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おしらせ

  • 2007.1.23
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おさんぽクマさん春の庭

  • わーい
    春の陽気に誘われて、クマさんもおさんぽしてみました。

2007年春の訪れ

  • 綿帽子
    2007年、春の風景を集めてみました。

ほんだな

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2017年6月20日 (火)

桜桃忌に

Hashiremerosu

桜桃忌(6月19日)に。

太宰治
「走れメロス」

6月19日は桜桃忌(太宰忌)ということで、にこのなかから「駈込み訴え」と「走れメロス」のみ読みました。
「駈込み訴え」の主人公の愛ゆえの屈折ぶりを散々読んでから「走れメロス」を読むと、びっくりするほど真っ直ぐすぎるメロスとセリヌンティウスの厚い友情に胸が熱くなって仕方がありません。どちらも人の心の真っ直ぐさや強さとともに、脆さや弱さなどをひしひしと感じさせてくれる素晴らしい作品だとあらためて感じることができました。
桜桃忌の由来ですが…、太宰治が愛人とともに入水自殺を図り亡くなったのは6月13日。そしてふたりの遺体が発見されたのは6日後、太宰の誕生日でもある6月19日。死の直前に描いた「桜桃」から、桜桃忌と名付けられることになりました。
今回は当日急に思い立って太宰作品を手に取ったのですが、実際に亡くなった13日から19日まで何か長編を読むというのも面白い試みかも、とふと思いました。来年、覚えていたら挑戦してみようと思います。

2017年6月16日 (金)

これは経費で落ちません!②

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第2弾。

青木祐子
「これは経費で落ちません!」2

18000円のシャツ代、コーヒーメーカーをめぐる女の戦い、出張が長すぎる営業部のエース、本当に経費で落ちないシャレにならない事案。
経理部の森若沙名子の周囲での、会社でのお金をめぐる出来事のお話、第2弾。
営業部のエース・山崎の出張が長い理由がちょっと意外。本人にはかわいそうですが、あまりにも今の仕事に向きすぎて…望みは叶いそうもないですね(苦笑)。
それにしても…最後の章に出てきた問題の人は本当に許せない感じ。いくら困った事情があってもこんなことをしたら駄目だし、しかも友情をダシにして何とか助けてもらおう…という考え方が嫌らしいです。
会社で使うお金や物…これくらいなら許されるかなと思ってしまう事は普段の仕事のなかで色々あると思うのですが、それが少しずつエスカレートして行ってしまうと、問題に気付けなくなってしまいそうで怖いなあと改めて思います。

2017年6月15日 (木)

まるまる、フルーツ

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フルーツいっぱい。

おいしい文藝
「まるまる、フルーツ」

あるひとつのテーマに沿ったエッセイを集めた本、おいしい文藝シリーズのフルーツ編。
色々な種類のフルーツの持つ、甘酸っぱさほろ苦さ、色や形の美しさ。フルーツにまつわる身近な人との思い出は、フルーツそのもののようにそれぞれに味わい深く美しく切なく温かく感じられました。
とくに、安野モヨコさんの義理のお父さんとネーブルのお話は電車のなかで読んでいて泣きそうになってすごく困りました。
三浦哲郎さんが同郷の作家・太宰治さんを知ったのが彼が亡くなった時だったお話や、村上春樹さんのプーシキンの短篇小説「その一発」とサクランボのお話など、読書欲を刺激されるものもあって、フルーツ全般が大好きなことと相まって楽しく読むことができました。

2017年6月14日 (水)

傷だらけのカミーユ

Kizudarakenokamiyu

完結編。

ピエール・ルメートル
「傷だらけのカミーユ」

「悲しみのイレーヌ」「その女アレックス」に続く、カミーユが主人公の三部作の完結編。
イレーヌの事件のことを思うと…、恋人ができて良かったねえと思うのもつかの間、その恋人のアンヌが事件に巻き込まれ…傷だらけなのは恋人の方では?と思ってしまうのですが、最終的には確かにカミーユも犯人の策略によってある意味「傷だらけ」にされてしまった…と言えなくもないのかもしれません。
他二作に比べるとエグさとかは多少控えめという気がしましたが、そのなかでも色々なびっくりするようなことが起こったり語られたりしたので、先が気になってどんどん読めてしまいました。
それにしても…本当にこのシリーズってもう終わりなのかなあ、まだ続いてもおかしくない気もする…とも思いますが、それはもしかしたら、私自身がまだこのカミーユたちのお話を読んでいたいと思うから、そう感じるのかもしれません。

2017年6月 4日 (日)

その女アレックス(再読)

Sonoonnaarex

シリーズ3作目を読む前におさらいとして。

ピエール・ルメートル
「その女アレックス」

突然、誘拐・監禁されるアレックス。そして、女性が誘拐されるのを見たという通報を受け捜索を始めた刑事・カミーユ。そのふたりの視点で進むお話。
101ページ目以降について誰にも話してはいけないと帯に書かれているので…語れることは多くないのですが…、このアレックスの事件は、アレックスという女性の壮絶な物語であるのと同時に、シリーズ1作目を読んでからこれを読むと、あの大変な事件を経て、カミーユやルイやアルマンやル・グエンにとっては、ある意味、リハビリというかショック療法のようなものだったんだなと感じました。
個人的には、このカミーユたちのことが好きなので、あのびっくりなラストのその先に、ここには書かれていないどんでん返しがあって欲しいとも思ってしまいます。

2017年5月30日 (火)

映画「ちょっと今から仕事やめてくる」

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2017年、映画館で観る11作目はこちら。

映画「ちょっと今から仕事やめてくる」

いわゆるブラック企業に就職し、厳しいノルマと上司のパワハラに疲れ果てた主人公が、突発的に死を選ぼうとしたその瞬間、突然現れた小学校の同級生“ヤマモト”を名乗る男に出会うところから、自らの仕事や家族との関わりを見つめ直す…というお話。
原作の小説を読んだとき、サクッと読めるのに考えさせられるところが色々あり、不思議と心に残るものがあるお話だなあと思っていましたが…、映画になってみると、主人公の、職場の過酷さやそこで疲弊する人々の様子、忘れがちになっていた家族のことを思い出すところ、ヤマモトの明るさの裏に隠されたある過去など、そのぐっとくるようなところが、より胸に刺さってくるようでした。
仕事はもちろんですが、そのほかのことでも、離れようと思えば離れられるはずなのに、そういうことをつい忘れがちになって、自分の身近な人のことを忘れて心配させたり悲しませたりしていないか…というようなことを考えさせらえます。

2017年5月28日 (日)

江戸川乱歩名作選

Edogawaranpomeisakusen

乱歩ベストその2

江戸川乱歩
「江戸川乱歩名作選」

「江戸川乱歩傑作選」に続く、2冊目の「乱歩ベスト」として編集された本。
編者の方の解説にもあるように、傑作選に比べると幻想的な、なんだか悪い風にあたっておかしな夢見ちゃったみたいな読後感のものが多かった気がします。
「ビブリア古書堂」シリーズで乱歩を取り上げたお話を読んで、少しずつ乱歩作品を読むようになりましたが、そのなかで、気になりつつもまだ読んでいなかった「押絵と旅する男」が収録されていたので手に取りましたが、このお話はもちろん他にも、編者の方の解説にもあるように、「傑作選」に比べると、幻想的な…なんだか悪い風にあたって可笑しな夢見ちゃったなあ…というような読後感のものが多かった気がします。
なんとも言えない、じっとりとして明るい時間なのにいつも画面が暗い気がするようなこの空気感。ちょっと嫌だなあと思いつつも目が離せなくて夢中で読んでしまう。きっと私もこの不思議な世界に取り込まれて変な夢を見てしまったのかもしれません…。

2017年5月27日 (土)

けんえん。④

Kenen4

犬×猿×人間…。

風越洞×壱村仁
「けんえん。」第4巻

静岡の猿の妖怪・マシラと信州の霊犬・ハヤテのお話、第4弾。
マシラのおかあさんとそれに関わる人たちの話が本格的に出てきたり…、どんどんシリアスになっている感じ。
お互いを知らないまま疑ったり憎んだり恐れたりしているうちは分かり合えなさそうですが…、この巻、人間と猿がひとつの場所で顔をあわせる展開になって、今までとは少し変わるのかもしれない…と思いました。
ただ、猿側は人間をさらって子どもを作らないと子孫が残せないという部分で人間のことが必要ですが、人間側はどうでしょうか。そこでなにかお互い必要だと思えるなにかがあれば…反目し合い続けるのとは違う展開があるかもしれません。

2017年5月26日 (金)

けいさつのおにーさん④

Keisatsunoonisan4

今回も、ほっこり。

からけみ
「けいさつのおにーさん」第④巻

今回も、手塚さんと穂苅くんの素敵&一生懸命な仕事ぶりが楽しくそしてためになりました。
コンビニなどで販売されているiTunesカードなどのプリペイドカードを悪用した詐欺について触れていましたが、最近は詐欺の手口も色々と巧妙になっているうえに被害に遭うのも年配の方ばかりとは限らず怖いですね…。
そして、穂苅くんの家での年越し(長野県ではだいたい「お年取り」といって大晦日の晩ごはんはごちそうを食べたりします)は、ひとり暮らしの部屋がぎゅうぎゅうになるくらい人が集まって楽しそう。それにしても…「気なし」や「ごしたい」や「リンゴがボケる」とかこの巻に出てくる以外にも無意識に使ってるの色々ありますね…「なから」とか「ずく」とか。
手塚さんが「相棒」の右京さん、穂苅くんが「踊る大捜査線」の青島さんに扮する刑事さんネタ、ふたりともキャラクターに合っていて面白かったです。穂苅くんが「封鎖できません!」と叫んでいるのがレインボーブリッジじゃなく地元の橋になっているところも良いです。
ところで…、時々テレビで目にする市街地でのクマやイノシシやサルなどの出現に出動する警察官の方々の姿。野生動物の捕獲が目的の訓練なんて普段していないだろうし大変そうだなあなんて思うのですが…、手塚さんや穂苅くんがそんな動物たちと対面するところもちょっと見てみたいかも…(苦笑)。

2017年5月25日 (木)

ワンパンマン⑬

Wanpanman13

ふたたび引き続き。

ONE/村田雄介
「ワンパンマン」第13巻

この巻も前の巻から引き続き、街中でのヒーローと怪人の戦い、そして主人公のサイタマは格闘技大会に出場中。
サイタマのあまりの強さはもちろんですが対戦相手との間に色々と認識のズレがありすぎるところが相変わらず可笑しいです。武術に「なんか動きがかっこいいもの」という感想を抱いたらしいサイタマ。…これから怪人との戦いに少しは生かされるのかなあというのがちょっと気になるところかもしれません。

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