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おしらせ

  • 2007.1.23
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おさんぽクマさん春の庭

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2007年春の訪れ

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ほんだな

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2019年6月 6日 (木)

ねじれた家

Nejiretaienovel 

映画を観る前に。

アガサ・クリスティー
「ねじれた家」

巨額の財産を持つ老人が毒殺される事件が起こり、遺産問題、人間関係などそれぞれに動機のありそうな家族の人々のなか、本当の犯人は誰なのか…というお話。
犯人の正体は、現代の感覚からいえば、ものすごく意外だったり騙された!という感じではなかったかもしれませんが、家族であればどこにでもあるような他愛ないエピソードや、犯人とは…という一般論が実は真犯人をちゃんと指し示しているところなんかは、さすがというかニクいというか。
映画を観に行くための予習として読みましたが、ねじれた家という舞台や登場人物がどんなビジュアルで描かれているのか、観るのがとても楽しみです。

2019年6月 4日 (火)

平家物語を歩く

Heikemonogatariwoaruku

文学と旅

日下力(監修)
「古典文学に出会う旅
平家物語を歩く」

「平家物語」の舞台と登場人物のゆかりの場所を文章と写真で紹介する本。
NHK-Eテレの「100分de名著」で平家物語を取り上げていたので、何かそれにちなんだ本を…ということで手に取りました。
旅に出て、物語の世界に浸りたくなりました。そういう旅がしてみたくなりました。
この本にも少し載っていましたが、平家の落人が住んだ場所だと伝わる土地って、本当に全国各地にあるんだなあと思い、この時代の人々に
とって、それだけ平家という存在は大きくて、しかもその平家があっという間に権力の座から転落したことは衝撃だったのかもしれないなあと思いました。そして、滅亡から数十年後にこの物語が書かれた背景もなかなか興味深いものがありました。

2019年6月 3日 (月)

100分de名著「平家物語」

Heikemonogatari100pun201905

2019年5月の課題。

100分de名著
「平家物語」
解説:安田登

NHK-Eテレの「100分de名著」のテキスト。
もちろん名前も、なんとなくの内容も知っていて、大河ドラマ「平清盛」も見ていたというのに、実は「平家物語」のことをよく知らなかったなあ…とあらためて思いました。
ちゃんと知らないがゆえに、「平家物語」のなかでいう「驕れる者」とは平家の人々のみを思い浮かべていたのですが、まずは貴族の人々がそうだったのだ、というところにまずハッとし、清盛をはじめとした平家の人々はもちろん、木曽義仲とか義経、頼朝についても詳しく知る良い機会になりました。
放送では、解説の安田登さんによる朗読、塩高和之さんの琵琶の演奏も楽しめて贅沢な時間で、これまでに何度か能を観る機会はあったのですが、いま観たらもっとさらに楽しめる気がしています。

2019年5月23日 (木)

秘密③

Himitsu3

秘密シリーズ③

清水玲子
「秘密」第3巻

解析した脳からは、動物の着ぐるみによる撲殺シーンが。そこから浮かび上がる事件とは。
第九が捜査する事件はどれも生々しく救いがない、そんななかでもメンバー自らのうっかり発言が原因で、薪の言動に振り回されてるのがなんだか微笑ましいところもあります。
そして、第九でMRIスキャナーにかけるという捜査手法があるからこその展開(見させないorあえて見るように仕向ける)があるのは結構興味深くて、人それぞれの闇の部分が怖い反面ついつい夢中で読んでしまうところでもあります。

2019年5月22日 (水)

秘密②

Himitsu2

秘密シリーズ②

清水玲子
「秘密」第2巻

後輩の天地が巻き込まれた事件に関わることになった青木。その顛末は、なんとも切なくやるせないものがありました。
そして死刑囚死刑執行とその脳から取り出された記憶をきっかけに新たな展開が…。
青木が「まだ見るべき脳がある」と言って見た脳の記憶は…、真っ直ぐに大好きで大切な存在をいつも見ていて。美しく幸せ過ぎるだけに最後が辛いです…。
事件関係者の取り調べや裁判は第九の仕事ではないからこのお話はこれでおしまいなのか、この人や事件はまだ登場するのか、気になるところです。

2019年5月21日 (火)

秘密①


Himitsu1 

秘密シリーズ①

清水玲子
「秘密」第1巻

死者の脳に残された映像を取り出すMRIスキャナーによって行われる事件捜査のお話。
まず始めはその第1号となったアメリカ大統領の事件から。そして舞台は日本へ。
事件に関わった人の、しかももう自分で語ることのできない人の見たものを知ることができれば、事件を解決したり解明する手助けになるものの、知らなくてもいいことまで知ってしまうのは、そして、自分の死後にそうやって人に知られたりするかもしれないと想像してしまうのは、精神的には厳しいものがあるなあ…とも思います。
読む順番を間違えてしまい、エピソード0の1巻で薪と鈴木の出会いを先に読んでしまっただけに辛い部分もありつつ…、今後の薪と、新人の青木が関わる事件を読み進めていこうと思います。

 

 

2019年5月16日 (木)

きずなー信太郎人情始末帖

Kizuna

シリーズ4作目。

杉本章子
信太郎人情始末帖
「きずな」

主人公・信太郎とおぬいの件よりも先に、貞五郎と小つなに急展開のこの巻。
貞五郎との今後に思いを巡らす小つなの心情を思うとき、そこには、信太郎とのことを思うおぬいの心情をも描かれているのが、また…ぐっときてしまうところです。
そんなわけでこの巻は小つなとおぬいの視点のお話があり、このふたりのそれぞれのかっこよさに惚れ惚れさせられました。
そして…信太郎とおぬい、そして信太郎の妹・おゆみの恋の行く末を握る、信太郎の父・卯兵衛。この人がずっといてくればすべてうまく行く気がしていたのに、こんなことになるとは…。
早すぎる展開です…。最後、涙が止まりませんでした…。この先どうなるのか、気になるところです…。

2019年5月14日 (火)

金の魚

Kinnosakana

表紙とタイトルに惹かれて。

A.プーシキン(作)/V.ナザルーク(絵)/みやこうせい(訳)
岸田今日子・Y.ノルシュテイン(朗読)
「金の魚」

海へ魚を捕りに行ったおじいさん。網にかかった金の魚は、「助けてくれたらなんでも好きなものをあげる」というのです…。
最初は金の魚の申し出を断りながらも、その話を聞いて、どんどん欲深くなっていくおばあさんの要求に、とんでもないと思いながらも断れず海へ出かけて金の魚を呼ぶおじいさんがもどかしく、おじいさんが海を訪れる度に荒れ模様になっていく海の様子が恐ろしかったです。
この本は朗読CDつき。日本語は岸田今日子さん。おじいさんのところがほんとにおじいさんらしくて、素晴らしかったです。そして、ロシア語はアニメーション監督のユーリー・ノルシュテインさん。ロシア語は全く分からないのですが抑揚が心地よかったです。
装丁も美しく素敵な本でした。

2019年5月10日 (金)

パーマネント神喜劇

Pamanentshinkigeki

おもしろ神様。

万城目学
「パーマネント神喜劇」

縁結びの神様と、その周りの神様と、それから人間たちの、悲喜交々なお話。
神様たちがなんとも人間ぽくて親近感あって読みやすくて面白かったです。
代表的な万城目さんの作品とは少し雰囲気が違う気もしましたが、いつもの生活や、ありふれた風景のすぐ近くに、ちょっと不思議な世界が広がっているかもしれない…というところでは、同じ雰囲気もあるのかな…とも思いました。

2019年5月 8日 (水)

目覚めよと彼の呼ぶ声がする

Mezameyotokarenoyobukoegasuru

エッセイ集。

石田衣良
「目覚めよと彼の呼ぶ声がする」

石田衣良さんが1998〜2005年に新聞・雑誌などに書いたエッセイをまとめた本。
いつも小説を読んでいて感じる、石田衣良さんの文章のうまさとか品の良さとか、小説ではない素の文章をまとめて読んでみて、それがなぜ生まれてくるのか、分かったというとおこがましいのですが、なんとなく感じられる部分があった気がしました。
恋愛がテーマの章や朝日新聞の時評のなかに一部分、うーん…こんなこと書いて大丈夫ですか?と思ってしまったものもあったのですが、他は楽しく読めました。
そして、エッセイのなかで取り上げられていた藤沢周平さんの「用心棒日月抄」と田村隆一さんの詩集を読んでみたくなりました。

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