きょう初日を迎えた、平成中村座の信州まつもと大歌舞伎。公演にさきがけ、昼間にお披露目として行われたお練りに出かけてきました。
…こんなところにサラッと書くことでもありませんが、お練りの模様を携帯電話のカメラで撮ったんですが、帰りに寄った映画館に携帯を忘れてしまい、いま手元にないので写真がUPできません。そんなわけで写真は後日載せますので、そのときに文章のほうも多少編集というか…追加があるかもしれません。
さて。交通規制の布かれる真っ只中の駐車場に車を停めたかったので、けっこう早めに松本へ着きました。で…2時間以上時間があったので1本映画を観てから沿道へ。1枚目の写真は、映画館からほど近い大名町通りの交差点から千歳橋方向の模様。を今か今かと待ち構える人が大勢。そして…15分くらいして遠くから太鼓の音が近づいてきて、いよいよ私の前にお練りの一行が。
「信州まつもと大歌舞伎お練り」という、白い大きな幟(のぼり)とお囃子を先頭に、市内の方たちによる御輿や山車(だし)がいくつか続いたあと、いよいよ役者さんたちの登場です。中村勘三郎さんを先頭に、演出の串田和美さん、中村扇雀さん、笹野高史さん、中村橋之助さん、片岡亀蔵さん、中村勘太郎さん、中村七之助さんがそれぞれのお名前の入った幟に続いて人力車でいらっしゃいました。彌十郎さんは、このあとの松本城でのセレモニーには参加されていましたが、体調を崩されたということで人力車には乗られなかったそうです。
みなさん、沿道に向かって手を振って応えてらっしゃいましたが、私の近くで、どさくさにまぎれて七之助さんに握手をして頂いていた方が…う、うらやましい…(苦笑)。
そこから、松本城に向かう道すがら、役者さんたちの人力車を追いかけて、沿道を埋め尽くす人の間を、薄っぺらい体を駆使してすり抜けながら、少しでもたくさんそのお姿を目にしよう!と頑張りました…。
写真は他にもたくさん撮らせていただきましたが、ここへ載せて良いものなのか判断に迷うところだったり、あとはあまり映りの良くないものがあったりということで、自分で見て楽しむ用にとっておきます。お練りの写真はこちらで見ることが出来ます(信州・まつもと大歌舞伎スタッフブログ)
そんなこんなで(?)松本城に到着して、お城の前の特設会場へ。すでにたくさんの人がいたので後ろのほうに遠慮がちに座らせてもらいました。しばらくしてセレモニー開始。役者さんをはじめ、関係者の方々が舞台上に。笹野さんがデジタルビデオカメラでお客さんを撮っていて、それに気づいた亀蔵さんと橋之助さんがカメラの前に回りこんでピースをして遊んでらっしゃいました(笑)。
菅谷市長さんなど関係者の方のご挨拶のあと、串田さんと役者の皆さんのご挨拶がおひとりずつありました。
勘三郎さんや串田さんは、お練りでの沿道からの熱い声援に、この公演に対する期待を感じられたということをお話されていて、勘三郎さんは「普通、パレードというのは優勝したりなんかしたときにやらせて頂くものですが、私たちはまだ何もしていないので、ぜひとも優勝を目指し…」と、公演に対する意気込みを話されて、また、串田さんは「この皆さんの熱気で、公演を観にいらっしゃる方もそうでない方も、みなさんで応援よろしく」と呼びかけていらっしゃいました。
そんななか笹野さんが、勘三郎さんの番なのに出て行こうとして見せたり、ご自分の番のときはマイクにおでこをぶつけて見せたりして、会場を沸かせていました。そして「暑いなか大変ですが、あの人がいちばん大変ですよ」と舞台脇にいた松本市のマスコットキャラクター・アルプちゃんを指差していました。確かに…普通の格好でも暑くて仕方ないあの陽気のなかでは、さぞかし辛いものでしょうね。そしてその後、司会をされていたSBCのアナウンサーの方が「でも、よい子のみなさん。アルプちゃんはアルプちゃんですよ~」と子どもの夢を壊さないようフォローしたことと、その言葉に対しての笹野さんのリアクションで、さらに会場が沸いてました(笑)。
扇雀さんは、とってもお声がきれいで朗々として…それを聞いてるだけでなんだか心地よい気分になって、炎天下での暑さも一瞬忘れそうになりました。
また、このセレモニーから参加された彌十郎さんは、公演で来たのは初めてながら蕎麦と馬肉と山歩きが好きでよく松本にいらっしゃるというお話でした。また、きょうは病院に行って点滴をされたそうです。公演中、暑い時期なのでお体に気をつけて頑張っていただきたいです。
亀蔵さんは「こんなのたくさんの方に来ていただいて、明日から松本で悪いことはできません。きょうからの公演頑張ります」と挨拶されていました。いったい、どんな悪いことをそようと…(笑)。
橋之助さんは「こちらに来てから“まつもとバージョン”を錬りに練っております」とおっしゃってました。なにか台詞とかで地域色を感じられるようなものがありそうで、その辺もちょっと期待してしまいます。
勘太郎さんは、頭に巻いていた手ぬぐいを取って前へ。なんでもきのう、松本市内の床屋さんで丸坊主にしたとかで、どうりで青々ときれいだと思いましたが…、陽射しが直に当たって熱射病になりそうですとおっしゃりながらも「松本最高ー!」と拳を振り上げてらっしゃって、若さを感じました。
そして最後に挨拶された七之助さんは「会場内の露店は切符がなくても入れます、もしかしたら役者が通るかも。当日券もまだあるようですので是非是非会場へ!」と熱く語っておられました。
で、最後に鏡開き。ここで開かれた樽のお酒は会場に集まった人にも振舞われるということでしたが、私は車だったので頂くことはできませんでした。残念。
暑さもあり大変でしたが、間近で役者さんたちのお姿を見るというまたとない機会、そしていよいよ始まる公演にむけて、楽しみな気持ちがますます高まったイベントでした。
また最後になりましたが、このお練りに警備や会場整備などで参加された市民サポーターや関係者の皆さん、暑いなか、ほんとうにお疲れ様でした。
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