演劇

2009年12月20日 (日)

ごく私的なイベントメモ&記事リンク(2009年分)

「イベントメモ」についての説明
この記事は、私がこれから出かける、もしくは購入する予定のものなどをまとめたメモです。2009年中は追加・変更があれば随時加筆修正し、だいたいいつでもトップページ(最新の1週間分)に表示されているように、日時を修正していきます。
備忘録的(もしくはまとめ的)な性格の記事であるため、コメントのみを受け付け、トラックバックは受け付けておりません。トラックバックしていただける方は、各記事へお願いいたします。なお頂いたコメントにつきまして、この記事の内容に関連のないもの、管理人である私がふさわしくないと判断したものについては、暫時削除させて頂きます。
なお、このページにある項目については、日時の頭に付いているマークで項目の分類を行っています。
◇チケットが取れていないもの、もしくは購入するかどうか決めていないもの。
◆チケットが取れているもの、もしくは購入することが決まっているもの。
(↑この2つのマークが付いたものは、このページから後日削除されることがあります)
☆すでに出かけたもの、もしくは購入したもの。
★このブログに感想記事が更新されているもの。タイトルから記事へリンクしています。


※更新記録
 2009.4.19 記事作成
 2009.4.21 1件日時追記
 2009.4.22 1件記事更新
  2009.4.25 1件記事更新
  2009.4.29 1件削除、1件追加
  2009.5.3   1件記事更新
                 1件追記、1件削除、2件追加 
 2009.5.13  1件記事更新
 2009.5.18  1件記事更新
 2009.6.18  2件追記、2件追加、1件記事更新
 2009.8.15  4件記事へのリンク追加、5件追加
 2009.11.18 更新記録整理
        3件追加、1件追記、2件削除
        3件記事へのリンク追加
 2009.12.13 記事タイトル変更
         3件追加
         2件記事へのリンク追加
         2010年分を暫定的に追加(2010年分のメモを作成し移動します)
 2009.12.20 3件記事へのリンク追加


★1月17日(土)11:30開演
映画「大坂ハムレット」初日舞台挨拶
inシネスイッチ銀座(東京)

★1月17日(土)18:00開演
冬の絵空
in世田谷パブリックシアター(東京)

★2月4日発売
CHAGE&ASKAベストアルバム「VERY BEST NOTHING BUT C&A」

★2月15日(日)18:30開演
三響会presents珠響(たまゆら)
inサントリーホール大ホール(東京)

★2月25日(水)発売
ASKAシングル「あなたが泣くことはない」

☆2月25日(水)発売
ASKA DVD「ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008“SCENE”」

☆2月25日(水)発売
藤原道山アルバム「故郷 日本の四季」

★3月15日(日)14:00開演
ピランデッロのヘンリー四世
inまつもと市民芸術館実験劇場(松本)

★3月20日(金・祝)14:00開演
邦楽未来図コンサート
in下諏訪文化センター小ホール(下諏訪)

★3月25日(水)発売
CHAGEアルバム「Many Happy Returns」

★3月28日(土)18:00開演
ASKA CONCERT TOUR 2009 WALK
in 千葉県文化会館大ホール
(千葉)※ネタバレ!

★4月10日(金)発売
CHAGE写真集「歌写(かしゃッ)!♪ 写真で綴る幸せな音符」

★4月11日(土)18:00開演
ASKA CONCERT TOUR 2009 WALK
in 名古屋国際会議場センチュリーホール
(名古屋)※ネタバレ!


★4月29日(水・祝)16:00開演
藤原道山ライブ~故郷~ スペシャルゲストSINSKE
inまつもと市民芸術館小ホール(松本)
 ※尺八ワークショップ13:00~

★5月8日(金)19:00開演
野村萬斎「狂言を楽しむ会」
in北野文芸座(長野)

★5月16日(土)18:30開演
ASKA CONCERT TOUR 2009 WALK
in ホクト文化ホール(長野県県民文化会館)大ホール
(長野)※ネタバレ!

◆5月20日(水)発売
CHAGE DVD「CHAGE CONCERT TOUR 2008 “アイシテル”」

★6月24日(水)発売
古武道アルバム「時ノ翼」

★6月27日(土)18:20開映
映画「ディア・ドクター」初日舞台挨拶
in池袋HUMAXシネマ(東京)

★6月28日(日)14:00開演※Aプロ
狂言劇場その六
in世田谷パブリックシアター(東京)

☆6月28日(日)17:00開演
ASKA CONCERT TOUR 2009 WALK SHOOTHING LIVE※ネタバレ
inNHKホール(東京)

★7月3日(金)19:00開演
Chageの細道2009※ネタバレ
in仙台電力ホール(宮城)

★7月17日(金)19:00開演
森山直太朗コンサートツアー2009「どこまで細部になれるだろう」※ネタバレ
in茅野市民館マルチ(大)ホール(茅野)

★7月24日(金)18:30開演
ニュー・アルバム「時ノ翼」発売記念
古武道ミニ・コンサート

in銀座山野楽器本店7階イベントスペースJamSpot(東京)

★7月25日(土)18:00開演
Chageの寄り道高原リゾート編
(Summer Greetinng Live Chage in 安曇野)
in安曇野穂高ビューホテルバンケットホール「アルプス」(穂高)

★8月1日(土)18:00開演
軽井沢夏の宵の狂言
in軽井沢大賀ホール(軽井沢)

★8月21日(金)18:30開演
Chageの細道2009
in山梨県立県民文化ホール小ホール(山梨)

★10月2日(金)18:30開演
中島敦生誕100周年記念特別朗読会
狂言師、敦「わが西遊記-悟浄出世・歎異-」を語り読む。

in横浜能楽堂(横浜)

★10月31日(土)13:00開演
第12回小津安二郎記念蓼科高原映画祭
オープニング&映画『おくりびと』上映&舞台トーク

in茅野市民館マルチホール(茅野)

★11月25日(水)発売
ASKA クリスマスカバーミニアルバム『STANDARD』

★11月25日(水)発売
ASKA DVD「ASKA CONCERT TOUR 2009 WALK」

★11月28日(土)18:30開演
Chageの細道※ネタバレ
inゆうぽうと(東京)

★12月17日(木)18:30開演
ASKA THE MELODY YOU HEARD THAT NIGHT
「昭和が見ていたクリスマス」

in東京国際フォーラムホールA(東京)

★12月18日(金)19:00開演
エドワード・ボンドの「リア」
inまつもと市民芸術館実験劇場(松本)

◆12月26日(土)12:30開演
ANJIN イングリッシュサムライ
in天王洲銀河劇場(東京)

◆12月26日(土)18:00開演
古武道忘年会 師走の協奏曲(コンチェルト)
in世田谷パブリックシアター(東京)

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※2010年分(後日2010年分メモを作成し移動します)

◇2月10日(水)発売
ASKA セルフカヴァーアルバム(タイトル未定)

◆2月13日(土)17:00開演
ASKA 10DAYS SPECIAL
グッバイ&サンキュー 東京厚生年金会館-ここにあなたの足跡を-
in 東京厚生年金会館(東京)

◇2月下旬発売予定
Chage ドキュメントDVD(タイトル未定)

◆3月12日(金)19:00開演
マクベス
in世田谷パブリックシアター(東京)

◆3月13日(土)15:00開演
ムジカ・タテシナ vol.2
村治佳織ギター・リサイタル ゲスト:古川展生(チェロ)
in茅野市民館コンサートホール(茅野)

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2009年12月 2日 (水)

バラバラ!(笑)

Makubesuきのう家に届いたお芝居のチラシ。
野村萬斎さん主演で来年3月に上演される『マクベス』のもの。
透明な封筒に入っていたので、腕や脚がバラバラになった萬斎さんの姿が丸見え。私も見てもちろんギョッとしましたが、届くまでの過程でこれを目にした人もびっくりしたのでは…と想像したら結構可笑しかったです。
さて。今年は仕事の関係だったり、他の趣味が忙しかったり、ChageさんとASKAさんが別々にツアーをやっているのに出かけたりしていたこともあって、なかなか自由になる時間が取れず、そんな流れの中で、萬斎さん主演の『国盗人』の再演を観に行くのを断念したのでした。なのでこの『マクベス』は何としてでも行きたい!
『マクベス』と言えば、劇団新感線の『メタルマクベス』を観たのが3年半ほど前。無事チケットが取れたら、もう一度原作を読みなおしてみたいと思います。

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2009年10月 2日 (金)

中島敦生誕100年記念特別朗読会 狂言師、敦「わが西遊記-悟浄出世・歎異」を語り読む。in横浜能楽堂

Yokohama仕事をお休みさせてもらい、横浜へやってきました。
私が大好きな、萬斎さんと道山さんの出演される朗読会です。


中島敦生誕100年記念特別朗読会
狂言師、敦「わが西遊記-悟浄出世・歎異」を語り読む。
横浜能楽堂にて、2009年10月2日18:30開演

出演 野村万作/野村万之介/野村萬斎/石田幸雄/深田博治/高野和憲/月崎晴夫
尺八 藤原道山

「悟浄出世」は、沙悟浄が三蔵法師のお供になるまでに“自分って何だろう?”と考え続け、色々な人と出会うお話。
そして「悟浄歎異」は、三蔵法師や孫悟空、猪八戒たちと旅をするようになった沙悟浄から見た彼らの姿が語られます。

難しい言葉も多いうえに哲学的な事柄がたくさん出てきますが…そんななかでもユーモアや躍動感を感じさせられ、朗読劇とは思えないほどの立体感を感じることができました。
笑ってしまったのは、石田幸雄さんがお婆さんなのにとても妖艶な妖怪を演じるシーン。その熱演ぶりに心を奪われました。そして、そのシーンでは舞台の上の萬斎さんの頬も緩んでいらっしゃるようでした(笑)。
また「悟浄歎異」のラストで、木々の隙間から覗く星空を見上げた沙悟浄が、隣りで眠る三蔵法師について思いを馳せるシーンの美しさにはドキドキさせられました。
日本語の美しさを堪能して、機会があればこの作品を読んでみたいなぁと思いました。

そして忘れてはいけないのが、尺八を奏でる道山さん。場面転換の合図やBGM的なものはもちろん、効果音や心象風景を描く音まで、本当に多彩で。私が最初に道山さんのことを意識し始めたのが、やっぱり萬斎さんと共演された「敦」だったので、そうそうこれこれ…!と、ワクワクしました。

それから…なんと今度「敦Ⅱ」が世田谷パブリックシアターで上演される予定とのことで、これはぜひ観に行かなければ…!という感じです。

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2009年3月15日 (日)

『ピランデッロのヘンリー四世』inまつもと市民芸術館

Henry4_2ずいぶん久しぶりな気もしていましたが…意外にもたった2ヶ月ぶりの演劇鑑賞です。でも実際、地元でのものはすごく久しぶり。


『ピランデッロのヘンリー四世』
まつもと市民芸術館・実験劇場にて 3月15日(日)14:00開演

作:ルイージ・ピランデッロ/演出:白井晃
出演:串田和美/秋山菜津子/千葉哲也/白井晃/長谷部瞳/中山夢歩/櫻井章喜/反田孝幸/大林洋平/佐藤卓/池田六之助/

20年間館にこもり、自分をかつて仮装パーティで演じた11世紀のドイツ皇帝・ヘンリー四世だと思いこみ生きている男と、彼に付き合い従者を演じる男たち。館にこもるこの男はいったい誰なのか。演じているのか、それとも…。


一昨年の『ヒステリア』、昨年の『ジャックとその主人』に続く、串田和美さんと白井晃さんによるプロジェクト第三弾。最終日に行ってきました。
前の2作もそうですが…多少とっつきにくいところもありながら、ふっと笑ってしまう部分だったり、かなり深く色々なことを考えさせられる部分があったり…そういう意味では、お腹の底から笑えるとか、ワクワクするとか、そういう類いの作品ではないものの、観ることまもちろん、考えることが楽しい作品のように感じました。まぁそういうところでは、好き嫌いが分かれる作品でもあるのでしょうけれど…。

仮装パーティでヘンリー四世を演じているときに馬から落ちて頭を打ったせいで、自分をヘンリー四世そのものだと思い込んでいる男。しかし後半、彼が実は途中から正気に戻っていたのに、その後もあえて気が違っている振りをしていたと告白します。
若いときを狂気のなかで過ごしてしまったことに気づいたときの悔しさや、いまさら正気に戻っても周囲はそういう目で見続けるだろう…という絶望。そして自分をヘンリー四世だと思い込んでいる男を演じ続けることに決めた彼は、ずっと正気だったかもしれないけれど、その行為はどこか狂気に近いようなものすら感じ、終盤にかけてどんどん引き込まれました。

今回のは、ずっとチケットを買いそびれてて観逃すかも…と思ってましたが、先週末に他のチケットを買いに行ったついでにお尋ねしたらまだ大丈夫とのことだったので、なんとか間に合ったという感じ。観に行かれて良かったなと思いました。
なんだか、この時期になると串田さんと白井さんのお芝居を観るのが恒例になっている気もします。来年もまた観られたらいいなと思います。


ブログ内関連記事
ヒステリア(2007年)※前々作のレビュー
ジャックとその主人(2008年)※前作のレビュー

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2009年1月19日 (月)

「冬の絵空」in世田谷パブリックシアター

Fuyunoezora_2先週末の東京行き、いちばんの目的がこちら。
思えば、萬斎さんの出るもの以外でここの劇場に行くのは滅多にないことですが…。


「冬の絵空」
世田谷パブリックシアターにて1月17日(土)18:00開演

時は元禄。人気役者・沢村宗十郎は豪商・天野屋利兵衛に、娘のおかるを嫁に欲しいと願い出るものの、全く相手にされません。一方、大石内蔵助は主君・浅野内匠頭が吉良上野介を相手に起こした刃傷沙汰によって切腹・領地召し上げとなりながら、お家再興を図ろうとしていました。
利兵衛は、大石と赤穂浪士たちの討ち入りを期待していましたが、大石にその意思が薄く、また赤穂浪士たちの評判が落ちていることを知って、一計を案じます。それは、おかるを嫁にやることを条件として、宗十郎にある芝居を演じさせることだったのです…。


普段、テレビや映画で観ている俳優さんを生で見てみたい、ということで。今回は藤木直人さんを見たくて行ってきました(ミーハーですね…)。宗十郎を演じる藤木さんは…もともと整った顔立ちのうえに、やっぱり舞台のメイクはテレビとは違うからなのか…怖いくらいの男前でした。今度は舞台メイクじゃない藤木さんも見られるように頑張ります(?)。
それから、チラシを見て想像していたよりもコメディぽいシーンが多くて、なんだか結構笑ってしまいました。とくに、生瀬さん演じる利兵衛は、登場したところからパッと心を掴まれる感じ。さすがだなぁと思いました。笑わせるところと、スッと引くようなところとのギャップ。ほんとにストンと、あっという間に落とすなぁと。あとは、片桐仁さんが演じる、利兵衛やおかるの後をくっついて歩くシロ。ちょっとした仕草だったりがなんとも可笑しかったです。



沢村宗十郎    藤木直人
大石内蔵助   橋本じゅん
おかる/尼僧  中越典子
浅野内匠頭   中村まこと
シロ/犬男    片桐仁
吉良上野介   粟根まこと
天野屋利兵衛 生瀬勝久

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2008年10月23日 (木)

MANSAI◎解体新書

Kaitaimansai5月に買ったというのに、今頃読んでみたり(笑)。


野村萬斎・著
『MANSAI◎解体新書』

私はいままで一度も行ったことなかったんですが…「MANSAI◎解体新書」は、萬斎さんが芸術監督をされている世田谷パブリックシアターでの、演劇や表現することについて考えるというシリーズ企画。この本ではそのトークやパフォーマンスの様子を、写真を交えて紹介しています。
私が興味深かったのは、茶道家の千宗屋さんと脳の研究をしている池谷裕二さんが出演の会での、「真上からものを見ることがないのに、それをイメージできる脳の不思議」というところです。茶道の世界では、茶室での足の運びや道具の置き方を示した古い分権なども真上から見た図になっているそうですが、他の分野でも、例えば、ダンスのステップを図解したものなんかも真上から見た形になっていたり、こういうものは沢山あるので、誰か特別な人が持つ能力と言うより、脳がもともと持っている不思議な能力なのかなあ…という気がしました。
専門家の人同士が喋ったりするので、もっと難しい話になったりするのかなぁと思いましたが、まったく理解できないということはなくてですね、身近なことに喩えられたもしていて分かりやすく、なんとか読み終えることができました。

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2008年7月28日 (月)

「blast2:MIⅩ」inまつもと市民芸術館

Blast2mix個人的には何やらイベント続きですが…最近しきりとテレビなどで宣伝している舞台を観てきました♪

「blast2:MIX」
まつもと市民芸術館にて7月27日12:00開演
―金管楽器、パーカッション、木管楽器、カラーガード、バトントワリング。パフォーマーたちが魅せる超絶技巧、究極のアンサンブル、超人的な動きの数々。

実は…2006年の来日公演のときにも「なんか面白そう♪」という単純な動機でチケット買ったんですが、ちょうど集中豪雨が襲ったときで、松本はともかく私の住む地域は半ば陸の孤島状態でして…その影響で仕事関係でも予想外のアクシデントがあったりなんかして、やむなく諦めたんでした。というわけで今回は待ちに待った、「Blast」初体験となりました。
そんなこんなで期待はめちゃくちゃ大きくなっていたんですが、その期待通り、いえそれ以上に面白くてカッコよくて…とにかくすごかったです。
体力のなさと運動神経の鈍さには絶対的な自信(?)を持つ私にとっては、ステージに登場するすべての人のパフォーマンスが、信じられない次元のものという気がしました。楽器を演奏するだけでもかなりの体力を要するはずなのに、そのうえダンスしたりもするわけで…すごいなぁとただただ驚くばかりです。
それに、ステージにはたくさんの仕掛けがあったり、ステージだけに留まらず客席までも使ったパフォーマンスでたくさん楽しませてもらいました。

Blast2mix2何がなんだか分からない写真で申し訳ありませんが…、休憩時間に行われたロビーでのパフォーマンスの模様。この時はフラッシュなしでの写真撮影OKでした(が、ズームで寄ってもこの写り具合…)。
Blast2mix3そして終演後にもロビーでパフォーマンスがありました。かなりの盛り上がりでした。出演者の人たちに近い場所で見ていたので、何人かのカッコイイお兄さん・お姉さん(と言ってもほとんどが年下らしいです…苦笑)と握手やハイタッチをさせてもらっちゃいました♪

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2008年5月24日 (土)

『わが魂は輝く水なり』inシアターコクーン

Theatercocoon上演期間もかなり終わりに近づいた感がありますが…ようやく、観に行ってきました。チケット取ったのもかなり遅かったので、そんなに良い席ではなかったですが、舞台への集中度と客席との一体感を謳っている劇場だけあって、なかなか見易く、また居心地のいい会場でした。

『わが魂は輝く水なり』
(Bunkamuraシアターコクーンにて)

平安末期、源平合戦のさなか。
平安の武将・斎藤実盛(野村萬斎)は、60歳という老齢の身ながら合戦が続く日々を送っていました。敵は木曽義仲。かつて幼い義仲の命を救ったのは、ほかでもない実盛。そして実盛の息子・五郎(尾上菊之助)は同世代の義仲、巴(秋山菜津子)らと親交を深め、京に向かい兵を挙げた彼らと行動を共にしていました。しかし五郎は不慮の死を遂げ、今は亡霊となって実盛の傍らにいるのでした。
そしてついに、実盛のもうひとりの息子・六郎(坂東亀三郎)までもが義仲のもとに走ってしまいます。…しかし、六郎が見た義仲軍はあまりにも無残で…。


冒頭、琵琶の音と「祇園精舎の鐘の声…」で始まる平家物語。そこから何か、不思議な力が働いたみたいに、舞台に意識が吸い寄せられていきました。で…緊張感と、それがちょっと緩む、コミカルなシーンがいい具合に混ざり合って、そのバランス感覚がすごいなぁと思いました。

萬斎さんが演じるのは、白髪に髭で腰を曲げて歩く老齢の武将・実盛。普段狂言の舞台などで拝見する颯爽とした(太郎冠者とかの)姿とはがらりと変わった様子でしたが、またこれも良かったです。そして、後半の合戦の場面では、見事な殺陣。「え?え?今どうやって動いたの?」って目を瞬いてしまったところもあって…そのスピードと俊敏さ、身のこなしの軽やかさはさすがだなぁと…今年初めにNHKで放送していた『鞍馬天狗』を思い出しました。
そして…いちばん最初に舞台に登場したのは、五郎を演じる尾上菊之助さん。もちろん美しかったんですけども、私はとくに、声が…ほんとに清々しくていいなぁ、好きだなぁと思いました。父親の実盛について歩く亡霊、という役柄(?)でしたが、そのちょっと現実離れした雰囲気に引き込まれ、また親子の間での会話だったり…それが面白くってかなり笑ってしまいました。
実盛以外には見えない、そして聞こえない五郎の姿と声。そんな彼と話す実盛は、周囲からキ×ガイではないか…と疑われていく、その様子もかなり滑稽でしたねぇ…。
かと思えば、実盛がふたりの息子に対して抱く複雑な思いや、戦いを続ける中でそこに関わる人々をどこかまともでいさせなくするなにか…が姿を現してきたりして、ドキドキさせられます。

私は萬斎さんが好きだからこのお芝居を観に行ったわけですけど…もちろん萬斎さんの素晴らしさは言うに及ばず、菊之助さんは菊之助さんで、美しいばかりでなくコミカルな部分も見せてくれて…それもいいなぁと思えて、また秋山菜津子さんの演じる巴が見せる可憐だったかと思えば勇ましい様子に心奪われ…、亀三郎さんの演じる六郎から見える野心とひたむきさにドキドキさせられ…。そうそう。私は長谷川博巳さんの演じる惟盛もかなり好きでした。なんというか…いい意味でも悪い意味でもお坊ちゃんな感じと飄々としたところが笑いを誘いました。…それぞれのキャラクターがすごく魅力的で、萬斎さんが出ていない場面もみんな見所いっぱいで楽しませてもらいました。

この間読んだ「婦人公論」での萬斎さんと蜷川さんの対談。蜷川さんは「液体を用意してます」と言っておられて、「オイディプス王」のときは血糊だったんですけど、さて今回は何だろう?と思っていたら…最後に白粉(おしろい)と紅(べに)が出てきて…合戦のなかで自らの老いた姿が目立つ、という理由で髪を黒く染め白粉まで塗ってしまうという(笑)。狂言では若者だろうが女性だろうが素顔で演じるので、普段は見られない光景にびっくりでしたが…、見かねて手直しをしてあげる五郎っていうその辺りが更に可笑しかったです。

まぁそんなこんなで(?)、ほんっとに楽しませてもらったお芝居でした。
もっと先のような気がしていましたが、来週末、6月1日には萬斎さんが「塩尻能」への出演で塩尻にいらっしゃいます。曲は「梟山伏」。今年初めて地元で観る萬斎さん。楽しみです。
また、コクーンでは平成中村座「夏祭浪花鑑」のポスターを見ました。6月に公演があるそうですが、まつもと市民芸術館での公演は7月前半。こちらはなんとかチケットが取れたので、楽しみに待ちたいと思います。

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2008年5月16日 (金)

相討ち対談

母から借りた「婦人公論」5月22日号に載っていた、蜷川幸雄さんと野村萬斎さんの対談を読みました。…いえ、いつもこの雑誌を読んでいるわけじゃなく、萬斎さんが載っていたからってことで、母が「読む?」って感じで持ってきた、という…。

現在シアターコクーンで上演中の『わが魂は輝く水なり』についてのお話…は、それほどなくて、でもとても興味深く、楽しく読みました。
『オイディプス王』のときのお話は、実際に観たお芝居なので、対談のなかで話題にのぼった、血糊の登場するところを思い出したりして…。狂言にはない、血みどろになって演じるとか、流動物(液体とか)を使ったお芝居についての萬斎さんの「狂言では、ないものをあるつもりでやっているけれど、それが実際にあったらもっと乗れるじゃない?」という考え方も面白いというか…、演じることや、それを人に見せるということについての貪欲さみたいなものを感じて、やっぱりすごい人だなぁと思ったりしました。
また、対する蜷川さんのパワフルさとか…、もう充分すぎるくらいなのに、まだまだ…という感じで、ちょっとでもいい仕事をできないかな、と考えているところや、新しいものを求める姿勢がすごいな、と思います。

来週末、そんなおふたりの演出家と俳優として2度目のお仕事となる、『わが魂は輝く水なり』を観ます。いいタイミングで非常に興味深い対談を読むことが出来て良かったです。

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2008年5月10日 (土)

『日本語を読む』Aプロ『星の王子さま』inシアタートラム

Theatertram先月に続き、東京へ。世田谷・三軒茶屋です。今までパブリックシアターではよく、萬斎さんの舞台を観てましたが、シアタートラムは初めて入りました。初体験の感想としては…何度か行っている、まつもと市民芸術館の小さいホール(小ホールとか実験劇場)と雰囲気が一緒で、初めての場所なのに、なんだか…初めてという感じがしませんでした。

『日本語を読む』~リーディング形式による上演~
Aプロ『星の王子さま』
inシアタートラム
作:寺山修司 演出:今井朋彦
出演:上田桃子、内田淳子、久世星佳、千葉哲也、ともさと衣

内容としては、サン=テグジュペリの『星の王子さま』を元にした…でも本物の王子さまとかは出てこない感じの…もっとリアルな、日本の、東京が舞台で…という感じのお話(上手いこと表現できないのですが)。この戯曲を、普通のお芝居としてではなく、朗読劇風に演じていました。

あの『星の王子さま』は、小学生のころに初めて読んで、それからも何度となく読み返した内藤濯さん訳のとか、あと2~3年前に出版された池澤夏樹さん訳のも読んだことがあって、私の読書人生(?)のなかでも、いちばん長く関わってきた作品です。

…舞台は、なんだか訳あり…というか変てこなホテル。宿帳には名前ではなくヒツジの絵を描く、とか。で、そこにこれまた訳ありな親子が部屋を借りにやってきて…という感じで物語りは進みます。
なんか『星の王子さま』に出てくるものを、ちょこちょこ出してくるのが面白かったです。
今回見た役者さんたちはみんな初めて見る方たちでしたが、私の個人的な好みでは、宿の女主人役の内田淳子さんが、声の感じとかが心地よくて好きだなぁと思って…上手な方だなぁとも思いました。
また千葉哲也さんも、台本でいうト書きの部分と、訳あり親子の親のほうに迫る点燈夫の星役でしたが、点燈夫の星は、なんか危うい魅力?みたいなので…ちょっとドキドキしてしまいました。

そんなこんなで見所はいっぱいあったんですけども、こういう形式に慣れていないせいか、途中でなんども、意識がガクッと途切れそうになって…というか気持ちよくなりすぎみたいな…(笑)。
つまんないとかではないんですが、ちょっと長い時間は無理かも、という。上映時間は休憩なしの1時間程度ですが、この長さが限界じゃないかなぁと思いました。

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