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能・狂言

2019年8月 6日 (火)

軽井沢夏の宵の狂言

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今年も。

軽井沢夏の宵の狂言
2019年8月3日(土)18:00より
軽井沢大賀ホールにて

解説:石田幸雄
狂言「末広かり(すえひろがり)」果報者:野村万作/太郎冠者:内藤連/すっぱ:深田博治
狂言「膏薬煉(こうやくねり)」上方の膏薬煉:高野和憲/鎌倉の膏薬煉:中村修一
狂言「止動方角(しどうほうがく)」太郎冠者:野村萬斎/主:野村太一郎/伯父:石田幸雄/馬:野村裕基

まずは石田幸雄さんによる解説から。分かりやすい演目解説の他、8月末にNHKの番組で「靭猿」他が放送されるというお知らせがありました。春に国立能楽堂で観た「靭猿」がもう一度テレビで見られるのはとても楽しみです。
そして解説に引き続き「末広かり」。この曲を観るのは何度目かになるのですが、太郎冠者が「“すえひろがり”ってなんでしたっけ?」と主人に一言尋ねれば、都で「末広がりください」と大声で言わなくてもいいし、すっぱに騙されて傘を買うこともないし、主人にひどく叱られることもないし…という、いちばん最初のひと手間を惜しんだがゆえに色々大変なことになるよねっていう現実にも起こりそうなことをいつも思います。まあ…、これはフィクションなので、そこの言葉の食い違い、太郎冠者がすっぱに教わった歌をうたうと、怒っていた主人も興が乗って踊りだす…というほのぼのなラストが楽しいのですが。
続いて「膏薬煉」。上方と鎌倉、膏薬煉の名人同士がそれぞれに自慢を繰り広げ、実際に腕比べに興じるというお話。土地の名前が出てきて、「自分は(自分の土地は)これこれこうだ」と競い合うお話、「佐渡狐」とかもそうかなあという感じですが、この曲に出てくる「上方」と「鎌倉」は、この曲ができた頃の時代背景とかが関係あるのかなあ、なんてことを、舞台上で繰り広げられる面白可笑しい対決を眺めながら考えていました。
さて、休憩をはさんで最後は「止動方角」。お茶比べで見栄を張りたい主人に命じられ、伯父にお茶と太刀と馬を借りに行く太郎冠者。小言を言われながら戻ると、ねぎらうでもなく文句を言い続ける主人に腹を立て…というお話。伯父から聞いた馬の欠点を利用し主人を陥れ、主人にされたことをそっくりそのまま仕返す太郎冠者。でも、調子に乗りすぎてしまう…。太郎冠者らしい太郎冠者だなあと、そのお調子者っぷりを楽しみました。この曲に登場する馬も、それ用の衣装と、動物などを演じる時の面を付けた演者さんが扮しています。今回のお馬さんは、萬斎さんの息子さんの裕基さん。私の知る限りでは、軽井沢のこの会では初登場ではないでしょうか…。最後、幕の向こうまで一気に駆けていくのが、四つん這いとは思えぬ速さでした…。素晴らしいです…。
さて、来年の公演でも、その裕基さんが「舟ふな(ふねふな)」で出演される予定とか。萬斎さんのお名前がないので、もしかすると、来年の今頃はなにかとお忙しいせいかな…なんてことを想像しています。なにせ、東京2020オリンピック・パラリンピック開会式・閉会式チーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター(←長い!)ですもんね…。

2019年3月27日 (水)

ござる乃座59th

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久々…!

「ござる乃座 59th」
2019年3月20日(水)19:00より
国立能楽堂にて

狂言「鏡男(かがみおとこ)」夫:石田幸雄/鏡売り:内藤連/妻:高野和憲
狂言「文荷(ふみにない)」太郎冠者:野村萬斎/主:野村太一郎/次郎冠者:深田博治
狂言「靭猿(うつぼざる)」大名:野村萬斎/猿曳:野村万作/太郎冠者:野村裕基/子猿:三藤なつ葉/地謡:石田淡朗・中村修一・飯田豪

この「ござる乃座」はものすごく久しぶりに鑑賞。
というか、最近あまり東京まで狂言を観に行く機会もほとんどなかったような…。
というわけでとても楽しみにしていました。

まずは「鏡男」から。都から国へ帰るのに、妻への土産に鏡を買った男。自らも「なかに人がいる…!」と驚いたのですが、妻は、長く都へ行っていた夫は浮気相手を連れて帰ってきた…!と誤解し怒り狂う…というお話。今までに出会ったことのないものと出会い驚く人の姿は面白い、というのは現代でもあるなあと思いました。それにしても、自分の顔が見えなかったらどうやってお化粧をするのか…と疑問に思いますが、まあ、鏡があったからといって満足のいく仕上がりになるわけでもないか…と自分の身を振り返って見たりして(苦笑)。
つづいて「文荷」。主人が小人(年の若い少年)に入れ揚げ、誘いの文に返事を書いたので届けるようにと言いつけられた太郎冠者と次郎冠者…というお話。萬斎さんと深田さんの太郎冠者・次郎冠者のコンビが見事に息ぴったりで、手紙を運ぶ用事を嫌そうにしていながらも、嫌だからこその道中の色々な行動が可笑しくてたまりません。

休憩をはさみ、最後は「靭猿」。太郎冠者を連れて狩に出かけた大名が子猿を連れた猿曳と出会い、靭(矢を入れる道具)にかけるのに猿の毛皮が欲しいと言い出す…というお話。狂言を観るようになってだいぶ経ちますが、実は生で観るのはこれが初めて。映像では何度も見ていたのですが、今回生で観て、こんなに心を動かされるものだったんだ…とあらためて感じました。
まず、子猿さんがあまりにも可愛すぎて。猿曳に惹かれて登場したところから目を奪われ、大名(というか取り次ぎの太郎冠者)と話している間、おとなしく座って足を掻いたり、急にウロウロと歩き回ったり、ゴロゴロしたりする姿が微笑ましくて。大名が「あの猿を殺して毛皮をよこせ」と言い出すくだりで、なに~!あんな可愛いお猿さんになんてことを~!と思ってしまうわけで。そして、泣く泣く猿を殺すことにした猿曳、でもそんな人間の思惑を超えた行動で人の心をとらえる子猿。命を助けてもらったお礼として見事に舞う姿の可愛らしさ。
それと…今回、子猿を演じていたのは万作さんの孫で萬斎さんの姪である三藤なつ葉ちゃんという4歳の女の子。「猿に始まり狐に終わる」という言葉を知ってはいましたが、この舞台を観ながら、万作さんも、萬斎さんも、裕基くんも、みんな子猿をやっていて今の姿がある…ということや、ここから始まって年齢とか経験を重ねて、太郎冠者や大名や猿曳を演じて一生に近い時間、この曲に関わっていく…という長い長い時間のことを考えたりして。
また、パンフレットのなかで萬斎さんもおっしゃっているように、この子猿を演じる年齢の子どもさんが一門にいてこそ上演され、それを観ることができるという、とても貴重な場面に立ち会えたんだ…ということをあらためて感じることができて、本当に幸せな時間でした。      

2019年1月 3日 (木)

ごく私的なイベントメモ(2019年分)

「イベントメモ」についての説明 この記事は、私がこれから出かける、もしくは購入する予定のものなどをまとめたメモです。2013年中は追加・変更があれば随時加筆修正し、日時を修正していきます。 個人的な備忘録的(もしくはまとめ的)性格の記事であるため、コメント、トラックバックとも基本的に受け付けておりません。コメント、トラックバックは各記事もしくは関連のある記事へお願いいたします。※ただし、コメントにつきましては、投稿できそうな記事がないときや、コメントを投稿するのにこの記事がいちばんふさわしいと思われるとき(何月何日の○○のイベントに私も参加します、など)のみ書き込みをお願いいたします。ここまでに記した内容にそぐわないと判断したコメントにはお返事いたしません。 すべての記事のコメント・トラックバックにつきましては、記事の内容に関連のないもの、管理人である私がふさわしくないと判断したものについては、その都度削除させて頂きます。 なお、このページにある項目については、日時の頭に付いているマークで項目の分類を行っています。 ◇チケットが取れていないもの、もしくは購入するかどうか決めていないもの。 ◆チケットが取れているもの、もしくは購入することが決まっているもの。 (↑この2つのマークが付いたものは、このページから後日削除されることがあります) ☆すでに出かけたもの、もしくは購入したもの。 ★このブログに感想記事が更新されているもの。タイトルから記事へリンクしています。


更新記録
2019.01.03 記事作成・公開、2件登録

◇2018年12月8日(土)-1月27日(日)
「巡礼への道のり -東山魁夷・平山郁夫-」
市川市東山魁夷記念館(千葉)

◆2019年1月20日(日)16:30
古武道新年会Vol.5
世田谷パブリックシアター(東京)

◆2019年2月3日(日)13:30
SINSKEデビュー15周年記念マリンバコンサート
「Plays AveMaria +」
浜離宮朝日ホール(東京)

◆2019年4月17日(水)13:30
奇跡の人
東京芸術劇場 プレイハウス(東京)

2018年12月30日 (日)

ごく私的なイベントメモ(2018年分)

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更新記録
2017.12.31 記事作成、2件登録
2018.01.02 記事公開
2018.12.30 17件登録、19件リンク追加、更新終了



★2018年1月2日(火)-3月4日(日)
「東山魁夷展-長野県信濃美術館東山魁夷館所蔵品による-」
東京富士美術館(東京)

★1月21日(日)16:00
古武道新年会Vol.4~初春の狂詩曲(ラプソディー)~
世田谷パブリックシアター(東京)

★2018年3月3日(日)-7月22日(日)
草間彌生「ALL ABOUT MY LOVE」
松本市美術館(松本)

★3月15日(木)13:30
藤原道山 尺八アンサンブルコンサート「風雅竹韻」
浜離宮朝日ホール(東京)

★2018年5月28日(月)・29日(火)13:00
藤原道山×SINSKE「花-FlowerS-」
~尺八とマリンバによる世界最小オーケストラ~

浜離宮朝日ホール(東京)

★2018年6月21日(木)19:00
藤原道山×SINSKE「花-FlowerS-」
~尺八とマリンバによる世界最小オーケストラ~

名古屋市熱田区文化小劇場(愛知)

★2018年6月19日(火)-9月24日(火・休)
ミケランジェロと理想の身体展
国立西洋美術館(東京)

★2018年7月3日(火)-9月3日(日)
「縄文 1万年の美の鼓動」展
東京国立博物館平成館(東京)

★2018年7月28日(土)-9月9日(日)
「描くこと この地との出会い」展
茅野市美術館(茅野)

★2018年8月4日(土)18:00
軽井沢夏の宵の狂言
軽井沢大賀ホール(軽井沢)

★2018年9月22日(土)13:00
ストラヴィンスキー:兵士の物語
まつもと市民芸術館実験劇場(松本)

★2018年10月24日(水)14:00
藤原道山&シュトイデ弦楽四重奏団
ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(神奈川)

★2018年10月5日(金)-2019年2月3日(日)
「フェルメール」展
上野の森美術館(東京)

★2018年10月24日(水)-12月3日(月)
「生誕110年 東山魁夷」展(東京展) [前期][後期]
新国立美術館(東京)

★2018年10月27日(土)-2019年1月20日(日)
「ムンク-共鳴する魂の叫び」展
東京都美術館(東京)

★2018年11月17日(土)-2019年1月20日(日)
「皇室ゆかりの美術」展
山種美術館(東京)

★2018年12月2日(日)13:00
豊饒の海
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA(東京)

★2018年4月4日(水)-2019年3月31日(日)
「花のジャポニスム」展
北澤美術館(諏訪)

★2018年9月23日(日)-12月16日(日)
「松平不昧」展
サンリツ服部美術館(諏訪)

2018年8月14日 (火)

軽井沢夏の宵の狂言

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毎年恒例の、軽井沢へ♪

軽井沢夏の宵の狂言
2018年8月4日(土)18:00より
軽井沢大賀ホールにて

解説:高野和憲
狂言「八幡前(やわたのまえ)」聟:内藤連/舅:石田幸雄/太郎冠者:月崎晴夫/教え手:深田博治
狂言「仏師(ぶっし)」すっぱ:野村万作/田舎者:飯田豪
狂言「千鳥(ちどり)」太郎冠者:野村萬斎/主:中村修一/次郎冠者:高野和憲

まずは演目解説から。今回は高野さんの解説。10年くらい…いやもっと前かな、解説されるのにまだ慣れてらっしゃらなかった頃には、すごく初々しくお話されていた姿が印象的だった高野さんも、最近はすごく流暢な感じでお話されるなあ…と思ったり。
そして、ひとつめは「八幡前(やわたのまえ)」。石清水八幡宮の近くに住む長者が聟を募集していると知った若者が、我こそはと思い立つものの自分には秀でた芸がないので、付け焼刃で何とかしようと知り合いに頼む…というお話。付け焼刃で気に入られたとしても、後々絶対に困ったことになるだろうに…と呆れるばかりですが、若者のあまりの駄目さ加減に、万が一のときのために控えていた知り合いも嫌気がさし、匙を投げることに。意地が悪いとは思いつつ、ちょっとスッキリしました。
ところで…、この曲は今回初めて見たはずなのに、初めてな感じがしないなあ、実は前にも見たのか…?とモヤモヤしていたのですが、ふと、「萩大名」のことを思い出しました。モヤモヤが晴れて、これもスッキリです。
休憩をはさみ、ふたつめは「仏師(ぶっし)」。お堂を建てたばかりの田舎の人が、仏像を作ってくれる人をさがして都に来ると、すっぱ(いたずら者)が仏師を名乗り、仏像の代金をだまし取ろうとする…というお話。素朴で疑うことを知らない田舎の人が、すっぱの策略にまんまと騙されてしまうのか…と思いきや、仏像の姿に対する注文を次々に投げかけて、すっぱを慌てさせるところが面白いところ。仏像と仏師の一人二役であたふたするすっぱを演じるのは万作さん。すっぱは悪いことをしている人なのに、なんとも可愛らしく憎めない感じにも見えてきます。
そして最後は「千鳥(ちどり)」。主人から、明日の信じに必要な酒を手に入れるよう命じられた太郎冠者。しかし酒屋への支払いが滞っており、酒屋は酒を渡そうとはせず、太郎冠者は一計を案じる…というお話。太郎冠者を演じるのは萬斎さん、対する酒屋を演じるのは高野さん。太郎冠者が、代金の米を今運んでくるところだとか言い訳をしたり、歌やおどりで酒屋の気をそらしたり、色々な手を使って酒を持ち帰ろうとし、酒屋もそこは分かっていて太郎冠者の動きを制したり…、その駆け引きが面白くてたくさん笑いました。

今年はとても暑い夏ですが、軽井沢はちょっとだけ涼しく、そんな夏の夜に楽しい時間を過ごしました。

2017年12月31日 (日)

ごく私的なイベントメモ(2017年分)

「イベントメモ」についての説明
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更新記録
2016.12.31 記事作成、11件登録
2017.01.02 記事公開
2017.04.30 8件追加、9件リンク追加、1件変更、1件削除
2017.05.03 1件リンク追加
2017.12.31 8件追加、18件リンク追加※更新終了

★1月21日(土)18:00
古武道新年会 vol.3
世田谷パブリックシアター(東京)

★(2016年)12月10日(土)~1月29日(日)
東山魁夷「習作 十二景」-彌生会とその時代
東山魁夷記念館(千葉)

★2月9日(木)~3月28日(火)
東山魁夷館平成28年度第Ⅵ期常設展示「芸術の世界に年齢はない」
東山魁夷館(長野)

★2月18日(土)13:00
俺たち賞金稼ぎ団
THEATRE1010(東京)

★2月28日(火)13:30
藤原道山「風雅竹縜」
浜離宮朝日ホール(東京)

★2月3日(金)-3月26日(日)
江戸の絶景 雪月花
太田記念美術館(東京)

★2月22日(水)-5月22日(月)
草間彌生 わが永遠の魂
国立新美術館(東京)

★3月8日(水)~6月5日(月)
国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業
ミュシャ展
国立新美術館(東京)

★3月10日(金)18:30
古武道 10th Anniversaryコンサート
館内ホール(横浜)

★3月30日(木)~5月30日(火)
東山魁夷館改修前特別展
東山魁夷 永遠の風景-館蔵本制作一挙公開-
東山魁夷館(長野)

★4月3日(月)-2018年3月31日(土)
ガレのジャポニスム展
北澤美術館(諏訪)
(1月24日(火)-4月24日(月)北澤コレクション名品展 春)

★4月18日(火)~7月2日(日)
ボイマンス美術館所蔵
ブリューゲル「バベルの塔」展
東京都美術館(東京)

★4月26日(水)13:00
ハムレット
東京芸術劇場プレイハウス(東京)

★5月17日(水)14:00
ハムレット
松本市民芸術館主ホール(松本)

★6月7日(水)13:30
藤原道山×SINSKE「四季-春夏秋冬-」
浜離宮朝日ホール(東京)

★7月4日(火)-8月6日(日)
大河ドラマ「おんな城主直虎」特別展「直虎から直政へ」
江戸東京博物館(東京)

★7月14日(金)19:00
藤原道山×SINSKE「四季-春夏秋冬-」
熱田区文化小劇場(愛知・名古屋)

★7月29日(土)15:30
青島広志の「バレエ音楽ってステキ!」
Bunkamuraオーチャードホール(東京)

★8月5日(土)18:00
軽井沢夏の宵の狂言
軽井沢大賀ホール(軽井沢)

★9月1日(金)18:00
野村萬斎「狂言を楽しむ会」
北野文芸座にて

★9月16日(土)-30日(土)
信濃美術館クロージング ネオヴィジョン 新たな広がり
信濃美術館(長野)

★9月26日(火)-11月26日(日)
運慶展
東京国立博物館(東京)

★10月28日(土)-11月26日(日)
創立130周年記念
皇室の彩(いろどり)展
東京藝術大学美術館(東京)

★10月24日(火)-2018年1月8日(月・祝)
ゴッホ展 巡りゆく日本の夢
東京都美術館(東京)

★10月21日(土)-2018年1月28日(日)
北斎とジャポニスム展
北斎とジャポニスム展
国立西洋美術館(東京)

★10月28日(土)16:30/29日(日)
古武道 10th Anniversary Concert in 八ヶ岳 ~山紫水明の音~
古武道親睦会vol.9in八ヶ岳
八ヶ岳高原音楽堂(南牧)

★011月5日(日)15:00
古武道コンサート“十年祭”
まつもと市民芸術館小ホール(松本)

★11月26日(日)15:30
古武道 10th Anniversary“十年祭”ファイナル
東京国際フォーラム ホールC

2017年9月 7日 (木)

野村萬斎狂言を楽しむ会in北野文芸座

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昨年行かれなかったので2年ぶり。

野村萬斎「狂言を楽しむ会」
2017年9月1日(金)夜の部:18:00より
北野文芸座にて

解説 野村萬斎
狂言 梟やまぶし(ふくろやまぶし)
   山伏:石田幸雄、兄:飯田豪、弟:中村修一
狂言 川上(かわかみ)
   盲目の夫:野村萬斎、妻:高野和憲

北野文芸座は、昨年の公演に出かけられなかったので2年ぶり。そして、先月の軽井沢での公演以来から約1か月ぶりの萬斎さん。とはいえ、萬斎さん自身は、その1か月の間に能の催しのため長野県内だけでも上田と坂城の2か所を訪れていたとか。また、この日の前日には北海道の旭川で公演をされていたとか。お忙しすぎですね…。
そんなお話を盛り込みつつの萬斎さんの解説をお聞きしてから、いよいよ狂言へ。
まずひとつめは「梟山伏」。山から帰ってきて以来様子がおかしくなった弟を心配した兄が山伏に祈祷を依頼。山で弟は梟の巣にいたずらをしたことが分かり祈り始める山伏。しかしそうこうするうち兄も様子がおかしくなり、そして山伏も…というお話。こういう不思議なものが普通に信じられていた時代のお話とすれば、ああ本当にこういうことがあったんだなあという感じではあるし、また、最後に山伏にも梟が憑いてしまった…というのは、もう疲れてしまって自分も梟になっちゃえ!と思っての行動というのもありそう…とふと思いました。
休憩をはさんで「川上」。盲目の夫が川上の地蔵にお参りすると目が見えるようになったものの、引き換えに妻とは別れるようにというお告げも受ける…というお話。この曲、先月軽井沢でも観ましたが、その時は夫が萬斎さんのお父様の万作さんでした。萬斎さんが解説のなかで「最近おやじ(万作)さんが得意にしていてよくやっている」とおっしゃっていたのですが、それほどたくさん観に行くわけではない私でもこの数年に何度か観ている気がします。そして今回は萬斎さんが夫。年恰好とかビジュアル的なものによって見え方が違うというのが、短い間隔で見比べたのでよりよく分かった気がします。そして、ところどころ、ああこの部分はすごく万作さんの演じる夫らしさを萬斎さんが演じても感じる…と思うところもあって、これから萬斎さんが少しずつ年を重ねて観る側の感じ方が変わったりしていくところ見ていくことができるのかもしれないなあ…なんてことも思いました。
前回訪れた2年前はちょうど善光寺の御開帳の時期と重なり、駐車場などの心配があって久しぶりに電車で出かけました。今回は近くにホテルを取っていつもの年よりのんびり滞在しつつの鑑賞になって、その分色々と出かけることができた場所もあったのですが、それについてはまたあらためて。

2017年8月 8日 (火)

軽井沢夏の宵の狂言

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今年も行ってきました。

軽井沢夏の宵の狂言
2017年8月5日(土)18:00より
軽井沢大賀ホールにて

解説:野村萬斎
狂言「磁石(じしゃく)」すっぱ:石田幸雄/田舎者:中村修一/宿屋:岡聡史
狂言「川上(かわかみ・)」盲目の夫:野村万作/妻:高野和憲
狂言「文荷(ふみにない)」太郎冠者:野村萬斎/主:月崎晴夫/次郎冠者:深田博治

まずは萬斎さんの解説から。演目について、そして狂言を観るときのルールについて、面白く分かりやすく解説してくださりつつ、いっぱい脱線して持ち時間をオーバーする感じは、まあ毎年恒例という感じでしょうか(苦笑)。
そしてまず、「磁石」。遠江の国の田舎者が京へ向かう途中で立ち寄った近江の国の大津松本の市で見物中、すっぱに声をかけられ危うく人買いに売られそうになる…というお話。右も左もわからない田舎者をだます悪い奴であるすっぱと宿屋が、だます相手である田舎者にしてやられるところ、痛快というところもあるうえに間が抜けていてなんだか憎めなくて、人身売買というかなり悪質な話も出てくるのに笑ってしまえるところが狂言らしいところ。
続いて「川上」。目が見えない夫が、目が見えるようになりたいということで霊験あらたかな川上の地蔵にお詣りすると目が見えるようになるのですが、その一方で長年連れ添い目の見えなくなった自分を支えてきた妻は悪縁なのですぐに離縁しなければまた目は見えなくなる…とお告げがあるというお話。最初は、目が見えるようになったことを喜んで、お告げ通りに妻とも離縁しようとする夫。しかし妻の憤りと覚悟に触れた夫は結局、妻とは離縁せず再び目が見えなくなる道を選ぶのですが…、夫の目が見えるようになったのならば、と妻が離縁を選ぶというのもアリかもしれないし…と、どんな選択がよりお互いを思う気持ちからのものか…というのは見る人それぞれによって違うのかも、と色々考えさせられるものがありました。
休憩をはさみ最後は「文荷」。主人から恋文を届けるように命じられる太郎冠者と次郎冠者。文を届けに行こう…という段になるまでも、なんやかやと理由をつけて届けに行くのを断りたい家来ふたり。そして届ける道中にもその文を持ちたくないふたりはそれを押し付け合う、という…。そこまでしてふたりが気が進まないのは、主人が熱をあげている相手というのが実は年若い少年だから。そして家来ふたりにはそんな主人の気持ちが理解できないから。そしてふたりは主人から預かった手紙を開けて読んでしまい、読んでいるうちに手紙に大変な事態が起こる…という。きわめて個人的な手紙を開けて読まれて笑いものにされた主人には本当に気の毒ですが…笑えて仕方ないですね…。

今年も暑い夏のひとときを狂言でしばし忘れる時間を過ごすことができました。
とはいえ、軽井沢は他の場所よりもずっと涼しく過ごしやすかったですけども(苦笑)。

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おまけ。今回は上田に滞在し電車で軽井沢まで出かけました。
軽井沢駅のホームには、いつか乗ってみたい憧れの「ろくもん」が停まっていました。

2017年4月20日 (木)

唐人相撲/MANSAIボレロ

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狂言はちょっと久々。

2017年4月9日(日)13:00より
「狂言「唐人相撲」/MANSAI「ボレロ」」
世田谷パブリックシアターにて

 狂言「唐人相撲」
  皇帝:野村万作/相撲取り:野村萬斎/通辞:石田幸雄 ほか
 MANSAI「ボレロ」
  野村萬斎
 ポストトーク
  野村萬斎・永井多恵子(世田谷パブリックシアター館長)

さて…今回の公演は世田谷パブリックシアター20周年記念の始まりというおめでたい催し。
まずは狂言、唐人相撲です。
主人公は日本での相撲に飽きて唐へ渡った相撲取り。しかし日本が恋しくなり帰国を思い立ち皇帝に願い出ると、では最後に相撲を取って見せなさいということになり…というお話。皇帝のお付きの人々がたくさん登場する賑やかな行列が楽しく、その人たちが次々に、そして様々な方法で相撲取りに挑むところでは次の展開がいちいち楽しみで面白いところです。
そして休憩をはさんで「ボレロ」へ。
音楽と、舞台上の萬斎さんの動きひとつひとつにぐっと引き込まれて、約20分間があっという間で、いつまでも見ていたいような気分になりました。「ボレロ」を観るのは久しぶりでしたが、またこうして目にする機会があって本当によかったです。
終演後、萬斎さんと館長である永井多恵子さんとのポストトーク。
テーマは主に、今年度の世田谷パブリックシアターが計画している公演やイベントについて。萬斎さんは、芸術にはどこかショックがないととお話されていましたが、そういう、びっくりするようなことやオッ!と思うようなことがあって興味を持つということはあると思うので、なんとなく分かる気がしました。
なんだか、萬斎さんのびっくりするようなことをずっと見続けていますが、今年もまた色々見られそうで、楽しめそうで、ワクワクしています。

2016年12月31日 (土)

ごく私的なイベントメモ(2016年分)

「イベントメモ」についての説明
この記事は、私がこれから出かける、もしくは購入する予定のものなどをまとめたメモです。2013年中は追加・変更があれば随時加筆修正し、日時を修正していきます。
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更新記録
2015.12.30 記事作成、6件登録
2016.01.24 2件リンク追加
2016.02.29 3件追加、1件リンク追加
2016.05.23 3件追加、3件リンク追加
2016.06.30 3件追加、2件リンク追加
2016.08.31 2件追加、5件リンク追加
2016.12.31 4件変更、4件リンク追加※更新終了

★1月16日(土)14:00
古武道親睦会vol.8
六本木サテンドール(東京)

★1月17日(日)17:00
古武道新年会vol.2
世田谷パブリックシアター(東京)

★2月13日(土)15:00
古武道コンサート
小金井宮地楽器ホール(東京)

★3月31日(木)18:30
和風総本家コンサートin浅草
浅草公会堂(東京)

★5月8日(日)15:00
藤原道山×SINSKE 5th Anniversary コンサート
まつもと市民芸術館小ホール(松本)

★5月12日(木)19:00、13日(金)13:30
藤原道山×SINSKE 5th Anniversary コンサート
浜離宮朝日ホール(東京)

★6月11日(土)13:00~14:00、14:30~16:00
藤原道山尺八セミナー「涙そうそう」「甲乙」
目白(東京)

★6月19日(日)13:00
マクベス
世田谷パブリックシアター(東京)

★7月9日(土)12:30
斬劇「BASARA4皇」本能寺の変
Zeppブルーシアター六本木(東京)

★7月10日(日)16:30
上妻宏光コンサート-和心伝心-
かつしかシンフォニーヒルズ(東京)

★7月14日(木)19:00
藤原道山×SINSKE 5th Anniversary コンサート
梅田 ザ・フェニックスホール(大阪)

★8月6日(土)18:00
軽井沢夏の宵の狂言
軽井沢大賀ホール(軽井沢)

★8月19日(金)19:00
セイジ・オザワ・松本フェスティバル2016
オーケストラBプログラム

キッセイ文化ホール(松本)

★10月6日(木)18:30
野村万作 野村萬斎 塩尻狂言会
レザンホール大ホール(塩尻)

★11月12日(土)14:00
SINSKE MUSIC TRAVELERS
まつもと市民・芸術館スタジオ2(松本)

★11月19日(土)18:00
かもめ
まつもと市民芸術館主ホール(松本)

★11月28日(月)18:30
古武道コンサート
渋谷区文化総合センター大和田(東京)

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