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おしらせ

  • 2007.1.23
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おさんぽクマさん春の庭

  • わーい
    春の陽気に誘われて、クマさんもおさんぽしてみました。

2007年春の訪れ

  • 綿帽子
    2007年、春の風景を集めてみました。

ほんだな

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2019年12月25日 (水)

くるみ割り人形

Kurumiwariningyo

クリスマス読書③

作:E.T.A.ホフマン 絵:サンナ・アンヌッカ
訳:小宮由
「くるみ割り人形」

お父さんからもらったクリスマスプレゼントのくるみ割り人形をとても気に入ったマリー。
しかし兄のフリッツに壊されてしまい、その夜マリーはとても不思議な体験をする…というお話。
バレエ作品としての「くるみ割り人形」でのあらすじはなんとなく知っていましたが、それよりもだいぶ複雑で、前後のお話が付け足されているなあという印象でしたが、とても面白かったし、シンプルな線や図形の組み合わせでデザイン性の高い挿絵が素敵でした。
ところで…ラストがハッピーエンドではあるものの、なんとなくモヤっとするというか…。その前の段階として、マリーが口数少なく夢想がちになって、「小さな夢見がちやさん」と呼ばれるようになっているところも気になるところです。

2019年12月24日 (火)

思いがけない贈り物

Omoigakenaiokurimono

クリスマス読書②

作:エヴァ・ヘラー 絵:ミヒャエル・ゾーヴァ
訳:平野卿子
「思いがけない贈り物」

クリスマスイブの夜、プレゼントを配り終わったサンタクロースの手元に残った人形。その人形をもらうべき子どもをさがすお話。
インターネット、テレビ、ゲームなどが登場したりして、かなり現代的な感じ。それがまた、自分の日常と背中合わせにこんな不思議なことが起こっているかも…?というワクワクを感じさせてくれました。
サンタクロースが衣装(仕事着?)を脱ぎ捨てて電話してる挿絵が、普通のおじいさんみたいで、なんとも親しみやすい人間らしさに溢れていて心惹かれました。

2019年12月23日 (月)

人魚姫

Ningyohime 

クリスマス読書①(あまりクリスマス関係ないかも…)

作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
訳:長島要一 画:ジョン・シェリー
「あなたの知らないアンデルセン 人魚姫」

人間の王子に恋をした人魚姫のお話。
生まれ育った海、家族と別れ、声を失い、歩くたびに鋭い痛みを覚え血を流す。そんな苦しみを抱えても貫く王子への思い。
人間の姿になって王子に会うために払った代償はもちろん、そのために、恐ろしい思いをして魔女に会いに行って…。その情熱は凄まじいものがあります。
王子がその情熱や代償に報いる様子がないのも、残酷で王子がひどい人にも見えてしまいますが、知らないんだから仕方ない…とも思ってしまって。そう考えると魔女に舌を切られて、歌というよりも言葉を失って、「あの嵐の夜、あなたを救ったのは私よ」と言えないのはとてももどかしく感じてしまいました。

2019年12月14日 (土)

恋と国会①

Koitokokkai1

政治と恋愛。

西炯子
「恋と国会」第1巻

代々の地盤を引き継いだ海藤福太郎(25)と、元地下アイドルの山田一斗(25)。
ふたりの新人国会議員を中心に展開するお話。
対照的なふたりの抱えるそれぞれの辛さ。それがこれからどんなお話に発展していくのか、とても気になるところです。
一斗の言動はあまりにも正論すぎて怖いのですが、どその「怖い」というのが、なにかとんでもなく大きなことを成し遂げるような力を秘めた存在だからこそ感じるものなのかもしれない、とも思います。
なんとか、色々なものに潰されず奮闘してほしいところです。

2019年12月13日 (金)

酒と恋には酔って然るべき③

Saketokoiwayotteshikarubeki3 

第3弾。

はるこ
「酒と恋には酔って然るべき」第3巻

日本酒好きOL松子のお酒と恋のお話、第3弾。
松子の恋人・伊達さんの交遊関係に、松子も読む側もモヤモヤするこの巻。歴代彼女さんたちも、そういうモヤモヤを経験して、あっちのポジションの方が楽!ってなったのでは…と想像してしまいます…。
松子の後輩・今泉にも何やら変化があったようで、とはいえ松子との間柄にそれが関係するかというと、またそれも別の問題のような。
それはそれとして、松子みたいな、美味しいとつまみに詳しい人とお花見するのは本当に楽しそうです。それに、桜から酵母ができてお酒になるなんて、初めて知りました。どんな味と香りなのかすごく気になります…!

2019年12月12日 (木)

サムライせんせい⑦

Samuraisensei7 

物語はいよいよ佳境へ。

黒江S介
「サムライせんせい」第7巻

幕末からやってきた4人のうち、最後のひとりは陸奥宗光。
前の巻でそれが分かって、…この人の最期って他の3人(武市半平太・坂本竜馬・岡田以蔵)のような感じと違うのになぜ?と思っていて。
とはいえ、武市と竜馬、武市と以蔵の関係と同じように、竜馬との間でこうならざるを得ないものがあったんだろうなあ、と。
武市と陸奥は初対面ではあるものの、武市と竜馬と以蔵の土佐藩の人々の子弟や友人としての関係やその人々の間で起こった事件が、竜馬と陸奥の子弟関係にも少なくない影響を及ぼしたであろうことは、なんとなく想像できるものがあります。
次の巻でお話は最終章に入る模様。
それぞれがもつ、現世(幕末)での心残りに決着がつくのかどうか、気になるところです。

2019年12月11日 (水)

バベル九朔(文庫版)

Baberukyusakubunko Baberukyusaku

読み比べ。

万城目学
「バベル九朔」(文庫版・単行本版)

以前読んだ単行本がかなりの分厚さだったのに、本屋さんで見つけた文庫本はごく普通の厚み。
中味の違いが気になり、単行本との併読で読み比べをしてみました。
雑居ビルの管理人をしながら小説家を目指す主人公が、謎のカラス女と出会う…というところから始まるお話、ということと、だいたいの展開はほぼ一緒ですが、中盤からの章立てが異なってる部分はかなり改稿されていて、そのせいか読みやすくまとまっているように感じました。
しかしそのために、主人公の祖父である大九朔氏の力の源についてスルーする形になっているのは、別にそれがなくても読むことはできるのですが、少しだけ疑問というか、両方読むとそこの部分で物足りなさを感じてしまうようにも思いました。
いずれ、両方を組み合わせたような“完全版”的なものが出たらいいのに…と思います。

2019年12月10日 (火)

世界の果て

Sekainohate

短編5編。

中村文則
「世界の果て」

自分の部屋に戻った「僕」が目にしたとんでもない光景から始まる4つのお話(表題作)。
繋がっているようで、そうでもないようで、でもやっぱり繋がっているような。なんとも不思議で、理解の範疇を超える展開かと思いきや、ぐっと興味を惹かれる展開になってみたり。
今回、中村文則さんの作品では初めて短編集を読み、そのせいか、今まで読んだ6作品の中でいちばん、捉えどころのなさというか、不条理さというか、鬱々とした感じというか…、そういう面が際立っている気がして、それゆえにいつも以上に少し手こずってしまいました。
そして、手ごずってもなお、なんだか読みたくなる不思議な魅力があるなあとあらためて思いました。

2019年12月 6日 (金)

ゴッホの地図帖

Gohhonochizucho

ゴッホ展を観る前に。

二ーンケ・デーネカンプ/ルネ・ファン・ブレルク/タイオ・メーデンドルプ
鮫島圭代(訳)/千足伸行(監修)
「ゴッホの地図帖 ヨーロッパをめぐる旅」

オランダ・イギリス・フランスの各地を転々とした画家、フィンセント・ファン・ゴッホ。その足跡をたどる本。
ゴッホが訪れた土地について、地図や写真や様々な資料とともに細かく紹介していて、とても読み応えのある内容でした。
それに、目次とか各章の見出し、資料などの紹介の仕方などが洒落ている部分がたくさんあってとても素敵で、ずっと眺めていたいくらい。
原田マハさんの「たゆたえども沈まず」を読んだこともあって、作品が世の中に認められるまであと少しだったのにという思いとともに、弟・テオとの関係や兄弟の死後のヨー(テオの妻)の熱意にどうしても興味を惹かれました。

2019年11月28日 (木)

100分de名著「法華経」

Hokekyo 

2019年11月の課題。

100分de名著
「法華経」
解説:植木雅俊

NHK-Eテレ「100分de名著」2019年11月のテキスト。
身分制度や男女の差について平等であることを大っぴらに書いたら命が危険な世の中、怖いけど当然のようにあったんだろうなあ。内容や人(や菩薩)の名前など、難しいところもたくさんありましたが、分かりやすい例え話が色々紹介されていて興味深かったです。
「お経は葬式のおまじない」とまでは思わずとも、お経についてあまり深く考えたことはなかったのですが、知り・考える機会になって良かったです。

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