テレビ

2008年7月15日 (火)

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』事件ファイル♯9ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ“月光”」~狙われた花嫁~

Amadeus今回は、結婚式にベートーヴェンのピアノ・ソナタが関係する事件。

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』
事件ファイル♯9
ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ“月光”」~狙われた花嫁~

1801年、ベートーベン30歳の時の作品である「ピアノソナタ第14番嬰ハ短調“月光”」。当時ウィーンで卓越した演奏家、そして気鋭の作曲家として人気が高まっていたベートーヴェン。花嫁の元カレが、この、ウィーンの流行児だったベートーヴェンが最愛の女性にささげた名曲を通じて彼女に伝えようとしたメッセージとは?月光に秘められた謎に挑みます。


今回の依頼人は、花嫁さん。披露宴の直前、その会場で元カレがピアノを弾くことに気がつき、このまま弾かせてもいいものか?と相談にやってきます。…というか、どうでもいいことかもしれませんが、披露宴の内容を直前まで知らない(というか気づかない)花嫁さんって、あんまり居なさそうですよね…(笑)。
元カレが弾こうとしている曲は、結婚式の定番曲でもない、ベートーヴェンのピアノソナタ“月光”。きれいだけれどちょっと暗い印象のこの曲…それゆえ、花嫁としては不安に苛まれるわけですよね。しかも弾くのは、元カレ。

第1楽章、延々と繰り返される右手の三連符、メロディらしいメロディはないその繰り返しを、ベートーヴェンは第3楽章にも登場させています。そして、左手でドシラと一音ずつ下がる3つの音の動きは、第2楽章ではレドシと一音ずつ下がる3つの音の動きとして使われており、第1楽章と第2・3楽章の間に、そして曲全体に統一感を持たせています。
ひとつの単純なメロディを色々な形に変化させて使うという工夫、これはのちの交響曲にも繋がっていくもので…ベートーヴェンの音楽が完成されるきっかけともいうべき曲といえるわけです。
その、しつこいくらいのこだわりを見せるベートーヴェンに、「元カレと似ているわ…」と言い出す依頼人。なにか、だんだんと元カレがベートーヴェンの曲を選んだきっかけが見えてくるような気がしますが…第2楽章について、「ふたつの深淵のあいだに咲く花のよう」と評したリストの言葉が紹介されるくだりで「もしかして、元カレは披露宴で愛の告白を?」と花嫁の手を取り逃げ出す男…の寸劇(?)を披露する天出ですが、推理はまだ先へ(苦笑)。
…最後、第3楽章。“月光”という静かなタイトルからはかけ離れた、激しさをもつこの楽章。けれども意外なことに、強く弾くことを指示する記号f(フォルテ)は全体の2割ほどで、ほとんどが弱い音の指示であるp(ピアノ)。それが、sf(スフォルツァンド)というアクセント記号によって、強弱の絶妙な、小出しにされる爆発によってアクセントがつけられていること、そしてベートーヴェンはこの楽章で、焦燥感や苛立ち、苛立ちを抱えていることによって生まれ来る熱情のようなものを表そうとしているのではないか…ということが、ピアニスト・仲道郁代さんのお話から分かってきます。

…この曲が書かれた翌年、ベートーヴェンは“ハイリゲンシュタットの遺書”と呼ばれる文章を書いています。ここには、次第に悪化する耳疾と、伯爵令嬢との身分違いの恋に破れたことを理由に、自ら死を選ぼうとしたこと、しかしそんな自分を引き止めたのは芸術だったこと、そして自分の中にあるものを出し切るまでは死ねないのだ…という決意、これからの人生への意欲がしたためられています。
ここから…元カレがこの“月光”を弾こうとしたのは、花嫁となるかつての恋人に、これからは別の人生を生きていくことへの決意とともに、新しい人生に踏み出す花嫁へのはなむけの意味があるのだろう…との推理にたどり着くのでした。
元カレと別れ、別の人と結婚することにどこかで迷いのあった依頼人でしたが、この推理によって吹っ切れ、披露宴の会場へと戻っていくのでした…。

天出臼夫…筧利夫
響カノン…黒川芽以
曽名田ひかる…西尾まり

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 9日 (月)

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』事件ファイル♯8シベリウス「交響詩・フィンランディア」~美酒は謎の味わい~

Amadeus_2

今回は、日本酒とフィンランディアの意外な関係。

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』
事件ファイル♯8シベリウス「交響詩・フィンランディア」
~美酒は謎の味わい~

「ベートーベン以後最大のシンフォニスト」と呼ばれたシベリウス初期の傑作。わずか8分あまりのシンフォニーにはフィンランド人ならではの大胆かつ繊細なテクニックがちりばめられています。フィンランドは六百年にわたりスウェーデン、ロシアに支配され、シベリウスが生きた時代は帝政ロシアの圧制にフィンランドが苦しめられていました。そんな曲に杜氏が女将に託したメッセージとは?


今回の依頼人は、老舗の酒蔵を父親から継いだばかりの女将。近くに出来た大手メーカーの工場に対抗しようと、今まで造っていた酒をやめ、口当たりのいい一般受けするような酒を造ろうとしたところ、職人たちが混乱、頼りにしていた杜氏の源さん「若女将にフィンランディアを聴くように伝えてくれ」という伝言を残し行方をくらましてしまったというのです。
そこで天出は、源さんの残したメッセージの意味を探ることに。

「交響詩・フィンランディア」は、低音域の金管楽器が奏でる「苦難のモチーフ」から始まります。これは、スウェーデンや帝政ロシアといった近隣の大国の支配を長きにわたって受け続けたフィンランドの、国民たちの上に圧し掛かる圧迫感を表していました。音程は下がるのに音量は増す…という指示によって、その圧迫感が作られていました。音量を小さくしたものと聴き比べると、小さくしたものはどこか物悲しげではありますが、圧迫感は感じられませんでした。
また次に現れる「闘争の呼びかけのモチーフ」では、金管楽器によって細かく刻まれるリズムの、一拍目に挟まれる休符によって勇ましさとファンファーレの爆発力を、そして「勝利に向かうモチーフ」では高揚感を生んでいました。

そして、「作曲するときにピアノはいらない。必要なのは自然と静けさだけだ」という言葉をのこしているシベリウス。豊かな自然の中で過ごした幼少時代、森で自然の音に耳を傾けた彼は、その音をヴァイオリンで奏でたといいます。心安らぐ旋律に、弦楽器に奏でさせているトレモロは、木々のざわめきや小鳥の囀り、そして流れる川のせせらぎを表しているのでしょうか。この部分で木管楽器が奏でる旋律には、後にフィンランド語の歌詞がつけられて「フィンランド賛歌」という名前でフィンランドの人々に“第二の国歌”とも呼ばれて親しまれているそうです。
このメロディ、休符や付点によってつくられた、フィンランド語によく使われる促音便(つまる音)に似た特長を持っています。そういうところで、フィンランドの人にとっては親しみやすく、また他の国の人々には新鮮で、なおかつ普遍性を感じられるものになっているという。
…源さんが言いたかったのは、オリジナルを貫くことが、老舗の看板を守っていく道だということではないか…と天出は推理するのでした。
後日、考えを改め今までの酒を造り続けることに決めた女将から手紙が届き、杜氏の源さんが、「ゲン・ハッキネン」という名前のフィンランド人であることが判明。シベリウスは圧制に苦しむ祖国を音楽で勇気づけ救った英雄。フィンランド人の源さん…いえゲンさんは、ぜひこの精神を女将に聴いて分かって欲しい、と思ったんでしょうね…。


天出臼夫…筧利夫
響カノン…黒川芽以
小樽もろみ…須藤理彩

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月19日 (月)

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』事件ファイル♯7モーツァルト「ピアノ協奏曲第20番」~悪魔のようなアイツ~

Amadeus今回は、モーツアルトのピアノ協奏曲。…だったんですが…寝てしまいまして(爆)。とりあえず、番組HPに載っていた紹介文を参考に、概要だけ…。

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』
事件ファイル#7モーツアルト「ピアノ協奏曲第20番」
~悪魔のようなアイツ~

テレサ・テンの「つぐない」って曲に似たクラシックの曲のことが、どうしても知りたいんです。
悪魔的と讃えられている名曲モーツァルト「ピアノ協奏曲第20番」
作曲された当時、音楽は宮廷や貴族のサロンでのBGMやパーティーの添え物として演奏され、聞く人を明るく幸せな気分にさせることが望まれていました。その中にあって、暗く不安な印象の短調で始まるピアノ協奏曲は非常に珍しかったのです。
第2楽章は一転してよく知られた美しい旋律。この叙情的な第2楽章に対し第1楽章と第3楽章は人間の激しい感情を描き出し、人の心を捉えてやみません。悪魔的といわれる「モーツァルト・ピアノ協奏曲第20番」の謎に迫ります。

天出臼夫…筧利夫
響カノン…黒川芽以
恋路ゆき乃…櫻井淳子

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月13日 (火)

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』事件ファイル#6 ドビュッシー「前奏曲集」~皿の上のミステリー~

Amadeusさて今回はドビュッシーのピアノ曲です。

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』
事件ファイル#6 ドビュッシー「前奏曲集」~皿の上のミステリー~

新しい芸術が次々と生まれた19世紀末フランス。美術の世界では印象派が、光や色彩をとらえた、新しい絵画を生み出したように、ドビュッシーも、自らの感性がとらえた音を、それまでの音楽的常識を打ち破り、色彩豊かな、叙情的な響きを生み出しました。多彩な響きによって、クラシック音楽に新たな地平線を開いたドビュッシー・前奏曲集の秘密に迫ります。


依頼人は、フレンチレストランのシェフ。開店以来閑古鳥の鳴いている店を立て直そうと、フランスでの修行時代の師匠に相談したところ送られてきたメニューの謎を解いてほしい、と天出を訪ねてきました。

送られてきたメニューとは次のようなもの。
            ↓
    前菜…風にそよぐ小船の帆
    スープ…亜麻色の髪の乙女
メインディッシュ…音とかおりただよう夕暮れ
    全てを鐘の音のごとく響かせよ 

このメニューを見た天出は、ピンとひらめきます。これはドビュッシーの「前奏曲集第一巻」のことを言っている、と。そこでシェフの作った料理を試食しながら、それぞれの曲が持つ特長から、師匠が伝えたいことを推理していくことに。

 まず前菜「2.帆」。全音音階による独特の響きで、浮遊感や終わらない感覚を表現しています。ドビュッシーはこの音階をパリ万博で耳にしたインドネシアの音楽をもとに思いついたのだとか。この曲から師匠の伝えたいことを考えると、常識や伝統にとらわれない斬新なものを作りなさいということだと、天出は推理するのでした。
 次はスープ「8.亜麻色の髪の乙女」。変ト長調のこの曲、7音で構成されるべきところを5音で構成されています。スコットランド民謡でも用いられる音階ですが、日本の演歌・民謡でもよく用いられる、日本人の耳にもなじんだ音楽。単純な響きから生み出される多彩な音楽。ここから天出は、料理には足し算ばかりではなく引き算も必要なのだ…というメッセージが込められていると推理します。
 そしてメインディッシュ「4.夕べの大気にただよう音とかおり」。音に表すことの難しい色彩や香りを、ドビュッシーは五感を研ぎ澄ませ、この曲の中で表現しています。ここから天出は、自分の感性を大切にしなさい、というメッセージを読み取るのでした。
 最後に書かれた「すべてを鐘の音のごとく響かせよ」=「10.沈める寺」。神によって沈められた寺の伝説をモチーフに書かれた曲。左手で奏でる低音部分は、ペダルづかいでひとつひとつの音が微妙に混ざり合って、なんとも言えない不思議な響きです。ここから、依頼人の師匠は「ひとつひとつの料理が斬新さ、シンプルな中にある奥の深さ、そして自らの感性を大事にした、素晴らしいものであることは当然として、そのひとつひとつに調和が取れて、統一性があることも重要である」ということ、そして、伝統や固定観念にとらわれず新しいものを生み出そうとする努力…修行時代の必死さを思い出しなさいという…「初心忘れるべからず」というメッセージを、依頼人に示して見せた天出でした。

…ドビュッシーが活躍した時代、美術・音楽をはじめとした芸術の世界では、“印象派”と呼ばれる人々が、自らの感性を形にするべく、それまでの伝統的なものの殻を打ち破る努力を惜しみませんでした。そんな人々の心意気を感じさせられる回でした。

次回はモーツァルトのピアノ協奏曲です。ついに天才モーツァルトの登場ですね♪(意味不明…)。


天出臼夫…筧利夫
響カノン…黒川芽以
飛石蔵人…梶原善

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月 7日 (水)

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』   事件ファイル♯5 シューベルト「弦楽四重奏曲ニ短調・死とおとめ」~八ツ橋村の怪文書~

Amadeusさて今回はシューベルト。なんだか…ちょっとおどろおどろしい感じ?

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』
事件ファイル♯5 シューベルト「弦楽四重奏曲ニ短調・死とおとめ」
~八つ橋村の怪文書~

大音量で奏でられる、第1楽章冒頭。忘れられない印象的な旋律。
そして、死神の出現を思わせる不気味な第2楽章のメロディー…。
作曲中に病に冒されたシューベルトは、死を直視し、究極の弦楽四重奏の傑作を生み出した。「死とおとめ」に秘められた彼のメッセージとは?

依頼人は、財政赤字に苦しむ村の村長さん。村がピンチに陥ったときにそれから救ってくれるとして代々村に伝わる「苦楽死箱(くらくしばこ)」があるものの、ひとりで開けるのはこわくて…と天出のもとを訪ねてきました。

これのどこが名曲探偵の仕事なのか?…ホラーじゃないのか?と思うところですが、なんとその箱の中にはクラシック音楽に関するメッセージが入っていたのでした。
そのメッセージとは「死とおとめを四つの弦で奏でよ」というもの。
“死とおとめ”…シューベルトの弦楽四重奏曲“死とおとめ”を聴けというメッセージだとして、そこにどんな意味があるのかを天出は探ることになります。

この曲、歌曲王として名前を知られるようになった矢先のシューベルトが、不治の病に冒されたことを知ったころに作られた曲。ちなみにシューベルトがかかった病は、今では治療で治る梅毒だったといわれています。

病に冒され絶望に沈む、ただただ暗い曲なのでは…と、その背景やタイトルから思ってしまいます。たしかに…第1楽章のめまぐるしく調の変わるところは、こわさ、不安を感じさせられます。
そして第2楽章。葬送行進曲を思わせるような、静かな…暗い鬱々とした、ほとんど動きのないメロディが、不安から絶望…というか、死の世界を想像しているような気もしました。

しかし、このあとに続く変奏部分では、暗く動かない戦慄に仄かな希望の光が見えてきます。そこからは、病に冒され死んでいくことを悲しみ、絶望するというよりも、生きていくことを考える、死に向かっていくことは変わりないけれど、それまでどう生きるか…というような自分の運命を受け入れよう、というような、ほんとに仄かな光、そして強い意思を感じることができます。

ここから見えてくる、苦楽死箱に託されたメッセージの意味とは何でしょう。
打ちひしがれ、絶望するばかりではなく、その状況を受け入れて、そこに何か希望を見出せないか考えてみなさいってことでしょうか。
どん詰まりの状況を受け入れるということは、そこに留まって沈み込むことではなく、そこで出来うる限りのことをするということなのでしょう。

そんな希望を持って、探偵事務所をあとにした村長さんでしたが…、後日送られてきたのは探偵料の現物支給、「死とおとめ饅頭」。すごいネーミングですけど…それ自体がもう、村の危機的な状況を受け止めて、どこか開き直った分かりやすい部分なんでしょうね。

次回はドビュッシーの前奏曲集です。ちょうど、藤原道山さんがドビュッシーのフルート曲を尺八で演奏されたのを聴いたばかりなので、これはピアノ曲なので全く関係ないとは分かっていても、ドビュッシーと聴くだけでなんだかドキドキします(なんか変ですね…)。


天出臼夫…筧利夫
響カノン…黒川芽以
八橋弦太郎…佐藤正宏

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月29日 (火)

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』事件ファイル♯4チャイコフスキー「交響曲第6番」~遺された楽譜の謎~

Amadeus_2今回はチャイコフスキー最後の交響曲。

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』
事件ファイル♯4
チャイコフスキー「交響曲第6番」~遺された楽譜の謎~

「白鳥の湖」「眠りの森の美女」などのバレエ音楽や「ピアノ協奏曲第1番」などで知られるロシア最高の作曲家・チャイコフスキー、最後の交響曲、それが「交響曲第6番“悲愴”」。この曲の完成から二ヶ月、自らの指揮で初演してからわずか9日で、チャイコフスキーはこの世を去ってしまったのでした。
聞く者すべての心を深く揺り動かすチャイコフスキーの驚異の作曲技法、その全てが明らかに…?

依頼人は、主人に先立たれた女性。クラシック音楽ファンだった夫の持ち物の中から、「l君に贈る」と書き込みのある楽譜を発見。その楽譜とはチャイコフスキー「交響曲第6番“悲愴”」。“君”というのがいったい誰なのか、そして夫には何の目的があったのか知りたいと、天出のもとを訪ねたのでした。

楽譜を調べ始めた天出たちは、楽譜にたくさんの書き込みがされていることに気がつきます。まずは指示記号。速度・強弱・表現などの指示に赤丸がつけられていました。チャイコフスキーは指示記号を多く用いたことで知られているそうですが、出来るとか出来ないとか、そういうことは関係なしに非常に細かな…デジタルな感覚での強弱の指示がされていたり…表現したいことをいっぱいいっぱい楽譜に書き込んだんでしょうね。
そして、所々にある蛍光ペンでのマーク。これは第一楽章第二主題の登場シーンにつけられていることが分かります。この主題が登場するたびに変化して、その響かせ方で心の揺れを表現していることがわかります。
こういった曲を作った背景には、チャイコフスキーが金銭的援助を受けていたメック婦人(未亡人)との文通が鍵を握っているようです。彼女からは多額の年金を約束され、それが14年間も続いたにも関わらず、いちども会うことなく手紙のやり取りのみで繋がっていたのだそう。しかし、婦人から突然手紙のやり取りをやめたいという申し出があったことが、この交響曲に影響を与えていると思われるのです。
しかし同時にこの曲には、終曲の暗い奈落を思わせるフィナーレに、絶望ではなく、全てを浄化する何もない世界を感じさせられ、もしかすると、この楽譜を残した依頼人の夫は「悲しんでばかりではなく、前に進んで欲しい」という妻へのメッセージを込めたのではないかと…。それにしては依頼人、やけにパワフルにも見えましたけど…(苦笑)。
暗い曲調=悲しみと絶望だけではない、さまざまな感情・状況描写を感じさせられました。

次回はシューベルトの弦楽四重奏曲。あの有名な推理小説をもじったような名前の村が登場するようです…。ちょっと怖いかも?

天出臼夫…筧利夫
響カノン…黒川芽以
千葉しずか…根岸季衣

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月22日 (火)

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』事件ファイル♯3バッハ「ゴールトベルク変奏曲」~わたしは上司に殺される!~

Amadeusさて今回はバッハのピアノ曲にひそむ魔力!

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』
事件ファイル♯3
バッハ「ゴールトベルク変奏曲」
~わたしは上司に殺される!~

バッハが、不眠症の伯爵から依頼を受け作曲したこの「ゴールトベルク変奏曲」。
主題のアリアと同じ低音部のパターンが、続く30の変奏で繰り返されます。同じコード進行なのに全く違う印象を与える変奏の数々は、多くの演奏家を魅了してきました。
…いったん聞き出したら止まらない、この曲の魔力とはいったい何なのか?

今回の依頼人は、上司に殺される!と怯えるサラリーマン。上司である女性課長に聴かされたバッハの「ゴールトベルク変奏曲」を聴いているうちに不眠症になってしまい、これは課長が自分を殺そうとしているのだ!と天出のもとを訪れたのでした。
「ゴールトベルク変奏曲」は、バッハが不眠症の伯爵から依頼されて作った曲。“ゴールとベルク”はその伯爵専属のピアノ弾きの名前だそうです。
不眠症の人のために作られた曲なのに、なぜ彼は不眠症になってしまったのか…という謎に、天出が挑みます。
冒頭のアリアから30の変奏を経て、最後にまたアリアに戻る…というのがこの曲の構成。アリアの心安らぐメロディのなかに登場するトリル(音符には表されていない、音の飾りの部分)が華やかさと、そしてハッとさせられるような緊張感をもたらしていることに気づくことができました。トリルを入れたときと入れないとき、聴き比べるとだいぶ違うんだなってことがわかりました。トリルがないと、なんかもったりしてるっていうか、物足りないっていうか…そんな感じ。
そして、続く30の変奏は特徴によって3つのグループに分かれていて、しかもそれがある一定の順番で繰り返されていることが分かってきます。第1のグループではメヌエット調・舞曲風など、共通のモチーフを様々に展開していますが、低音部の旋律はずっと同じであるということから、脳に対する引き込み現象があるのではないか、という説(茂木健一郎さん)も紹介されました。
また第2のグループでは高度なテクニックの追求が行われることによって聴く側に高揚と感動をもたらし、第3のグループではカノン(旋律の追いかけっこ)が繰り返されますが、このカノンが登場するたびに、追いかける旋律の音がずれていきます。1度ずれたものの次は2度、その次は3度というように。
この3つのグループが繰り返されることによって、小さな世界がたくさん作り出され、それが全体を通してみると大きな世界が作り出される…そんな壮大な世界がこの曲に詰まっていたのでした。
結局のところ、依頼人の彼にこの曲を聴かせた上司は彼を不眠症で殺そうとなどしておらず(まぁ当然ですけど…)、広い世界を見せたい、というようなエールを送るつもりだったのだろう、というのが天出たちの辿りついた答えだったという。まぁ殺人(未遂?)事件でなくて何よりでした(笑)。

さて次回はチャイコフスキーの交響曲第6番“悲愴”。ひどく心を揺り動かされることになりそうな予感。

天出臼夫…筧利夫
響カノン…黒川芽以
尾治としのり…尾美としのり

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月14日 (月)

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』事件ファイル♯1ブラームス「交響曲第4番」~愛妻はどこへ消えた?~

Amadeus_2

ミステリードラマ仕立てのクラシック番組、第二回です。

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』
事件ファイル♯2
ブラームス「交響曲第4番」~愛妻はどこへ消えた?~

老齢に差し掛かったブラームスが、その人生を振り返り噛みしめるように書いた、たそがれのシンフォニー。いぶし銀にも似た重厚な響きに隠された、人間ブラームスの真の姿とは?誰も知らなかったブラームスの謎を解き明かす!?

依頼人は、ある日突然妻が居なくなってしまった!という男性。妻の残した意味不明な言葉「ブラ4」が、どうやらブラームスの交響曲第4番のことらしい、と知り、天出のもとを尋ねてきた模様。
たしかに…クラシックに詳しいというか、興味のある人でなければ「ブラ4」て言われても何が何やら…ですよね。それでも最近は「のだめ」の影響もあって「ベト7」(=ベートーヴェンの交響曲第7番)とか「ブラ1」(ブラームスの交響曲第1番)みたいな言葉もちょっとだけ、市民権(?)を得てきた気もしますが…。
さて…今回取り上げられた、ブラームス最後の交響曲、第4番。このメロディが“ため息のモチーフ”というのは初めて知りました。というか、ちゃんと聴くこと自体が初めてだったかも…。モーツァルトの交響曲第40番にも使われているこのモチーフ、本来は2度下がるものを3度下げることによって、より深いため息を表していたとは。
また、6度または8度上がっている音についても、その上がっているほうの音をオクターヴ下げると3度下がっていることになる、という部分はさらに驚きでした。ブラームスって…勝手なイメージですけど、そういうのをしなさそうっていうイメージがあって。ちょっとだけ、ブラームスに対するイメージが変わったかも。

さて、次回はJ.S.バッハの「ゴールトベルク変奏曲」。バッハ!バッハも良いですよね。バロックって、聴きだすとはまっちゃう魔力があります。次回も楽しみです。

天出臼夫…筧利夫
響カノン…黒川芽以
大西治…日野陽仁

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 7日 (月)

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』   事件ファイル♯1 モーリス・ラヴェル「ボレロ」 ~謎の高校生失踪事件~

Amadeusなんか、面白そうな番組を見つけました。最近、NHKのドラマばかり見ているような…?

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』
事件ファイル♯1
モーリス・ラヴェル「ボレロ」~謎の高校生失踪事件~

“オーケストラの魔術師”と言われたモーリス・ラヴェル。その最高傑作「ボレロ」は、同じリズム、同じメロディが延々と繰り返されるだけというこれ以上ないシンプルな構成にもかかわらず、発表直後から大評判となり、今日に至るまで世界中の人々に親しまれてきました。しかしそこには、聞くものを魅了してやまないラヴェルのトリックが潜んでいたのでした…。

ラヴェルの「ボレロ」、かなり好きな曲というか…自分的には、クラシック音楽を意識するようになった、最初の曲なので、すごく興味深い内容でした。
ストーリーとしては、高校の教頭先生が、間近に迫った吹奏楽部の演奏会を前に、小太鼓奏者の部員が居なくなってしまった!と名曲探偵・天出臼夫のもとに駆け込んできます。と言うところから、なぜ部員が居なくなってしまったのか?という謎を解くため、この曲にラヴェルが仕掛けた様々な“トリック”を明らかにしていくというもの。
私が今まで持っていた知識としては、様々な楽器のソロを経てラストまでクレッシェンド(だんだん音が大きくなっていく)ということ、そして2つのメロディが繰り返されていく、ということくらいだったでしょうか。
たしかに…2つのメロディが繰り返されるシンプルな曲なんですけど…そこに、そのシンプルさゆえに、それぞれの楽器のもつ特徴を知り尽くし、その演奏する音域によって表情・変化をつける“トリック”を用いていました。音を出しやすい音域ではなく、わざとそれよりも高い音で演奏することによって得られる、ファゴットの憂いを帯びた音色、そしてトロンボーンの甘い艶のある音色。そしてピッコロとホルンによって違う調で演奏して倍音効果を狙った部分など…シンプルで親しみやすいなかに飽きさせない工夫がたくさんあることが分かって、面白かったです。
また、作曲家・千住明さんやN響奏者の方たちがこの曲について話す部分も楽しめ、ラストでは実際にN響の演奏が聴けたのも良かったです。色々な“トリック”が隠されていると思うと、今までとは違った緊張感を持って見て聴きました。この曲最大の難関といわれるトロンボーン・ソロ、固唾を呑んで見守ってしまいました…。
さて、次回はブラームスの「交響曲第4番」にまつわる事件だそうです。そちらも楽しみです♪


天出臼夫…筧利夫
響カノン…黒川芽以
吹田奏子…キムラ緑子

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月 8日 (金)

買おうか…買うまいか…(今週のMステ)

きょうは久々にミュージックステーションを見ました。お目当ては最近気になって仕方ない玉木宏くん。今週発売になった新曲『踊ろうよ』は7枚目のシングルだそうです。
今まで気になる俳優さんがいたとして、そしてその人が音楽活動していたとしても、あまり興味もなかったんですが…今回の玉木くんに関しては、ちょっと気になってしまってます…。
Danceオフィシャルサイトにアクセスしたときにこの曲が流れてて、それからなんか、サビのところが耳から離れなくなってて…CD買ってしまいそうな勢いです(つまりまだ買ってない…)。でもほんと、かなり本気で買おうかどうしようかと悩んでいるところだったり。
今回のシングルは通常盤のほか、DVD付盤とフォトブック付盤があるそうで…買うとなると迷ってしまいますね(写真は通常盤のジャケット)。
番組内では、玉木くんがゴルフ練習場でアルバイトしていたときにタモリさんに会ったことがあるというエピソードなどがあったりして…トークもなかなか楽しかったです。
そして今回、スキマスイッチの大橋さんがソロ初出演ということで、玉木くん出演のユーキャンのCMで使用されている『はじまりの歌』も聴けて、この曲を聴くと玉木くんの顔が浮かんでくるくらいになってたので、そちらも嬉しかったです。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年1月12日 (土)

萬斎さんin土曜スタジオパーク

Kuramatengu来週木曜日から放送が始まる、野村萬斎さん主演の時代劇ドラマ「鞍馬天狗」。きょうはそれに先駆けて「土曜スタジオパーク」に野村萬斎さんが出演されるということで、楽しみにしてました。

ドラマのストーリーや見どころなどが紹介されて、それを見ただけでもうカッコいい萬斎さんがいっぱいで…来週からのドラマの放送がたのしみになりました。撮影の裏話なども楽しかったです。鞍馬天狗の頭巾のことを「イカみたいな…」と言っていたのが面白かったです…(笑)。その頭巾、萬斎さんなりの色々なこだわりがあるそうで…番組の紹介で少し見ましたが、なかなかカッコよかったです。

また後半は、狂言師としての萬斎さんの姿も色々と見ることが出来ました。…まぁこの辺で紹介された映像は、前にNHKで放送されたドキュメンタリーでも見たことがあったんですけども、それでもやっぱり、幼い頃の萬斎さんだとか、自分の息子さんに厳しく稽古をする萬斎さんだとかが見られるのは見られるのは嬉しいものです。

ドラマの放送が楽しみになりました♪


木曜時代劇「鞍馬天狗」
1月17日(木)夜8時~(NHK総合)
出演:野村萬斎、京野ことみ、緒形直人、杉本哲太、石原良純 ほか

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月31日 (月)

今年観た映画まとめ!

今年も頑張って(?)たくさんの映画を観ました。
このブログをはじめてから毎年毎年、数が増えてますが…今年分のまとめを。

 日本のもの…69作品(うち映画館50作品)
 海外のもの…58作品(うち映画館36作品)
    合計……127作品(うち映画館86作品)

日本のものは映画館で観ている数が多いんですが、海外のものは続編を観るための予習にDVDとかテレビで見ることが多かったり、あとは今まで海外のものを映画館などで見てこなかったので、そのぶん今になって「あぁこれ見たいなぁ」と興味の出てきたものが多かったのかなぁと。その中でもとくに、韓流のものが結構増えたなと。
世間が日本映画ブームになっているわりに、私自身は海外のものにも目が向き始めた1年だったなぁという感じで…自分では今まで流行りものとかに流され易い人間だと思ってたんですけど、意外にも天邪鬼だったのかなぁと再認識した年でもありました。


今年観た映画インデックス
※タイトルからこのブログ内の感想記事へリンクしています。

映画館で観た映画

日本のもの(※印は舞台挨拶つき上映)
海でのはなし。
シネマ歌舞伎 京鹿子娘二人道成寺
それでもボクはやってない
幸福な食卓
どろろ
ヨコハマメリー(ヨコハマ映画祭)
バブルへGO!!タイムマシンはドラム式
叫(さけび)
バッテリー
アルゼンチンババア
さくらん
青き狼~地果て海尽きるまで
アンフェア the movie
蟲師
子宮の記憶
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
フリージア
しゃべれどもしゃべれども
ユメ十夜
松ヶ根乱射事件
眉山
パッチギ!LOVE&PEACE
神童
キサラギ
舞妓Haaaan!!!
憑神
サイドカーに犬
ラストラブ
アヒルと鴨のコインロッカー
赤い文化住宅の初子
HERO
Life~天国で君に逢えたら
殯(もがり)の森
クローズド・ノート
クワイエットルームにようこそ
自虐の詩
象の背中
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
犯人に告ぐ
ALWAYS続・三丁目の夕日
オリヲン座からの招待状
恋空
めがね
ミッドナイトイーグル
やじきた道中てれすこ
椿三十郎
マリと子犬の物語
スマイル 聖夜の奇跡

海外のもの
硫黄島からの手紙
敬愛なるベートーヴェン
幸せのちから
リトル・ミス・サンシャイン
マリー・アントワネット
墨攻
ホリデイ
ナイトミュージアム
パフューム~ある人殺しの物語
サン・ジャックへの道
バベル
主人公は僕だった
クイーン
不都合な真実
パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
300(スリー・ハンドレット)
プレステージ
女帝
初雪の恋~ヴァージン・スノー
レミーのおいしいレストラン
魔笛
オーシャンズ13
ダイ・ハード4.0
ミス・ポター
街のあかり
長江哀歌
幸せのレシピ
大統領暗殺
恋とスフレと娘とわたし
パーフェクトストレンジャー
ファンタスティック4-銀河の危機
ボーン・アルティメイタム
厨房で逢いましょう
アイ・アム・レジェンド
俺たちフィギュアスケーター
ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記


DVD・テレビで見た映画

日本のもの
死に花
かもめ食堂
変身
日本以外全部沈没
明日の記憶
紅の豚
天空の城ラピュタ
花田少年史 幽霊と秘密のトンネル
笑う大天使
(ハル)
missing pages
ハチミツとクローバー
素敵な夜、ボクにください
イヌゴエ 幸せの肉球
マルサの女
マルサの女2
ミンボーの女
スーパーの女
マルタイの女

海外のもの
ガン&トークス
達磨よ、遊ぼう!
達磨よ、ソウルに行こう!
インファナル・アフェア
オペラ座の怪人
風の伝説
ライアー・ライアー
春が来れば
ダンサーの純情
グッドナイト&グッドラック
プライドと偏見
小さな恋のステップ
天軍
プラダを着た悪魔
王と鳥
そして、ひと粒のひかり
トンマッコルへようこそ
ローマの休日
家門の危機
ロストロポーヴィチ 人生の祭典
ファンタスティック4-超能力ユニット
ボーン・アイデンティティー
ボーン・スプレマシー


…最初、タイトルだけ並べてリンクは作らないつもりだったんですけど…やっぱり記事を探す方には、それは不親切かなぁと。
それから、DVD・テレビ編の最後にリンクの貼ってない作品が数作ありますが、つい最近NHK衛星第二でやっていた伊丹十三監督特集で毎晩見たものの、感想記事にする時間がなかったものです。そのうち感想を書くかもしれませんが…いまのところは放置(笑)。読みたいという方がもし万が一いらっしゃいましたら、リクエストください。
どの作品が良かったとかいうことに関しましては、年明けにでも、毎年投票している「日本インターネット映画大賞」に向けての記事を書こうと思いますので、もうしばらくお待ちいただければと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年12月25日 (火)

Salon de のだめ

Salondenodame先週末は2日間東京にいました。
で、欲しいお菓子があって新宿伊勢丹に立ち寄ったんですが…エスカレーターのところで、あるポスターを発見。
それは「Salon de のだめ」。
昨年秋からフジテレビ系で放送されたドラマ「のだめカンタービレ」のスペシャルドラマが1月4日・5日に2夜連続で放送されるのに合わせて、新宿伊勢丹本館地下2階のBPQCカフェにて「のだめカンタービレ」にちなんだメニューが用意されています。
全然知らなかったのに、たまたま出かけたらやっていたなんて…ラッキーでした。
写真は、私が食べた千秋先輩の作った本格カレー。ルーはもの凄く辛いというわけでもないですが、スパイスが結構効いていてピリピリしました。みじん切りなのか、すりおろしたものかは分かりませんが、細かい玉ねぎがルーの中に入っていて、不思議な舌触りでした。
写真の奥のほうに写ってますが、ドリンクのトレーに敷かれていた紙やコースター、紙ナフキンもマングースやのだめが描かれていて可愛かったです。
…もちろん、汚さないよう、折り曲げないよう、大事に持って帰りました(笑)。

Salon de のだめ
 新宿伊勢丹地下2階BPQCカフェにて、1月5日(土)まで。
  新宿伊勢丹HP

2夜連続ドラマスペシャル「のだめカンタービレ in ヨーロッパ」
 フジテレビ系にて、1月4日(金)・5日(土)夜9時より放送。
  ドラマ「のだめカンタービレ」HP

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年11月 9日 (金)

映画『ボーン・スプレマシー』onTV(金曜ロードショーにて)

Bournespこの間、これの前のを日曜洋画劇場で見て…これはDVD借りようかなぁと思ってたら、こっちもテレビでやると知って見ました。レンタルしなくて良かった…(笑)。

映画『ボーン・スプレマシー』
(金曜ロードショーにて)

ベルリン。CIAの諜報員たちは、内部で起きた公金横領事件を調べている最中、何者かに襲撃され関係資料を奪われてしまいます。
一方、2年前の壮絶な逃走劇から生き延びたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は、その時に出会った恋人マリー(フランカ・ボランテ)と人目を避けて暮らし、新しい人生を歩んでいますが、彼は未だ夢にまで出るほど過去の記憶に苛まれていました。
そんなボーンをつけ狙う一人の影…。同じ頃、CIA本部ではベルリンの事件で採取した指紋を照合し犯人を特定、そこにはボーンの名が浮上し…。

この前作である『ボーン・アイデンティティー』の2年後の物語です。
いきなり(でもないけど)ドキドキするカーチェイスが繰り広げられ、「おぉ?」とひきつけられます。インドっていうのがなんか、自分を追う色々なものから逃れて“ひっそり暮らしたい”っていうボーンやマリーの思いというか…切実さを感じさせられました。
また、ボーンの記憶喪失の部分がだんだんと明らかになっていって、結構痛々しいというか、悲しい展開にもなっていきます。で…今週公開の『ボーン・アルティメイタム』に繋がっていくんだろうな?って感じの終わり方になってます。
さぁこれで、心置きなく(?)映画館で新作を楽しめそうです。いつ観に行こうかな…。

| | コメント (0) | トラックバック (5)

2007年11月 8日 (木)

映画『ボーン・アイデンティティー』onTV(日曜洋画劇場にて)

Bourneid日曜日に見ました。新作が公開になったら映画館で観ようと思っていたので、予習のために。

映画『ボーン・アイデンティティー』

ある嵐の夜、イタリアの漁船が洋上に漂う意識不明の若い男。引き上げられたその男の背中には弾痕があり、皮下にはマイクロカプセルが埋め込まれ、それにはスイスの銀行の口座番号が印されていたのです。男はなんとか息を吹き返しますがが、記憶を失っており自分の名前も分からない状態でした。
数週間後、彼は身元の唯一の手掛かりであるスイスの銀行に向かう。その貸金庫の中身はジェイソン・ボーン名義を含め6ヵ国のパスポートや大金、そして拳銃。やがて暗殺者たちに狙われ始めた彼は、偶然出会ったマリーの協力を得てパリへと向かうのですが…。

アクションシーンだったりカーチェイスだったり…、かなり派手で見ごたえがあるというか、ドキドキさせられました。記憶喪失で自分が誰かも分からないのに、そう植え込まれた知識(?)みたいなので動いていく…のがなんだか不思議な感じがしました。
この間「ビストロSMAP」にマット・デイモンがでていて、このときに慎吾くんがこの映画を見たときに、ボーンのアクションシーンを思い出しながら「ああやって、こうやって…」と自分で色々やってみた、みたいなことを言ってましたが、確かにそういうの、やりたくなっちゃうかも…と思いました。スイスの銀行でのシーンは、そんな感じのドキドキと、アクションのかっこよさに引きつけられました。
そして明日、日テレ系の「金曜ロードショー」では2作目の『ボーン・スプレマシー』を放送するそうです。これで、映画館に新作を観に行けます。新作『ボーン・アルティメイタム』は今週末、11月10日から全国で公開になります。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2007年11月 7日 (水)

納豆巻きの秘密

Sky24ここ2回ほど見られなかったドラマ『働きマン』を久々に見ました。このドラマって登場人物がカメラ目線で喋るっていう、他にはあまりないシーンがありますよね…見慣れてないからか、やっぱり不思議な感じ。

今回は、カメラマンの菅原さんがメイン(?)で、松方さんと一緒にハリウッド俳優とミュージシャンの不倫の現場を張り込みしています。原作では確か、女子マラソンの選手とコーチの不倫、だったと思いますが…。
ゴシップネタをスクープするために張り込みをする、それを必ずしも良いことだと思ってやっているわけではなく、誰かがしなくちゃいけないからやるんだという…そのあたりに、色々と考えさせられました。
人間誰しも働くなら、自分が望むこと、理想とすることを仕事にしたいと思うでしょう。けれど、みんながみんな自分のやりたいことを主張して、やりたいことだけをやっていたら会社とか部署とかそんな小さな単位だけじゃなくて、社会全体が回っていかないですよね…。
もちろん、向き不向きとかあるので無理はいけないですけど、どこかで、自分の生活が今あるのはどこかで誰かが支えてくれているんだと思うことは大事だなぁと思います。

さて…今回も松方さんは納豆巻きを食べています(笑)。でも、大豆イソフラボンは過剰摂取するとあまり良くないんだそうです。…まぁ納豆巻きに使われているくらいの量だったら大したことなさそうですけどね。
ちなみにどうでもいいことですが、私は納豆巻きに使う納豆はひきわり納豆が理想です。
ほんと、どうでもいいけど…(苦笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月26日 (水)

お巡りさん

Remits2TBSで放送していた「警察24時」を見ました。全国各地での様々な出来事に奔走する警察官を追いかける、おなじみの番組。このなかで、考え事をしながら歩いていて、橋と道路のすきまから川に転落した男性が出てきて…なんか自分もいつかやっちゃいそうで怖い、と思いました(笑)。
また、免許取りたてのドライバーが小学生をはねてしまった交通事故は、事故に遭った小学生やそのご家族は、もちろん大変な思いをされたでしょうが、毎日車を運転する身としては、交通事故を起こしてしまい泣き出してしまったドライバーの様子から、動揺とか…そういうものも身に沁みて分かってしまって…、なんだか辛くなりました、自分の不注意によって人を傷つけないために、安全運転を心がけないとなぁと身の引き締まる思いでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)