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おしらせ

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能・狂言

2017年9月 7日 (木)

野村萬斎狂言を楽しむ会in北野文芸座

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昨年行かれなかったので2年ぶり。

野村萬斎「狂言を楽しむ会」
2017年9月1日(金)夜の部:18:00より
北野文芸座にて

解説 野村萬斎
狂言 梟やまぶし(ふくろやまぶし)
   山伏:石田幸雄、兄:飯田豪、弟:中村修一
狂言 川上(かわかみ)
   盲目の夫:野村萬斎、妻:高野和憲

北野文芸座は、昨年の公演に出かけられなかったので2年ぶり。そして、先月の軽井沢での公演以来から約1か月ぶりの萬斎さん。とはいえ、萬斎さん自身は、その1か月の間に能の催しのため長野県内だけでも上田と坂城の2か所を訪れていたとか。また、この日の前日には北海道の旭川で公演をされていたとか。お忙しすぎですね…。
そんなお話を盛り込みつつの萬斎さんの解説をお聞きしてから、いよいよ狂言へ。
まずひとつめは「梟山伏」。山から帰ってきて以来様子がおかしくなった弟を心配した兄が山伏に祈祷を依頼。山で弟は梟の巣にいたずらをしたことが分かり祈り始める山伏。しかしそうこうするうち兄も様子がおかしくなり、そして山伏も…というお話。こういう不思議なものが普通に信じられていた時代のお話とすれば、ああ本当にこういうことがあったんだなあという感じではあるし、また、最後に山伏にも梟が憑いてしまった…というのは、もう疲れてしまって自分も梟になっちゃえ!と思っての行動というのもありそう…とふと思いました。
休憩をはさんで「川上」。盲目の夫が川上の地蔵にお参りすると目が見えるようになったものの、引き換えに妻とは別れるようにというお告げも受ける…というお話。この曲、先月軽井沢でも観ましたが、その時は夫が萬斎さんのお父様の万作さんでした。萬斎さんが解説のなかで「最近おやじ(万作)さんが得意にしていてよくやっている」とおっしゃっていたのですが、それほどたくさん観に行くわけではない私でもこの数年に何度か観ている気がします。そして今回は萬斎さんが夫。年恰好とかビジュアル的なものによって見え方が違うというのが、短い間隔で見比べたのでよりよく分かった気がします。そして、ところどころ、ああこの部分はすごく万作さんの演じる夫らしさを萬斎さんが演じても感じる…と思うところもあって、これから萬斎さんが少しずつ年を重ねて観る側の感じ方が変わったりしていくところ見ていくことができるのかもしれないなあ…なんてことも思いました。
前回訪れた2年前はちょうど善光寺の御開帳の時期と重なり、駐車場などの心配があって久しぶりに電車で出かけました。今回は近くにホテルを取っていつもの年よりのんびり滞在しつつの鑑賞になって、その分色々と出かけることができた場所もあったのですが、それについてはまたあらためて。

2017年8月 8日 (火)

軽井沢夏の宵の狂言

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今年も行ってきました。

軽井沢夏の宵の狂言
2017年8月5日(土)18:00より
軽井沢大賀ホールにて

解説:野村萬斎
狂言「磁石(じしゃく)」すっぱ:石田幸雄/田舎者:中村修一/宿屋:岡聡史
狂言「川上(かわかみ・)」盲目の夫:野村万作/妻:高野和憲
狂言「文荷(ふみにない)」太郎冠者:野村萬斎/主:月崎晴夫/次郎冠者:深田博治

まずは萬斎さんの解説から。演目について、そして狂言を観るときのルールについて、面白く分かりやすく解説してくださりつつ、いっぱい脱線して持ち時間をオーバーする感じは、まあ毎年恒例という感じでしょうか(苦笑)。
そしてまず、「磁石」。遠江の国の田舎者が京へ向かう途中で立ち寄った近江の国の大津松本の市で見物中、すっぱに声をかけられ危うく人買いに売られそうになる…というお話。右も左もわからない田舎者をだます悪い奴であるすっぱと宿屋が、だます相手である田舎者にしてやられるところ、痛快というところもあるうえに間が抜けていてなんだか憎めなくて、人身売買というかなり悪質な話も出てくるのに笑ってしまえるところが狂言らしいところ。
続いて「川上」。目が見えない夫が、目が見えるようになりたいということで霊験あらたかな川上の地蔵にお詣りすると目が見えるようになるのですが、その一方で長年連れ添い目の見えなくなった自分を支えてきた妻は悪縁なのですぐに離縁しなければまた目は見えなくなる…とお告げがあるというお話。最初は、目が見えるようになったことを喜んで、お告げ通りに妻とも離縁しようとする夫。しかし妻の憤りと覚悟に触れた夫は結局、妻とは離縁せず再び目が見えなくなる道を選ぶのですが…、夫の目が見えるようになったのならば、と妻が離縁を選ぶというのもアリかもしれないし…と、どんな選択がよりお互いを思う気持ちからのものか…というのは見る人それぞれによって違うのかも、と色々考えさせられるものがありました。
休憩をはさみ最後は「文荷」。主人から恋文を届けるように命じられる太郎冠者と次郎冠者。文を届けに行こう…という段になるまでも、なんやかやと理由をつけて届けに行くのを断りたい家来ふたり。そして届ける道中にもその文を持ちたくないふたりはそれを押し付け合う、という…。そこまでしてふたりが気が進まないのは、主人が熱をあげている相手というのが実は年若い少年だから。そして家来ふたりにはそんな主人の気持ちが理解できないから。そしてふたりは主人から預かった手紙を開けて読んでしまい、読んでいるうちに手紙に大変な事態が起こる…という。きわめて個人的な手紙を開けて読まれて笑いものにされた主人には本当に気の毒ですが…笑えて仕方ないですね…。

今年も暑い夏のひとときを狂言でしばし忘れる時間を過ごすことができました。
とはいえ、軽井沢は他の場所よりもずっと涼しく過ごしやすかったですけども(苦笑)。

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おまけ。今回は上田に滞在し電車で軽井沢まで出かけました。
軽井沢駅のホームには、いつか乗ってみたい憧れの「ろくもん」が停まっていました。

2017年5月 1日 (月)

ごく私的なイベントメモ(2017年分)

「イベントメモ」についての説明
この記事は、私がこれから出かける、もしくは購入する予定のものなどをまとめたメモです。2013年中は追加・変更があれば随時加筆修正し、日時を修正していきます。
個人的な備忘録的(もしくはまとめ的)性格の記事であるため、コメント、トラックバックとも基本的に受け付けておりません。コメント、トラックバックは各記事もしくは関連のある記事へお願いいたします。※ただし、コメントにつきましては、投稿できそうな記事がないときや、コメントを投稿するのにこの記事がいちばんふさわしいと思われるとき(何月何日の○○のイベントに私も参加します、など)のみ書き込みをお願いいたします。ここまでに記した内容にそぐわないと判断したコメントにはお返事いたしません。
すべての記事のコメント・トラックバックにつきましては、記事の内容に関連のないもの、管理人である私がふさわしくないと判断したものについては、その都度削除させて頂きます。
なお、このページにある項目については、日時の頭に付いているマークで項目の分類を行っています。
◇チケットが取れていないもの、もしくは購入するかどうか決めていないもの。
◆チケットが取れているもの、もしくは購入することが決まっているもの。
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更新記録
2016.12.31 記事作成、11件登録
2017.01.02 記事公開
2017.04.30 8件追加、9件リンク追加、1件変更、1件削除
2017.05.03 1件リンク追加

★1月21日(土)18:00
古武道新年会 vol.3
世田谷パブリックシアター(東京)

★(2016年)12月10日(土)~1月29日(日)
東山魁夷「習作 十二景」-彌生会とその時代
東山魁夷記念館(千葉)

★2月9日(木)~3月28日(火)
東山魁夷館平成28年度第Ⅵ期常設展示「芸術の世界に年齢はない」
東山魁夷館(長野)

★2月18日(土)13:00
俺たち賞金稼ぎ団
THEATRE1010(東京)

★2月28日(火)13:30
藤原道山「風雅竹縜」
浜離宮朝日ホール(東京)

★2月3日(金)-3月26日(日)
江戸の絶景 雪月花
太田記念美術館(東京)

★2月22日(水)-5月22日(月)
草間彌生 わが永遠の魂
国立新美術館(東京)

★3月8日(水)~6月5日(月)
国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業
ミュシャ展
国立新美術館(東京)

★3月10日(金)18:30
古武道 10th Anniversaryコンサート
館内ホール(横浜)

◇3月30日(木)~5月30日(火)
東山魁夷館改修前特別展
東山魁夷永遠の風景-館蔵本制作一挙公開-
東山魁夷館(長野)

◇4月3日(月)-2018年3月31日(土)
ガレのジャポニスム展
北澤美術館(諏訪)
(1月24日(火)-4月24日(月)北澤コレクション名品展 春)

◇4月18日(火)~7月2日(日)
ボイマンス美術館所蔵
ブリューゲル「バベルの塔」展
東京都美術館(東京)

◆4月26日(水)13:00
ハムレット
東京芸術劇場プレイハウス(東京)

◆5月17日(水)14:00
ハムレット
松本市民芸術館主ホール(松本)

◆6月7日(水)13:30
藤原道山×SINSKE「四季-春夏秋冬-」
浜離宮朝日ホール(東京)

◇7月14日(金)19:00
藤原道山×SINSKE「四季-春夏秋冬-」
熱田区文化小劇場(愛知・名古屋)

◆7月29日(土)15:30
青島広志の「バレエ音楽ってステキ!」
Bunkamuraオーチャードホール(東京)

◆8月5日(土)18:00
軽井沢夏の宵の狂言
軽井沢大賀ホール(軽井沢)

◇11月26日(日)15:30
古武道 10th 十年祭ツアーファイナル
東京国際フォーラム ホールC

2017年4月20日 (木)

唐人相撲/MANSAIボレロ

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狂言はちょっと久々。

2017年4月9日(日)13:00より
「狂言「唐人相撲」/MANSAI「ボレロ」」
世田谷パブリックシアターにて

 狂言「唐人相撲」
  皇帝:野村万作/相撲取り:野村萬斎/通辞:石田幸雄 ほか
 MANSAI「ボレロ」
  野村萬斎
 ポストトーク
  野村萬斎・永井多恵子(世田谷パブリックシアター館長)

さて…今回の公演は世田谷パブリックシアター20周年記念の始まりというおめでたい催し。
まずは狂言、唐人相撲です。
主人公は日本での相撲に飽きて唐へ渡った相撲取り。しかし日本が恋しくなり帰国を思い立ち皇帝に願い出ると、では最後に相撲を取って見せなさいということになり…というお話。皇帝のお付きの人々がたくさん登場する賑やかな行列が楽しく、その人たちが次々に、そして様々な方法で相撲取りに挑むところでは次の展開がいちいち楽しみで面白いところです。
そして休憩をはさんで「ボレロ」へ。
音楽と、舞台上の萬斎さんの動きひとつひとつにぐっと引き込まれて、約20分間があっという間で、いつまでも見ていたいような気分になりました。「ボレロ」を観るのは久しぶりでしたが、またこうして目にする機会があって本当によかったです。
終演後、萬斎さんと館長である永井多恵子さんとのポストトーク。
テーマは主に、今年度の世田谷パブリックシアターが計画している公演やイベントについて。萬斎さんは、芸術にはどこかショックがないととお話されていましたが、そういう、びっくりするようなことやオッ!と思うようなことがあって興味を持つということはあると思うので、なんとなく分かる気がしました。
なんだか、萬斎さんのびっくりするようなことをずっと見続けていますが、今年もまた色々見られそうで、楽しめそうで、ワクワクしています。

2016年12月31日 (土)

ごく私的なイベントメモ(2016年分)

「イベントメモ」についての説明
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更新記録
2015.12.30 記事作成、6件登録
2016.01.24 2件リンク追加
2016.02.29 3件追加、1件リンク追加
2016.05.23 3件追加、3件リンク追加
2016.06.30 3件追加、2件リンク追加
2016.08.31 2件追加、5件リンク追加
2016.12.31 4件変更、4件リンク追加※更新終了

★1月16日(土)14:00
古武道親睦会vol.8
六本木サテンドール(東京)

★1月17日(日)17:00
古武道新年会vol.2
世田谷パブリックシアター(東京)

★2月13日(土)15:00
古武道コンサート
小金井宮地楽器ホール(東京)

★3月31日(木)18:30
和風総本家コンサートin浅草
浅草公会堂(東京)

★5月8日(日)15:00
藤原道山×SINSKE 5th Anniversary コンサート
まつもと市民芸術館小ホール(松本)

★5月12日(木)19:00、13日(金)13:30
藤原道山×SINSKE 5th Anniversary コンサート
浜離宮朝日ホール(東京)

★6月11日(土)13:00~14:00、14:30~16:00
藤原道山尺八セミナー「涙そうそう」「甲乙」
目白(東京)

★6月19日(日)13:00
マクベス
世田谷パブリックシアター(東京)

★7月9日(土)12:30
斬劇「BASARA4皇」本能寺の変
Zeppブルーシアター六本木(東京)

★7月10日(日)16:30
上妻宏光コンサート-和心伝心-
かつしかシンフォニーヒルズ(東京)

★7月14日(木)19:00
藤原道山×SINSKE 5th Anniversary コンサート
梅田 ザ・フェニックスホール(大阪)

★8月6日(土)18:00
軽井沢夏の宵の狂言
軽井沢大賀ホール(軽井沢)

★8月19日(金)19:00
セイジ・オザワ・松本フェスティバル2016
オーケストラBプログラム

キッセイ文化ホール(松本)

★10月6日(木)18:30
野村万作 野村萬斎 塩尻狂言会
レザンホール大ホール(塩尻)

★11月12日(土)14:00
SINSKE MUSIC TRAVELERS
まつもと市民・芸術館スタジオ2(松本)

★11月19日(土)18:00
かもめ
まつもと市民芸術館主ホール(松本)

★11月28日(月)18:30
古武道コンサート
渋谷区文化総合センター大和田(東京)

2016年10月 9日 (日)

塩尻狂言会

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行ってきました♪

野村万作・野村萬斎
「第二回塩尻狂言会」
2016年10月6日(木)18:30より
レザンホール大ホールにて

解説 高野和憲
小舞「景清(かげきよ)後」 深田博治   
狂言「蚊相撲(かずもう)」  大名:野村萬斎/太郎冠者:月崎晴夫/蚊の精:中村修一
狂言「舟渡聟(ふなわたしむこ)」 船頭・舅:野村万作/聟:内藤連/姑:石田幸雄

昨年5月に引き続き、レザンホールでの狂言の会に行ってきました。
今回は、高野さんの解説と深田さんによる小舞から。
そして「蚊相撲」。新しい家来を召し抱えようと思い立った大名が、太郎冠者が連れてきた男(実は蚊の精)と相撲を取ることになる…というお話。相撲を取る場面の蚊の動きが面白い曲ですが、最後、自分をやり込めた蚊の投げ技を、行司をしていた太郎冠者に仕掛けたり…なんとなく子どもっぽいところが感じられて、そういうところが可笑しくて楽しいですね。
休憩を挟み、「舟渡聟」。これから舅と婿として対面するふたりのお話。一足先にそうとは知らず船頭とその客として出会い、酒好きな船頭(舅)が客(聟)が婚家へのあいさつの手土産として持っている酒を欲してのやりとり。他にも酒の出てくる曲は色々ありますが、酒好きの登場人物は酒を口にするために一生懸命なところがみんな可笑しくて楽しいのですが、万作さんの演じる舅には今回はとくにそのダメダメっぷりが愛おしく感じました。
秋の夜、とても楽しい時間を過ごしました。

2016年8月 7日 (日)

軽井沢夏の宵の狂言

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私にとっての夏の恒例。今年も行ってきました♪


軽井沢夏の宵の狂言
2016年8月6日(土)18:00より
軽井沢大賀ホールにて

解説:野村萬斎
狂言「入間川(いるまがわ)」
 大名:石田幸雄/太郎冠者:飯田豪/入間の何某:内藤連
狂言「樋の酒(ひのさけ)」
 太郎冠者:野村万作/主:竹山悠樹/次郎冠者:高野和憲
狂言「吹取(ふきとり)」
 何某:野村萬斎/男:深田博治/乙:月崎晴夫

まず始めは萬斎さんによる演目解説から。
今日お家でオリンピックの開会式をご覧になったなどのタイムリーな話題も盛り込みつつ、演目解説など、たくさんお話してくださいました。そして、今公開中の映画「シン・ゴジラ」のことも宣伝(?)されてました。今月中には観に行こうと思ってます!
さて…今回上演された演目、私にとってはどれも初めて見るものでした。
まず最初は「入間川」。大名(といってもちょっとした領地や家来を持っているくらいの感じ)が通りかかった入間川のほとりで、入間の者に出会い、なんでも逆さまに言う「入間様(kるまよう)」を使うはずだと思い込み起こったハプニングから始まるお話。入間の何某が大名とのやり取りで逆さま言葉をずっと話す、言葉遊びがちょっと複雑ながらそこが面白いところ。
引き続きふたつめは「樋の酒」。出かける主人から太郎冠者は米蔵を、次郎冠者は酒蔵の番をするよう言いつけられたものの、酒蔵の酒を飲むことに一生懸命になるふたりの家来…というお話。「附子」とか「棒縛」とかもそうですが…、太郎冠者と次郎冠者が留守番をするとどうしてこんなに可笑しいことになってしまうんでしょう。そして、お酒が出てくると、何とかして飲もう、飲んで興が乗ったら歌って踊る~という展開が、楽しくて仕方がありません。
休憩をはさみ、最後は「吹取」。とある男が妻が欲しいと思い仏に祈る(←今風にいうと婚活)と、月夜の晩に五条の橋で笛を吹けば妻が見つかるとのお告げがあり、笛が吹けない男は笛を吹ける知人に頼み込み橋へ向かいます。すると笛の音につられるようにひとりの女が現れる…というお話。女性の顔を見たふたりの男の態度…、今の時代に実際にこんなことをしたらずいぶんひどい人たちだなあと思いますが、狂言に登場するとなんだか可笑しくてつい笑ってしまいます。
この男の知人を萬斎さんが演じ、実際に笛を吹いていらっしゃいました。最初、なかなか吹きださないのでジリジリしました(苦笑)。私は今回が初めてでしたが、最近萬斎さんはこの演目をよく上演されているそうなので、いつかまた観る機会があったら嬉しいですね。

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おまけ。
終演後、軽井沢駅へ向かうと、駅舎がライトアップされていました。キラキラです。
ここ数年、毎年一度は軽井沢へ行っていますが、夜にこうやって駅の近くを歩く機会は今まであまりなかったので、この光景には初めて出会いました。近寄ると、階段の手すりに等間隔に灯りがあって、そこを歩くのも良い気分なのですが、全体の光る感じを見るのも楽しい感じでした。

2016年3月 4日 (金)

太郎冠者を生きる

Taroukajawoikiru

図書館で見つけて。

野村万作
「太郎冠者を生きる」

狂言師・野村万作さんの幼少期からのご自身と狂言との関わり方など半生について書かれた本。
私が知っている万作さんは、現在(というかこの10~15年ほど)の舞台に立たれている姿くらいなので、20代・30代の頃に狂言という芸能とそこに関わる自分の行く末を考えたり、様々なジャンルの方達と新しいことにたくさん挑んでいた姿を垣間見て、とても新鮮だったのとともに、現在の萬斎さんのことも重ね合わせて読みました。
そして、最近美術にも少し興味があるので、パリ公演のときに紛失した鏡板の一部を藤田嗣治さんに描いてもらったことや、文化界代表団のメンバーとして訪中されたときに東山魁夷さんがご一緒だったとか、個人的にオッと思う部分も色々あり、また、私の子供が…という記述が出てくると、萬斎さんのことだなとちょっとドキッとしたりもしました。
図書館でふと目に留まり、息子さんである萬斎さんの著書は今まで色々読む機会があったものの、お父さんである万作さんのものは読んだことがなかったので、読む機会があって良かったなあと思います。ただ、写真がなくて寂しいという感じがし、最初に単行本として出版されたときには写真も掲載されていたらしいので、そちらを読みたかった気もしますね…。

2015年12月31日 (木)

ごく私的なイベントメモ(2015年分)

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2015.12.30 記事作成(17件のリンク貼り付け)


★2015年1月17日(土)17:00
古武道新年会
世田谷パブリックシアター(東京)

★2015年1月25日(日)13:00
古武道親睦会vol.7
恵比寿アートカフェ・フレンズ(東京)

★2015年3月14日(土)15:00
藤原道山×SINSKE
武蔵村山市民会館大ホール(東京)

★2015年4月23日(木)昼の部:15:00
野村萬斎 狂言を楽しむ会
北の文芸座(長野)

★2015年5月5日(火・祝)15:00
  2015年5月4日(月・祝)14:00
藤原道山×SINSKE「星月夜」&ワークショップ
まつもと市民・芸術館小ホール他(松本)

★2015年5月10日(日)14:00
野村万作・萬斎 狂言
レザンホール大ホール(塩尻)

★2015年5月14日(木)13:30
藤原道山×SINSKE「星月夜」
浜離宮朝日ホール(東京)

★2015年5月23日(土)15:00
藤原道山×SINSKE「星月夜」
名古屋市熱田文化小劇場(名古屋)

★2015年6月6日(土)13:00~14:00・14:30~16:00
藤原道山尺八セミナー「涙そうそう」「甲乙」
目白(東京)

★2015年6月20日(土)13:00
敦ー山月記・名人伝
世田谷パブリックシアター(東京)

★2015年7月1日(水)14:00
敦ー山月記・名人伝ー
まつもと市民芸術館主ホール(松本)

★2015年7月27日(月)17:00
古武道納涼会vol.4
明治座(東京)

★2015年8月16日(日)14:00
軽井沢夏の狂言
軽井沢大賀ホール(軽井沢)

★2015年8月24日(月)18:30
藤原道山 15th Anniversary コンサート
サントリーホール大ホール(東京)

★2015年9月12日(土)14:00
Clementia
天王洲銀河劇場(東京)

★2015年9月20日(日)17:00
茅野薪能
茅野市民館中庭(茅野)

★2015年11月30日(月)18:30
古武道「cuisine de classic」
渋谷区文化総合センター大和田さくらホール(東京)

2015年9月27日 (日)

茅野薪能

Chinotakiginou20150920

久しぶりに野外でのイベントへ。


第2回「茅野薪能」
2015年9月20日(日)17:00より
茅野市民館中庭にて

解説 三浦裕子(武蔵野大学文学部教授)
火入れの儀
映画「晩春」※一部上映
舞囃子「杜若」 梅若万三郎
--------------------
復曲仕舞「御渡」 青木一郎
狂言「蚊相撲」 野村萬斎/岡聡史/内藤連
能「乱」 青木健一/館田善博


萬斎さんが茅野へ来られるということで…、ここまで地元中の地元で拝見できる機会はあまりないので、いそいそと出かけてきました。
駅前の市民館、その建物に囲まれた中庭に向けて作られた舞台で上演される能と狂言、そして舞。ガラスがたくさん使われた建物なので、外の景色…例えば駅のホームや電車が見えたり、舞台の照明がガラスに反射したり…、こういうのも現代の世の中の「外で行う能の催し」らしさなのかもしれません。
夜は少し冷えましたが、とても楽しく充実した時間になりました。

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