルニアに春を取り戻した第1章から1年後、角笛の音に呼ばれて再びナルニアにやってきたペベンシー兄妹ですが、そこにかつてのナルニアはなく、戦闘民族・テルマール人に滅ぼされていました。そこで叔父に命を狙われているテルマールのカスピアン王子と出会い、ともに戦うことになるというストーリー。
前作より大人っぽくなった兄妹たちにドキドキさせられ、今作から登場したカスピアン王子も予想以上にかっこよく、目にも楽しませてもらいました。

奇跡のシンフォニー
両親と自分を結びつけるのは音楽だと信じている孤児の少年とその両親の、音楽の力が結びつける奇跡の物語。生まれてすぐに施設に預けられ両親の顔を知らない少年の奮闘する姿、そして、彼の両親の出会いと別れ、その後の苦悩、それを越えて互いを思い行動を起こそうとしていく姿に、なんども泣けてしまいました…。音楽好きにはたまらない作品です。

築地魚河岸三代目
サラリーマンの主人公が、ひょんなことから築地で働くことになり、そこでの人々とのかかわりに、自分にとって大事なことを気づかされていく物語。
自分の気持ちにうそをつかず思うままに行動する、その姿をとてもうらやましいと感じました。築地で働く人々の活き活きした姿、人情に厚いところがとても温かいなぁと思いました。

以上が、今月映画館で観た4作でした。

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映画『築地魚河岸三代目』

Tukijiことし映画館で観る、45作目はこちら。
人情ものって感じのところに心を惹かれました。

映画『築地魚河岸三代目』

リストラの陣頭指揮を任され思い悩む、エリート商社マンの赤木旬太郎(大沢たかお)。そんな時、恋人の明日香(田中麗奈)が家業である築地市場の仲卸「魚辰」と装飾デザイナーの仕事を掛け持ちで奮闘していることを知り、明日香を助けたい一心で「魚辰」を手伝い始めたものの、ど素人の身では足手まといになるばかりでした。それでも活気に満ちた魚河岸に心惹かれた旬太郎は、生き方を変える大きな決断をし…。

築地の光景がすごく活き活きして、そこで働く人たちの、まぁ口の悪いところはありながら心は温かく…というところが感じられてほのぼのとさせられます。また、そんな職人気質な世界に飛び込もうとする、大沢たかおさん演じる旬太郎が、周りから色々言われてもめげず、探究心旺盛なところは見ていて気持ちがいい反面、結婚を考えている恋人にも相談せずに思い切った行動に出てしまうのはどうか…と、女性の立場からすると思ってしまう部分もあったり。でもまぁ、気持ちにうそをつかずに生きていかれたらどんなにいいだろうとは、誰しも思うことで…すごくうらやましいとも感じます。

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2008年6月29日 (日)

映画『奇跡のシンフォニー』

Miraclesynphonyことし映画館で観る、44作目はこちら。
音楽ものということもあり、かなり気になっていた作品でした。

映画『奇跡のシンフォニー』

両親が必ず迎えに来ると信じながら養護施設で暮らしていた、孤児のエヴァン(フレディ・ハイモア)。鋭い音感を持つ彼はある日、不思議な音に導かれるようにNYのマンハッタンへと向かいます。そこで“ウィザード”と名乗る男(ロビン・ウィリアムズ)にギターを習い、ストリートミュージシャンとして音楽の才能を開花させていくのでした。一方結ばれぬまま別離したエヴァンの母ライラ(ケリー・ラッセル)と父ルイス(ジョナサン・リース=マイヤーズ)も、それぞれの想いを胸にマンハッタンを目指していて…。

生まれてすぐに孤児となった主人公のエヴァン、その両親であるライラとルイスの出会いと恋、そしてあまりにも切ない結末…を中心に、再会を果たそうとする彼らの様子が描かれます。
エヴァンの中や街に溢れるものなど…さまざまな音楽が登場して、聴く側にとっては実に楽しく、音楽好きにはたまらない作品で、それになんかもう…そんなつもりで観たかった訳じゃないのに、ふとしたところで飛び出すひたむきな台詞、思いがけない出会いに、あっと思うと涙腺が刺激されていて…ほんとに、泣けて泣けて涙が止まりませんでした。
運命のいたずらからバラバラになってしまったエヴァンたちの音楽へ向かう思い、音楽のある場所、自分に用意された場所から離れそうになりながら、それぞれ互いを思う気持ちから、また新たに歩き出そう、戻ろうとする様子に胸を打たれ、そして音楽にいつもいつも力をもらってきた私には、音楽のもつ力をあらためて感じることができた作品でした。

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2008年6月28日 (土)

映画『ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛』

Narunia2ことし映画館で観る、43作目はこちら。
前作を観ていたので…まぁその流れで続編も観たいなと。


映画『ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛』

ペペンシー兄妹の治めた黄金時代から1300年の歳月が流れたナルニア国。かつて全能なる王アスランに祝福され、生きとし生けるもの全てが幸福に包まれていた魔法の国は、戦闘民族テルマール人に征服され、もはや存在しませんでした。
人間たちに迫害され生き残ったナルニアの民は森に逃れ、この暗黒の世界に再び光をもたらす者の出現を待ち続けていました。
一方テルマールの王宮では、亡き王の弟ミラースが正統な王位継承者カスピアンの暗殺を企てていました。“伝説の四人の王”を呼び戻すと言われる魔法の角笛だけを手に城から逃亡した美しき王子は、テルマール人が決して足を踏み入れない森の奥深くで、ナルニアの民と出会い…。


なんか…前作とくらべるとペベンシー兄妹たちがみんな大人っぽくなっていて…それにまず驚かされるやら、ドキドキするやら…。とくに末っ子のルーシー(ジョージー・ヘンリー)がいちばん変わったかも。そして今回あたらしく登場したカスピアン王子(ベン・バーンズ)。予告で見て想像していたよりもはるかにカッコよくて、こちらにもドキドキでした。
ナルニアの“一の王”としてテルマール人との戦いに臨む長男・ピーター(ウィリアム・モーズリー)と、自分の命を狙う叔父との戦いに臨むカスピアン王子。ときには対立しながらもともに戦う姿、この美形なふたりがスクリーンに揃うたび、内心キャーと言ってしまう、ミーハーな私(苦笑)。
また、弓の使い手として活躍する長女・スーザン(アナ・ポップウェル)とカスピアン王子との淡い恋模様や、前作ではナルニアの運命を危うい方向に向かわせそうになった次男・エドマンド(スキャンダー・ケインズ)の見事な成長ぶりなど…見逃せない部分満載で、またナルニアの国らしく、ドワーフ(小人)やリーピチープ(ネズミの騎士)、セントール(半人半馬)などが登場するのも楽しいです。…最初、予告を含めて160分の上映時間は長すぎるんじゃないか…と心配してましたが、そんなことはありませんでした。
次回作『ナルニア国物語 第3章:朝びらき丸 東の海へ』(仮題)にも、カスピアン王子は登場するとかで…いつの公開になるのか分かりませんが、楽しみです。ペベンシー兄妹のさらなる成長にも期待したいです(今回の流れからいうと次回は登場しなさそうな人もいて、それはちょっと残念かもですが…)。

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2008年6月14日 (土)

映画『ザ・マジックアワー』

Themagichourことし映画館で観る42作目はこちら。
ここ数週間、キャストも監督もテレビにたくさん出ていましたね…(笑)。

映画『ザ・マジックアワー』

港町・守加護でクラブ「赤い靴」の支配人を任されている備後(妻夫木聡)は、ギャングのボス・天塩(西田敏行)の情婦・マリ(深津絵里)に手を出したのがバレて大ピンチ。5日以内に幻の殺し屋・デラ冨樫を探し出して連れて来なければ命はないと脅されます。しかしデラの居場所に皆目見当もつかない備後は、売れない俳優・村田大樹(佐藤浩市)を主演映画を撮りたいと騙し、彼をデラの替え玉に仕立てるという苦肉の策に打って出るのですが…。

あーもう。なんか…こういうの大好きなので、ほんとに満足です。
売れない俳優・村田を本物のデラ富樫と思う天塩たちと、映画の撮影と思い込み(というか騙されている)村田、そして両方を騙そうとしている備後が、バレそうになるとあれこれ取り繕うとする様子。バレそうでバレなくて、あぁもう駄目かも?と思うところも上手く切り抜け…みたいな、その絶妙な台詞回しとストーリー展開。笑わせながらも、時々緊張感のあるシーンが挟み込まれていくところなんかは、そのバランス感覚にもセンスあるなぁと、今更ながらに関心させれます。

そしてまたキャストが。今まで佐藤浩市さんは私の中ではただただかっこいい人でしたが、何というか、茶目っ気もあり、かっこ悪いところもあり、コミカルで…とても魅力的でした。そんな佐藤さん演じる村田を騙そうとする備後を演じる妻夫木くんが、ボスの天塩やその手下たちと村田たちの間でアワアワしながら動き回っているのもなかなか面白くて、ピンチに陥るたびに、どうやってごまかすのかな?とハラハラさせられます(周囲の人たちの機転に助けられたり、村田や天塩たちの素のリアクションでラッキーな展開になったりもするわけですが)。

ボス・天塩を演じる西田敏行さんには監督の三谷さんからアドリブ禁止令が出ていたそうですが…ほんのり笑いを取るようなシーンとか見ていると、あー西田さんもっと色々やりたいんだろうなぁーなんて思ったりしました。でもその抑えた…というか、映画の撮影だと思って向かってくる村田に戸惑ったり驚いたりして出てくるリアクションがいちいち面白くて、やっぱり笑ってしまいました。

村田が備後に連れられて、港町・守加護(すかご)にやって来る前、映画の撮影現場では中井貴一さんや唐沢寿明さん、それに三谷さんの前監督作品「THE有頂天ホテル」やそのほかの作品でもおなじみの人などが次々に登場し、なんとも贅沢。もう、誰が登場しても、おぉ!と言ってしまいます。

キャストの豪華さにも負けない、三谷さんらしい笑いのセンスと作りこまれたストーリー展開や台詞など…お腹いっぱいに楽しませてもらいました。

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2008年6月 4日 (水)

映画『幸せになるための27のドレス』

Tohappy27dressことし映画館で観る、41作目はこちら。
こういう感じのお話は何だか気になって…観に行きたくなります。


映画『幸せになるための27のドレス』

アウトドア・ブランドの社長秘書として働くジェーン(キャサリン・ハイグル)は、ブライド・メイド(花嫁付添い人)に生き甲斐を感じ、毎日、誰かの結婚式の準備に奔走しています。そんな彼女に目をつけたのが、地元新聞で結婚式の取材記事を書いているケビン(ジェームス・マースデン)。結婚記事の仕事に飽き飽きしていたケビンは、ジェーンのブライド・メイド人生を記事にし、その手柄で部署から抜け出そうと考えるのでした。…しかし、取材を続けるうちにジェーンに惹かれるようになり…。


なんだかとても…主人公が健気で、いい人で…幸せになってほしいなぁと、応援しながら見てしまいました。
主人公のジェーンは、人の結婚式のお世話をするのが好きな人ですが、自分が結婚するんじゃないか?っていうくらいに一生懸命なのでビックリしてしまいます。そしてそれが、自分の妹の結婚式ともなればなおさら。しかし妹の結婚相手は、ジェーン自身が長い間片思いをしていた人。しかも妹は、姉のジェーンに結婚式の準備をまかせっきりで、自分勝手なことばかりしています。ジェーンが爆発する前に、見てるこっちが爆発するかと思いました…(笑)。

誰かの世話をすることに無上の喜びを感じるジェーン。そんな彼女の前に現れたのが、新聞記者のケビン。自分を避けたりムキになって反論したり…そんな彼女を、面白そうに見ているケビンの表情がなんか良かったです。
で…ケビンを演じているジェームス・マースデン。この間観た魔法にかけられてとか、もう少し前に観たヘアスプレーにも出ていたんですよね…。全然意識しないのに、なぜか観ようと思う映画に出ている俳優さんという感じになってきました。今回のは、私が今まで観たなかでいちばん、リアリティのある役柄だったので身近に感じられて良かったです。

そして…ショックなことが続いたジェーンはついに“ボン!”となってしまうわけですが…その辺からの展開は切なかったりドキドキしたり色々で、ちょっと泣いてしまいました。
この作品、脚本が『プラダを着た悪魔』と同じ人だそうですが、どこか、あの映画を見たときの切なさや、ラストの爽快さを思い出させるところがあるなぁと思いました。

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2008年6月 3日 (火)

映画『最高の人生の見つけ方』

Saikonojinseiことし映画館で観る、40作目はこちら。
気になりつつも、公開からだいぶ日が経ってしまった感じ…。


映画『最高の人生の見つけ方』

何の共通点もなかったはずの、自動車整備工のカーター(モーガン・フリーマン)と、実業家で大金持ちのエドワード(ジャック・ニコルソン)。入院先の病院で相部屋となり、共に余命半年の末期ガンであることが判明するのでした。カーターが書いた“死ぬ前にやっておきたいこと”のメモを見つけたエドワードは、リストの実行をカーターに持ちかけます。2人は周囲の反対を押し切り、冒険の旅に出て…。

もうほんとに…モーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンのカッコいいこと。
仕事と家庭のために真っ直ぐ生きてきたカーターと、一代で巨万の富を築いたものの、わがままで見舞いに来るのは秘書だけ…というエドワード。
偶然同じ病室になったふたりの出会いは、互いに決して良い印象ではなかったわけですが。同じ病を患い、薬の副作用に苦しむ互いをいつしかとても身近に感じていく様子が、微笑ましいような、痛ましいような…複雑な気持ちにさせられます。
そして、カーターの書いたメモ“棺おけリスト”を実行するため、エドワードの資金力で世界に飛び出し、様々な体験をしながら友情を感じていく…という。エドワードはきっと、今までもそんな風に人生を楽しんできたんじゃないかなぁという気がしましたが、真面目一辺倒で生きてきたらしいカーターが、とても無邪気な姿が、ほんとに楽しそうにいきいきしていました。また、家族といるときの彼は、良き夫で父親で祖父で…とても穏やかな顔をしていて…そんなところも素敵だなぁと思いました。
…そんなふたりの珍道中に付き従うのは、エドワードの秘書・トム(本当の名前はマシューですが、エドワードはそう呼ぶ)。この人が、秘書なのにエドワードに対しても結構言いたいことを言い、しかもかなりな毒舌。エドワードとのやり取りは、コントみたいで可笑しかったです。そんなふたりが、言いたいことをぽんぽん言い合いながらもお互いを信頼しているというか、好きなんだろうなぁという感じがして、そこもなかなか良かったです。
そして…カーターとエドワードの最後の言葉は、優しさや愛情を感じて…涙なくしては見られませんでした。
清々しくも温かく…感動できる素敵なお話でした。

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2008年6月 2日 (月)

映画『山のあなた 徳市の恋』

Yamanoanataことし映画館で観る、39作目はこちら。
大好きな草彅くん出演の作品ということで…楽しみにしてました。

映画『山のあなた 徳市の恋』

新緑の季節。目の不自由な按摩の徳市(草彅剛)と福市(加瀬亮)が、山の温泉場に向う道を歩いていると、彼らの横を1台の馬車が駆け抜けていきます。馬車には東京から来た女性・美千穂(マイコ)、真太郎(堤真一)、真太郎の甥の研一(広田亮平)が乗っていました。徳市たちが温泉場の按摩宿泊所に落ち着くと、宿屋・鯨屋から呼び出しがかかり、徳市が療治に向かってみると、そのお客は美千穂で…。



役者さんとしての活躍を見るよりずっと前から好きだった草彅くん、そして映画を色々観るようになってから好きになった堤さんと加瀬さん。これだけでももう、私にとっては観ずにはいられない作品でした。

まずなにより、草彅くんは目の不自由な按摩さん役を、ほんとに見事に演じていて…ただただ凄いなぁと感心するばかりです。負けず嫌いで喧嘩っ早いところもある、なんだかとても面白い人物だなぁと感じました。ハイキングの男子学生をあの手この手でやり込めるあたりは、かなり笑ってしまいました。
また加瀬亮さんも、あわてんぼうでちょっと気の弱い按摩さんを、ほのぼのと演じているような感じでした。女子学生たちに囲まれてやいやい言われて困っている姿がすごく可愛らしかったです。
そして堤真一さん。行きの馬車で乗り合わせた女性と再会し、ほのかな想いを抱く真太郎ですが…甥の研一をうんざりさせる行動に出ます。なんというか、研一とはライバルといったところ。
謎の多い女性・美千穂を演じるのは、演技をするのはこの作品が初めてというモデルのマイコさん。透明感があって、爽やかで…でも正体の分からない謎の存在。そんな得体の知れない部分が魅力なのか…、徳市も真太郎も惹きつけられていきます。

また…新緑の季節らしい緑のあざやかさと、涼しげな川の流れ。音も映像も瑞々しくて、心が安らぎます。ちょうどいい季節に公開になったなぁという感じですね。

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2008年6月 1日 (日)

6月に観たい映画

きょうから6月。この月が終われば、今年も半分を過ぎたことになるわけで…ほんと、早いですね。
そんなわけで今月公開の作品を中心にまとめてみました。
星印の付いているものは、私が個人的に注目している作品です(★>☆)。

今月公開

 7日★ザ・マジックアワー
    ☆築地魚河岸三代目
      神様のパズル
      休暇
    ☆ぐるりのこと
      春よこい
      

14日  ダイブ!!
    ☆JUNO
      1978年、冬。
    

21日 インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国
   ★奇跡のシンフォニー
     西の魔女が死んだ
      
28日☆つぐない
      歩いても 歩いても
    ☆花より男子ファイナル
      ミラクル7号

今月公開以外

    隠し砦の三悪人
  ★ナルニア国物語第2章:カスピアン王子の角笛
  ☆僕の彼女はサイボーグ
    ラスベガスをぶっつぶせ
     アメリカを売った男(7日~20日:アイシティシネマ)
 

松本CINEMAセレクト
   7日 船、山にのぼる
   13・14・15日 ≒草間彌生わたし大好き
   13・14日 ビルマ、パゴダの影で
   21日☆プライスレス 素敵な恋の見つけ方
   27日☆ジェリーフィッシュ

今月も、良い作品にたくさん出会いたいと思います。

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2008年5月31日 (土)

5月に観たい映画その後

さて…5月もきょうで終わりです。
ということで、今月観た映画のまとめを。

今月映画館で観た映画

相棒絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン
人気ドラマシリーズ『相棒』の映画化。水谷豊さん演じる杉下右京と犯人の緊迫感あふれる頭脳対決や、今まではなかったアクションシーン、寺脇康文さん演じる亀山薫の、いつも以上に身体を張ったシーン、そしてとても考えさせられるテーマも描かれて、見ごたえのある作品でした。

ぼくたちと駐在さんの700日戦争
人気ブログの映画化。とある田舎町で、イタズラ好きな高校生たちと、それに立ち向かう駐在さんが繰り広げる戦い。バカバカしいと思いつつ…実は最後にホロリとさせられます。

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
1980年代はじめ。ソ連のアフガニスタン侵攻に危機感を覚えた下院議員チャーリーが、ソ連の動きを封じようとするお話。なんか…チャーリー役のトム・ハンクスはとてもよく人物を演じていて良かったんですけど…私個人としては、なんか乗れない感じでした。

全然大丈夫
ドジで不器用で、だけどどこか憎めない木村佳乃さん演じるあかりと、彼女を巡って恋のライバルになる、荒川良々さん演じる照男と、岡田義徳さん演じる久信。そんな3人と周りの人たちが繰り広げる、ゆるいお話。

ラフマニノフ ある愛の調べ
ロシア革命後の祖国から亡命、アメリカにやってきたラフマニノフ。その彼の幼い頃からロシアを出るまでの思い出と、アメリカで多忙と望郷の念から作曲が出来なくなる苦悩。
神経質で扱いづらいラフマニノフを支える妻のナターシャ。そんな不協和音も頂点に達したときに訪れる、思わずホロリとさせられる出来事。

山のあなた 徳市の恋

最高の人生の見つけ方

幸せになるための27のドレス

↑3作ほど、レビューが間に合ってません…。そちらを更新したら、この記事からもリンクをします。

ということで、今月映画館で観たのは8作品でした。

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2008年5月26日 (月)

映画『ラフマニノフ ある愛の調べ』

Ravmaことし映画館で観る、38作目はこちら。
東京へお芝居を観に行ったついでに観てきました。

映画『ラフマニノフ ある愛の調べ』

1920年代のアメリカ。ロシア革命を機に亡命した天才音楽家セルゲイ・ラフマニノフ(エフゲニー・ツィガノフ)。演奏旅行で全米を回り各地で成功を収めるものの、その心は鬱々としていました。幼い頃一家離散の憂き目に遭いながらもピアノと作曲の才能を開花させた彼は今、望郷の念と多忙さから作曲に集中できずに苦しみ、これまで支え続けてくれた妻ナターシャにすら背を向けてしまうのでした。…そんなある日、郷愁を誘うライラックの花束が届き…。

アメリカへ亡命し妻や子供に囲まれた生活をしながらも、故郷を思う気持ちや多忙から作曲が出来ず苛立つラフマニノフ。そんな苦悩の様子と、亡命するまでのロシアでの日々が描かれています(史実とは異なる脚色部分を含む)。
『のだめカンタービレ』を読んでクラシック音楽に興味を持った私が、クラシック音楽って優雅なだけじゃなくてカッコイイものなんだなっていうのを初めて知ったのが、この作品で使われている「ピアノ協奏曲第2番」。思い入れの強い曲ということもあって、この作品はとにかく、音楽がすごく気に入りました。最初のほうに出てくるコンサートのシーンは迫力があって、思わず引き込まれたというか…なんならもっと聴いていてもいいなって思うぐらいでした。たまたま昨日の「N響アワー」ではラフマニノフを取り上げていて、中村紘子さんのピアノによるこの曲の全楽章を放送していました。演奏会VTRの前に、クレムリンの鐘の音を流していましたが、第一楽章の冒頭の和音はまさに、この鐘の音そっくり。
作曲できない苛立ちを妻だったり子供だったり、周りにぶつけてしまう彼は、お世辞にもいい夫や父親とばかりは言えないんですけども…最後の最後に、なんだかホロリとさせられるシーンがあって、ちょっと予想外に…感動してしまいました。
ラフマニノフと聞いて、気になる作品ながら地元での公開がなさそうなために観ずに終わるかもしれない、と思ってましたが映画館で観ることができて良かったです。

おまけ。
Ravmapianoconchert←私がよく聴くアルバムです。
「ラフマニノフ ピアノ協奏曲全集」
ピアノ:ウラディーミル・アシュケナージ
ロンドン交響楽団、指揮:アンドレ・プレヴィン
…ラフマニノフのピアノ協奏曲が第1番から第4番までの全曲収録された2枚組。聴き始めると、2番だけでは飽き足らず、全部聴く羽目に陥ることもあったり(苦笑)。
Kobudo←変わったところではこんなのも。
古武道「KOBUDO」
チェロ:古川展生、ピアノ:妹尾武、尺八:藤原道山
最近、尺八奏者の藤原道山さんにはまっているんですが、道山さんが参加しているユニット“古武道”のアルバム。これの11曲目は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番第2楽章をアレンジしたもの。原曲ではフルートが奏でる部分を、道山さんの尺八がハッとするほど甘く、切ない音色で聴かせてくれます。

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2008年5月20日 (火)

映画『全然大丈夫』

Zenzendaijobuことし映画館で観る、37作目はこちら。
ずいぶん前から楽しみにしていた作品です。

映画『全然大丈夫』

古本屋の長男で植木職人の照男(荒川良々)は世界一のお化け屋敷を作るのが夢で、暇さえあれば人を怖がらせて楽しんでいました。照男の幼馴染みの久信(岡田義徳)は30歳を目前にして自分の仕事に自信を持てずに悩んでいました。
ある時、久信の職場に入ってきたアルバイトの女性・あかり(木村佳乃)。しかしあまりの不器用さにクビになった彼女は、久信の紹介で照男の古本屋でバイトを始めます。あかりに恋をした照男と久信の秘かなバトルが始まって…。

こういう、ゆるくて…ちょっとグタグダな話、好きです(笑)。
ドジで不器用で…でもなんか一生懸命で憎めない、木村佳乃さん演じるあかりの、ほわんとした雰囲気が魅力的でした。そして、そんな彼女をめぐるライバルになった、荒川良々さん演じる照男と、岡田義徳さん演じる久信。…実はどっちもひとり相撲だったりするわけですが…(爆)、まぁそんなところも可笑しかったり。
良々さんは、いつもほのぼのした役を演じているというイメージが私の中では強かったので、少々意外という気もしましたが、これはこれでなんか面白いなぁと思いました。
岡田さんは、仕事をしているときだったり、あかりに接しているときだったりの好青年ぶりと、仕事に自信が持てなかったりして不機嫌になったりしているときのギャップに、人間らしさというか、親しみやすさを覚える部分を感じられる部分があったなぁという感じ。
この3人のほかにも、照男のお父さん役で蟹江敬三さん、古本屋のお客さん役でココリコの田中直樹さんやきたろうさんなど…個性的な人たちがあちこちで楽しませてくれて、なかなか満足できました♪

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2008年5月17日 (土)

映画『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』

Charlywilsonswar_3ことし映画館で観る、36作目はこちら。
ストーリー的にはよく分かってませんでしたが、トム・ハンクスは見たいかなぁ…という動機で…。

映画『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』

下院議員チャーリー(トム・ハンクス)は、酒と女が好きなお気楽政治家。しかしその内面では、平和を愛するゆるぎない心を持ち、ソ連の攻撃に苦しむアフガニスタンを常に気にしているのでした。国防歳出小委員会がアフガニスタン支援に500万ドルしか用意していないことを知ると、委員会のメンバーである彼は予算を倍にするよう指示します。そこに、テキサスで6番目の富豪で反共産主義者のジョアン(ジュリア・ロバーツ)が目をつけ、アフガニスタンを救うよう彼に訴え…。

うーん、微妙だ…。
レビューに悪いことを書かないのがポリシーの私ですが…あまり良いことが書けそうにない感じ(爆)。
酒好き・女好きなチャーリーが、アフガニスタンの現状を何とかしようと奮闘する様子を、トム・ハンクスがときにコミカルに、ときに熱血漢らしく演じていて、そこからは、その人物像がすごく伝わってきて、それは良かったかなぁと思うんですが。ですが。私の中では、良かったと思えるところが他にちょっと思いつきません…(汗)。
冒頭、チャーリーが英雄として紹介されるシーンがあるわけですけど、ストーリーが後半に入ると、ほんとに英雄かなぁ…とか思ってしまって…。彼がというか、アメリカという国がしたことが、良いことだとは到底思えないのに、「英雄」というのが納得できるわけもなく。まぁ最後のほうに出てきたチャーリーの言葉は、その後、世界に起こったことに、ふと思いを至らせるという点で、考えさせられるものはあったかなぁという気がしました。

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2008年5月11日 (日)

映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』

Bokutochuzai700dayswarことし映画館で観る35作目は、こちら。
地元で上映されるときに観ようと思って前売券買いましたが、上京ついでに観てきました。

映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』

1979年、とある平和な田舎町。ママチャリ(市原隼人)率いる「ぼくたち」7人は、気ままな高校生活を送っていました。ぼくたちがする事と言えばママチャリが考えるイタズラ。ところが、そんなぼくたちのイタズラに怯まない駐在さん(佐々木蔵之介)がやってきて…ママチャリを熱くさせてしまったのでした。しかも、駐在さんには、町一番の美人妻(麻生久美子)がいることも、ぼくたちには我慢がなりません。かくして田舎の町を舞台に駐在さんとぼくたちのしょうもない戦いが始まり…。

あー笑った…。
くだらないイタズラばっかりしている高校生と、それに対抗しようとする駐在さんのドタバタ、そして最後にはちょっとホロリとさせられるお話。
“ぼくたち”が考えるいたずらが、ほんとに、しょうもないんだけれど、そのしょうもないところがまた…くだらないなぁと思いつつ、微笑ましくて笑ってしまうという。
で…佐々木蔵之介さん演じる駐在さんも、そんなことしちゃっていいのかなぁ…と思うようなことをやっちゃったりして、おいおい…と思わずツッコミを入れたくなってしまいます。
ママチャリたちは、けっこう最後の方まで駐在さんのことを、ただ煩いと思っている感じですが、駐在さんの方は、まぁ表にはっきりとは出てこないながら、彼らのことを思っている気持ちがちょっと垣間見られたりして…ちょっとあったかい気持ちになります。

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2008年5月 7日 (水)

映画『相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』

Aiboことし映画館で観る、34作目はこちら。
このシリーズ、2時間ドラマだったときから好きだったので、ほんとうに待ちに待ってました♪

映画『相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』

現場に謎の記号が残される殺人事件が連続して発生。記号をチェスの棋譜と看破した警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は独自の捜査に乗り出し、被害者全員に連絡を取っていた少女・やよい(本仮屋ユイカ)を割り出します。しかしやよいへの取調べは弁護士の武藤(松下由樹)によって阻止され、捜査は行き詰ってしまいます。そこで右京は事件に関連するサイトの管理人とメール交換によるチェス勝負に挑むことに。結果は右京の勝利。しかし投了図は予期せぬものを示していて…。

うん…なんか、ほんと“相棒”ワールドを堪能したなって感じです。
特命係のふたりはもちろん、鑑識とか捜査一課など警視庁の面々だったり、あっちもこっちもおなじみのキャラクター満載で誰が登場しても「おぉっ」と言ってしまいます。それぞれのキャラクターがみんなすでに観る側に知られた存在なので、そこが観るほうも楽だったりするんですよね。
亀山さんの熱血ぶりはいつもどおり(で、映画ってことで何割か増し)でしたが、杉下さんが今回かなりテンション高いというか、この犯罪に憤っている感じで…アクションもありで、ドラマのときとはまた違った面を見ることができました。
あと個人的にかなり気になるのが、捜査一課の伊丹さんです。亀山さんが左遷される前、捜査一課でライバルだった彼と亀山さんのやりとりはかなり好き。今回、ふたりで協力してのかなりハードなシーンがあるんですけど…ほんと嬉しかったです。で…思い立ったらすぐ行動する亀山さんと、その状況でまた別の方法でアプローチしていく伊丹さんという、ふたりのキャラクターの違いが現れているのも興味深かったです。
右京さんがチェスを使った暗号を解いたり、犯人とメールでチェスの勝負をするシーンは、まぁチェスを全く知らないので…その辺はさらっと流し(というかただ見る・笑)、犯人との知恵比べをハラハラしながら見守るという感じでしょうか。
犯行の動機は思わぬところにあるわけですが…そのくだりは、そこに関わる人たちの様々な思いが交錯して、なんだかとっても胸が熱くなりました。

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2008年5月 1日 (木)

5月に観たい映画

さて今日から風薫る5月(意味不明)。今月公開のもの、そして先月までに観逃したものも合わせて、観たい作品をまとめてみようというわけで。今月は私が個人的に特に注目している作品名の前に印をつけてみました(★>☆)。

今月公開

 1日★相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン

 3日☆靖国 YASUKUNI

10日  隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
    ☆最高の人生の見つけ方
      同級生
      ミスト
      Beauty うつくしいもの

17日☆チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
      オーケストラの向こう側 フィラデルフィア管弦楽団の秘密

21日☆ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛

24日☆山のあなた 徳市の恋
      アフタースクール

31日☆僕の彼女はサイボーグ
    ☆幸せになるための27のドレス
      山桜
      長い長い殺人
      ラスベガスをぶっつぶせ
      美味しいコーヒーの真実


今月公開以外

     大いなる陰謀
      砂時計
     あの空をおぼえてる
     NEXT

     10日~16日  迷子の警察音楽隊(松本エンギザ)
     10日~23日★全然大丈夫(松本エンギザ)
     17日~30日  君のためなら千回でも(松本エンギザ)
     10日~    ☆僕たちと駐在さんの700日戦争(アイシティシネマ)


松本CINEMAセレクト上映会
 9日  愛は一切に勝つ
10日☆ハーフェズ ペルシャの詩
16日  モンテーニュ通りのカフェ
18日  パレスチナ1948.NAKBA
23日  トゥヤーの結婚
24日☆国道20号線

さて、今月はどんな作品に出会えるでしょうか?   

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2008年4月30日 (水)

4月の観たい映画その後

さて、今日で4月も終わり。早いもので、2008年も3分の1が過ぎました。
…というわけで(?)、今月観た映画をまとめてみようということで。

今月映画館で観た映画
(タイトルから当ブログ内の感想記事へリンクしています)

ライラの冒険 黄金の羅針盤
この世界とはちょっと違うパラレルワールドで繰り広げられる、ライラとその仲間たちの冒険の物語。ちょっと、世界観を掴むのが難しい部分もありましたが、羅針盤を持つライラたちと、それを奪おうとするゴブラー族との戦いにハラハラさせられ、また次への展開が楽しみな感じでもありました。

うた魂♪
自分が大好き、歌が大好きな女の子が落ち込んだりしながらも、歌を通して仲間と歌うことの意味を考え、もっと歌を好きになっていくというお話。清々しく、そして心を揺さぶられる歌声に泣けてしまいました。

潜水服は蝶の夢を見る
雑誌の編集長だった男性が、ある日突然病のために左目のまぶたしか動かせなくなります。その左目のまばたきだけで綴った、想像の世界とは。
不思議で、でも美しい映像に心惹かれました。エンドロールがはじまったとき、じんわりとこみ上げる感情がありました。

人のセックスを笑うな
松本CINEMAセレクトさんの上映会にお邪魔しました。
19歳の男の子と、彼が通う美術学校の教師である39歳の女性との恋愛、そしてそんな彼らを見守る人たちの物語。
永作博美さんと松山ケンイチくんのふたりが「どこからアドリブなんだろう??」と思ってしまうほど自然で…思わず笑顔になっちゃう場面もあったりしました。でもまぁ…楽しいばかりじゃない、一